日本酒、焼酎、ビールが苦手な鈴木です。
でもスパークリングワインは結構好きでたまに自宅でいただいています。
スパークリングワインと言えば、シャンパンが有名ですが高いのがネック。
日本で流通しているものは辛口のものが多く、甘口のシャンパンもあまり流通していない上に、あっても高いのが残念なところです。
だから我が家ではランブルスコドルチェを飲むことが多いのですが、次に多いのがアスティ
1000円前後の手頃な価格で販売されていて、かつ、どこでも販売されています。
ただ意外と味の違いというか癖があるものあり、どれを購入すれば良いか悩むこともしばしばあります。
そこで日本でよく流通していて、amazonや楽天でも購入しやすいアスティを4種類飲み比べてみました。
シャンパンじゃなく、スパークリングワインで甘めのものを考えている方に、手に入りやすい、おすすめのスパークリングワインであるアスティは、どれを購入すれば良いか飲み比べた結果をお伝えします。
アスティ スプマンテについて、asutiとは
飲み比べの前に簡単にアスティについて説明しておきます。
アスティはイタリアのスパークリングワインで、アスティ スプマンテと呼ばれることもあります。
モスカート・ビアンテという葡萄100%で作られている発泡性のワインです。スプマンテがイタリアのスパークリングワインを意味し、アスティは産地を本来は意味しています。
スプマンテはイタリアでのスパークリングワインのことです。
・フランス:ヴァン・ムスー
・ドイツ:シャウムヴァイン
・スペイン:エスプモーソ
フランスの代表的なスパークリングワインである「シャンパン」はヴァン・ムスーの中に含まれることになります。
アスティに似たスパークリングワインで「モスカード ダスティ」というものもあります。
Moscato d’Astiと書くので、アスティなのかな?と思う人も多いのですが、スプマンテであるアスティは、発泡性ワイン
モスカート ダスティは微発泡性・半発泡性ワインとなり、アスティよりも炭酸が弱くなっています。
厳密にはモスカート・ダスティはスプマンテではなく「フリッザンテ」という種類になります。
アスティもモスカート・ダスティもマスカット種のブドウ(モスカート・ビアンコ)を使っているので、マスカットのスパークリングワインです。
アスティは基本的には甘めで、非常に飲みやすく安いものなら1000円を切って販売されていることもあり、日常的にも飲みやすくなっています。
それ故に人気のスパークリングワインです。
「ランブルスコ」もスパークリングワインを意味しており、天然弱発泡性を意味しています。つまり
- スプマンテ=発泡性ワイン
- フリッザンテ=微発泡性・半発泡性ワイン
- ランブルスコ=天然弱発泡性ワイン
上記のような違いが厳密にはありますが、そんな細かい事はどうでも良くて問題は美味しいかどうかだと思います。
一般的にアスティとして販売されていても、スプマンテの時もあればフリッザンテの時もあったりして結構適当に販売されています。
アスティ 4種類飲み比べ
今回、飲み比べしたアスティは下記の4種類です。
- モランド アスティ・スプマンテ
- ガンチア アスティ・スプマンテ
- サンテロ アスティ スプマンテ
- 天使のアスティ
同じアスティでも飲み比べてみると意外と違うことに気が付きます。
どれも750mlでアルコール度数は約7.5~8%くらいです。
なお僕1人だけの意見だと信憑性が薄いので一緒に飲んだ奥さんと話して2人共通の認識としての美味しさ・飲みやすさで紹介します。
モランド アスティ スプマンテ
モランド アスティ・スプマンテは比較的飲みやすく、結構ぐいぐいと飲んでしまい、気がつくとお酒の弱い僕はへべれけになっています。
今回、飲み比べたアスティの中では最も色が濃くなっていました。
中々飲みやすくておすすめです。
ガンチア アスティ・スプマンテ
ガンチア アスティ・スプマンテは今回飲んだ中で最も強くアルコールを強く感じたアスティです。
他のアスティに比べて少し癖があるというか、酔いやすいというか。
もちろん美味しいのですが、飲みやすさで言うと癖がある分、苦手な人はいるかもしれません。
このアスティを飲んだ後は夫婦2人して、酔がめちゃくちゃまわりました。
4本の中では一番色は薄いものの、一番癖があったので印象には残りました。
サンテロ アスティ スプマンテ
サンテロ アスティ スプマンテは今回飲んだ中では1、2位を争う飲みやすさと美味しさを感じました。
甘く飲みやすいアスティでおすすめ出来ます。
色合い的には4本の中で中間的な色合いでした。
アスティ スプマンテ [NV] サンテロ Asti Spumante [NV] Santero F.lli & C. S.p.a. イタリア 白 ピエモン...
