温泉ソムリエの鈴木です。
台湾で開催されるCOMPUTEX TAIPEI2017に行った際、せっかく台湾に行くのだから有名な北投温泉ではなく、もう少し違う温泉に行ってみたいということで、烏來温泉(ウーライ温泉)のWulai Pause Landis Resort(烏來璞石麗緻温泉会館・ポーズ ランディス リゾート ウーライ)に宿泊してきました。
完全に1人の海外旅行は初めて、台湾語は話せない、英語も話せない人間がそれほど下調べもせず、どうにか行って宿泊してきたので、その様子をお伝えします。
2泊以上で台北市内のホテルに泊まるのなら1泊は烏來温泉に泊まってみるのもおすすめです。
烏来温泉の詳細は下記記事をご覧下さい。
ポーズ ランディス リゾート ウーライについて
ポーズ ランディス リゾート ウーライは台北市の隣、新北市の烏来温泉にあるハイクラスの温泉ホテルです。
運営するのは、ランディスグループという台湾でホテルを6つ、同じ台湾でレストラン・ベーカリーの「リズダイニング(Liz Dining)」を展開する会社です。
特に台北の「ザ・ランディス・タイペイ(亞都麗緻大飯店)(THE LANDIS TAIPEI)」は5つ星ホテルとして日本人も数多く泊まるハイクラスのホテルです。
ポーズ ランディス リゾート ウーライは、ランディスグループが烏来温泉に作ったリゾートホテルで南勢渓という川沿いにあります。
外から見た様子はオシャレな美術館のような作りです。
宿泊費は安い時期で安い部屋なら1人12000円くらいで泊まれます。高い時期や良い部屋なら2~4倍くらいしますが。
ポーズ ランディス リゾート ウーライへのアクセス方法・行き方
日本人だとまずは台北駅へ向かいます。
台北駅(台北車站)の日本で言うところの8番出口(M8)から、青島西路というところのバス停へと向かいます。
臺北車站(青島)と書かれた看板があり「849 往 烏來(Wulai)と書かれているので、この849のバスで向かいます。
バス代は45台湾ドル(160~170円くらい)です。
終点の「烏來」ではなく2つ手前の「堰堤站」で降りると徒歩1~2分で、ポーズ ランディス リゾート ウーライに到着します。
バスの乗車時間は70分くらいです。終点まで行くと80分です。終点から歩いてこれない距離では無いですが20~30分くらいはかかります。
バスに自信が無い場合は地下鉄で「新店站」まで向かいます。
新店站からタクシーで向かいましょう(站は日本で言う駅のことです。バス停も意味します)。
台北の松山空港からだと地下鉄に乗って「南京復興站」まで、「南京復興站」から松山新店線に乗り換えて終点の「新店站」までです。
ただ言葉が通じないので事前に「ポーズ ランディス リゾート ウーライ」を説明したものを印刷しておいて、タクシーの運転手に印刷したものを見せれば、理解して連れていってくれます。
料金はその時で680台湾ドル(約2500円)でした(帰りは烏來から新店站までタクシーで向かったのでその時の料金です)。
- 所在地:新北市烏来区忠治里新烏路五段88号
- 電話:02-2661-8000
もちろん、台北駅や松山空港からでもタクシーにお願いすれば乗せていってもらえます。
タクシーに見せるため(万が一の時のため)、ポーズ ランディス リゾート ウーライまでタクシーに乗る時、タクシーに見せるため(万が一の時のため)のPDFを用意しました。
よければ印刷してお使いください。
最初に書かれている「我要去這裡」は日本語にすると「ここに行きたいです。」という意味です。
僕もこれを念の為に印刷して持っていきました。
違うホテルですが、同じフォーマットのものを見せて問題なく乗せてもらえています。
ポーズ ランディス リゾート ウーライの外観とロビー
入口は美術館のような装いで豪華に感じます。
中に入ると池というか水がはられていて、その中の大きな岩が置かれ近代的な空間となっていました。中央付近に見えるガラス張りのところはカフェスペースです。
建物も近代的な作りで、外観だけで何となく高そうなイメージです。
カフェスペースにも入りましたが、落ち着ける空間でした。
そして入口へ
中に入るととても広い静かなロビーになっていました。
何となく写真からも豪華でオシャレな雰囲気が伝わってきませんか?
