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記事を書く上で「詳しい」と「分かりやすい」は全く別物であるということ

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地獄谷野猿公苑 コンテンツマーケティング

よくアフィリエイトの記事を書く場合に「一番詳しく書こう!」ということを言っている人がいます。

これまさにその通りだと思うのですが、これ僕の考え方とは違うんですよね。最近の僕の考え方はペルソナに沿った人に応じて一番分かりやすく書こうということを意識しています。

つまり「詳しい」と「分かりやすい」は全く異なるんです。

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奥さんは地図が読めない

僕の奥さんは地図が読めません。全く読めない訳では無いのですが、地図を見てどこかに行くというのがとても苦手です。だからGoogle Mapもほぼ使っていません。

でも僕の場合、電車と徒歩でどこかに行く場合結構Google Mapを活用します。

僕の場合、徒歩や電車でどこかに行くのであれば、Google Mapが一番詳しくて一番分かりやすいツールになっているんです。

なお僕は学生時代にバイク便のバイトをしていたりと地図を見て目的地に行くのは普通に出来ることです。

でも奥さんの場合は違うんです。地図を見せて現在地を把握させてもそもそもどっちに向かえば良いか分からないから迷うんです。

じゃあそういう地図を読めない人にとって一番分かりやすいものをネット上で表現するのなら何か?と言えばランドマークが明確に写った写真ということもよくあることです。

例えば東京駅から日本橋に向かう時、最初に目指す方向として八重洲北口を出てヤマダ電機を目指して欲しい訳でその時に東京駅を背にしてヤマダ電機の写った写真を撮影してヤマダ電機の方に歩いて下さいと写真と文章で示した方が分かりやすいんです。

僕の奥さんにとって、いくら口頭で行き方を詳しく説明したところで、写真と文章には敵わないんです。

つまり

  • 地図が読める人=Google Mapが詳しくもあり分かりやすい
  • 地図が読めない人=ランドマークの写真と文章による説明が分かりやすい

という違いが出て来るんです。

だから一番詳しいということが必ずしもサイトを見てくれるユーザーにとって一番分かりやすいということでは無いということなんです。

でも写真よりも動画の方がより分かりやすいんじゃないの?と思うかもしれませんが、道案内の場合に必ずしも動画が1番優れている訳ではありません。

出先でスマホを使って動画を見て行こうとすると通信量は消費するし、バッテリーも消費するし、スマホ見ながらだと危ないしということで嫌がる人もいる訳です。

バッテリーなんてモバイルバッテリーがあるから良いじゃんと思う人もいるでしょう。

でも女性で重たいから持ち運びたく無いって人は少なくありません。

それなら適当にランドマークを目印にしてその場所まで来たら次のランドマークのある写真を見て進む方が便利なこともあるんです。

もちろん、動画を好む人もいるのですが、目的地まで徒歩10分だった場合、10分間の道案内の動画を見せられても、10分間もゆっくり見る人は少ないと思いませんか?

それならタイムラプスムービー(早送り動画)で10分を1分にして見せた方が時間の短縮になって喜ばれることも多いです。

ペルソナが重要な理由

ここで感の良い人ならもう分かっていると思いますが、一番詳しく説明したところで人によって何が一番分かりやすいか異なるから、ペルソナに応じてきちんと何が一番分かりやすいか?ということを考えて必要な情報を掲載することが大切なんですね。

だから僕はペルソナというものにずっとこだわってきた訳です。

目的地への案内1つにしても地図が読める人、地図が読めない人で全く表現方法が異なってくるんです。

更に言えば動画が分かりやすいと思う人もいれば動画だと他のことが不便になるから嫌だという人もいる訳です。

更に付け加えれば、僕に対してランドマークの写真と文章による説明をしても邪魔なだけなんですね。むしろGoogle Mapのリンクを張っておいてくれるのが一番分かりやすいんです。

つまり行き方を説明する時に一番わかりやすいと説明というのは

  • Google Mapが一番わかりやすいと思う人
  • 写真と文章がわかりやすいと思う人
  • タイムラプスがわかりやすいと思う人
  • 普通の動画がわかりやすいと思う人

それぞれ異なります。

だからいくら詳しく文章で書いても、求めているものが人によって異なるので、人は自分が一番わかりやすいものを求めるということです。

一番詳しいという情報が実は邪魔な情報ばかりの時すらあるってことです。

観光スポットの案内も同様

例えば「札幌 観光」と検索して1位に表示されているサイトの情報は、これを見たユーザーが冬に札幌に来たらブチ切れそうな内容なんです。

じゃあ、春夏秋冬別に詳しく全部のシーズンで書いたら親切か?と言えば冬に札幌に来る人にとって、春夏秋の情報は邪魔でしかありません。

つまりここでもユーザーのことを考えたらペルソナとして「春に来る人」「夏に来る人」「秋に来る人」「冬の来る人」と分けてそれぞれの記事を書くというのが一番親切であると思いませんか?

ここで重要になってくるのがサイト設計です。

「春に来る人」「夏に来る人」「秋に来る人」「冬の来る人」を書く場合に、これらの情報は1つのページから選べるようになっているのが一番見やすく分かりやすいと思いませんか?

だから「札幌 観光」というキーワードを含んだページを作り、そこから「春」「夏」「秋」「冬」という記事を作って内部リンクで分かりやすく誘導するというのが分かりやすくユーザーに親しまれるサイトになると僕は考えています。

ブログ形式だと「札幌」というカテゴリーを作って、「春におすすめの観光スポット」という記事を書いてその間に夏に向けて単発の記事を書いていき夏が終わる頃にデータが貯まってくるから「夏におすすめの観光スポット」という記事を書いたのは良いけど「春におすすめの観光スポット」という記事には場合によっては数十記事後ろになっていると時系列でカテゴリーの中の記事が並んでいたら見つけにくくなっている訳です。

だからブログのカテゴリーでは無く、サイトのカテゴリーとして「札幌」というカテゴリーを作って記事の時系列ではなく、分かりやすい系統に並べ直すのが良いんじゃないですかね?

ただし、

  • 春におすすめの札幌の観光スポット
  • 夏におすすめの札幌の観光スポット
  • 秋におすすめの札幌の観光スポット
  • 冬におすすめの札幌の観光スポット

で記事を書いて上の階層でまとめても、Googleさんの気まぐれでカニバることがあって、まだGoogleの検索エンジンというのは、完璧じゃないと思う今日この頃です。

ただユーザーのためにわかりやすいサイトがGoogleの評価と一致してくれることを望む日々です。

以上、詳しいと分かりやすいは違うということと、ペルソナを考えておかないと邪魔な情報が増えるということでした。

コンテンツを作るってことはこういうこともきちんと考えていくべきだと思います。

コンテンツマーケティング
このブログを書いてる人

通称:鈴木こあら

散歩と旅行・温泉とカメラ、そしてブログ書きが好きで、奥さんが大好きなおっさん。
すべての都道府県で最低1箇所は温泉に入り、合計700箇所ほどの温泉に入った温泉ソムリエです。
出身は愛知県ですが、現在は北海道札幌から神奈川県鎌倉市に移住して生息しています。

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