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失敗したから分かる!WordPressのカテゴリーとタグの使い分けについて

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WordPress カテゴリーとタグ サイト検証

今まで作ったブログやサイトは数知れず、散々な失敗を重ねてきた鈴木です。

失敗の多さなら誰にも負けない自信があります(余分な自信)。

さて、のんくら本がめちゃくちゃ売れているようですね。

このブログでも感想文を書いています。

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でも、多分WordPressでブログを始めたばかりの人だと、のんくら本で書かれているカテゴリーについてよく理解出来ないという人が多いと思うんですよ。

というのも僕がそうでしたから。僕はのんくらセミナー及びのんくらワークショップに通っていたのですが、そこで???となったのがカテゴリーの考え方です。

ワークショップ中は分かったふりをしていましたけどww

また共著者であるa-kiさんのオーソリティサイトのカテゴリーについてもよく理解出来ないという人がいると思います。

だって僕がそうでしたから(おい)

分からなくて当然です。だって難しいんだから。

でも、カテゴリーを考える際にWordPressの機能である「カテゴリー」と「タグ」の使い方を真剣に考えるとWordPressでブログ構造(時系列)ではなくサイト構造(情報別)にする時の切り口というものが見えてくるので、失敗例を含めてカテゴリーとタグについて説明していきます。

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カテゴリー設計を完全にミスったブログ

カテゴリー設計を完全にミスった僕のブログがこちらです。

全国700カ所ほどの温泉に入っており(上記のブログを始めた時は多分500カ所くらいだったかな)入った温泉を紹介するブログを作ろう!と始めた当初は勢いよく更新をしていたのですが、契約していたサーバーがお粗末すぎるのと設計を失敗したショック、そしてアフィリエイトのリンク張替え作業の面倒臭さからもう2年以上放置状態にしています。

それでもPVは月3万PV前後で推移しており、マニアックな温泉を紹介している分、変動幅が少ないというのが良い点です。

話を戻してパソコンで見ると分かりやすいのですが、カテゴリーがめちゃくちゃ多いんですよ。

100以上のカテゴリーがあります。

無限増殖するカテゴリーですよ、これはもうね。

最初にきちんとカテゴリー設計をしておかないとこういう失敗になる訳です。

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WPでカテゴリーとタグを重要性とSEO

もし、今新たに同じコンセプトで温泉のブログを作るのなら僕ならこんなカテゴリーとタグ設計にします。

カテゴリーとタグの関連性

基本的に1記事1カテゴリーで設計した方がSEO上良いと言われています。

1記事1カテゴリーの方がSEO上有利というのは諸説ありますが、僕の経験上から言えば、確かに1記事1カテゴリーの方がカテゴリーで上位表示する可能性が高いことは感覚的にですが、あります。

感覚的にというのは、まだそれが確定的に言えるほどのデータが無いので。

でも、ユーザーのことを考えた時にいろいろな区分・切り口があった方がユーザーの満足度は当然高くなるのは理解出来ると思います。

例えば、温泉のブログであれば、都道府県別で探したい人もいれば湯質やphで探したい人もいるでしょう。

お湯の色で調べたい人もいれば、日帰り入浴で楽しみたい人、宿泊でゆっくりと楽しみたい人がいるのは理解出来ると思います。

1人で行くのかカップル・夫婦2人で行くのか、3人以上のグループや家族で行くのかにもよって温泉宿も変わってきますよね。

そういうユーザーの利便性を考えた時にカテゴリーを大量に作ってしまうと逆に今度はカテゴリーから探すのが不便ということになってしまいます。

  • 1記事1カテゴリーはSEO上有利かもしれない
  • 1記事1カテゴリーにすると区分・切り口が絞られてしまう
  • 区分・切り口をカテゴリーで分けるとカテゴリー数が増えてしまう

こう考えた時にWordPressで便利なのが、タグ機能です。

1記事1カテゴリーにはするけど、切り口・他の区分はタグで考えて設計するとカテゴリーを増やさないように出来ます。

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WordPressブログの一番の切り口はカテゴリーで分類する

つまりWordPressでジャンルを絞ったブログを作る場合、一番の切り口にしたいものはカテゴリーで設計して、他の切り口はタグで設計するということになります。

  • カテゴリー:都道府県別
  • タグ:湯質やph、行く人数 等

こうすることで、カテゴリーも増えにくく、切り口も豊富に持つようになります。

  • カテゴリー:メインの切り口のものにする
  • タグ:メインの切り口では区分出来ないものを分類する

ただし、問題はいくつかあります。

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WPの問題点は記事の親子関係がタグでは作れない

WordPressの場合、のんくら本の100ページから書かれているサイト構造にはならないことです。

サイト構造についてはのんくら本を読んで理解してください。ここでは詳しく書きません(というか本の内容をそこまでかけないですから)。

ただしそれだとあまりにも不親切なのでWPの機能を知っている人なら当然なことを説明すると

  • カテゴリー:カテゴリーと記事の親子関係(階層構造)が成り立つ
  • タグ:タグページと記事の親子関係(階層構造)が成り立たない

この辺りは「WordPress カテゴリー タグ 使い分け」で検索すればいくらでも出てくる情報なので書いても問題ないでしょう。

だから、タグページに関して言えば固定ページでまとめ記事なり、カテゴリーページを作ることで、階層構造をもたせることが必要になります。

トップページを固定ページで作り、トップページの子ページとしてタグページ(カテゴリーページかまとめページ)を面倒ですが別途作ることで階層構造をもたせるようにします。

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大きすぎるテーマだとタグが増えすぎることも問題

温泉のブログの一番の問題は、全国の温泉を網羅させようとしたことでテーマが大きく成りすぎて、いくらタグで区分しても情報にたどり着きにくいということです。

というのも例えば、群馬県の温泉でph3未満の強酸性の温泉に入りたい時にタグで「ph3未満の強酸性の温泉」というのを作っても、全都道府県の「ph3未満の強酸性の温泉」の温泉が出てきてしまい、カテゴリーとクロスしてページを標準機能では生成出来ないことです。

なら47都道府県でそれぞれphの区分のタグを作ろうとしてしまうと

  1. 群馬県のph3未満の温泉を探したい=タグで実装しようよする
  2. 47都道府県×phの区分を5段階にする=47×5=235のタグが必要になる

もう今度はタグの無限増殖になってしまう訳です。

で、勘違いされているのですが、和田さんが書いた下記の本は、そうしないためにミニサイトにして情報にたどり着きやすくしましょう!ということが書かれています。

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タイトルで儲けることしか書いてないと思ってしまいがちですが、本来は情報をコンパクトにすることでユーザーが情報を探しやすいページを作ることを考えましょうと提案している内容なんですよね。

都道府県全部の温泉を網羅したブログやサイトを作るのも良いのですが、例えば都道府県別に1つのミニサイトを作ることで、よりコンパクトに情報を探しやすいサイトを作るようにしましょうということで提案しています。

その方がユーザーにとって情報を探しやすくなり、a-kiさんの言うところの何度も使ってもらえるオーソリティサイトとしてなっていくと僕は考えています。

大きすぎるテーマは時にユーザビリティを悪化させることもあるので、コンパクトな情報にまとめたミニサイトが良いですよってだけの話です。

ただし、大きなテーマが必ずしも悪いということではなく、あくまでもコンパクトな情報にまとめた方が情報が探しやすくなるというだけの話です。

例えばテーマを全国の温泉にしても「個室露天風呂付き客室」のホテルや宿だけに絞れば、情報もコンパクトに出来ます。お湯の色別にしてみても情報はコンパクトに出来ます。

問題は切り口次第ってことです。

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WPでブログを作るのなら、まずはカテゴリーとタグの整理を

断っておくと、のんくら本で書かれているカテゴリーページとはWordPressのカテゴリーページとは全く違うものです。

でも、初心者だとそれが何を差しているのか具体性が見えてこないと思います。

まずは見えて来なくても構わないと思うので、一旦WordPressの場合は、カテゴリーとタグできちんと切り口を考えてみて下さい。

そしてもう1度、のんくら本を読み返すと多分、こういうことか!と見えてくると思います。

別途カテゴリページやタグページを作る場合、WP本来のカテゴリページやタグページにnoindex設定をしていないのなら、noindex設定を必ず行うようにしてください。

そうしないとSEO上、良い結果にはなりにくいので。

Google AdSense マネタイズの教科書[完全版]

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追記

断っておくと、のんくら本で書かれているカテゴリーページとはWordPressのカテゴリーページとは全く違うものです。

このことでより混乱を招くと言われたので、少し補足しておきます。

  • WordPressのカテゴリーページ=カテゴリーに自動で加えられて自動生成されるページ
  • のんくら本で言うカテゴリーページ=情報を探しやすいように自分で作るページ

例えば温泉で言えば神奈川県というカテゴリーをWordPressで作っても横浜にある温泉と湯河原にある温泉と箱根にある温泉が一緒になって時系列に並ぶだけです。

だから自作の固定ページで

  • 横浜の温泉
  • 湯河原の温泉
  • 箱根の温泉

というように並べ替えてより情報にたどりやすくするイメージで作ってもらえればと思います。

もちろんこれだけではありませんが、情報の一覧をより分かりやすく伝えるページをカテゴリーページと考えた方が良いでしょう。

自作するタグページも同じで、例えば日帰り温泉なら

  • 500円以内で入浴可能
  • 500~1000円以内
  • 1000円以上

というように価格帯で分けても伝えやすいでしょう。

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サイト検証WordPresss
このブログを書いてる人

通称:鈴木こあら

散歩と旅行・温泉とカメラ、そしてブログ書きが好きで、奥さんが大好きなおっさん。
すべての都道府県で最低1箇所は温泉に入り、合計700箇所ほどの温泉に入った温泉ソムリエです。
出身は愛知県ですが、現在は北海道札幌から神奈川県鎌倉市に移住して生息しています。

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