アフィリエイト用のサイトやブログを見てくれている人がどんな環境で見てくれているかはたまにチェックしている人も多いと思います。
でもパソコンにスマートフォンにタブレット、ゲーム端末も加えると今や何で自分のサイトが見られているのかよく分からない状態になっていませんか?
多くの人がスマホが6~8割くらいで、2~4割がパソコンくらいの感覚で、スマートフォンでも見て対応しなきゃいけないな~と思っていると思いますが本当にその認識で大丈夫でしょうか?
その認識だと少し甘いんじゃない?と気づかせてくれるのがASPのバリューコマースが始めた新しいレポート「ブラウザー・アプリ別レポート」です。
バリューコマースでアフィリエイトしている人は一度は見ておいた方が良いっすよ。ちょっと考え方、かわるかもしれません。
Google AnalyticsだとアフィリエイトリンクのCTRまでしか計測出来ない
僕の場合、まあいろいろ見ますが、セカンダリディメンションに「モバイル(タブレット含)」を指定して見ることが多いんですね。
SafariでYESならiPhone(もしくはiPad)だな~とか、ChormeでYESなら恐らくはAndroidだろうな~、NOならWindowsが多いんだろうな~っという具合に。
ここで重要なのは「INTERNET Explorer」なんですけど、8.95%でそれほど高くは無いですよね(僕が運営しているサイトで15%以上のところもありますが)。
で結局は自分で分かるのはここまでなんですけど、どのOSでどのブラウザで実際にコンバージョンしているのかはASPでしか分からない状態になっています。
だから上記のような結果だと多分、iPhoneで見てくれている人が一番コンバージョンしてくれているだろうと予想するしか無い状況です。
一部、アフィリエイトタグにカウント用のタグを加えて、ブラウザ別・OS別にCTRを計測している人もいるかもしれませんが、結局は自分のサイト内のアフィリエイトリンクのクリック率しか分からないのが実情でした。
VCの「ブラウザー・アプリ別レポート」ならその先のCVRも分かる
でもヴァリューコマースが新しくリリースした「ブラウザー・アプリ別レポート」ならその先のCVRも分かるんです。
上記が実際のレポート画面、アフィリエイトリンクをクリックした時のブラウザと注文時のブラウザ・デバイス・OSが分かり、更に注文件数や注文金額、報酬額までも分かるんです。
これがどれだけ凄いかというと、例えばINTERNET Explorerを使っている人はそれほど多くは無いけどCVRしているのは結構多いということが見えてくることです。
クリック時の ブラウザー・アプリ |
注文時の ブラウザー・アプリ |
注文時の デバイス |
注文時 のOS |
注文 割合 |
承認 割合 |
GAの UU数 |
---|---|---|---|---|---|---|
Safari | Safari | スマートフォン | iOS | 38.1% | 25.9% | 40.7% |
Chrome | Chrome | スマートフォン | Android | 17.0% | 22.2% | 23.9% |
Chrome | Chrome | PC | Windows | 12.9% | 29.6% | 8.3% |
Internet Explorer | Internet Explorer | PC | Windows | 9.5% | 11.1% | 9.0% |
Edge | Edge | PC | Windows | 4.8% | 0.0% | 2.5% |
上記は僕が実際に運営しているアフィリエイト用のブログの結果です。iPhoneで見ている人は4割いるけど承認割合は26%くらいしか無いということがGAの数値と組み合わせることで見えてきます。
INTERNET Explorerでパソコンから見ている人は9%しかいないけど、注文(発生)の割合は9.5%に上昇していて、承認数の割合だと11%を越えてきているということが分かります。
この例だと微々たるものですが、ひょっとしたらサイトのテーマ等によっては、承認数の割合はスマホのChromeで見ている人よりもIEで見ている人の方が多くなっている可能性もある訳です。
僕の考えだと承認割合が1割を超えているIEのユーザーは無視出来ない存在だと思いますし、IEを使っているのなら検索はBingを使っている可能性も高い訳で、Bingのウェブマスター登録をしておいて良かった!と思えてもきます。
でもIEで自分のサイトをチェックしてなくて、表示崩れがあることに気づかないとなると実はもっとCVRをよく出来ていた可能性も出てくる訳です。
つまり「ブラウザー・アプリ別レポート」はGoogle Analyticsのデータと組み合わせることで、本当に重要なユーザーはどういうブラウザで見てどのブラウザでCVRしているのか知ることが出来ることです。
もしIEのCVRの割合が20%を超えているサイトがあるのなら、当然実際にIEで自分のサイトを見てチェックすることが大切だということは分かりますよね。
クロストラッキングで仮説も立証出来る
以前は、アフィリエイトリンクをクリックしてくれたブラウザで注文してくれなければ、成果として発生しませんでした。
しかし今はトラッキングの技術も発達し、クロストラッキングで別のブラウザでアフィリエイトリンクをクリックしていても有効にしてくれるASPも増えてきています。
バリューコマースもその1つです。
以前はよく言われていたことに男性は購入・契約する商品の情報はスマホで得るけど、注文はパソコンから行うことが多いということがありました。
「ブラウザー・アプリ別レポート」はそのことが今もそうなのか知ることが出来るようになっています。
上記の図でも表でも見てもらえれば分かりますが「クリック時のブラウザ・アプリ」と「注文時のブラウザ・アプリ」が掲載されているのが分かると思います。
つまりスマホのブラウザで見た人が購入時はPCのブラウザにしているかどうか?ということも分かるようになっています。
今回、僕のデータだと「購入・契約する商品の情報はスマホで得るけど、注文はパソコンから行う」という事象は見つけられませんでしたが、スマホでもアフィリエイトリンクのクリック時と注文時だと違うブラウザを使っている人がいることが分かりました。
検証してPDCAを回せる人は稼げる
僕の知り合いの中には凄いアフィリエイターもいるのですが、話を聞いているとやはりPDCAをきちんと回している人が多いんですよね。
PDCAは、Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価・検証)→Act(改善)を繰り返すことです。
自分の行った施策は正しいのか?正しくないのか?ということをきちんと検証し、間違っていたらなぜそうなったか考え改善をして再び計画を立てて実行するということになります。
その時にCV(コンバージョン)のデータがきちんと見えるってアフィリエイターにとっては非常にありがたいもの。
ECに携わっていた頃は当たり前に見えていたデータもアフィリエイトだと見えないというのが当然だった訳ですが、少しずる改善してくれているのは嬉しいことです。
バリューコマースというASP
僕はメインのASPをバリューコマースにしているのですが、その理由はさておき、バリューコマースはSoftBankグループの1つです。
SoftBankグループのヤフー事業(つまりYahoo!JAPAN)の1つにASP事業であるバリューコマースはあります。
土台がしっかりしているASPなので、安心して使うことが出来ます。
アフィリエイターに便利な機能を次々に発表しているので、もし使っていないようなら使ってみてはいかがでしょうか?
おすすめ出来るASPです。
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大手ASPだと初心者アフィリエイター向けのセミナーを開催することも多いのですが、今までいろいろなASPの初心者向けセミナーに参加しましたが一番役立ったのがバリューコマースでした。
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