神社巡りをしていたら、暦・暦注に興味を持った鈴木です。
神社のサイト「札朱」と「小樽神」を作っていて暦や暦注(暦に記載される日時・方位などの吉凶、その日の運勢などのこと)に興味を持つようになり、暦と暦注、歳時記に関するサイトを作りました。
それが「こよみる」です。
まだ完成していませんが、概ね当初計画していた情報へはアクセス出来るようになったので、公開しました。
これから本格的に更新していきます。
暦注は面白い
暦注、代表的なのは「大安」や「友引」等の六曜ですが、それ以外にも十二直や二十八宿、暦注下段、選日等の中国や日本を起点とする運勢があって、調べてみると非常に面白かったんですよ。
というよりも、神社サイトを作るまで十二直や二十八宿、暦注下段、選日なんて言葉も知りませんでした。
三隣亡くらいの言葉は知っていましたが、三隣亡が選日の1つだなんてことも知らなかった訳です。
改めて古くからある日本の文化を知るのって、年齢とともに面白くなるというか、老化というか加齢というか…
それはさておき、二十四節気にしても七十二候にしても、日本の言葉ってやっぱり良いな~って思うんですよ。日本語しか話せないけど。
こよみるの意味
こよみると名付けた理由は非常にシンプルです。
4文字程度で語感の良い言葉でサイトの趣旨とあっているサイト名を考えていて
「こよみ」+「見る」を組み合わせて「こよみ みる」の「み」を1つにして「こよみる」としています。
安直ですが、親しみやすいサイト名に出来たな~と個人的には思っています。
ただ「こよみるブロック」が強すぎる…
「こよみる」はカスタムフィールドテンプレートで作った
神社サイトを作っていて、暦について学ぶことが多くて、暦のサイトとか面白いな~って考えていて、構想はあったんですけど、プログラムが出来るか、カスタムフィールドが使えないと手間ばかりかかって、作るのは無理だなって思っていたんです。
で、カスタムフィールドをそこそこ覚えてきて、これはイケる!と思って制作を決めました。
下記のnoteを見たり、ネットで調べてカスタムフィールドの使い方を覚えようと年始から勉強していました。
エクセル等の表計算ソフトで一覧を作り、CSVにして一括で登録出来るので、大量のコンテンツもすぐに作ることが出来ます。
Cocoonのショートコードがそのまま使える
「こよみる」はWordPressで作っていますが、テーマは無料テーマ「Cocoon」を使っています。
Cocoonには「テンプレート機能」というものがあり、カスタム・フィールド・テンプレートでも、そのままテンプレートのショートコードが使えるのを知ったので、言葉の説明はすべてテンプレートに登録してショートコードで出力しています。
例えば1月3日を見てください。
これはテンプレートに登録してあるものがそのまま反映されて出力してあるだけです。
テンプレートには約120も登録してありますが、1度登録してしまえば、後はショートコードで差し込めば良いだけなので、コンテンツの流用が簡単に出来ます。
上記は今回使ったCSVファイルなんですけど「temp id=○」となっているのはCocoonのテンプレートに登録したショートコードのIDです。
本格的な更新にかける手間は年に3日程度を想定
今回、エクセルで元データを作るのに5日間ほど費やしましたが、1度作れば次回からは3日もかからずに作れるようになるので、本格的な更新(1年分の日にち別のコンテンツの登録)は、年間で3日間程度で済みます。
コンテンツ勝負に疲れてきた
今や記事を書くのであれば、キーワードを選定して検索上位の記事を調べ、検索意図を調べて、共起語を確認し、上位の記事に負けない記事を書くようにすべき、という意見は良く聞きますし、その通りだは思います。
- キーワード選定
- 上位表示されているコンテンツを調べる
- 共起語の抽出
- 検索意図の確認
- コンテンツ作成
- 編集
- 公開→チェック
- リライト
上記のようにきちんと調べて書いて、反応を見てリライトをする、これは正しいやり方です。
ただこれの行き着く先って、コンテンツ勝負による消耗戦なんですよね。
儲かるキーワード、PVが稼げるキーワードだと本当に競争が激化していて、個人だけならともかく法人・企業まで参入している現状、これで勝負をするのって、本当に消耗戦でしか無いと思っています。
何より、どんだけ頑張って対策して書いても、ある日突然、Googleのアルゴリズムの変化で、個人サイトであれば突然順位を落とされます(法人サイトでも落とされますが)。
もちろん、コンテンツは大切です。めちゃくちゃ大切です。
でも消耗戦になったら個人では負けるのは目に見えています。
だからコンテンツ勝負ではない、使われるサイトを模索している状態で、その1つとして「こよみる」を作ってみた、という経緯もあります。
コンテンツ勝負をやめて作り始めた札朱と小樽神ですが、順調にサイトは育っています。
上記は札朱のGRCのサイトスコア10の推移です。
上記は小樽神のGRCのサイトスコア10の推移です。
順調に伸びてきてくれています。
ただコンテンツ勝負で作っていたサイト(ブログ)はことごとく最近は順位が落ちていっています。
コンテンツ勝負からの脱却が個人サイト・ブログが今後生き残る1つの方法じゃないかな?と僕は思っています。
こよみるを是非使ってください!
いろいろと書いてきましたが、是非こよみるとスマホのホーム画面において、日々見てください。
暦や暦注に詳しくなると、いろいろな発見があります。
「Custom Field Template」と「Really Simple CSV Importer」を使っていろいろなサイトを今後も作っていきたいと思っていますが、今回作っていて躓いたところもあるので、それはまた次回、記事にしたいと思います。
以上、新しいサイト「こよみる」を作ったよ。というお話でした。
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