問屋街が何気に好きな鈴木です。
上野駅から15分くらい歩いたところに合羽橋という場所があり、食器や調理用品では日本一の道具街と呼ばれる「かっぱ橋道具街」なるものがあるということで見に行ってきました。
問屋街ですがほとんどのお店で誰でも利用・購入が出来るようになっていて、プロからキッチン用品好きまで楽しめる場所になっています。
どんな様子か写真を多めに紹介していきます。
かっぱ橋道具街について
上野駅から歩いて15分くらい、東京メトロ銀座線「田原町」駅から歩いて5分くらいの場所にある日本一の食器や調理器具をメインにした道具街が「かっぱ橋道具街」です。
最近だと日本人観光客よりも外国人観光客の方が多いとも言われています。日本独自の器を見に来る人が多いようです。
かっぱ橋道具街は食器や調理器具、食品サンプル、調理衣装等を取り扱う道具の専門店が集まった問屋街なので、観光客にも面白いのでしょう。
何より日本一の道具街とも言われていますし、実際に日本一の道具街です。これ以上大きい道具街はありません。
食器や調理用品からお店のディスプレイまでここで揃わないものは無い!と言っても良いくらいいろいろなものが販売されています。
問屋街なのでお店の人にしか販売しないという訳でもなくほとんどのお店は普通の人にも販売をしています。
170ものお店が約1kmに及ぶ商店街及びその脇道にあると言われています。
合羽橋の象徴の1つはコックさん
かっぱ橋と言えば上の写真の左手のビルの屋上に見えるコックさんの像は有名ですよね。
見たことがある!という人も多いのでは?この像があるのはかっぱ橋でもかなり大きいお店である「ニイミ洋食器店」。
中に入るとものすごい数の食器や調理用品が所狭しと並んでいます。
右手には交番があるのでお探しのお店があれば聞いてみるのも良いかもしれませんね。
かっぱ橋のお店いろいろ
かっぱ橋の商店街の入り口でまず目についたのが「田窯」さん。和食器をメインに販売されています。
3月に行ったので桜のガラの食器がディスプレイされている一角がありました。こういう演出って季節感を味わえて良いですよね。
他にもいろいろなお皿や茶碗が販売されていました。
少し歩いて気になったのが暖簾の専門店。
ついついこんなものを購入してしまいました。
温泉が好きなものでついつい。
少し歩くと飲食店の前によく置いてある黒板のディーゼルのお店がありました。お店によってはこの黒板に書いてある絵が特徴的というところもありますよね。
ユニフォームの専門店も何店舗もあります。
食器以外にも骨董品のお店も多くちょっと覗いてみても面白いお店が沢山ありました。
かっぱ橋の由来
かっぱ橋の中央にあるのが「かっぱ河太郎」像。
金色に輝く像です。
東京合羽橋商店街振興組合では、平成15年10月に「合羽橋道具街」が誕生してから90年を迎えるにあたり、これを記念してシンボル像「かっぱ河太郎」を建立し、お披露目いたしました。
合羽橋道具街90周年記念シンボル像「かっぱ河太郎」 – かっぱ橋道具街より
比較的最近出来たのですね。ここにはかっぱ橋の由来も説明されていました。
かっぱ橋という名前の由来は2通りあるとの事。
合羽橋の由来には2つの説がある。
その1つは、今から160年ほど前の文化年間のころ、この一体は水はけの悪い土地でたびたび出水を起こしていた。そこで、合羽川太郎(本名:合羽屋喜八)は、私財を投じて排水工事に着手したが、工事がことのほか難航した。昔。川太郎に助けられたことのある隅田川の河童たちは、これを見ていたく同情し工事を手伝ったおかげで、掘り割り(当時は新堀川と呼ばれていた)は見事に完成した。この故事にちなんで「合羽橋」としたというものである。
もう1つの説は、今の金竜小学校のあたりにあった伊予新谷の城主、加藤家下屋敷に住む侍や足軽が、内職に作った雨合羽を近くの橋で乾かしたことで、「合羽橋」と呼ばれるようになったというものである。
でも、本当に河童が手伝ってくれていたら面白いですよね。
器草子というお店
今回、かっぱ橋に行って一番気に入ったお店が器草子というお店。
主に漆器や木で出来た食器をメインに扱っているお店です。
なんか和食器、特に木で出来たものって落ち着けますよね。こういう空間って好きです。
落ち着く木で出来た食器を揃えたいのならおすすめのお店です。
サンプル品店が面白い
かっぱ橋を歩いていて面白いな~と思うのがサンプル品屋さん。
かなりの店舗数があります。中には予約制ですが実際にサンプルを作らせてくれるお店もあります。
興味のある方は、下記サイトで案内をしています。
下町と東京スカイツリー
この辺りは下町情緒がある街でなんか懐かしさを感じる事が出来ます。
でも時折見える東京スカイツリーがアンバランスな感じがして、面白い風景にもなっていました。
上記で紹介したお店以外にも洋食器の専門店もあったり食器好きな人にはたまらない街となっています。
疲れたら、落ち着ける喫茶店 合羽橋珈琲で休憩を
合羽橋の散策で疲れたら、落ち着ける喫茶店で休憩を。おすすめは合羽橋珈琲です。
和モダンな感じの通路を通り店内へ入ります。
天井が高く落ち着ける空間となっています。
トーストとアイスのエスプレッソ、しばしの休息。店内にいる人はやや年齢が高い人が多く地元の方が休憩に来ている感じがしました。
- 住所:〒111-0035 東京都台東区西浅草3-25-11
- TEL:03-5828-0308
- 営業時間:8:00~26:00
合羽橋へ行ってみよう!結婚を控えている人にもおすすめ!
合羽橋に行ってみて思った事は、本当に面白いという事。
食器だけではなくお店をやろうと思っている人は1度下見に行くだけでも参考になると思います。
お店をする気が無い人でも料理に興味があるのならいろいろな調理器具を見られる合羽橋を見ておくのも良いですよ。
日本人観光客よりも外国人観光客に人気があるって事はそれだけ日本らしい場所とも言えるのではないでしょうか?
まだ行った事が無い人は是非1度行ってみて下さい。
そしてここは結婚を控えているカップルのデートにも最適です。
一緒に住む準備にお揃いの食器や調理器具を見るのに良いのではないでしょうか?実際になんか新婚っぽい人も何人か見かけました。
料理にこだわるカップルならこういうところを見るのも良いのものですよ。
かっぱ橋道具街 詳細
- 住所:〒111-0036 東京都台東区松が谷 3-18-2
- TEL:03-3844-1225(合羽橋商店街振興組合)
- 営業時間:店舗により異なる(概ね9:00~17:00)
- 定休日:店舗により異なる(日曜日休みが多い)
- 最寄り駅:東京メトロ銀座線「田原町駅」から徒歩5分ほど
- 公式サイト:かっぱ橋道具街
以上、かっぱ橋道具街についてでした。
上野駅からかっぱ橋まで歩く時の参考に下記記事がおすすめです。
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