久しぶりに奥さんと一緒に映画を観てきました。観た映画は小栗旬主演「信長協奏曲」
テレビドラマで放送され、最終回としての映画ということで、視聴者を舐めとんのか!と思える映画なのですが、ドラマそのものは面白かったし、やっぱり続きは気になるものでまんまとその戦略にはまって観に行ってきた次第です。こういう人が割りといるからテレビドラマで映画続編をついついやってしまうんでしょうね。長い目で見ると映画業界にとっては良いことでは無いと思うんだけど。
信長協奏曲の内容(テレビ版のみ・ネタバレあり)
テレビドラマ「信長協奏曲」を一言で言えば、タイムスリップものです。高校生がタイムスリップした先が戦国時代。そこでたまたま織田信長に出会うんだけど、タイムスリップした高校生と織田信長が瓜二つということでその高校生が織田信長をすることに。
もっとも織田信長って1570年なら既に年齢は36歳のはずなので高校生と瓜二つで入れ替わるってことは非常に矛盾はしているのですが、そういうところは突っ込んではダメな作品。だってフィクションだし。
織田信長と入れ替わって、戦国時代の厳しさや自分の不甲斐なさを知りながらも成長していく高校生を描いたドラマでした。
歴史は変わらない?
タイムスリップものの作品って大きく2つに分かれると思います。
- 歴史を変えてしまう内容のもの
- 歴史を変えられない葛藤に悩む内容のもの
ドラマの信長協奏曲では歴史を結局は忠実になぞっていきます。しかし映画ではどうなのか?それは観て判断してもらうのが良いでしょう。内容聞いたらつまらないですからね。
ただ最後にこの映画のメッセージ(主題)を織田信長の妻である帰蝶が解説しているので(僕にはそう思うということだけですが)、そのメッセージは割りと良い内容だと思いました。
小栗旬と柴咲コウ
この映画の主人公は小栗旬演じる高校生の織田信長。まさか30歳過ぎて高校生役をやるとは思っても無かったでしょう。(笑)
ヒロインは柴咲コウ。ともにイケメン俳優・美人女優として名高い二人だけに大スクリーンのアップでも耐えられる顔だよね、と嫁が申しておりました(笑)
小栗旬は俳優として非常に幅広い演技が出来ると思いますし、これからもますます伸びていく俳優であると思います。柴咲コウはややツンデレなキャラが似合う女優だよな~と思います。
小栗旬と言えば、映画「岳」で主人公島崎三歩を演じた時はまったくイメージが違う!と一部では散々貶されていましたが映画そのものは漫画を読んでなければ楽しめる作品でしたし、小栗旬そのものが良い味を出していた作品でした。ルパン三世はまだ観てないけど、そこそこ面白そうだし。
映画の感想
で実際の映画の感想ですが、ドラマを観ていないと楽しめない内容なんじゃないのかな?と。ドラマを観てないと細かい人間関係が把握出来ないので奥行きが感じられない作品になっています。しかしドラマを観ていて面白かった人ならその続編だから非常に楽しめる作品になっているかと。
また、織田信長と言えば本能寺で明智光秀に殺されるというのは歴史の定番。映画でもやはりそこがクローズアップされています。高校生で織田信長となったサブローは本能寺で殺されてしまうのか、また違う結末となるのか・・・
もしくは陸奥と不破に分かれるのか
5つ星で評価するのなら星3つか4つ、3.5と言ったところでしょうか。
関係ないけど予告編でID4の続編があって、これは絶対に観にいこう!と思いました。
織田信長って本当に面白いキャラクター
織田信長を描いたドラマや漫画、映画って本当に数多くありますよね。ドラマで言えば「信長協奏曲」と近い時期に放送されていた「信長のシェフ」も非常に面白い作品でしたし。
ただ織田信長って当時の人から見れば本当に異質な人物であったのは間違いないと思います。異質過ぎるから実際にタイムスリップしてきた人が信長になったのでは?と語られても違和感が無いくらい異質な人のようですね。
なお「信長協奏曲」は原作が漫画です。結構好きな漫画です。
タイムスリップものの映画
全く今回の映画と関係ありませんが、タイムスリップものの映画って数多くありますよね。有名なもので言えば「バックトゥーザフューチャー」とか
でも個人的に一番好きなタイムスリップものの映画は「ある日どこかで」という洋画です。
主演はクリストファー・リーブ、そう初代スーパーマンを演じた俳優の方です。でも全くスーパーマンの雰囲気とは違う凄く落ち着いた、そして物凄く悲しい映画です。是非観て欲しい作品です。
「信長協奏曲」もDVD化しているので、是非見てくださいね。
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