このnoteを読めば、あなたのブログも月100万円稼げるようになります!
最短で結果を出すことが出来ます!
なんてことはありませんと最初に断っておきます。
そんなことが出来るのなら世の中、アフィリエイター・ブロガーだらけになりますよ。
ただし、書いている内容からいろいろと読み取ってもらって実践することが出来れば月に数万円は稼げるサイトやブログは作れます。
僕は以前、ブログにアフィリエイトのこととかSEOのこととかいろいろと書いていましたが、ある時から何となく書くことに違和感を覚えてあまり書かないようになりました。
これでも、2016年に会社を辞めて現在は専業アフィリエイターになり、2017年のバリューコマース の「BtoB・Webサービスの部」のAS(個人)の部でMVPをいただいております。
バリューコマースメインでアフィリエイトをされている方なら何となく分かると思いますが、それなりに成果を出していないといただけない賞です。
それなりには成果を出しているだろうこと、アフィリエイトで生活出来るレベルであることはご理解していただけるかと思います。
会社をやめて2年以上、アフィリエイトで食べていけてる人間です。
僕は札幌には2017年10月5日に来て、10月6日から生活を今の家で行っており、ちょうど今日で札幌の生活が丸1年経過したことになります。
その1年間で「サポカン」及び「北海道PRESS」という札幌及び北海道の観光・旅行情報のサイトを作ってきました。
その仮定で、どうせ作るのならいろいろなSEO的なテストもしてみようと思い、今年になってから地味にテストをしたりしてきたことをブログに書かない変わりにnoteで発表しようと思い、今回のnoteとなりました。
自分名義で新サイトを作ったら今まですぐに発表・公開することが多かったのですが、今回1年近くも公開しなかったのには理由があります。
理由は、SEOのテストのため。
幸いなことに多少でも僕のことを慕ってくれている方々もいて、サイトを公開すると言及してくれたりして、被リンクがつきます。
でもSEOの効果検証のために被リンクをつけたく無かったということもあり、検証の結果がある程度取れるまで公開しないことにしていました。
このnoteで書いてある内容は鈴木個人の検証してきたことがメインになっており、間違っていると思うこともあるかもしれませんが、それなりに参考になるであろうことは書いているつもりです。
それに真似されたら僕の首がしまることも書いています。
それ故に無料で公開するよりはやる気のある人にヒントになればと思い有料にしています。
元々、Amazonのkindleで出版しようかな?と思っていた内容も含めて書いていた部分もあるのですが、刹那的なSEOの情報もあり、この情報があとどれぐらい続くか分からないこともあってkindleと言えども一般の流通にのせることにためらいがあり、noteという販売形式にしたことを最初に断っておきます。
そういうことで良ければ是非、購入してください。何かしらのヒントにはなると思います。
特にブログを運営してきて、このまま続けていっても良いのかな?と思う人には参考になるという自負はあります。
このnoteの想定読者
このnoteはブログを始めてない人には意味が分からないことが多いので完全な初心者には向いていません。ただし比較的初心者向きにはしています。
最低限のレベルとして下記のことは分からない人には向いていません。
- WordPressでブログを運営出来るくらいの知識
- Google AnalyticsでPV・UU・セッションがわかり、見られているコンテンツは何か分かる
- 直帰や滞在時間の意味は分かる
- Google SearchConsoleの検索アナリティクスが分かる
現在のSEOは何が大切でどうなっているか?
今までSEOで大切なことは、
- コンテンツ(検索意図)
- ドメインパワー(ドメインエイジや被リンク数)
と言われてきました。
ここ最近、いくつかのSEOセミナー等に出て言われていることは、上記の2つに加えて
- サイテーション
- E-A-T
となっており、この4つの項目を満たすことが何よりも大切であると言われています。
コンテンツ(主に記事)の変化=検索意図の明確化
ブロガーよりの考え方だと、コンテンツ=記事 という考え方をする人も多いのですが、ちょっと違います。
例えばブログを書いている人は、カテゴリーを作っていますよね。そのカテゴリーに記事が累積していけば、カテゴリーも立派なコンテンツになります。
実際に僕のサイトである「モバイルガジェット 東京03」というサイトでは「格安SIM 速度 東京」という以前は多少は稼げたキーワードで現在3~5位くらいになっていますが、記事ではなくカテゴリーが表示されています。
そうは言っても記事として書いたものがしっかりとしていないと意味が無いので記事について説明していきます。
以前は「コンテンツ is キング」と言われるほどコンテンツ(主に記事)は重要なものでした。
もちろん今もそれは変わっていません。
ただし、今までとは少し異なってきています。
どう変化してきたのかというと「1記事1意図」がより明確化してきていると言えます。
どういうことかと言えば2017年くらいまではいろいろな検索意図を満たす長文コンテンツが重要視されてきました。
しかし検索慣れしてきた人が増えたことで、いくら長文でも検索意図と明確に違うものは検索結果の上位に表示されにくくなっています。
これは収益性が高いキーワードほどこの傾向が強くなってきています。
いわゆる YMYL領域というものです。
YMYL=Your Money Your Lifeの略で、「あなたのお金、あなたの生活」ということで主に金融関係、医療関係のことだと考えてください。
例えば「ネットバンク おすすめ」というキーワードがあります。これを書いている時点(この部分は9月28日に書いています)で僕のブログの記事が6位になっていました。概ね6~10位くらいをうろちょろしています。
>>【2018年版】ネットバンクのおすすめ!新社会人へ、ネット銀行は1つは作っておこう!
