スマホのはてなブックマークアプリでいろいろなサイトを見ていたのですが、その中に「読みやすい文章の書き方とは？」というタイトルがあったので読んでみたんですね。
アプリ「はてなブックマーク」が分からない方へ、簡単に言えばまとめサイトみたいなもののアプリです。
で読んでみたら記事タイトルから記事最後の目安となるシェアボタンまでの間にレクタングルサイズのバナー広告が５つ。320×100のバナー広告が１つと合計6つの広告がありました。
えっと……広告無くすだけでかなり読みやすいよね？
レクタングルサイズの広告は読みにくいだけ
記事中広告を否定している訳ではありません。お金が目的ならそれはそれでありです。でも読んで欲しいのなら記事中広告は無いに越したことはありません。
今回は記事タイトルが「読みやすい文章の書き方とは？」というもので、そもそも読みやすさって、テンポが重要なんですよ。多少誤字脱字があっても人間の錯覚によって修正される場合もありますから。
でもレクタングルサイズのバナー広告が記事中にズラズラと入ると、それだけでテンポを悪くしています。
レクタングルサイズのバナー広告とは300×250pxサイズの画像を使った広告のことです。
これ、スマホで見ると画面の半分近くを占めるんですね。だから読み続ける時にこのサイズの広告があると非常に邪魔で鬱陶しい！となるんですよ。そこでテンポが崩れていくら良い文章でも良いことが書いてあっても読みづらく更に誤クリックをして途中で読む気を失せされるものです。
読みやすさにこだわるのであれば、記事中に広告は入れないことをおすすめします。入れても１つかな。
今回読んだ記事は実質1500文字程度の長さの記事にレクタングルサイズの広告が5つもあったんですね。300文字ごとに広告という訳です。これ読みやすいと思いますか？スクロールすれば必ず広告が出てくるようなものです。
成果報酬型広告について
更にその記事で５つのレクタングルサイズの広告の内２つが成果報酬型広告だったんですよ。
一般的にブログ等に張るバナー広告は3種類
- クリック課金型広告
- 成果報酬型広告
- 純広告
クリック課金型広告はクリックをしてもらっただけで報酬が入る広告です。AdSenseがこれに該当します。
成果報酬型広告はクリックをしてもらって広告主のサイトにいって商品を購入したりサービスに加入したりすることで成果が得られる広告です。
純広告は広告を設置するだけでお金をもらえるものです。中にはどれだけ表示されたかということでもらえる報酬が変更するものもあります。また純広告は滅多に請け負うことはありません。
で話を戻します。5つ中成果報酬型広告が2つだったんですね。
これ普通にアフィリエイト用の記事なら別にそれほど驚くことではありません。でもアフィリエイト用の記事ではなく「読みやすい文章の書き方とは？」というタイトルでブログ論的な記事だった訳です。
で、そこに張られていた１つの広告は、糖質制限用の健康食品の広告。
記事とは全く関係無い内容の広告が張られていた訳です。そして記事を読む人の属性も関係無い広告な訳です。
これって本当に邪魔なだけでしか無い広告ですし、全く成果が上がらない広告の張り方なんですよね。もちろんその記事単体でPVが月間で数万PVもあればひょっとしたら1～2件は注文が入るかもしれませんが、1記事で数万PVも稼げる内容のものではありませんでした。よくて検索流入で月間50PVくらいじゃないのかな？多分検索流入は0となりそうな記事内容でしたけど。そんなにそのあたりのキーワードは甘く無いですから。
もちろん、Feedlyや読者機能で常に読んでくれる人が数千人規模でいればまた少し違ってきましが、Feedlyも読者も2桁でインフルエンサーも登録していない状況。
基本的に成果報酬型広告を張る場合は、その広告に沿った内容の記事であるか、その広告の商品・サービスを必要とする属性の人向けのものでなければ全く売れません。
商品・サービスを必要とする属性って何だ？と思うかもしれませんが、例えば若い女性向けの記事であれば女性が興味のある脱毛やダイエット、ファッションの広告であればたまに売れるんですよ、内容がそういうものでなくても。
詳しくはこちらの記事を見てください。
＞＞テーマ特化型のブログならPVがあれば収益はかなり期待出来る理由は属性を集められるから
記事内容やブログのテーマと関係ない成果報酬型広告を記事中に張るという行為は読みにくくさせるだけでなく、嫌われるキッカケにもなるし、読みにくくさせるだけでメリットはありません。
お金が欲しくて広告を張るのならクリック課金型広告だけにしておきましょう。
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