アフィリエイトやブログの相談、セミナー等でよく聞かれるのが、アクセス解析を学ぶ場合に一番良い書籍は何ですか?という質問です。
今までアクセス解析関連の本は10冊以上読んできていますが、個人的に一番おすすめの書籍は「初級ウェブ解析士 認定試験公式テキスト」です。
ウェブ解析士という資格
ウェブ解析士という資格があります。
検索すると「資格商法詐欺じゃないのか?」「役に立たない」等、もういろいろ酷いことを言われています。僕もこのウェブ解析士の資格は持っています。
でこの資格を取得することをお薦めするかどうかと言われると、特別お薦めしていません。僕の場合この資格を取ったのはサラリーマン時代で持っていても良い資格かな?と思ったので取りましたが、今ほど高くは無かったんですね。取って何かメリットがあったか?と言えば特にはありませんww
ただし資格取得によって得たウェブ解析の知識は非常に役立っています。
一番体系的にアクセス解析が学べる本
今まで何冊とアクセス解析関係やGoogle Analytics関係の本を購入して読んでいますが、それぞれ欠点があるんですね。
アクセス解析関係の書籍
本の数年前までアクセス解析というのは専門家がするものという前提でした。今でもそういう前提が崩れていない部分があります。
でもブログやアフィリエイトが一般化しつつある今、初めてブログやアフィリエイトを行おうかな?という人に対して多くのアクセス解析の本は少し難しいんですよ。それは当然でWebメディア関係やECサイト関係の人向けに書かれていて前提が初心者向けでは無いんですね。
僕がアクセス解析を学びだしたのは2011年でしたがその時に読んだ本って、本当に初心者には難しいんですよ。もう何を言っているんだ?という話です。
Google Analyticsの解説書
アクセス解析、Web解析と言えばGoogle Analyticsを使っているという方が最も多いと思います。アクセス解析のスタンダードにもなっています。
Google Analyticsの本は初心者向けから中上級者向けまでいろいろと本が出ているのですが、実は問題が1つGoogle Analyticsの仕様が割りと変更されるので初めてGoogle Analyticsを使う人には「あれ?こんな画面無いけど」「あれ?これはどこを指しているの?」と悩んでしまうことが多いんですね。
もちろんある程度Google Analyticsとかアクセス解析を学んだ人なら応用出来るのですが初めてアクセス解析を学ぼうという方にはそれさえもハードルになります。
最初に購入した本は「できるシリーズ」のGoogle Analyticsの解説書だったのですが、その直後にGoogle Analyticsの大きな変更があって、本で解説されていることが何が書かれているのか全く分からないという状態にもなりました。
実はそこで僕は1度、Google Analyticsを覚えるのを挫折しています。
そんなもの覚えなくても良いや\(^o^)/ と覚えるのをやめたんですね。でもその後会社で部署移動になってなぜかアクセス解析担当ということに。えっと・・・・
しかも会社で使うアクセス解析ツールが当時の「SiteCatalyst」というGoogle Analyticsよりも更に難しいアクセス解析ツールで且つ解説書が日本語では出ていないという状態。その時にアクセス解析のコンサルタントとして来ていた方に「アクセス解析を覚えるのならウェブ解析士のテキストが一番良いですよ」って教えてもらってテキストを購入したのがきっかけです。
初級ウェブ解析士 認定試験公式テキストも初心者向けでは無い
では「初級ウェブ解析士 認定試験公式テキスト」は初心者用のアクセス解析の書籍になるのか?というと実は結構難しいんですよ。
でも体系的に説明をされているということと、分からない部分はググって調べていけば良いだけでアクセス解析・ウェブ解析を学ぶ上での方向性はかなり正しく説明されています。
もしこれからブログやアフィリエイトで本格的にアクセス解析・ウェブ解析を覚えたい!という方にはこれでアクセス解析をこの本で体系的に学んだ上でGoogle Analyticsを見ると今までよく分かっていなかったことが見違えるように分かると思います。
少し高い書籍ですが、それだけの価値がある内容にはなっているので、資格を取らなくてもこれからブログやアフィリエイトを本格的に行う上できちんと体系的に学びたいという方にはお薦めです。
過去のテキストは持っていましたが、復習しようと思って最新のものを購入しました。
もっともここまで覚えなくてもアフィリエイトで月100万円とかブログで月100万PVとか取ることも可能です。
しかしその先を目指すのなら読んでおいても良いのではないでしょうか?
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