このキーワード、記事内容・訴求内容にもよって異なりますが6位でもアフィリエイト収益は月に数万円になります。最高で3万円ほど、最低で1.5万円くらいなのですが1位になれば20万30万は余裕で稼げると思います。
で6位7位を競っている記事に有名なブロガーである松本さんの記事があります。
>>ネット銀行一覧とおすすめのネット銀行13選【2018年版】
自分で言うのもなんですが、圧倒的に松本さんの記事の方がボリュームもあるし読み応えもあるし、内容も充実しています。
でも、競っているんですね。それはなぜか?
ユーザーは「ネットバンク おすすめ」で検索していて、何が良いのか知りたいだけなのですが松本さんの記事は情報が多すぎて何が本当におすすめなのか読み解きにくいんですね。
丁寧に読めば凄く役立つ記事ですが、人ってどんどん丁寧に読まなくなっているんですよ。
だから図解とかグラフとか比較一覧とか、目に見えて分かりやすいものが無いと読み勧めてくれなくなっています。
1年前、松本さんの記事はもっと上位にいました。僕が記憶している中では3位だったように思います(僕の記事は最高4位)。
そして現在1位2位とかの記事を見てもらえればわかりますが図解やグラフ、そしてランキングで何が本当におすすめなのか明確に分かりやすくなっています。
検索した人の意図からすれば「ネットバンク おすすめ」なので何が1番おすすめなのかを知りたいのであって、おすすめがどれか分からない記事はドメインパワーが強くても上がりにくくなってきており、、意図を明確に分かりやすくしている記事が上がりやすくなっています。
そして同じく6位~10位くらいにいるこちらの記事
運営者の方を私は知らないのですが、僕が一番真剣に金融系のアフィリエイトをしていた時(3年くらい前)に抜きたくても抜けないキーワードばかりで、すごい長文で圧倒されていましたが、今では余分な情報が多すぎて上がりにくくなっているのだろうなということが分かる記事になっています。
もちろん「ネット銀行 おすすめ」で検索すると2人の記事は僕よりも上なことが多いのですが1位2位にはもうなりにくい記事になっています。
何よりも余分な情報が多すぎるというのが致命的です。
Aを聞いているのにA’やBの情報も大切だからと、追加していくことでより順位の低下が起こるようになっています。
あくまでもAに対して書くのなら、Aのことだけを明確に余分な情報を加えず書くことがYMYL領域ではより重要になってきています。そしてイラストや図表等を使い視覚的に分かりやすくすることが大切です。
付け加えるのなら「ネットバンクおすすめ」と「ネット銀行 おすすめ」の検索結果を見てもらば分かる通り、上位サイトはほぼ同じであることからGoogleは「ネットバンク」と「ネット銀行」は同義であることは理解しているのはわかりますよね。
YMYL領域と限定しましたが、実際には検索ボリュームが大きなキーワードほどその傾向が強くなってきています。
ドメインパワーについて
一部のアフィリエイターの方が中古ドメインめっちゃ上がりやすくなった!と言っていることが8月9月にありましたが、再びGoogleはドメインパワー重視にしている傾向があります。
ただし、中古ドメインで上がっても飛びやすいことに変わりはなく、おすすめはしません。特にブログで自分を出していこうと考えているのなら。
(もちろん中古ドメインでずっと上がったままのサイトもあって、その辺りは何がどう影響しているのか見えない部分が多いです。僕自身は中古ドメインは基本的には使っていないので)
ドメインパワーを説明する時に諸説ありますが、一般的には
- サイトへの被リンク数
- ドメイン取得からの運営期間
がありますが、後述するE-A-Tの影響か再びドメインパワーを重要視していることは何となく気づいている人も多いと思います。
でも、これからブログやアフィリエイトをしようと考えている人や始めて間もない人がドメインパワーを気にしすぎるのは意味がありませんから、一旦放置するしかありません。
サイテーションとは?
