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ショッピングセンターのエスカレーターで見る導線とスーパーマーケットはマーケティングの宝庫だということ

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Webマーケティング

先日、こんなことを呟きました。

下りも上りも同じ方向のエスカレーターって不便でしか無いと思うんですよね。もちろん、理由があって行っているのですがなぜこんな作りにしているのかきちんと考えるといろいろとサイトの作り方でも参考になります。またスーパーマーケットはマーケティングの宝庫だということを説明していきます。

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イオンのエスカレーター

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ここ5年以内に作られたイオンモールであればイオンモール側のエスカレーターは上記の写真のように上りも下りも同じ方向からというエスカレーターが増えています。

でもイオンモールにあるスーパーマーケットであるイオンのエスカレーターは下りは下り、上りは上りと別の方向にそれぞれなっています。

これは何でこんな作りにしているのか?きちんと考えるといろいろと導線というものが見えてきます。

イオンとイオンモールで異なる方向性のエスカレーター

イオンモール側のエスカレーターがなぜ下りと上り、同じ側になっているのか、それは当然いろいろと見て欲しいからだと言えるでしょう。

周遊率を上げるため。イオンモールに行く人というのは結構週末のみとかたまにしか行かないという人も多いのではないでしょうか?だから1度来てもらった時にいろいろと見てもらいたいと考えるから慣れた人には不便だけど、方向を同じにしていると言えます。

スーパーマーケット(というよりはGMS=ゼネラル・マーチャンダイジング・ストア)のイオンが上りと下りで方向が違うようにしてあるのは平日にもイオンに買物に来る人の利便性を考えた上でのことだと言えます。

同じ敷地内の建物の中なのにこういう工夫を行っていることってマーケティング視点で見ると結構面白いものです。

サイトの導線を考える

イオンのエスカレーターは以下のように考えられます

  • 毎日使う人が少ないイオンモール側=利便性を損ねても周遊率を上げるための施策
  • 毎日使う人が多いイオン側=利便性を考えた上での施策

これってウエブでも同じですよね。

リピーターの多いサイトとリピーターの少ないサイトでは導線設計がそもそも異なる方法を考えた方が良いのではないかと。

リピーターの多いサイト、特にブログではトップページとして記事の垂れ流しでも問題は無いと言えますが、リピーターの少ない・むしろ検索流入から多いサイトならきちんと関連記事やカテゴリーへの導線を意識すべきだとも考えられます。もちろんサイトの特性もあって必ずしも周遊率が高くなることが正しい訳ではありません。

サイトの場合周遊率という言葉は使わずに直帰率や離脱率で見ることが多くなるので、直帰率や離脱率が高いのが必ずしも悪いことでは無いということは下記の記事で説明しています。

>>直帰率の適正値・平均値は?サイトや記事によって異なるよ 

リピーターも多い・検索流入も多いサイトもありますが、そうなるとどのように導線を作るかは絶対的な答えはA/Bテストでもしないと難しいとは思いますが、思考停止せずにどの導線が正しいのかきちんと日々考えることが大切だと言えます。また切り捨てなければいけない部分も見えてくると思います。

日々見ているものでもなぜ?と思うことでいろいろな発見につながる

イオンを利用いている人は少なくないと思いますが、イオンに行った時にただ見て回るだけではなく、今回のエスカレーターのように何故、イオン側とイオンモール側はエスカレーターの向きが違うんだろう?ということに気付いてそこからいろいろなことを考えることは非常にマーケティング面で役立つことが多くなります。

これはECサイト運営やアフィリエイトでも言えることで、今どのジャンルを行おうか悩んでいる場合、スーパーマーケットやショッピングセンターは情報の宝庫となっているので、是非ゆっくりと見てください。

スーパーマーケットのエンドを見るだけでも何が今求められているのか分かる時があります。

エンドとは、棚の正面の位置のこと。

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上記の図のところですね。エンドは基本的に売り込みたい商品を配置します。でも季節外れの商品は処分品以外は置きません。つまり季節情報をもっとも分かりやすく表しているんですね。

ただアフィリエイトでSEO目的ならエンドの商品を売り込んでもすぐには上位表示出来ることは少ないので難しいのですが、来年のために覚えておいて半年後に書き始めるというのも良いですよ。

生活行動カレンダー

スーパーマーケットにはあまり行けないけど、こういう生活に密着した情報が欲しい!という方もいるでしょう。そういう方には生活行動カレンダーという書籍がおすすめです!

間違えて昨年の分は購入しないようにしてくださいね。

2020年7月くらいまでなら「’20生活行動カレンダー」を購入するようにしてください。

生活行動カレンダー ’20―365日の生活者マーケティング

生活行動カレンダー ’20―365日の生活者マーケティング

株式会社クレオ生活行動研究部
Amazonの情報を掲載しています

コンテンツマーケティングの会社やある程度の規模のスーパーマーケットなら購入しています。

以前ライターをしていた時にお世話になったコンテンツマーケティングをしている会社の方に紹介したらすぐに購入してすごく参考になる!という言葉もいただきました。

この本を出版しているクレオという会社は販促支援を行っている会社でイオンやイトーヨーカドーの販促品も作っていたりします。そういう会社だからこそ、この時期は何が売れるかということを長年研究していて、年間を通じて必要なセールスが事細かに紹介されています。

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僕はアフィリエイトを本格的に始めてから毎年購入しています。と言ってもまだ2冊で今回3冊目になる訳ですが。以前小売業で勤めていた時は会社においてあったので別に購入しなくても良かったし。

この本を読んだ後でスーパーマーケット(GMS)を見て回ると結構見方が変わりますよ。だからこういう演出をしているのかな?と思えるようになります。そしてその考え方はマーケティングやアフィリエイトにも非常に大切な考え方になります。特に物販をされている方なら。

またアフィリエイトで無くてもECサイトやオウンドメディアを運営している方にも参考になるので是非見て欲しい1冊です。

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このブログを書いてる人

通称:鈴木こあら

散歩と旅行・温泉とカメラ、そしてブログ書きが好きで、奥さんが大好きなおっさん。
すべての都道府県で最低1箇所は温泉に入り、合計700箇所ほどの温泉に入った温泉ソムリエです。
出身は愛知県ですが、現在は北海道札幌から神奈川県鎌倉市に移住して生息しています。

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