検索結果の順位は日々変化していますが、検索結果におけるキーワードの意味合いって結構変化することがあります。
最近、検索をいろいろとした結果、意味合いが変化していて面白いと思ったキーワードを紹介します。
綿棒は耳掃除から鼻掃除へ
最近、検索していて一番びっくりしたのが、「綿棒」
PCで検索した時の1位から10位の検索結果のうち9件が綿棒で鼻の角栓取りについての記事が掲載されています。鼻の角栓取り以外の1件はWikipediaです。
おそらくかなり多くの方が綿棒の検索結果であれば、耳掃除のこととか薬を塗るための用途とか、そんな意味合いの検索結果になると思ったのではないでしょうか?
実際、少し調べたところ、今の検索結果になったのは2016年の5月くらいからのようです。
でも一般的に綿棒と言えば耳掃除と思う人が多いでしょうから半年から1年でおそらく検索結果はまた変化してくるんじゃないかな?と思っています。
「カメラ 壊れた」の検索結果
「カメラ 壊れた」の検索結果を見てみると、1位はNTT docomoのサイトです。つまり携帯(スマホ)で撮影が出来ない場合の案内が1位となっています。
2位・3位・5位・6位はiPhoneのカメラが壊れたら、故障したかな?という内容の記事になっています。
つまりGoogleは「カメラ 壊れた」で検索する人は、スマホ等の携帯電話のカメラが壊れたこと、特にiPhoneが壊れたかも・・・という人向けの記事が必要だろうと判断していることになります。
おそらく「カメラ 壊れた」の検索結果はデジカメが壊れた時についての案内がメインになっていると思った人が多いのではないでしょうか?
なお「カメラ 故障」で検索すると2位・5位・8位がスマホのカメラのことが出てきていますが、それ以外はデジカメのことが出てきています。
- 「カメラ 壊れた」=スマホがメイン
- 「カメラ 故障」=デジカメがメイン
似たような検索結果になりそうなのに、違う結果に。もちろんいろんな要素が絡み合って検索順位が違うと思うのですが、「壊れた」と検索する人と「故障」と検索する人では求めているものが違うとGoogleが考えているとすれば、面白いと思いませんか?
なお「カメラ 壊れた」で1位のNTT docomoのコンテンツに「壊れた」というキーワードはありません。
キーワードの質を知ろう
おそらく「カメラ 壊れた」も5年前ならスマホのことなんて検索結果に出て来なかったと思います。綿棒も鼻の角栓についてのことに気付く人が居なかった、もしくはネットで話題にならなければ耳掃除としての綿棒の記事が並んでいたと思います。
つまり時代やその時に求められていることで検索結果は大きく変化するということになります。つまりはキーワードに求められる質というものは変化していくということ。
特に面白いのが綿棒の流れを調べた時、最初は1人がツイートしたことから始まったみたいなんですね。それが検索結果をガラっと変えてしまうということに。
アフィリエイトでこのキーワードならこのことを書けば良いと予想して書くのではなく、きちんとメインなるキーワードは今何が求められているか確認することをお勧めします。もっとも多くのアフィリエイターは記事を書く前に共起語を調べて、実際の検索結果も調べて書くと思うので外すことは無いと思いますが、これからアフィリエイトを始める人は注意することをおすすめします。
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