今回のnoteでこれがもっとも重要な内容とも言えます。
サイテーションという言葉を聞いたこともある人も多いと思います。
今のSEOにおいてサイテーションは非常に重要であり、この対策に必死に取り組んでいる人も数多くいますし、サイテーションの効果を得るためにいろいろな手法を展開するブロガー・アフィリエイターも多くなってきています。
サイテーションを簡単に言えば「リンク無き言及」です。
例えば僕が新しく作った「サポカン」というサイトがありますが、誰かがブログやTwitter、Facebook、Instagram等で
「サポカンってサイト、札幌の情報が分かりやすくて良いよね」
とリンクは無いけど、書いてくれた場合、それがサイテーションとなります。
これが1件や2件なら意味はありませんが、数十件、数百件になって話題になってくるとGoogleは「どうもサポカンとは、このサイトのことを言っているらしい、話題になっているからきっと良いサイトだ」と思い検索結果の上位にしてくれるようになる訳です。
数年前からSEOをある程度知っている人ならGoogleが「SNSによる被リンクは被リンク扱いにはしていない」というようなことを書いていましたのを知っていると思いますが、確かに被リンクとしては見て無くてもサイテーションとして人気度を見るのには使っていて、だからSNSでバズると一時的にせよ、検索結果の上位になった訳です。当時は被リンクかどうか分かりませんでしたが、今ならそれがサイテーション効果だったことがわかります。
今でも一時的なバズによる検索の上昇はありますが、それより今は定期的なサイテーションが重要になっています。
つまり定期的にSNSで言及してもらったりサイト名を書いてもらうことが重要ですし、サイト名検索が重要になってきています。
一番良い流れはバズによるSNSシェアから、定期的なサイテーションの獲得です。
僕はサイテーションに関しては2年くらい前から絶対にSEOにとって重要な要素になると思っていて、当時SRHという考え方を持ったのですが、ここに来て真実味を帯びてきました。
本当にサイテーションって重要かな?と思う人も多いと思いますが、SEOの世界で有名な住太陽氏や、ミエルカで有名なファベルカンパニーの古澤暢央氏も最近のSEOの動向としてサイテーションが非常に大切であるとセミナーでは述べています。
SRHは僕が作った造語なので検索しても出てきませんが、後で説明します。
E-A-T
E-A-Tという言葉を聞いたこともある人も多いと思います。
E-A-Tとは、 Expertise(専門性)・Authoritativeness(権威性)・Trustworthiness(信頼性)の略です。
今後のウェブサイトのGoogleの順位決定要因で重要な指標になっていくとされています。
その極端な事例が2017年12月に行われた通称「健康アップデート」です。Welq問題に端を発していい加減な医療情報を駆逐しようと、専門家が書いているのか、権威がある人が書いているのか、信頼性はあるのか?ということに重点を置いた結果、医療系・サプリ系のアフィリエイトサイトを運営していたアフィリエイターが阿鼻叫喚し、廃業したアフィリエイターまでいました。
僕も一時期医療系サプリメントのアフィリエイトをしていましたが、健康アップデート以前にこれは絶対にヤバイということに気づき大きな収益になる前に撤退しました。
20記事程度・PVは1万PVもありませんでしたが月10万円くらいはコンスタントに稼げていました。
もちろんその時点ではいろいろ試して(自分で人体実験)、別に悪いことをしているという自覚はありませんでしたし、今でも紹介していたサプリは薬局等で販売されていますし、一時期はテレビCMまで有名人を使って行っていたものでしたが。
アフィリエイトを長くしていると、これはヤバイんじゃないか・・・という勘のようなものが働きますww
と脱線しましたが、E-A-Tについて。
つまり医療であれば医師が書いていることなら専門性も高いし権威性も高いし、信頼性も高いと思いますよね。
それを悪用して医師で無い人が医師と偽ってサプリメントのアフィリエイトをしていたことで最近話題になっていました。
E-A-Tを一般のブログに当てはめていきます。
Expertise(専門性)は雑記ブログよりも何かテーマに特化したブログを長く運営している人の方が専門性は高いですよね。
温泉が好きな人が温泉をテーマにしてブログ記事を100記事書いたものと、500記事書いたものでは500記事ある方が専門性がより高いように思いませんか?
だから雑記ブログよりも今後はより専門的なテーマに特化したブログの方が有利になっていきます。
実際に有名であった雑記ブログもPVが落ちているところが多いようですが、実例を出していくと角が立つので辞めておきます。
Authoritativeness(権威性)は今度は記事数ではなく、温泉なら温泉に100カ所入った人よりも温泉に500カ所入った人の方が権威性が高いと思いますよね。
Trustworthiness(信頼性)は、専門性・権威性を経て、この情報ならこの人に聞け!と言われるくらいになることです。
なお、 Expertise(専門性)・Authoritativeness(権威性)・Trustworthiness(信頼性)も似たように感じると思いますが、明確に分けるのは難しく3つとも大切な指標でありブログの場合は一朝一夕で出来るものではなく長くそして多く、情報を発信していくことで認められるものです。
ここでもサイテーションは有効で、定期的に1つのテーマでSNS等に名前が出れば、それは専門性が高いサイトであると判断されていくことになるでしょう。
E-A-Tの発展系の考え方
最近、以前のように検索順位が上がらなくなってきたという人も多いのではないでしょうか?
実際に僕もそれは経験しています。以前はきちんとコンテンツを作っていればそれなりに上がったのですが、今は本当に上がりにくく感じています。
特に商標系の単体キーワードで。
例えば「品川プリンスホテル」に泊まったから、品川プリンスホテルの記事を書いても「品川プリンスホテル」というキーワードでは上位表示(10位以内)に入るのは至難の業です。
よくて検索結果6ページ目くらいでしょう。
検索結果で広告を除くと(2018年9月29日現在)
1位:公式サイト
2位:楽天トラベル
3位:じゃらん
4位:Wikipedia
5位:トリップアドバイザー
6位:一休.com
7位:JTB
となっています。
でもこの順位、なぜこういう順位なのか考えたことありますか?
