先日読んだこちらの記事
OLYMPUS AIR A01をもっと活用しよう! と一脚を買ってハイアングル撮影に挑戦
OLYMPUS AIRは欲しいけど高くて買えない。でも一脚を使って俯瞰した写真を撮ってみるのは面白そう。いや実際に撮ってみたい・・・。でよく考えたら僕が普段使っているデジカメにもWi-FI機能があってスマホと連携させてリモート撮影が出来ることを思い出しました。
僕が普段使いしているデジカメは下記のものです。
Canon デジタルカメラ PowerShot G7 X MarkII 光学4.2倍ズーム 1.0型センサー PSG7X MarkII
サブ機として購入したけど、体力の衰えと共にメイン機に最近はなっています。年は取りたく無いものですね。
それはさておき、Canon PowerShot G7Xとスマホを使えばリモート撮影は可能。だから一脚を購入して俯瞰した写真を撮ってみようと思ったのですが、どうせなら出来るだけ伸ばせる一脚が良いんじゃない?ということで購入したのが、「【LUMICA/ルミカ】Birds iRod 6G-4500 撮影用ロングロッド バーズアイロッド」というものです。
購入したのでとりあえず近所のお寺に行ってテスト撮影を行ってきましたのでレビューです。
【LUMICA/ルミカ】Birds iRod 6G-4500 開封の儀
amazonで購入しました。
梱包には緩衝材で結構しっかりと行われていました。2重に緩衝材で包んであって取り出すのが結構大変。ケースに入っています。ケースには取っ手がついていて持ち運び出来るようになっているのですが出来ればもう少し大きめにして肩にかけれるようにしてくれているとありがたいですね。
このBirds iRod 6G-4500は、最大で4.5メートルの高さまで伸ばすことが出来るので手に持てば5メートル以上の高さから俯瞰した写真を撮ることが出来ます。
ただ届いた段階でケースのジッパー部分の引っ張るところがついていませんでした。梱包の緩衝材をよく探したらあったので取り付けましたが、ケースは少し甘い作りになっています。
雲台とG7Xを取り付けてみての感想
雲台はティルト雲台ということでハクバ製のものが使われています。大きな雲台では無いし耐荷重は1kgまでということなので重くてもミラーレスの一眼くらいまでの重さにしか対応していません。
脚段数は6段なので5つのロックがついていますが、少し緩いのであらかじめ自分で締めて使わないと結構危険かも。また雲台も少し弱いように感じました。後で別に自由雲台を購入して取り替えた方が良いかも。
雲台を取り付けるねじ山のサイズは一般的なサイズなので雲台の交換は可能となっています。
実際に取り付けてみたところ。
スマホ側のアプリを立ち上げた画面は下記の通り。
コアラは愛嬌ということで。ズームも可能になっています。
なお、RAW撮影には対応してない模様。JPGしか保存されません。そういうものなのかな?後でもう少し調べてみます。
近所のお寺でテスト撮影
実際に家の近所のお寺の境内でテスト撮影をしてきました。
階段をまずは普通に撮影。
続いて約5メートルの高さから撮影。見え方が全く違いますね。
藤棚を普通に目線で撮影。
続いて約5メートルの高さから撮影。今まで全く見えなかった世界が撮影出来ました。これは結構癖になるアングルかも。
高さ3メートルくらいの高さの木を目線の高さで撮影。
5メートルくらいの高さから撮影。こういう目線で撮影出来るの本当に楽しい!
大きな木、これの一番下の幹が分かれている部分を撮影してみました。
木に登らない限りは見えない場所を撮影出来るのって面白い!
続いて梅を撮影。
上から撮影するとこんな感じに。
夜景の撮影でも最近のカメラなら大丈夫
この記事を書いたのが2016年ですが2020年でも使っています。
この記事を書いた当時はCanon PowerShot G7XIIでしたが、現在は、Canon PowerShot G7 X Mark IIIになって夜景も撮影しています。
暗くても明るく撮れるように高感度となっているので、手ブレもほとんどせずに撮影出来るので、少し変わった角度からの撮影もおすすめです。
全く見え方が違うのがわかりますよね。
人と少し違う写真を撮りたい!ドローンは市街地につき使えない、そんな時に便利です。
また人が多くて撮影しにくいプロジェクションマッピングも最後列から使えば迷惑にならず、綺麗に撮影できます。
2020年のさっぽろ雪まつりの大雪像のプロジェクションマッピングを撮影した動画があるので、是非見てください。
最後列から少しだけズームして撮影しています。
橋の上からの逆さ撮影にも
橋の上からの撮影では伝えられない景色も、ルミカ棒を逆さにしてローアングルで撮影をすると違った景色が撮影出来ます。
2枚の画像を比べてもらうと全く違う景色に見えませんか?
逆さにして、撮影することでドローンで無ければ難しかった橋の下からのアングルでも撮影可能となります。
また橋越しに撮影をするとより雰囲気が増すのでおすすめです。
Birds iRod 6G-4500の注意点
普通の三脚や一脚は伸ばした時に抜けないように設計されていますが、これは簡単に抜けるように設計されています。
赤いラインが見えるので赤いラインが見えないように固定して使うことになりますが思いっきり引っ張ると上記の写真のように抜けてしまいます。しかしこの一脚はただ高いところを撮影するためだけではなく、海や川の中に防水デジカメを入れて撮影出来るようにもなっているので、後で水洗いしたい時は、分解して洗えるようになっているのでしょう。
また盗撮で使うことが無いようにしてください。
なお、一部で女湯を撮影するために購入したという噂がありますが、全くのデマですので信じないように(笑)
また一番高くすると結構な重さを感じます。1人でスマホを持って撮影をするのはやや無理があるので、出来れば2人で組んで撮影するのが理想的だと思いました。そして一番高くすると結構上の方は揺れます。シャッタースピードが遅いとブレると思いますので、暗くなると使えなくなると思います。
撮影の幅はぐっと増える
このBirds iRod 6G-4500を購入して思ったのは撮影の幅がぐっと広がるということ。ドローンでも良いのかもしれませんがドローン禁止の区域もあったりするのでこのBirds iRodでいろいろカバー出来る部分はあるでしょう。
また最長7.5メートルのものもあるので、それならもっと俯瞰した映像が撮影出来そうです。ただ1人だと7.5メートルは難しいかもしれません。
4.5メートルのルミカ棒でも1人だと結構大変なので。
次回はもっとこの一脚ならではのものを撮影に行きたいと思います。
コメント