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コンテンツ設計・コンテンツコンセプトを考えてサイト設計を行うという考え方

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サイト設計よくわからん コンテンツマーケティング

気がついたら1ヶ月以上、このブログを更新していなかった鈴木です。

最近はブログでもトップページを記事の羅列ではなくカテゴリー毎に見せるように工夫をする人が増えていて、サイト設計をしている!という雰囲気を醸し出す人が増えてきたように思います。

それはそれで、特に雑記ブログの場合、興味のあるカテゴリーを読み進めてもらう場合においては非常に有効な手段かと思いますが、それはサイト設計ではなく、UIの改善に過ぎなくて、サイト設計とは全く別次元の話だと僕は考えています。

それはさておき

こあら
こあら

サイト設計が大切!と言われてもサイト設計って難しい・・・

と感じている人も実際には多いのではないでしょうか?

実際、いくつかサイトを作って失敗して改善して積み重ねてで無ければサイト設計って実は非常に難しいと僕は感じています。

それこそ僕の場合、いくつものサイト設計をして失敗した事例はある訳で。

で、そんな難しいサイト設計よりも最初はコンテンツ設計・コンテンツコンセプトをしっかりと決めた方が自然とサイト設計が出来るように最近はなりました。

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コンテンツ設計とコンテンツコンセプトの関係

コンテンツ設計とコンテンツコンセプトと、突然言われても何のことかよくわからないと思います。

「コンテンツ設計」でググってみると今日(2019年11月14日)の時点で検索結果1位にはPLAN-Bというサイトのコンテンツが出てきます。

【完全版】コンテンツSEOとは|本当にSEOに強いブログや記事の書き方 | 株式会社PLAN-B
ブログや記事などのコンテンツを発信しても「検索結果に上がってこないからセッション数が伸びない!」ということになってはいませんか?そんな時に必要になるのがコンテンツSEOです。この記事ではどのようにブログや記事を書けばいいのかコンテンツSEO...

僕が考えるコンテンツ設計というのはこういうことでは無いです。

もちろん、一般的には上記のサイトで紹介しているコンテンツ設計は多くの場合は正しいと思います。

ただし個人で運営するブログやサイト、メディアの場合は違うと考えます。

  • 検索意図を理解する
  • ペルソナ設定
  • 文章構成の設計
  • ベネフィットの提供やクロージング構成

確かにオウンドメディアやアフィリエイトの場合は、上記のことを考えてコンテンツ設計は行うべきですが、そこにコンセプトはあるのか?と考えます。

ブロガーの場合、何かを表現・発信したいからブログを書いていると思います。

では、その表現したいこと、発信したいことは何に基づいているのか?ということを考えなければコンテンツ設計をしたところで意味が無いのではないでしょうか?

つまり、コンテンツコンセプト(サイトコンセプトと同じ場合も)があって、初めてコンテンツ設計が可能になります。

  • 誰かの役に立ちたい
  • この場所・商品は凄く良いから、その良さを届けたい
  • この制度は問題があるから、多くの人に知ってもらうために問題提起したい
  • とにかく儲けたいから儲かる記事が書きたい

上記のような想いがあって、初めてコンテンツのコンセプトが決まり、コンテンツの設計が出来るようになると思いませんか?

コンテンツの設計は定形の方が伝わりやすい

コンテンツの設計をする場合、定形の方が伝わりやすくなります。

例えば下記の記事ではブログを定形で書く場合のメリットを説明しています。

【超初心者向き】ブログの記事の書き方と汎用的なテンプレート
ブログ初心者の人ってやっぱりどんな風に記事を書いて良いか悩んで苦慮している人が多いんだな~と実感しました。そこで、初心者というよりは超初心者向きにブログの記事の書き方を説明します。汎用的なテンプレートも添えておくので、それで1度記事を書いてみてください。

上記はブログでの定形での書き方ですが、ここから以下で解説するマイナスで考えるコンテンツ設計を読んで、絞り込んで表現しても良いですよ。

マイナスで考えるコンテンツ設計とコンセプトの例

より丁寧に、より詳しく、そういうコンテンツを作ることが僕も正しいことだと思っていた時期があります。

ただ最近見つけたサイトで、それは違うんだなと思い知らされました。

海の見える駅 〜徒歩0分の景勝地〜
徒歩0分の景勝地、日本の海の見える駅・海に近い駅を多くの写真とともに紹介しています。現在、全国で246駅を掲載。

この「海の見える駅」というサイトの個別コンテンツを見てもらうとわかりますが、説明文は丁寧とは言い切れません。

僕は今北海道に住んでいるので、例えばこのコンテンツ

朝里駅 | 海の見える駅
JR函館本線の朝里駅は、北海道小樽市にある海の見える駅です。降り立てば、札幌から30分の場所とは思えないほど雄大な海原がホームの向こうに広がります。3月の北海道、ホームに積もる雪を見て、春が待ち遠しくなるのでした。

僕だと駅の利用だから、駅名で検索する人の中には

  • 売店はあるのか?
  • ATMはあるのか?
  • コインロッカーはあるのか?
  • JRならみどりの窓口はあるのか?
  • 改札口や出口はどうなっているのか?
  • バリアフリーか?
  • 駐車場はあるのか?車での送迎は行いやすいか?

等々の検索意図があるから、そういう情報を入れ込んでしまいます。

では、この記事にそういう情報があるのか?と言えばありません。

でも「朝里駅」で検索すると本日現在4位前後になっています(地域クエリなので検索する地域で異なることがあるので、前後という表現にしています)。

でも、このコンテンツを見ていると、朝里駅に行きたいと思うようになりませんか?

そして他に良い駅は無いかな?とこのサイトを巡回したくなりませんか?

つまりサイトを見た人がワクワクドキドキして、魅入ってしまうサイトになっています。

情報が多ければ確かに便利で役立つサイトにはなるでしょう。

そして「役立った」だけで終わってしまう人がほとんどではないでしょうか?

しかし「海の見える駅」だと美しい、ワクワクする、ドキドキする、旅に出たくなるという想いを揺り動かされるようになります。

だからそれが評価され検索上位に来ているように僕は考えます。

情報を詰め込むのではなく、コンセプトをしっかりと決めて、そのコンセプトにそった記述だけにとどめる、

検索意図を完全に満たすと考えるのではなく、情報的にはマイナスになるけど検索意図を絞って必要最低限にとどめることで、コンテンツの持ち味を最大化する、恐らくそんなコンセプトに「海の見える駅」はなっているように感じました。

もちろん僕はこのサイトの運営者では無いので「単に書くのが面倒だからこれだけにした」という答えが実は返ってくるかもしれません。

でも、確実に言えることは「Lazy Load」のプラグインを入れてまでも、画質にこだわっていることは伝わりました。

表示サイズ横幅800pxなのに実際には1600pxの画像を使っている辺り、画質にはかなりこだわりを感じさせてくれます。

そのこだわりもコンテンツコンセプトになっている訳です。

表現方法から考えるコンテンツ設計とコンセプト

少し前に

えぞりん
えぞりん

ブログはオワコン、これからはYouTubeだ!

と言ってる人もいましたが、全くそうなっていないのは皆さんの知っているところ。

単に表現方法の違いであって、ブログ(テキスト)に適した表現方法と動画に適した表現方法があるのに過ぎないですよね。

僕は今、北海道に住んでいますが北海道って住所が曖昧な地域が結構あるんですよ。

そういうところにも観光スポットはある訳ですが、そこにたどり着くためにカーナビで検索する方法が無いところもあります。

そんな時に便利なのが「マップコード」と呼ばれるものなんですけど、カーナビに「マップコードを入力すると簡単にたどり着けます。

で、マップコードを検索している人に動画というコンテンツは必要ですか?

不要ですよね、テキスト(文字)でそのまま分かりやすいところに表示されているコンテンツの方を求めるでしょう。

逆に東京駅の地下を通って有楽町に歩いて行きたいと考えている人にテキストでの説明は有効でしょうか?

動画で「東京駅から有楽町まで地下で歩いてみた」の方が便利かもしれませんよね。

でも、10分ほど地下を歩いている動画を見せられても時間が無い人ならウザいだけです。

それならタイムラプスで1分くらいに短縮してくれた動画の方が適しています。

動画での表現方法でも、普通に撮影したものが喜ばれる時もあれば、タイムラプスで撮影したものの方が喜ばれるものがあるように、何かを説明する時に適切な表現方法というものはある訳です。

では、あなたの想いを伝えるコンテンツは何が一番適しているのか?と考えれば、自然と表現方法というコンセプトが見えてきます。

そのコンセプトを活かすコンテンツの表現方法を組み込むことでコンテンツ設計は出来上がってきます。

コンテンツからサイト設計を行う

コンテンツのコンセプトと設計についての考え方を少ない事例ですが、紹介してきた、何となく、理解してもらえたかな?と思います。

自分が伝えたい想いからコンセプトを考え、コンセプトからコンテンツを設計していく

そしてコンテンツを作り上げることになります。

でもコンテンツを作り上げた後に、コンテンツを最大限活かす表現方法を考えるのがサイト設計になると逆説的ですが考える訳です。

例えばコンテンツとして写真をメインにしているのなら写真を活かすグリッドレイアウトが良いかもしれません。

「海の見える駅」はまさにコンテンツを最大に活かすグリッドレイアウトが採用されています。

何かの解説を動画とテキストで表現しているのなら、何の解説をしているかテーマ別に一覧があって、わかりやすく導線のサイトが良いでしょう。

もし、サイト設計がよくわからないという場合、コンテンツのコンセプトを考え、コンテンツの設計を行い、そこからそのコンテンツを最大限に活かすサイトのトップページを作ることを考えてください。

きっとサイト設計についてよくわかってくると思います。

サイト設計に関する予備知識として

よく言われるサイト設計というのは、ネットで検索すると概ね僕が知る限りだと3つに分類されます。

  1. コンテンツまでの到達距離を出来るだけ短くする(目的のコンテンツを探しやすい)
  2. コンバージョンを狙ったコンテンツまでの導線を考える(参考記事はこちら
  3. 階層構造で下層から上層への内部リンクでトップページを狙ったクエリで上位表示させる

1.は主に情報サイトで使われている考え方

2.は主にECサイトやオウンドメディア等で使われている考え方

3.は主にアフィリエイトサイトで使われている考え方

となっています。

どれが正しいということはなく、目的によって違うので(1.の手法のアフィリエイトサイトもあるし、3の手法の情報サイトもある)、サイト設計を考えるよりもまずはコンテンツをどういうものにするか考えて、適したサイト設計を考えてみることをおすすめします。

コンテンツマーケティングブログ運営・ブログ論
このブログを書いてる人

通称:鈴木こあら

散歩と旅行・温泉とカメラ、そしてブログ書きが好きで、奥さんが大好きなおっさん。
すべての都道府県で最低1箇所は温泉に入り、合計700箇所ほどの温泉に入った温泉ソムリエです。
出身は愛知県ですが、現在は北海道札幌から神奈川県鎌倉市に移住して生息しています。

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