ロビーのカウンターでチェックインですが「I’d like to check in」で通じました。
名前はゆっくりと「としのり すずき」と告げて、それで問題なくチェックイン出来ましたよ。
スタッフによっては日本語も半分くらいは通じることもありました。
2人で行って1人がチェックインしている間は窓辺のソファーに座って庭を見ているのもおすすめです。
チェックインまで少し時間がある場合はカフェスペースを利用するのもおすすめです。
アイスコーヒーとお菓子(スイーツ)を食べながら庭を見てゆっくりと。
台湾はとても暑いので喉が乾きますし、ここまで来た疲れもあるのでゆっくりと休むのが良いでしょう。
写真のお菓子はめっちゃ美味しかった!
ポーズ ランディス リゾート ウーライで宿泊した部屋
今回泊まった部屋は2階の道路側の部屋、川沿いの部屋は少し高くなります。
今回は1人で泊まったので、そんなに贅沢してもな・・・ということで1泊2食付きで2万円くらいのプランでした。十分に高いんですけどね(奥さんごめんなさい)。
ポーズ ランディス リゾート ウーライのベッドルーム
部屋は2人でも泊まれるダブルベッドでした。
テレビは32型でしたが、番組見ても言葉がわからないので見ることはなく・・・
部屋の窓は道路側なのでそれほど景観が良い訳では無いですが、来る時に来た水のはられた庭が見えました。
ポーズ ランディス リゾート ウーライのアメニティや付属品
部屋には電気ポットもついていますし、上記写真のようにワイングラスからコーヒーグラスまできちんと用意されています。
洗面所にあった木の箱にアメニティ類が入っています。
安い日本のビジネスホテルよりも当然アメニティ類は充実しています。
ひげ剃りとかボディーローションもついています。
シャワールームには、シャンプー・コンディショナー・ボディソープがきちんと置かれています。日本語で書かれていたので迷いません。
もちろんタオルもついていますし、パジャマもついています。
ポーズ ランディス リゾート ウーライのの部屋のお風呂とトイレ
部屋によっては半露天風呂もついているところがありますが、今回は内湯だけど温泉のある部屋です。
部屋から部屋の入口方面を見たところです。カーテンがかかっているところがバスルーム(温泉)です。
カーテンを開けると上記写真の通りです。
そして温泉へ。自分でお湯を入れるのが台湾のスタンダードなので、日本の温泉宿のようにお湯は入っていません。
お湯を入れて10分くらいで入れるようになります。
1人だととても広くゆったりと入れる広さです。
洗面台はそれほど広くはありませんが十分なスペースです。
風呂場にシャワーはありませんが、シャワールームが別に用意されていました。
トイレはシャワールームの横に丸い形の便座のものがありました。
残念ながらウォシュレットはついていません。
1泊2日の中で3回くらいお風呂には入りましたが、とても気持ちがよくのんびりと出来る温泉でした。
なお浴室部分はガラス張りなので落ち着かない人は落ち着かないかもしれません。
なぜか部屋にカップラーメンが2つついていました。サービスでしょう。
ポーズ ランディス リゾート ウーライの食事
今回は2食付きのプランにしました。食事は一旦外に出て別の建物のレストランでいただきます。
ポーズ ランディス リゾート ウーライの夕食
言葉がわからないので説明されても何かよくわかりませんでしたが、食事の内容は中華テイストのフランス料理といった感じのものです。
巻きずしみたいなものとうどんみたいなもの、それなりに美味しく
何の魚かわかりませんが、少しスパイシーなテイストでこれは美味しかったです。
ローストビーフ
日本で言うところのちまきです。
ステーキはとても美味しかったです。
そしてデザートはスイーツとフルーツ
全体的に美味しいかったです。台湾テイストのフランス料理なのか、フランステイストの台湾料理なのか、判断に難しい部分ですが、少し変わった味で日本では食べた記憶が無いもので、これはこれで記念に残る料理となりました。
ただ、ちょっとボリュームが足りなかったかな。
ポーズ ランディス リゾート ウーライの朝食
朝食は同じ会場でバイキング形式でいただきました。
品数はそれほど多くありませんが、日本では並ばない料理もあって楽しくいただけました。
台湾・中華圏は朝食にお粥を食べる人も多いので地元と思われる人はお粥を食べている人が多かったです。
僕はビーフンとかいただきました。
パンも美味しく。
ポーズ ランディス リゾート ウーライの食事の評価
既に書いていますが、日本では食べたことの無いテイストが多かったので、食べ慣れていない味で美味しいかどうかと聞かれると美味しいんだけど、毎日食べたい味では無いというのが率直な感想です。
ただ海外旅行だからこそ食べられる味わいでボリュームは別にして楽しい食事でした。
ただ夜は食事のボリュームが足りなくて小腹が空いたので、カップラーメンでも食べようかな?とも思いましたが、ラーメン気分では無かったのでホテルから徒歩3分ほどの距離にセブンイレブンがあったのでセブンイレブンでサンドイッチを購入していただきました。
割と美味しいですよ。
ポーズ ランディス リゾート ウーライの温泉
ポーズ ランディス リゾート ウーライは温泉付きのリゾートホテルなので男女別の温泉が用意されています。
地下に降りていくと男女別の浴場が用意されています。
脱衣所は広く、洗面台も綺麗に掃除され保たれていました。
脱衣所も広くのびのびとしています。
海外だと温泉はスパとして水着で入るところも多いですが、ここは裸で入れます。
内湯は無く、半露天風呂と露天風呂があります。
半露天風呂は段差を利用してアンフィニティプールっぽい感じで作られています。
あまり入りに来る人がいなくて3回入りに行きましたが、内1回しか人に会いませんでした。
リゾートの温泉っぽくて良い雰囲気です。
すぐ前が庭を隔てて川になっているのも良い雰囲気です。
温泉の温度は40度弱のややぬるめで僕の好み、何時間でも入っていられます。
露天風呂の壁側は打たせ湯になっていて人が入るとお湯がドバドバと出るようになっていました。
まさか台湾で打たせ湯を経験出来るとは。
ポーズ ランディス リゾート ウーライに泊まった感想・評判・口コミ
実際にポーズ ランディス リゾート ウーライに泊まった感想は泊まって良かったです。
海外で1人で初めての温泉ホテルということで緊張していましたが、意外とあっさりと問題なく宿泊出来たのが良かったのと温泉も良かったこと、食事も楽しめたことがあります。
ネット上の評価は概ね好評なのですが、口コミを見ると以前は部屋のお風呂が水しか出なかったというトラブルがあったようです。
また男性の大浴場のお湯の温度がぬるすぎるというものがありました。
ただ日本のように40度以上の温度のお湯って海外だと不人気なんですよね。
日本全国温泉に行きましたが、海外の人がいると水をドバドバ入れて温くする人が結構いて、ネットで調べたら海外はぬるめの温泉が人気ということで、台湾もそうなのかな?と。
北投温泉にも行ったことはありますが、基本的に温めでしたし。
お湯がぬるいのは致し方ないかと。
また2015年2016年当時の口コミを見ると壁が薄くて隣の部屋の音がうるさかったということが書かれていましたが、僕が泊まった時は静かすぎて何も音が聞こえなかったんですよね。
後で防音処理をしたのか、それともたまたまそうだったのか、泊まった人が神経質だったのか、わかりませんがどんなホテルである程度防音をしていても隣に泊まった人がうるさかったら、音は響くから致し方ないかな?と思っています。
全体的に非常に落ち着けるおすすめの温泉付きリゾートホテルです。
以上、Wulai Pause Landis Resort(烏來璞石麗緻温泉会館)に泊まった感想でした。
自分で飛行機からホテルまで予約するのが面倒!という方はパッケージツアーがおすすめです。個別で予約するよりもお得に予約が出来ます。
台湾でのバスツアー、日本国内で予約出来ます。
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