ここ最近、SEOの話題といえばSEOコンサルティングを業務にしている企業やウェブマーケティング系の企業ばかりで個人が発するSEOに関する記事って見なくなったな~と思いますが、いかがお過ごしですか?
僕は死にそうです。ちくしょ、コロナの野郎・・・
いい仕事があればご紹介ください(と過去にも書いたけど、誰からも声がかかりません)。
SEOバリバリでアフィリエイトをしていた人たちもリスティング広告等で集客をしたり、アフィリエイトをやめた人も多くなっていますが、それでもまだまだSEOでアフィリエイトを頑張っている人も多く、主婦・ママと呼ばれる人たちの景気の良さには脱帽です。
もちろん性根がねじ曲がっている僕だと、サイトを公表していない主婦・ママたちのSEOのみで8桁超え!というのは、ゲフンゲフン
そんな話はさておき、SEOは企業ドメイン・法人ドメインが有利と言われるようになった昨今、SEOで集客するアフィリエイター・ブロガーはかなり減ったように思いますし、一部で景気のいいPV数を公開するブロガーさんのブログを見てみるとトレンド系の記事が多くて、自転車操業が伺い知れますが、実際のところ、法人ドメイン・企業ドメインが本当に強いのか?という視点が落ちているように思うんです。
いやいや、実際検索結果上位を占めているのは企業ドメイン・法人ドメインばかりじゃないか!と思う人も多いと思いますが、ちょっと違うんじゃないか?と思う部分もあるんですよ。
全く役立たないと思いますが、暇な方はお付き合いください。
検索結果上位になる要素を企業・法人サイトが持っているだけ
- 企業・法人ドメインだから検索結果上位を取れる
- 検索結果上位を取るための要素の特徴が企業・法人ドメインに多い
これ、似ているようで異なることですよね。
僕は企業・法人ドメインだから検索結果上位を取れるのではなく、検索結果上位を取るための要素の特徴に適ったものが、企業・法人ドメインに多くなっていると思っています。
だから個人でも企業・法人ドメインと同じ要素の特徴を持つ個人ドメインでも上位は取れると思うんです。
じゃあ企業・法人ドメインで検索結果上位を取るための要素って何かと言えば下記のことがあるんじゃないかな?と思います。
- ドメインのWho is情報を非公開にしていない
- Who is情報とサイトに公開している住所・電話番号・氏名(法人名)が一致している
- PRサイトを通じてPR活動を行っている
- 求人サイトを通じて求人活動を定期的に行っている
- Google Mapに登録されている
- 決算報告を行っている
- ドメイン運用歴が長い(短くても長い公式からのリンク)
- オリジナル商品を販売していたりオリジナルサービスを提供しているため、一次情報を出していてレビューサイト等で引用が多くなり被リンクが増えている
はい、解散!とならずに聞いてください。
個人だと上記のようなことは無理だよ!って思うかもしれませんが、可能な部分も少ないけどあるんですよ。
例えば個人名を出したくないのなら屋号にして、シェアオフィスで住所だけ借りて、格安SIMで電話番号とって、それをWho is情報に登録するとか。
黙っていましたけど、この「鈴木です。」はそうしています。
効果はあったのか?と言われれば微妙ですが、してないよりはマシだったかな?と思うくらいの微妙な効果は感じています。
ただ、ここで言いたいのは、法人・企業ドメインだから強いという思考停止状態にいることが危険であって、
- どうして企業・法人ドメインが強いのか?
- 企業・法人ドメインが強い理由があるのではないか?
- 企業・法人が行っていて個人が行っていないことは何なのか?
- 企業・法人が行っていて個人でも行えるものは何なのか?
と考えることが大切なのかな?ということです。
諦めたらそこで試合終了・SEOも終了
最近あってないけど、元気そうだな~と思う敷田先生がこんなことをつぶやいていました。
「今はSEOも企業ドメイン重視なんでしょ?」と言われることが増えた。
今現在で結果が出ているオウンドメディアは以前からコンテンツを積み重ねていたからであり、ドメイン重視にシフトしたからといって、新しく始めてすぐに結果が出ることはないですね。https://t.co/7uCYeEuJ9i @markezine_jpより— 敷田憲司 (@kshikida) October 21, 2020
これを拡大解釈すると、もう個人ではSEOは勝負できないと諦めていたら、ドメインはいつまで経っても育たないよ、ってことだと思うんですね。
今でも愚直にユーザー・読者のことを考えてブログ記事を書いていたり、サイトを作っていたりする人が数年後に育ったドメインで大きく伸びていくんだと僕は思っています。
もちろん個人では太刀打ちできないジャンル(クエリやキーワードとも言える)もありますし、個人が行うべきでは無いジャンルもあります(医療情報とか)。
でも、諦めたらそこで試合終了だと安西先生もおっしゃっていたし、もう少し藻掻いてみたいと思っています。
幸い順調に育っているな~と感じるドメインもいくつかあるので、まだ諦めたくないんですよね、SEOのみで勝負することに。
ここでSEOのみで勝負するって、ブラックな手法を行っているんじゃないの?と思うかもしれませんが、基本的にはユーザーのことを考えて、その結果、この手法の方がいいんじゃないか?と思うことを試しているだけです。
以上、お付き合いありがとうございました。


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