今ではほとんど画像販売サイト・素材提供サイトの画像を使っていない鈴木です。
先日、とある大手の会社が画像販売サイトのイラストを利用したけど、著作権を侵害している可能性があり、X(旧Twitter)で話題になっていました。
画像販売サイトおよび素材提供サイトは、現在ではかなりの数がありますが、使ってはいけないサイトの特徴を知っていれば、著作権侵害に巻き込まれる可能性は非常に少なくなります。
画像提供サイトで使ってはいけないサイト
ヤバい画像販売サイトの見分け方は簡単で、「鎌倉 明月院」で検索して明月院の写真がヒットしたら、ほぼアウト
商用撮影禁止の場所の写真があるかどうかでわかる
— 鈴木利典⭐️鎌倉PRESS (@suzukidesu_com) September 6, 2023
上記のようにつぶやいたのですが、使ってはいけない画像提供サイトの特徴は
商用撮影禁止となっている場所の写真があること
です。
ある程度有名な寺社でも、商用撮影禁止にしているところはそれなりにあり、鎌倉であれば明月院が有名です。
明月院って、どういうお寺?という方は、下記の写真を見たこともあると思います。
*以前、お寺の方にブログやSNSで利用するくらいなら問題ないということを確認した上で、自分で撮影した写真を掲載しています。
今回、著作権侵害の可能性で話題になった企業も広告代理店が、明月院等の商用撮影禁止の寺社の写真を販売している画像販売サイトの画像を使っていました。
商用利用禁止施設の写真管理をしていない
個人で画像を投稿して販売できる画像販売サイトは、ほとんどは投稿された写真に写っている場所・施設が商用利用禁止かどうか、いちいち確認していません。
投稿前の会員登録時に権利関係において問題ないか確認し同意をさせるところはありますが、ほとんどがあくまでも権利関係のみで、商用利用禁止施設の確認まで行っていません。
確認を行っていないのだから、当然増えていきます。
またいちいち個別に著作権に問題があるかどうかもチェックはしてません。
特に運営が海外の場合、訴えることのハードルが非常に高いため、訴えられる心配もほぼしていないので、やりたい放題です。
ただ日本国内の企業であれば、コンプライアンス的に放置出来ない問題なので、いくら画像販売サイトから購入した画像でも、使うことは避けたいことでしょう。
国内企業および広告代理店で、余分な騒動に巻き込まれたくなければ、
- 商用撮影禁止となっている場所の写真がないか
- 海外で運営している画像販売サイトでないか
上記を確認した上で、もし商用撮影禁止の施設の写真が販売されていれば、使わないことをおすすめします。
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