1位の公式サイトは最近の傾向でそうなるのは分かると思います。そしてWikipediaは情報の網羅性ということで出てくることはわかりますよね。
それ以外の順位です。
下記の記事を見てください。トラベルボイスと言うサイトで旅行業関係者向けのサイトです。
PC及びスマホでの閲覧者数が掲載されていますが、じゃらんと楽天の2強であることがわかります。そしてトリップアドバイザーが次に来ています。
つまりこれ「品川プリンス」と検索した人の多くは宿泊を考えている人が多いので宿泊予約サイトの人気順、もしくは利用者順でほぼ順位が決まっています。
これはクエリの種類のうち「トランザクショナル クエリ」「ナビゲーショナル クエリ」ではここ最近、顕著な傾向です(クエリの種類は後で説明します)。
利用者が多いサイトは必然的にサイテーションも増えてきます。
- じゃらんで予約したらやすかった
- 楽天スーパーセールで半額だったから楽天トラベルで予約した
なんて書いてあるTweetやブログは見かけたこともありますよね。
ふっこう割の2万円クーポンを使って美瑛・白金温泉のお宿の露天風呂付き部屋を予約。じゃらん限定の割安なプランだったんだけど、すでに上限数に達してたじゃらんの2万円のクーポン、何度かリロードしてたらキャンセルが出た分が復活して取れたのでラッキー
— ロプロス (@ropross) 2018年10月5日
上記のようなTweetです。
また利用者が多い=信頼されている、そのジャンルで専門性がある、と判断されやすい傾向にあるので、有利になります。
E-A-T強化による弊害
ブログではこんなことを書きました。
「今日は札幌の地下鉄の◯◯駅まで行って駅から半径1km以内の観光スポットを探して行ってみよう」
ということで駅について、「◯◯駅 観光」で検索すると結構な頻度で1位が「じゃらん」なんですよ。
札幌の地下鉄駅なので「大通駅 観光」とか「幌平橋 観光」とか「北24条駅 観光」で検索すると「じゃらん」の記事がGoogleの検索結果の1位~3位で出てくるんですけど、その時、全部同じ内容なんですよね。
札幌に住んでいる人なら分かると思いますが「北34条駅」「大通駅」「新さっぽろ駅」「福住駅」と「真駒内駅」と「円山公園駅」で全部同じ結果ってありえないと思いますよね。
「新さっぽろ駅 観光」で検索したのなら、コンテンツ的には「サンピアザ水族館」「札幌市青少年科学館」がコンテンツの最初に紹介されるべきだと思うのですが、北海道神宮や藻岩山、モエレ沼が紹介されていたらおかしいじゃないですか。
「真駒内駅 観光」で検索したのなら、コンテンツ的には「エドウィン・ダン記念館」や「真駒内公園」がコンテンツの冒頭に紹介されるべきじゃないですか。
東京で言えば「池袋駅 観光」と「品川駅 観光」で検索した時に同じ検索結果になるのと同じくらいのインパクトがあるんですよ。
それが「駅名 観光」で同じ場所を紹介している、つまり見た目には複製コンテンツで駅名だけ変えたものが並び続ける状態になっているものをGoogleさんが検索結果の1位~3位で紹介しているんです。
最近はトリップアドバイザーの記事がGoogleの検索結果の1位や2位になっていることもあるのですが、まだトリップアドバイザーの記事の方がマシです。
なぜ、そんな見た目では複製コンテンツの記事ばかりなのにじゃらんが上位表示されるのかは、Googleさんしか分かりませんが、ある程度の予想はつきますし、この傾向はこのままだとより酷くなると思っています。
特に「駅名+観光」のGoogleの検索結果は距離を考慮しておらず、ただ情報の羅列だけで強いサイトは上位表示出来てしまうのは大きな問題です。
Twitterでもつぶやきました。
何のこと?と思う方は、こちらの1時間2分30秒くらいからを参考にhttps://t.co/n9Zk41L8NG
— 鈴木こあら@北限のこあら (@suzukidesu_com) 2018年9月28日
この質問、送ったの僕なんですけどね(もう分かっている人も多いと思いますが)。
恐らくですが、E-A-TのアルゴリズムをGoogleが重視しすぎていて、人気があるサイト、利用者が多いサイトだと複製コンテンツ(に見えるもの)でもタイトルを変えただけで検索上位を独占してしまう傾向が強くなっています。
ただ、これについてはGoogle側も問題であるという認識はあるようで、現在のアルゴリズムは徐々にだと思いますが改善はされていくと思いますし、改善されなければGoogleの考え方に反すると思います。
Googleは距離感が無い
E-A-Tの影響が拡大する以前から、Googleの検索結果には距離感がありませんでした。
例えば「◯◯駅前 日帰温泉」と検索する人はどういう意図で検索するでしょうか?
おそらく「◯◯駅から徒歩圏の日帰り入浴が出来る温泉を探している」と思いませんか?
以前こんなアンケートをTwitterで取りました。
「◯◯駅 観光スポット」と検索した時に上位表示されてる記事に求める紹介している観光スポットはどれぐらいの距離まで?
— 鈴木こあら@北限のこあら (@suzukidesu_com) 2018年8月8日
「◯◯駅」「◯◯駅前」というキーワードを含むクエリであれば、半径1~3km以内と考えている人が8割以上を占めていますが、実際にはそういう結果になっていません。
「仙台駅前 日帰温泉」というキーワードで検索してください。
2位に僕が4年前に書いた記事が入っていますが、1位のニフティ温泉なんて仙台駅関係ありませんし、3~7位も仙台駅前関係ありません。
Googleは「◯◯駅」「◯◯駅前」というキーワードに対して「◯◯」(市区町村等の地名)と見なしてしまっているのは何年も変わっていません。
僕の出身地である愛知県刈谷市
「刈谷駅 観光スポット」で検索して3位くらいにくるじゃらんの記事、刈谷駅関係ありませんから!
Googleのじゃらん(リクルート)優遇はちょっとE-A-Tで評価されている以上の何かがあるように思いますが。
クエリの3タイプ+1タイプ
SEOの傾向には直接関係ありませんが、参考までに。
クエリとは簡単に言えば検索キーワードのことだと、ここでは考えてもらって大丈夫です。
クエリには以前は3タイプあると言われていました。
- トランザクショナルクエリ(取引型)
- インフォメーショナルクエリ(情報収集型)
- ナビゲーショナルクエリ(案内型)
中にはこれら3つの内2つ、3つともを兼ねるクエリもあります。
トランザクショナルクエリは何かをするための要素が強いクエリで、Doクエリとも言われています。
「品川プリンスホテル 予約」「生命保険 資料請求」等、アフィリエイトでは多くの人が狙うクエリです。
インフォメーショナルクエリは、Knowクエリとも言われ情報を集めるためのクエリです。
「じゃがいも レシピ」「日本で2番目に高い山」「OK!Google 今日の天気は?」などがあります。
何かを知りたい時、調べる時に使うクエリです。
ナビゲーショナルクエリは、Goクエリとも言われており、サイトの行き先が決まっている時などに使われます。
「Amazon」「YouTube」なんて検索したことがある人もいると思いますが、こういうクエリがナビゲーショナルクエリです。
概ね検索キーワードは上記の3種類に分類されますが、もう1つ強いて上げれば目的の無いクエリです。
テレビを見ていて、何となく出てきたキーワードを特に知りたい訳でも無いのに検索をしたことがある人もいるのではないでしょうか?
あえて言えば「インフォメーショナルクエリ」ですが、そこまで知りたいという訳ではなさそうなことを検索する人もいます。
以前、恋愛系のサイトを運営していた友人が言うには
- 彼に彼女はいるかな?
- 彼はどこの出身かな?
というような、そんなの本人に聞け!というような検索キーワードで来ている人がいたそうです。
共起語の衰退
2年くらい前、SEO関係のセミナーに行くと頻繁に言われていたのが「共起語」でしたし、ネットでも大切と言われていました。
でも、ここ最近SEO関係のセミナーに出ても共起語について語られることはほぼ無くなりました。
共起語については知っている人も多いと思いますが簡単に説明すると「何かを説明する時に必須もしくは重要なキーワード」ですかね。
例えば「りんご」を説明する時に「果物」「赤い」「青い」なんていうキーワードは使わないと説明が難しいですよね。
そしてGoogleは共起語が含まれているかどうかで判断しているなんてことを頻繁に言われていたのが2014年から2016年にかけてです。
それが今は「共起語」なんて言葉を使う人は本当に減りました。それだけSEOで重要な要素では無くなったと言えます。
これは共起語が衰退したのではなく「検索意図」にそって記事を書けば必然的に共起語は含まれるようになるため、わざわざ共起語を意識して書いている時点で検索意図を読み取れていないために意識されることが少なくなったと言い換えた方が良いかもしれません。
またGoogleの解析能力が高くなり、無駄に共起語を含まなくてもきちんとユーザーニーズを満たせていると思われるコンテンツを上位表示させられるようになったのかもしれません。
ただし、これはいける!と思った記事を書いても全く上がって来ない場合、リライトをする時に共起語を調べてみて、ヒントにするのはありだと思います。
共起語が無いから順位が上がらないというより、自分の視点に無かったために全く抜け落ちているキーワードがある場合もあります。
御朱印をいただける神社の場合、御朱印というキーワードを含めないと中々上位に上がらないということがありました。これは御朱印集めが割と人気で御朱印がいただける神社であれば御朱印の情報を求めている人が多いため御朱印について触れないと上がりにくいということがあります。
最近僕が使っている共起語の確認ツール(サイト)はこちらです。
>>コンテンツサーチ
Google検索結果の精度が落ちてきている
7月くらいからGoogleの検索結果の精度が落ちてきているということが話題になりました。
特に話題になったのは打ち消し線です。
検索していて望む結果が出ないから、キーワードを追加して検索すると追加したキーワードに打ち消し線で消され、そのキーワードが含まれない検索結果が表示されるようになったというものです。
togetterでも話題になったので知っている人も多いと思います。
>>https://togetter.com/li/1251697
これに対してGoogleの社員からは「ダブルクォーテーションで囲う等、対応してください」と信じられないことを言ったのには驚きました。
ある程度検索の技術を知っている人なら、その対応方法は知っていますが(ダブルクォーテーションで囲う、SERPsのツールから完全一致を選ぶ)、そんなこと知らない人の方がまだまだ多いですし、完全一致にしていまうとニュアンスで検索している場合、全く目的の記事にたどり着けないという結果になってしまいます。
また、検索したキーワードが含まれない検索結果を出すことすら最近ではあります。
駒岡神社というのは札幌にある物凄く小さな神社です。
打ち消し線も無いまま「師岡熊野神社」が9月30日の時点では1位で出ていました。なおサポカンで「駒岡神社」の記事は書いており、コンテンツとしては存在していますし、インデックスされており、20位前後で表示されます。
でも20位前後であり2ページ目か3ページ目にしか表示されなく、それまでは「駒岡神社」の記事は出てきません。
更に驚くことに完全一致で検索しても結果はほぼ同じで「師岡神社」の方が上位表示されています。
Googleの検索結果は以前はここまで酷くなかったのですが、感覚的にですがE-A-Tが重要視されてきたこと、ランクブレインが導入されたことで、検索がほとんどされないキーワードは間違って入力されたものとしてみなして、コンテンツが存在しているにも関わらず、上位表示されないようになってきたものと思います。
つまりGoogleは勝手に検索が滅多にされないキーワードは間違って入力されたキーワードと判断して検索ボリュームが大きいものを予想して表示させるようになっています。
検索して調べたくても検索ボリュームが少ないものは調べられない、見つけられないようにこれから進むのかもしれません。
いやいや日本語対応のローカライズが遅れているだけでしょ!いう人もいますが、本当に日本語対応のローカライズが遅れているだけでしょうか?
また今回僕が作ったサイト「サポカン」
「サポカン」で検索すると現在は2位ですが、「さぽかん」で検索すると圏外(Googleの検索結果で101位以下)です。
カタカナに変換するのが面倒な人って結構いて、ひらがなのまま検索する人ってそれなりにいますよね。
検索結果も検索ボリュームが多いキーワードなら比較的似た結果を出します。
でも検索ボリュームが少ないキーワードだと1つは2位、1つは圏外という状況が今でも発生しているのは面白いところです。
基本的にアルファベットしか無い英語圏では、ひらがな・カタカナという概念が無いので、日本特有の「ひらがな」「カタカナ」という概念をGoogleは実はまだ完全にはつかめていないと思える事例を見る度に、アルゴリズムのローカライズって実は上手くいってないのでは?と思います。
現在Googleが導入しているアルゴリズムの1つ、ランクブレインはAIを活用したものですが、検索規模が元々少ないキーワードだと誤差が大きくなっていきます。
「ヘルヴェチア・ヒュッテ」という山小屋が札幌にあるのですが、「へルヴェチア」と「ヘルベチア」で検索した時では検索結果がかなり異なっていることに驚きます。
「ベ」と「ヴェ」のような外国語だと表記の揺れとして正確な判断がAIを使いだしたことで、逆に低下してきているのではないかと思います。
もっとボリュームの多い「ヴェネツィア」と「ベネツィア」だとそれほど検索結果に誤差はありません。
ともに検索結果から「ヴェネツィア」と「ベネツィア」の地名であるということをGoogleが認識していることは理解出来ます。
しかし、「へルヴェチア・ヒュッテ」と「ヘルベチア・ヒュッテ」では検索結果の方向性が全く違っていることも理解出来ます。
Googleの形態素解析の変化
Googleの検索結果の精度が落ちてきている理由にE-A-Tが起因しているのではないか?というのが僕の考えですが、もちろんそんなことはGoogleの中の人でも極僅かな人しか知らないことでしょうし、絶対に正しいというものではありません。
ただもう1つ最近気になることでGoogleの形態素解析が変化してきているためにGoogleの検索結果がおかしくなっているのではないかとも予想しています。
形態素解析とは、自然言語を形態素まで分割する技術です。って意味分からないですよね。
図解すると下記のように言葉を最小単位に分割する技術のことです。
クエリを分割し解析を行い検索結果を出すというのはもう何年も前から行われている技術で、形態素解析の機能が悪い検索エンジンは変な結果を出すようになります。
会社員時代、サイト内検索で使っていたサイト内検索エンジンの形態素解析の性能が悪すぎて苦労したのは良い思い出です。
話を戻して「北海道神宮 狛犬」というクエリは月間の検索ボリュームが40くらいと少ないクエリですが、検索してみると面白い結果になっています。
1位はまさしくそれを探している方の記事になっていますが2位が僕の作った「サポカン」の記事で「北海道神宮頓宮」という「北海道神宮」とは別の神社(頓宮なので全く別という訳ではありませんが)となっています。
「北海道神宮 狛犬」で検索しているのに「北海道神宮頓宮 狛犬」の結果を出しているのは「北海道神宮頓宮」を「北海道 神宮 頓宮」という3つの形態素として捉えていて、その内の「北海道 神宮」に着目して結果を出してしまっているように思います。
なぜこんな結果になってしまっているのか違う事例ですが、推測することは出来ます。
実は検索する人の技術というかクエリの記入の仕方は日本って物凄くいい加減です。
「iPhoneXS」と「iPhone XS」で検索ボリュームをGoogleトレンドで見てみます。
- iPhoneXS=iPhoneとXSの間に半角スペースなし
- iPhone XS=iPhoneとXSの間に半角スペースあり
基本的には「iPhone XS」と半角スペースが入る方が多いのですが、途中半角スペース無しに抜かれていることもあります。
正式名は「iPhone」と「XS」の間に半角が入ります。
でも、このように本来半角が入るのに入らないで検索するのは日本が特に激しいようです。というのもGoogleトレンドで「日本」ではなく「すべての国」にしてみるとわかります。
「iPhoneXS」と「iPhone」と「XS」の間に半角スペース無しで検索する人は本当に少ないことがわかります。
このように正式名では無い半角を入れない検索が多い日本って、Googleが形態素解析をするのが実は難しいんじゃないかと思うんですね。
入れる人もいれな入れない人もいる、そのために形態素解析がしきれてないように日本語の場合なっているのではないかな?と思うようになりました。
Googleは日本を見捨ててる
これはあくまでも個人的見解が非常に多いのですが(全体的に個人的見解ですけど)、Googleは日本市場をあまり重要視していません。
Twitter等でも呟いたことがありますが、そもそもAMP(めちゃくちゃ雑に説明するとスマホ等でWebサイトを見た時に超高速で表示される仕組み)って何のために行ったと思いますか?
スマホは現在4Gという規格が主流ですが、あと数年で5Gに移行します。そうなると通信速度は今の100倍速くなると言われています。
もちろん理論値なので実際には100倍には満たないと思いますが、それでもスマホで100Mbps以上の通信は余裕で出来るようになるでしょう。
そうなるとAMPなんて不要なんですよ。
でもAMPをGoogleは推進している理由ってわかりますか?
理由は世界の多く、特に発展途上国と以前は言われていた東南アジアやアフリカ等の国は2G(日本のドコモで言えばFOMAの前のmova)がまだ主流です。
その2Gがメインの世界各国はまだまだこれから人口も増え、産業も発展していきます。日本のように産業の衰退・人口の減少とは真逆でこれから伸びていきます。
スマホを持つ人もどんどん増えていきます。その時に安価なAndroidのスマホを持ってもらいGoogleのサービスを利用してもらうためにも、2G環境でストレスの少ないAMPを推進していると言えます。
具体性にかけるので、ここで資料を出しておきますね。
環境省より
僕が言うよりも環境省が出しているデータを見てもらえれば信用してもらえると思います。
世界全体では人口が増えていき中、日本を含む東アジアだけが人口が減ってきています。
そして言語の分布図を見てください。
人口の減っていく東アジアで日本語と朝鮮語だけが特殊であることは中学校か高校で習ったことを記憶している人もいると思います。
Googleの検索ってGoogleは元々アメリカの会社で英語が共用語で、アルゴリズムの開発も元々は英語で行われています。
それを各国の言語にローカライズしているのですが、特殊な言語体系を持つ人口の減っていく東アジアの日本や韓国のためにそんな細かいローカライズを今後も真剣に行っていくと思いますか?
それよりは、人口の増える地域に力を入れるのは世界規模の企業であれば当然です。そしてiPhone大好き日本人のためにGoogleが無理して日本市場にAndroidを積極的に売り込む理由もありません。
Googleにとって日本って、もう詰んでる国なんですよ。
天才が集まるGoogleが普通にちょっと資料を集めて分かることなんて、もう完全に解析済みであることは予想にたやすいことですよね。
だから日本語に対応した細かいローカライズとか、日本特有の文化のためだけのローカライズなんて、日本法人が少し行うくらいで(日本法人がいつまであるのか不明ですが)、Googleは既に日本をメインの市場とは思っていないと考えた方が良いでしょう。
もちろん、日本語へのローカライズもAIが進めば自動でより完成度の高いものが生まれてくるかもしれませんし、Googleはそうなることを目指しているのかもしれません。
でも、日本特有の文化や言葉のニュアンスまでAIがローカライズしていくのは少し無理があると思うんですね。
日本語にローカライズしていくのは先に紹介したYMYL領域がメインで日本特有の文化にまでそのローカライズの範囲は及びにくいと考えます。
それに日本特有の文化である、神社とかお寺とか、結局氏子さんがメインでネットで広がりを見せない文化ですから、AIが解析をするのに必要なデータが不足しています。
AIってデータが無ければ何も出来ませんから。
でも、日本特有の文化は日本人が日本人である以上、中々切れないものであり、あと数十年は検索され続けるものであるので、日本特有の文化をメインにサイトを作るとあまり変動の波に飲まれないと思います。
そして日本特有の文化はまだ数十年は外国人にも受けると思いますので、英語や中国語等の外国語に対応させることでアクセスも稼げます。
なお数十年と書きましたが、これが20年後なのか30年後なのか分かりませんし、それまでブログやサイト、アフィリエイトがどう変化していくのか分かりません。
しかし人は五感で生きているので、目で情報を得るという行為は無くならないので、形は変わっても何かしらの方法は残っていると思います。
それにテキスト(文章)が好きな人は一定数維持されるので、文化として文字や絵、写真で伝えるということは残っていくでしょう。
ただし検索ボリュームが少ないものは存在しないとされて発見されにくくなっていくと思います。
今後のSEO対策はどうすれば良いか?
