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「渋温泉 歴史の宿 金具屋」に宿泊!「千と千尋の神隠し」の舞台にもなったと言われる宿の評判から口コミまで紹介

3.5
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渋温泉 歴史の宿 金具屋 北信越

温泉ソムリエの鈴木です。

ず~~~~~っと泊まりたい!と思っていた渋温泉 歴史の宿 金具屋にようやく泊まってきました!

金具屋の建物の一部は国の登録有形文化財になっており、5つの貸切風呂と3つの大浴場・合計8つの温泉がある風格のある温泉宿です。木造4階建ての建物は一見の価値あり。一度は泊まってみたい憧れの温泉宿です。

また、金具屋は宮崎駿氏のアニメ映画「千と千尋の神隠し」の舞台の1つにもなったと言われている温泉宿です。

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渋温泉 金具屋へのアクセス

金具屋へは出来れば自家用車かレンタカーで向かうことをおすすめします。理由は地元の人でなければ、ここまでせっかく来るのであれば周りにはいろいろな観光地があるので見て回って欲しいから。

車の場合、上信越自動車道「信州中野IC」を降りてから、信州中野有料道路を経由して20分くらいで到着します。ただし宿の前には駐車場が無いので専用駐車場に車を停めてそこから10分くらい歩く必要性があります。ただし駐車場に到着してから金具屋さんに電話をすれば車で迎えに来てもらえます。

都内からなら早ければ3時間くらい、休憩や若干の渋滞を考慮して5時間くらいで到着します。

公共交通機関の場合、北陸新幹線「長野駅」下車のあとに、長野電鉄に乗り換えて「湯田中駅」で下車、そこからバスになります。なお予約しておけば14時20分以降であれば湯田中駅まで迎えに来てもらえます。温泉だけを楽しむのであれば、渋温泉と湯田中温泉を楽しめるのでゆっくりと来たい場合は新幹線と電車が良いかもしれません。また冬場は雪の多い地域なので車の運転に自信が無い場合も電車が良いかもしれませんね。

金具屋

ライトアップされる金具屋の外観

渋温泉に宿泊する人は、例え金具屋に泊まらなくても金具屋の外観は見にくる人が多いように思います。それだけ風格のある建物だからです。宮﨑駿の映画「千と千尋の神隠し」のモデルの1つにもなったとも言われる金具屋の外観をご覧ください。

金具屋

金具屋

金具屋

昼間の金具屋の入り口。はい、見たいのはこちらでは無いですよね。

金具屋

まずは新しい建物の全体像が上の写真です。これは別に普通ですが、その裏側にあるのが木造4階建ての国の有形文化財にも登録されている建物「斉月楼」です。

金具屋

こちらが「斉月楼」です。金具屋はいくつかの建物から構成されており有形文化財に登録されているのは「斉月楼」と食事を食べる「大広間」の2つです。

金具屋

 

金具屋

立派な建物ですが、夜になるとライトアップもされ更に荘厳な感じがします。

金具屋

前に建物があるため全景は見えませんが、それでも立派な建物であり「千と千尋の神隠し」の湯殿に見えます。

金具屋

金具屋

金具屋

金具屋

金具屋

金具屋

金具屋

寒いのに1時間ほど撮影していました(笑)その後に速攻で温泉に入って温まったのは言うまでもありませんね。

そして泊まった翌日の朝、関東一帯は大雪に。ここ渋温泉にも雪がつもりました。明け方、雪化粧した金具屋は更に綺麗に見えますよ!(問題は写真の腕が追いついてないこと)

金具屋

金具屋

まだ日の出前の薄暗い時間帯に撮影。こういう建物に雪って本当に映えますね。

金具屋の中

外見だけではなく、金具屋の中にも注目したいところが数多くあります。

金具屋

入り口を撮影したところです。

金具屋

入って右側に帳場があります。ここでチェックインの手続きを行います。

金具屋

牛の大きな置物やなぜか水車まで見えます。

この部分は有形文化財ではありませんが、少し奥に入ると有形文化財の「斉月楼」となっています。

金具屋

入り口から左の方向へ進みます。

金具屋

金具屋

客室は主に2階以上で上の階段を上ります。2階からはエレベーターもありますよ。

金具屋

階段の手前にある休憩所。ここは斉月楼なので有形文化財です。

金具屋

何ともレトロなストーブ。でもこれが非常に暖かい!

この休憩室の外は池があり優雅に鯉が泳いでいました。

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この休憩室の隣の廊下がまさに不思議な空間。

金具屋

金具屋

昔の商店街を表しているという廊下。暗くてわかりにくいのですが、天井は青色になっており、青空を表しているそうです。建物の中に商店街を演出して作られたとか。ここは物凄く絵になる場所でした。

あとはランダムに写真を貼っていきます。

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館内はかなり複雑で迷子になりそうな感じです。また昔からの建物に比較的最近作った建物を付け加えているので、どこからどこまでが有形文化財かわかりにくいかもしれませんが、毎日夕方に行われる「金具屋文化財巡り」という説明会に参加するとわかるようになっています。

上記の写真を見てもらえばわかる通り、室内になぜか仕切りというかガラス窓と壁があります。これは左側が斉月楼で右側がその後に出来た建物だということ。

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窓というか障子というか、それらの形も同じ形が無いように思いました(本当に2つ無いのかも)。

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階段や廊下も変化に飛んでおり、見てまわるだけでかなり面白い作りになっています。

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廊下や洗面台の灯りに使われているものもステンドグラスや切子細工されたものがあり、こういうものを見ているだけでも楽しめます。

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館内のいろいろな場所に昔ながらの電話機が置かれており、これを見つけるのも楽しみの1つとなりました。

他にもあるので、是非泊まって探してみてください。

貸切風呂が5つもある

金具屋には空いていればいつでも好きなだけ入れる貸切風呂が5つあります。この5つの貸切風呂はすべて源泉掛け流し。源泉は同じでph8.22のアルカリ性の温泉になっています。

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また硫黄の香りがして温泉!という気分を味わえます。

美妙の湯

斉月楼4階にある貸切風呂が美妙(びみょう)の湯 です。

金具屋

金具屋

金具屋

金具屋

木で出来た湯船は優しく感じられ、くつろげるお風呂になっています。2人くらいなら余裕で入れる広さです。

恵和の湯

斉月楼3階にある貸切風呂が恵和(けいわ)の湯です。

金具屋

金具屋  金具屋 

浅間山の石で作ったという恵和の湯の湯船。美妙の湯よりも若干大きい湯船になっているので、2人でのんびり入るのならこちらの方が良いかもしれません。

子安の湯

斉月楼2階にあるのが子安(こやす)の湯です。

金具屋

金具屋

浅間山の石と木で出来た湯船で3つの中では一番広く感じたので小さいお子さんと夫婦で入るのには一番良いかもしれません。

打たせ湯もついていますよ。

岩窟の湯

入り口から一番遠いところにあるのが、恐らく洞窟風呂でしょう。見つけるのに探しました。

金具屋

金具屋

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金具屋

金具屋

大きな岩に囲まれた湯船は何故か安らげる雰囲気があります。

ここで一人ゆっくりと瞑想しながら入るのにはちょうど良いかな。

和予の湯

5つの貸切風呂の中で一番大きいのが和予(わよ)の湯です。和子の湯だと思っていたら和予だった(^_^;)

金具屋

金具屋

4~6人は入れる広さです。

男4人とか女子会とかで入るのには良さそうですね。周りに気兼ねなく入れるのでいろいろと会話に花が咲きそうです。

3つの大浴場

金具屋には3つの大浴場があり、1つが露天風呂になっています。

露天風呂

露天風呂は男女別になっています。

金具屋

脱衣所のドアをあけるとそこには露天風呂

金具屋

金具屋

金具屋

女湯はあまり景観はよくなかったとのことです。

唯一の露天風呂で開放感はありますが、それほど入りたい!という露天風呂ではありませんでした。それよりは内湯の方が情緒があります。

鎌倉風呂

鎌倉風呂は男女入れ替えで入れる内湯です。深夜0時に男女が入れ替わります。泊まった日が男湯、深夜0時から女湯になります。

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 金具屋

鎌倉風呂はひょうたん型の木で出来た湯船。お湯は金具屋の中でもっとも酸性度が強いお湯です。強いと言ってもph5.3なのでそれほど強い訳ではありません。

でも何で鎌倉風呂って言うんだろう??と思っていたのですが、鎌倉時代の建築様式で建てられた湯堂ということでこの名称になったとか。

やや熱めのお湯はとても温まりました。

浪漫風呂

深夜0時に女湯から男湯に切り替わる浪漫風呂。0時前から待機して入りました。

 金具屋

 金具屋

 金具屋

 金具屋

浴場へのドアがステンドグラスでこれがまた綺麗。地元の「大沼池の大蛇、黒姫物語」をモチーフにしたものということ。このステンドグラス自体は比較的最近のものということです。

そして中へ。 金具屋

 金具屋

 金具屋

 金具屋

   中にもステンドグラスがあり、こういう雰囲気のお風呂はかなり好き。鉄分の多い温泉で褐色に濁っていました。

 金具屋

phは6.4となっており温泉としては中性です。

食事会場の有形文化財「大広間」と食事内容

金具屋は部屋食のプランと会場食のプランがありますが、ここは会場食でいただくのが良いと思います。理由は食事会場となる「大広間」は有形文化財にもなっているからです。せっかくなら有形文化財を見ながら食事をしたいもの。

 金具屋

 金具屋

 金具屋

 金具屋

 金具屋

 金具屋

130畳もの大広間の左右にテーブルがあり、衝立で区切られており、ここで食事をいただきます。

また「金具屋文化財巡り」に申し込んでおくと食事前にここでこの建物がどういうものか詳しく説明を金具屋9代目自らが説明をしてくれます。

 金具屋

 金具屋

若いのにしっかりしてるな~。それにひきかえ・・・・・考えるのはやめておこう。

ここで何故金具屋という名称になったのかも教えてもらえます。最初は旅館ではなく鍛冶屋をしておりそのため金具を扱っており屋号が金具屋になったとのこと。40分くらいの説明で館内をいろいろと説明してくれました。チェックイン時に申し込めます。無料です。

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廊下の窓を開けると外観も見ることが出来ました。

夕食

夕食のお品書きがこちら。

 金具屋

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食前酒の「あんずのお酒」これは美味しかった。

 金具屋

わさび漬けは、普通なような・・・・

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胡麻豆腐

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北信濃八寸、鯉の旨煮は美味しかったな~。

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地鶏のじぶ煮 信州仕立て

美味しいんだけど・・・何だろう?それと何でじぶ煮なんだろう?じぶ煮って石川県なような。だから信州仕立てとしているのかな?

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信州サーモンのお造り。前にあるのは湯葉です。

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凍み豆腐の炊き合わせ

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地場産きのこの土瓶蒸し、これは美味しかった!

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あげだし木の葉隠し椀

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信州とろろそば

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酢の物

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なめこ原種エノキの汁

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ご飯と香の物もついています。

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デザートは抹茶ケーキ(アイスをサンド)と季節の果物はいちごとりんごでした。

全体的に不味くはないし美味しいんだけど、今ひとつな印象。お風呂や建物が素晴らしすぎてそう感じてしまうのかも。

朝食

朝食も同じところでいただきます。

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とろろ御膳ということでした。

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ご飯は麦飯です。とろろにはやっぱり麦飯だな~。

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卵は贅沢に黄身のみkanaguya047

メインのとろろkanaguya048

サラダ

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朝食はこんなものかな~。

宿泊した部屋

今回、宿泊した部屋は居人荘という棟の最上階の一番奥の部屋でした。

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なんか蔵の入り口みたいに重厚なドアの部屋

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ドアを開けると上記のようなスペースがあり、最初に次の間がありました。

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ここは確か6畳くらいの広さ、奥に見えるのが洗面所です。

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洋式のウォシュレット搭載のトイレ。洗面台は凍結防止のために少し水を出したままにしてくださいということが書いてあります。

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次の間から見たメインの部屋

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メインの部屋から見た次の間。メインの部屋は8畳プラス縁側で10畳くらいの広さでした。2人だとかなり広く感じます。

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そしてこの部屋からの景観が良かった!

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kanaguya123金具屋の建物が横から見える絶好の場所。良い部屋で良かったな~。

夜は温泉街を歩こう!

渋温泉はお土産屋さんや外湯等が立ち並ぶ温泉街です。是非、外湯めぐりをしてみたりと温泉街を歩いてみてください。

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浴衣を来て、旅館で貸してくれる下駄をカランコロン鳴らして歩くのが物凄く風流に感じます。

渋温泉に来たのはこれで2回目なのですが、温泉街を歩くだけでも楽しいものです。

また外湯が9つあり、渋温泉の宿の宿泊者なら無料で入ることが出来ます。

金具屋の評判・評価・口コミ

僕の周りの温泉仲間も金具屋には1度は泊まっているんですよね。でもリピーターにはなっていません。1度は泊まるべき宿だと思うという人が多いのですが、リピーターにはなっていない。それは何故か?

温泉も素晴らしいし、建物も素晴らしい、その割に料理が弱いからかな~と。せっかくの老舗旅館だからもう少し高くなっても良いから料理に力をもっと入れれば素晴らしい旅館になると思いました。

じゃらんの総合評価は4.3と高いのですが、一番点数が低い項目が夕食の4.0点なんですよね。

じゃらんの口コミをチェック

実際に料理以外の部分では非常に満足出来る宿ですし、1度は泊まりたいあこがれの温泉宿であることには間違いは無いでしょう。

金具屋の基本情報

  • 住所:〒381-0401 長野県下高井郡山ノ内町平穏2202
  • 電話番号:0269-33-3131
  • スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
  • 交通手段:車がおすすめ
  • 価格帯:14000~25000円くらい
  • 駐車場:あり(ただし離れている)
  • マップコード:341 817 729*03
  • チェックイン:15:00~
  • チェックアウト:~10:00
  • 公式サイト:歴史の宿 金具屋

非常に良い宿なので是非1度は泊まってみてください。

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なお渋温泉 金具屋に泊まるのなら合わせて渋温泉九湯巡りもチャレンジしてください。

またこの辺りで有名な観光スポットと言えば、地獄谷野猿公苑(スノーモンキーパーク)です。冬場なら温泉に入る猿を見ることも出来ます。

金具屋の近くで料理も美味しくゆっくりと温泉を味わえる旅館を探しているのなら、上林温泉 湯宿 せきやがおすすめです。

北信越
このブログを書いてる人

通称:鈴木こあら

散歩と旅行・温泉とカメラ、そしてブログ書きが好きで、奥さんが大好きなおっさん。
すべての都道府県で最低1箇所は温泉に入り、合計700箇所ほどの温泉に入った温泉ソムリエです。
出身は愛知県ですが、現在は北海道札幌から神奈川県鎌倉市に移住して生息しています。

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