突然、うちの奥さんがこんなことを言い出しました。
「鮎を掴みたい!!!」
はい、うちの奥さんは定期的に突然変なことを言い出します。
過去に言い出したことは
「ワカサギ釣りがしたい」「雪に埋もれたい」「白鳥が見たい」「乳搾りがしたい」etc
そこで何をしたいのか詳しく聞いて旅行プランをたてるのが役目の鈴木です。
ただ行くまでに時間がかかると熱も冷めて「やっぱり良いよ」と言い出すことも数多く。
今回は「鮎が掴みたい!!」ということで詳しく聞くと「やな」で鮎を掴みたいということ。
自分で調べていて近場なら栃木県で出来るということ。そこで栃木県に旅行に行くプランを立てた訳です。
ということで鮎を掴むために栃木県は那珂川町にある「高瀬観光やな」に行ってきました。
「やな(梁)」とは?高瀬観光やなで紹介
梁(やな)とは、河川の両岸または片岸より列状に杭や石などを敷設して水流を堰き止め、誘導されてきた魚類の流路をふさいで捕獲する漁具・仕掛けのことである。やない。「簗」とも表記する。
というものと、
やなとは、梁漁(やなりょう)を売り物にした食事処である。観光やなともいう。
梁に入って鮎を捕まえて楽しむことが出来たり、食事ができる。料理は主に鮎料理だが、やなに上がったアナゴやウナギを出すやなもある。基本的には河川にやなを設置し行われるが、生簀や人工川を設けて行う施設もある。
簡単に言えば「やな」という方法で魚と取ったりするものであったり、そこで取った魚を食べるところということですね。
上記の写真の通りで竹で組んだやなで流れてくる魚を取るというもの。
今回行った高瀬観光やなは体験が出来る場所です。
こんな橋を渡っていくのですが少し怖い・・・・
川をかなりの広範囲で囲っているためここに魚が流れこんできて水は竹を抜けてそのまま流れて魚(主に鮎)が残るという仕組みです。
こんな感じで鮎が突然打ち上げられます。
これを手で掴んだりするというもの。
もう奥さんがね、必死で掴もうとするんですよ。それを撮影するのが僕。なお、奥さんは張り切って裸足になっています(笑)
やなによっては掴んだ鮎を買い取れたり、先に料金を支払って規定の数までは持って帰れるところもありますが、ここはあくまでも体験で生け簀に入れることになっています。
もっとも体験は無料なのでこんなものだと思います。
アミですくった鮎。
ピチピチと跳ねるので水しぶきには気をつけてください。
高瀬観光やな の野外で鮎づくしを食す
ここ高瀬観光やなのメインは鮎料理!
どういうシステムなのか確認するためにも、高瀬観光やなの中を最初に見学です。
受付で注文をして出来上がったら呼ばれるという普通に単純明快な方法でした。
そして雨でなければ外の好きな席に座って食べることが出来ます。
いろいろなメニューがありますが、やっぱり鮎を食べに来たので今回は下記の写真のメニュー「鮎づくし」3200円(2015年当時)を注文です。
こんなランチ、いつもは食べられませんが、たまには良いですよね。
注文して待ちます。屋根のあるところもあるので、小雨くらいなら外でいただくことも出来ます。
氷とか飲み物もいろいろ販売されています。
雨が降った場合は室内もあるのでそこで食べることも出来ます。
囲炉裏で焼いて食べられる場所もありました。
普通に座って食べるところも。
注文してから焼いてくれるので大体15分から20分くらいは待つことになります。
そして出てきたのがこちら!
写真とほぼ同じです!
鮎の塩焼きは3本ついていました。
鮎のお刺身、味は鱒を蛋白にさっぱりさせたような感じですが、もっとコリコリしています。そして鮎の風味を味わえます。
味のフライ、美味しいのですが、ソースで食べると鮎の風味が消えてしまうので、塩の方が良いかもしれませんが塩はありませんでした。
鮎ご飯は鮎の風味でこれが非常に美味しくいただけました。
味噌汁にも鮎が入っていました。「鯉こく」ではなく「鮎こく」
塩焼きは焼きたてで非常に美味しかった!
なお子持ちの鮎はこの時期は冷凍ということ。生を食べたいのであれば9月下旬から10月になるとのことでした。
やなを見ながら鮎づくしを食す。
雰囲気が良いのでより美味しく感じます。
帰る頃には晴れてきて大きな川をみながらまったりと風景を眺めていました。
来年も食べに行きたいものです。
高瀬観光やな 詳細とアクセス方法
- 住所:〒324-0512 栃木県那須郡那珂川町谷田210
- 電話番号:0287-96-3521
- 営業期間:例年6/1~11/15くらいまで(GWは営業)
- 定休日:期間中は無休(臨時休業あり)
- マップコード:222 542 122*34 (駐車場入口に設定)
- 参考サイト:とちぎ旅ネット 高瀬観光やな
「高瀬観光やな」へは車が便利です。都心からでも渋滞がなければ2時間30分も見ておけば行くことが可能です。
公共交通機関だと不便な場所となっています。
都心からでも渋滞が無ければ2時間半も見ておけば行ける場所です。
以上、高瀬観光やなについてでした。
コメント