「アフィリエイト広告」等の広告が掲載してある場合があります

直帰率の適正値・平均値は?サイトや記事によって異なるよ

スポンサーリンク
アクセス解析・SEO

アクセスアップや収益化を狙うブログを書いている人のたまに話される直帰率のお話。

多くの人は直帰率が低い方が良いと言っているのですが、それはちょっと違うんじゃないのかな?と。

スポンサーリンク

直帰率とは

直帰率を説明する場合、多くはランディングページだけを見てそのままサイトから立ち去る割合と表されています。

これはこれで間違いでは無いのですが、違う意味で直帰率を導き出す場合もあります。それは何か?

ランディングページで何も行動をせずに立ち去る割合で直帰率を求める場合もあります。

  • ランディングページだけでサイトから立ち去る割合
  • ランディングページで何も行動(アクション)をせずに立ち去る割合

似ているようで全く違います。

例えばアフィリエイト用の記事の目標は広告主サイトに遷移してもらい、商品の購入やサービスの申し込みをしてもらうことです。

直帰率100%を目指す記事もある

ブログでの収益を目指している場合、アフィリエイト用の記事を書く場合もありますよね。

ではそのアフィリエイト用でコンバージョンを目指す記事の直帰率はどれぐらいが良いのでしょうか?理想的には100%です(きっぱり)。

仮に100%の直帰率になってもページの目的は達成しているのであって、これを直帰と表現をして良いのか?ということになります。

Google Analyticsのイベントトラッキングでは他のサイトに遷移したとしても直帰とカウントしないようにすることが出来ます。

直帰率を上げる施策をしているのに直帰率を気にする人

面白いことにブログで直帰率を下げたい!と言っている人のブログを見ると記事中にAdSenseがあるんですよね。

そりゃ読んでいてあまりおもしろく無いな~と思ってそこに自分に興味のある広告が出ていればクリックしてしまう人もいますよね。

記事中AdSenseはユーザビリティを下げる場合もあるし、邪魔だと思われることが多いのに設置して、更に直帰率を下げたいって、ないものねだりのI want youですよ。

僕は記事中にAdSenseを設置する人をすべて否定している訳ではありません。書いた記事を読んでもらうよりもAdSenseの収益を優先したいというのなら間違っては無いですから。

でも考えもせずに少しお金が増えるからという理由以外何も考えずに記事中にAdSenseを設置して、直帰率低いわ~!(ミサワ風)に語る人が多いのには正直、笑わせてもらっています。

直帰率はSEOに影響すると聞いて下げたいと思う人

直帰率はSEOに影響すると聞いて、

直帰率はSEOに影響する→直帰率が高いのはいけない→直帰率を下げよう!

と考える人もいるんですよね。

でもなぜ直帰率が高いことがSEO上悪いのか、考えたことがありますか?おそらくどこかで書かれていたから信じているだけではないですか?

先に書いている通り、アフィリエイト用の記事であれば理想的には直帰率100%です。でもこれがSEO上悪い結果になるのか?と言えば僕はそうは思いません。

直帰率が高くてもSEO的に悪い影響を与えない場合もあるしSEO上良い場合もあります。逆に直帰率が低くてもSEO上悪い影響を与える場合もあるかもしれません。

なお、直帰率とSEOのことを書くと、Googleは直帰率はSEO上影響しないって言っているじゃん!という人がいるのですが、そう思われる方はそれを信じてもらって良いと思います。僕の経験上、直帰率はSEOに影響するというこを話しているだけですから。

言いたいのは、鵜呑みにしない、自分で考えるということ。

直帰率の適正値・平均値は?

それでもなお、直帰率の適正値・平均値を知りたがる人もいるでしょう。

「直帰率 平均」で検索すると下記の記事が1位になっていると思います。

>>アナリティクスで見る直帰率の平均値と考えられる改善点とは?

上記の記事を見て自分のブログの直帰率は80%だ!90%だ!と勝手に焦って直帰率を下げなきゃ!と心配してしまう人がいます。

でもしっかりと読んでください。

管理しているサイトのトップページの直帰率が、60%だとしたら、改善の検討をしてみるべきでしょう。

そうトップページの直帰率の例を書いてあるのであって、サイト全体の直帰率の話はしていません

そもそもサイトの目的や記事の目的で直帰率は異なるのだから、直帰率の適正値とか平均値なんて無いんですよ。

なお上記で紹介しているサイトの目的は被リンク販売です。被リンクの売買をGoogleはどう思っているか調べてくださいね。

直帰率はページ単位で見ないと意味が無い

もう分かってもらえていると思いますが、サイト全体の直帰率は意味が無いことであり、直帰率を見るのであればページ単位の直帰率で見ないといけないということ。

ブログでもアフィリエイトでも記事による目的が違うはずです。

目的によっては直帰率100%でも良い場合もあれば0%が良い場合もあります。

その記事の目的が何なのか?目的から直帰率が適正なのか適正では無いのか考えるようにしてください。

目的達成した場合は直帰率を下げることも可能

外部サイトへのリンクをクリックしてもらった場合、Google Analyticsの機能の1つであるイベントトラッキングをしかけることで、直帰したことにならないようにすることは可能です。

イベントトラッキングとは、リンクのクリックだったりPDFのダウンロードだったり、ユーザーが何かしらのアクションを行った時に計測するために設定するものです。

ここでは細かい説明は割愛しますが、下記の記事が役立ちます。

[ユニバーサルアナリティクス対応]イベントトラッキングを使ってファイルのダウンロード数や外部リンクのクリックを計測する方法|ひびの備忘録
「カタログのダウンロード数は?」 「どのページのバナーがクリックされやすい?」 「申し込みボタンはどの位置が押されやすい?」 「外部リンクはどのくらいクリックされている?」 イベントトラッキングを使え...

イベントトラッキングを設定するとリンクをクリックして外部サイトに遷移したとしても、直帰とは見做されないため(直帰と見做す設定も可能)、直帰扱いにはなりません。

つまり、アフィリエイトサイトであれば究極の目標は

検索流入→記事を見る→アフィリエイトリンククリック→CV

となるので、直帰率0%が目標となります。

ただしイベントトラッキングは計測されないことも稀にある点は注意してください。

またアフィリエイトリンクはASPによっては改変NGとなっている場合もあり、イベントトラッキングが改変に当たる場合もあるので、イベントトラッキングをしかける場合は念の為、ASPに確認した方が良いでしょう。

以上です。

関連記事

Google Analyticsの平均ページ滞在時間は2PV以上無いと計測不可!記事の目的でページ滞在時間は判断を
あるアフィリエイトに関するブログで、直帰率は高くても構わないけど平均滞在時間は長くなければ行けないってことが書かれていました。詳しくはページ平均滞在時間は長くないといけないと書いてありましたが、これは間違いであり、ページ平均滞在時間が長ければ良いというのは、記事の目的によります。
アクセス解析・SEO
このブログを書いてる人

通称:鈴木こあら

散歩と旅行・温泉とカメラ、そしてブログ書きが好きで、奥さんが大好きなおっさん。
すべての都道府県で最低1箇所は温泉に入り、合計700箇所ほどの温泉に入った温泉ソムリエです。
出身は愛知県ですが、現在は北海道札幌から神奈川県鎌倉市に移住して生息しています。

フォローしてください!
役立ったら是非シェアしてください!
フォローしてください!
スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました