「アフィリエイト広告」等の広告が掲載してある場合があります

ZenFone3が発売されたけど情報が錯綜している。海外版を使うのは自己責任だよ

スポンサーリンク
鈴木的メモ

SIMフリー端末としては人気のASUS ZenFoneシリーズ。10月7日に待望のZenFone3が発売され多くのショップで品切れを発生させています。

人気のスマホなのでいろいろなブログでレビュー・エアレビュー含めて書かれていますが、かなり悪質なレビューも今回は散見されるな~と思いました。

なお、もしZenFone3関係でこの記事に来てしまった方でレビュー等を期待された場合は僕の別ブログで書いているのでそちらをご覧ください。

>>Zenfone3シリーズ | モバイルガジェット東京03 格安SIM比較紹介所

ここでこれだけは現時点では間違っているということを説明していきます。

スポンサーリンク

海外版ZenFone3はau系 格安SIMのVoLTEには非対応の可能性大

ZenFone3発売時に海外版と国内版とで価格差が1万円ほどあったため、海外版のZenFone3を勧めているブログやサイトがかなりありました。その中には実際に海外版を購入してレビューを書いている人もいます。それ自体は問題無いのですが、海外版を購入することのデメリットが全く説明していないブログもありました。

そして当初は海外版のZenFone3でもau系格安SIMのVoLTE対応SIMが使えたようなのですが、その後のファームウェアアップデートでは使えなくなっているようです。

詳しくは下記ブログ(別サイト)をご覧ください。

>>ZenFone 3はau系回線(VoLTE)で使える?使えない?試してみた

僕が実際に試した訳では無いので真偽はわかりませんが他にも同様のことを書いているブログやサイトはあるので本当だと思います。

これは当然の処置で海外版のZenFone3を国内で継続的に使うのは電波法(技適)で禁止されていると考えるのが一般的です。また海外版ZenFone3でau系VoLTE対応SIMを使えなくしたのはわざわざ高い価格で購入した日本版のZenFone3ユーザーに対して当然の処置だと思います。違法性が高いユーザーを保護して違法性の無いユーザーが馬鹿を見るようなことは本来メーカーとしては行ってはいけないことですから。

技適はそんな単純な問題じゃない

今回、技適という問題で海外版のZenFone3は国内では継続的に使うことは禁止されているのですが、技適を説明する時に「きちんとした工場で品質確保をした上で生産された商品に対して認定されるもの」と書いてあるブログがありましたが、これはあまりにも説明不足というか悪意しか感じないものです。

技適についての詳しい説明は省きますが、電波を発する通信機器に対して国内で使う場合に安全性が確保されている機器に対して認定するものです。電波は公共性がありライフラインを維持する上で欠かせないものであり、重要な電波に干渉しないように設計されている機器に対して技適というもので認証するものです。だから技適の説明で電波というキーワードが出て来ないものは悪意ある説明と考えても良いと僕は思います。

もちろん、今の技適は時代にそぐわない部分もありますが闇雲に法制度を変更することも難しいものであって単に技適について責めるのもお門違いです。技適に関してはメーカーを責めるべきではなく日本の法律を責めるべきことです。単にメーカーは日本の法律に則って行っているだけなのだから。

海外版スマホはすべて自己責任で購入すべき

また海外版ZenFone3と国内版ZenFone3は違いがほとんど無いから海外版が安いからおすすめです!と書いているブログもあって本当に海外版のデメリットを説明してないんですよね。

国内版のZenFone3はメーカーや販売しているMVNOのサポートを受けられますが海外版のZenFone3ではサポートを受けられませんし動作保証もしていません。そもそも日本で継続的に使用することが禁止されているものをサポート出来る訳が無いんですよね。

ASUS JAPANも海外版のZenFone3はサポートしないと公式に発表していますし、実際にサポートを受けようとする場合、シリアル番号を聞かれて国内版のZenFone3で無い場合はサポートを拒否されます。

だから海外版のスマホを使う場合は基本的には自己責任で購入して自己責任で使うべきであって、人に本来は積極的に勧めるようなものでは無いんですよね。もちろん海外版のスマホでも日本で使って良いものもあります。でも技適の問題にも触れずに安いから良いですよと勧めるようなブログ主には軽蔑しか出来ません。

もう少し情報発信には責任をもとう

結局何を一番言いたいかと言えば情報発信についてはもう少し責任を持ちましょうということです。間違って書いてしまうことは僕にもありますが、自分で書いた情報が間違っていると分かったらきちんと修正すべきだし、きちんとした情報を発信することで信頼も勝ち取っていくんじゃないのかな?と。

間違いだと気付いたら素直に記事を修正する、修正出来ないのであれば注意書きをする(◯月◯日の時点での情報だと)等の工夫は必要なんじゃないのかな。

鈴木的メモ
このブログを書いてる人

通称:鈴木こあら

散歩と旅行・温泉とカメラ、そしてブログ書きが好きで、奥さんが大好きなおっさん。
すべての都道府県で最低1箇所は温泉に入り、合計700箇所ほどの温泉に入った温泉ソムリエです。
出身は愛知県ですが、現在は北海道札幌から神奈川県鎌倉市に移住して生息しています。

フォローしてください!
役立ったら是非シェアしてください!
フォローしてください!
スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました