アフィリエイトの広告主側として不正をしていた人が不正していたと書いてTwitterでつぶやくのが今年は流行っているのかな?と感じる鈴木です。
しかし、専業アフィリエイターにとって承認率は死活問題ですが、ただ承認率が低いことを広告主側の問題だけで考えてしまうのも問題なところがあると思います。
訴求方法で承認率はかなり変化するので、自分のしている訴求方法を1度考えてみるのも良いと思います。
実際に承認率が高くなる訴求方法と低くなる訴求方法のポイントを説明していきます。
*noteの月額マガジンに書いた内容の黒い部分を取り除いて書いています。
承認率って何?
簡単に言えば、10件成果が発生して5件が確定したら承認率は50%です。
A8.netだと確定率と言われてランクがゴールド以上になると見えるようになります。
バリューコマースだと最近、誰でも承認率(平均)が見られるようになりました。
でも、あくまでも承認率は目安であり、平均値に過ぎないので仮に7割の承認率でも2割未満の人もいれば9割以上の人もいます。
旅行系のアフィリエイトで承認率が悪かった訴求方法と良かった訴求方法
ちょっと調べ物をしていたら、あるブログである国内ホテル予約サイトの承認率について書かれていて、承認率が低いからあまりしない方が良いとか書かれていたんですよ。
その人は実際に承認結果の画面を出していて6件発生して確定したのは2件のみと書いてあって、大体こんな承認率ですと説明していました。
つまり6件で2件ですから承認率は33.3%ということになります。
同じアフィリエイトをしている僕の承認率っていくつくらいだったかな?もう少し良かったはずだけど・・・と思い調べてみたら、78.2%でした。
同じ案件の国内ホテル予約のアフィリエイトで
- ある人の承認率は33.3%
- 僕の承認率は78.2%
倍以上も異なる結果になっていることが分かりました。
もちろん承認率が悪いと書いている人のポジショントークの可能性もありますが、僕にも思い当たることがあったんですね。
ある時期になると近くでイベントがあって、とても予約が取りづらくなるホテルの記事を書いた時のこと、訴求方法として
早く予約しないとホテルは満室になるので、早めの予約がおすすめです!
というような訴求をしたんですね(事実ですから)。
結構、ホテル名やイベント名で上位表示出来て発生はそこそこしました。
でも、承認率は3割未満でした。
一方で、
良い宿なので、是非泊まってくださいね。
というような訴求をした記事は宿名で上位表示出来て、それなりには発生して、承認率は7割以上になりました。
これは当然で、前者の訴求方法だと、とりあえず予約しなきゃ!ということで予約する人は増えるので、発生件数は増えます。
しかし、イベントまで期間があったり、冷静に考えられてしまうと
「やっぱり行くのやめた、キャンセルしよう」
となりキャンセルが多くなるので当然承認率は悪化します。
クレジットカードの訴求方法でも変わる
C制という言葉をご存知でしょうか?
JRの乗車券(主に回数券)をクレジットカードで購入するとチケットに「C制」と印字されることから、一般的ではありませんが、C制という言葉が悪い意味で使われることがあります。
現金が無い人が新幹線の回数券をクレジットカードで購入して金券ショップで換金して現金を得る時に使う手として「C制」という言葉を使う時です。
で、クレジットカードのアフィリエイトでこのC制を利用するためにクレジットカードを作ろう!と訴求する人もいるそうです。
で、承認率はというと、ほぼ0%らしいです。
ASPの人から聞きました。
主な理由は2つで
- 元々、クレジットカードの審査が通らないような人が申し込むから
- 訴求方法として禁止していることがあるから
実際にASPのサイト審査前にC制で換金のこととか書いているとサイト審査に落ちることもあります(経験談)。
またC制に手を出すような人は元々、お金に困っている人が多い訳で当然クレジットカードを作れない人が申し込むので、クレジットカードが作れずそのまま非承認になるのは当然のことです。
訴求方法は広告主にメリットがあることを考えよう
アフィリエイトをしていて承認率が低いことよりも僕にとって一番痛いのは広告主がアフィリエイトから撤退してしまうことです。
その広告主に最適化した記事を大量に書いていたら、応用が効かないので記事そのものが無駄になるってことも過去に何度も経験しています。
その経験から撤退しないだろうな・・・と思う広告主を出来るだけ選ぶように最近はしていますがこの話はまたの機会に。
で、広告主がアフィリエイト広告から撤退する理由の1つにアフィリエイターに変な訴求をされてマイナスしか無かったということも多少なりにもあるそうです。
イメージが悪くなるくらいなら、アフィリエイト広告から撤退すると考える広告主がいてもおかしくはないですよね。
だから、アフィリエイトを行う場合、広告主のイメージが悪くなるような訴求というのは当然しない方が良いことになります。
広告主を褒めろ!という訳ではなく、褒めるようなところが無いような案件を扱わなければ良いだけですからね。
とりあえず発生させれば良いという気持ちではなく、自分が広報担当だと思って、正しい情報で且つ商品やサービスを購入することで得られるメリットを訴求することがとても大切です。
そうすることで広告主と良い関係が築けるようになり、承認率も悪くなるようなことはありません。
承認率が悪い!と文句を言う前に自分の訴求方法を見直してみても良いと思います。
もちろん中には不正で未承認にしているところもありますが、そういう広告主は稀だと信じたい今日このごろです。
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