SEOを学べば学ぶほど、SEOがわからなくなる鈴木です。
X(旧Twitter)を見ていると定期的に「SEOなんもわからん」という人が出てきますが、「SEOなんもわからん」とはどういう意味なのか?どういう意味合いなのか悩んでいる方へ「SEOなんもわからん」とはどのような意味なのか、説明します。
これであなたも「SEOなんもわからん」と言いたくなります。
「SEOなんもわからん」とは
「SEOなんもわからん」とは、ある程度SEOを学んだ人やよりSEOを学んだ人ほど、よりSEOがわからなくなる現象です。ダニング=クルーガー効果と兼ねて、そのように言う人が多いことが特徴的です。
「SEOなんもわからん」とダニング=クルーガー効果
「SEOなんもわからん」を論じる前にダニング=クルーガー効果を知らないと理解が出来ません。
ダニング=クルーガー効果とは、ある領域において能力や知識レベルが低いものが、自分の能力を過大評価する傾向があったり、逆に能力や知識レベルが高いものが、自分の能力を過小評価する傾向があったりする認知バイアスの仮説です。
上記の図を見かけたこともある人も多いと思いますが、これが「ダニング=クルーガー効果」を説明する時によく使われるグラフです。
初心者のブログでもたまたま検索結果で上位表示出来てしまうこともあるため、自分の行っているSEOは優れていると思い込み「SEO完全に理解した」と感じてしまう人が割といます。
買って後悔したSEO関連のnoteだと、この状態で書いている人が多いように感じています。
ただし自分のブログの検索順位が落ちてきたり、新たに書いた記事が全く上位表示されないようになったり、Googleのコアアップデートで落ちてしまうと「自分のSEOなんて大したこと無かったんだ…」と自覚して「SEOなんもわからん」と言うようになることが多いです。
ただある程度理解しているだろう人でも「SEOなんもわからん」と言い続ける現象もあります。
「SEOなんもわからん」とインポスター症候群
インポスター症候群とは、周囲からは良好な評価を得ているにもかかわらず、自己評価を低くしてまう、過小評価してしまうことで、否定的に捉えてしまう傾向のことです。
大手企業のSEO責任者でもあるにも関わらず、SEOでわからない現象に遭遇してしまうと、やっぱり自分のSEOの知識なんて、まだまだだな…と感じて「SEOなんもわからん」とつぶやく人もいます。
謙遜と捉えることも出来ますが、度を超えると嫌味にもなるので、注意が必要です。
冗談・ジョークとしての「SEOなんもわからん」
「ダニング=クルーガー効果」「インポスター症候群」、ともに関係なくSEOでわからない状況が出ると冗談・ジョークとして「SEOなんもわからん」と言う人も一定数います。
X(旧Twitter)で「#SEOなんもわからん」とつぶやいている人の大半は、冗談・ジョークとして使っていると言えます。
ただし、根底にはSEOはやっぱり難しいな…という思いが込められていると思われます。
SEOはきちんと基礎から学ぼう
たまたま上位表示してしまうことで、SEOに自信を持つことが必ずしも悪いこととは思いませんが、やはりSEOは基礎からきちんと学ぶべきです。
下記の書籍がSEOを基礎から学びたいと思う人にはおすすめです。
またnoteのマガジン(無料)で「SEOなんもわからん」を運営しているので、よければご覧ください。
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