天使のアスティ
4本の中で恐らくは一番人気なのが、天使のアスティです。
先に紹介している「サンテロ アスティ・スプマンテ」と同じ「サンテロ」というワインメーカーが作っているアスティです。
だから「サンテロ アスティ・スプマンテ」と正直なところ、差を感じられませんでした。
色合いも「サンテロ アスティ・スプマンテ」と同じでした。
ただ奥さんはこちらの方が少し飲みやすいかもしれない・・・と言っていて、たしかに少し飲みやすいのかな?とは感じました。
カルディやジュピター等の輸入食品のお店でもよく見かける人気のアスティです。
アスティを4本飲み比べた結果 おすすめのアスティは
- モランド アスティ・スプマンテ
- ガンチア アスティ・スプマンテ
- サンテロ アスティ スプマンテ
- 天使のアスティ
この4本のアスティを飲み比べた結果ですが、飲みやすさ・美味しさから順位をつけると下記のようになります。
- 天使のアスティ:非常に飲みやすく美味しい
- サンテロ アスティ スプマンテ:1位と甲乙つけ難い美味しさ
- モランド アスティ・スプマンテ:飲みやすく美味しい
- ガンチア アスティ・スプマンテ:少し癖がある
こんな感じになりました。
クリスマスや記念日にスパークリングワインを飲む人も多いと思います。
そういう時に天使のアスティだと雰囲気的にも合いますし、実際に美味しいですからおすすめ出来る甘口のスパークリングワインです。
余ったアスティはどうすれば良い?
今回、飲み比べをしてみて、思ったのはお酒好きな人なら飲みきれるかもしれませんが、弱い人なら1日で飲むのは無理!ということ。
1本でも1~2人だと1度に飲みきれない場合もありますよね。
今回、用意してなかったので後悔したのですが、シャンパンストッパーという栓を用意しておけば、多少は炭酸は抜けるものの2日目も美味しくいただけます。
前持っていたんだけど、引越しの時に無くしたようで見つかりませんでした。
スパークリングワインを使ったカクテルを作ってみる
いろいろな味わいを楽しみたいのならスパークリングワインを使ったカクテルを作ってみるのもおすすめです。
ミモザ風カクテル
今回作ったのはミモザ風のカクテルです。
ミモザ(正式名 シャンパーニュ・ア・ロランジュ)は、本来はシャンパンにオレンジジュースを入れて作るカクテルです。
割合は1対1で作るのが普通のレシピですが、好みで2対1(1対2)にして飲むのもおすすめです。
お酒が弱い人ならオレンジジュース2、アスティ1、逆に甘くなりすぎるのを嫌う人なら、アスティ2にオレンジジュース1でも良いでしょう。
甘いのが好きならベリーニ風カクテル
より甘いのが好きなら、桃をピューレしたものとスパークリングワインを混ぜて作る「ベリーニ」がおすすめ(実際にはプラスしてグレナデンシロップを入れる)。
でも桃をピューレして作るなんて面倒という方なら桃のジュース「ネクター」を入れてベリーニ風カクテルで飲むのもおすすめです。
より甘いお酒が好きな人におすすめです。
amazonでワインを購入して大丈夫?
ところで、amazonとか楽天でワインを購入して大丈夫なの?と思う人もいるでしょう。
ワインは繊細な飲み物ですから保存状態が悪ければ劣化していくから、amazonのような巨大な倉庫に保管されていたら心配するのは当然でしょう。
しかし!楽天市場の場合は、ショップによって管理方法が異なるので一概には言えませんが、amazonのamazonプライムのワインは非常に安心して購入出来るってご存知でしたか?
というのも定温管理された倉庫から出荷されているからです。詳しくはamazonの下記の記事をご覧ください。
またワインの品質を特に気にしたい夏場であれば有償ですが保冷で注文することも出来ます。
上記の通り配送オプションで「通常配送+(保冷)」を選ぶと保冷された状態で配達されるので安心です。
元々海外でメインにワインも販売していたamazon、日本以上にワインの取り扱いに関しては熟知しています。
手に入りやすい、どれも美味しいアスティも飲もう!
アスティはほとんどのワインを扱うお店にあります。
今回紹介していないものでも美味しいものはあります。
マルティーニ アスティ・スプマンテやチンザノ アスティ・スプマンテもよくお店にあるのを見ます。
今回紹介した4種類と上記の2種類のいずれかは、イオンやカルディ、ジュピター等でも購入出来るので、是非とも甘いスパークリングワインで飲みやすく美味しいものが飲みたい!という時に飲んでくださいね。
amazon・楽天以外だとイオンのワイン専門店「AEON DE WINE」で販売されているアスティも非常に美味しいものがあります。
カンティ アスティはイオン等のスーパーや酒屋さんでもよく販売されているアスティで、手に入りやすいのが特徴です。
アスティは1000~2000円くらいで販売されているのに対して、ラ・セルヴァティカ・アスティ・スプマンテは3000円前後で販売されている少しお高めのアスティです。
ラベルが非常に可愛いのも特徴です。
1日目は普通に飲んで、2日目はミモザ風にしたりベリーニ風にして飲んでみてください。
どれも美味しいアスティです。
以上、アスティ・スプマンテ飲み比べでした。
いろいろなスパークリングワインの飲み比べなら楽天で探すといろいろありますよ。
コメント