実際に検証して得たり、感じたり、セミナー等で知った現在のSEOの動向について説明してきましたが、具体的にはどうすれば良いのか、説明していきます。
検索意図に明確に答えるコンテンツを作る
- コンテンツ(主に記事)の変化=検索意図の明確化
- E-A-Tの発展系の考え方
で説明しましたが、余分なことを書いたりすると上位表示が難しくなるということ、E-A-Tにより(もちろん違う要素の可能性もあります)、商標系キーワードを中心に上位表示が難しくなってきている現状、どういうコンテンツ・記事を書いていけば良いのか?と言えば、
- 1意図1記事をもっと意識して書く
- 2語3語のキーワードを最初から狙って、そのキーワードの検索意図に沿って書く
- 記事ではなくカテゴリーで上げていく
の3つで初心者は対応するしか無いと思います。
検索をする人には検索する理由があります。その理由(意図)を明確に読み取り、検索した理由に明確に答える記事・コンテンツを作っていくというのが最も大切です。
そして「品川プリンスホテル」等の競合が強いキーワードの場合、最初から「品川プリンスホテル」という単体キーワード狙いではなく、例えば
「品川プリンスホテル 朝食」「品川プリンスホテル メインタワー」「品川プリンスホテル イーストタワー」といった2語以上のキーワードを狙っていくことをおすすめします。
最後に記事ではなくカテゴリーで上げていくという方法ですが、「品川プリンスホテル 朝食」「品川プリンスホテル メインタワー」「品川プリンスホテル イーストタワー」といったキーワードで数記事書いて、カテゴリー自体で「品川プリンスホテル」の情報を網羅していくことでカテゴリーページで上位表示を目指すという方法です。
なお、検索意図を明確にし、キーワードを2語3語することで、PVは落ちるかもしれませんがアフィリエイト用の記事であれば、CVR(コンバージョンレート・申し込み率)は上がっていきます。
結果として収益性が増すこともあり、PVを気にしていないのなら特におすすめです。
例えば、格安SIMで「UQモバイル」という会社があります。CMも多いので存在は知っている人も多いでしょう。
「UQモバイル」は月間検索ボリューム30万を超える超ビッグキーワードですが、これで10位になるのと「UQモバイル キャンペーン」で3位以内に入るのでは、「UQモバイル」で10位に入る方が圧倒的に難しいのですが、「UQモバイル」で10位よりも「UQモバイル キャンペーン」で1位2位になった時の方が恐らくCVRは圧倒的に高くなりますし、収益も大きくなるでしょう。
これはちょっと書けないのですが、まあ、その中の人から教えてもらったことと実際に自分の経験からです。
以前「UQモバイル キャンペーン」で1位2位を争っていた頃のピーク時、アフィリエイトの収益は発生で月間1000万円超え、確定で600万円くらいでした(今はそこまで稼げません)。
そもそも「UQモバイル」というキーワードで検索する人は「UQモバイル」をまだ調べている段階の人が多いため、契約までの距離が遠いです。
反面「UQモバイル キャンペーン」というキーワードで検索する人は既にUQモバイルを契約しようとしているけど、よりお得にならないか調べている人が多く、契約までの距離が短いためにCVRがよくなり結果として収益も高くなっていきます。
ただ「クレジットカード」と検索する人の検索意図はGoogleの検索結果を見ている限り、どのクレジットカードが良いのか、おすすめのクレジットカードは何かを調べている人が多いので「クレジットカード」の記事を書く場合は必然的に「クレジットカード おすすめ」というキーワードで書くことになっています。
「クレジットカードの読みもの」さんが再び「クレジットカード」で1位になりましたが(人によっては2位か3位のこともあります)、そういう意図で書かれているのがよく分かる記事です。
またサイト全体がクレジットカードのことがメインなのでE-A-Tとしての効果も働いていると推測出来ます。雑記ブログで「クレジットカード」のことを書いても、10位に入ることすら無理ですよ。
契約までの距離については、以前書いたブログの記事を見てもらうのが一番ですので、良ければ見てください。
>>1年間、ブログで生計を立ててきた僕が「稼ぐためには購買行動プロセスからキーワードを考え記事を書くこと」を説明する
ビッグキーワードはまだ網羅性が必要
ビッグキーワードの定義はブロガーとアフィリエイターで少し乖離があります。
- ブロガー=検索ボリュームが大きいキーワードのこと
- アフィリエイター=収益が大きいキーワードのこと
乖離はあって、やっぱりビッグキーワードで1位をとってドヤりたい気持ちもよくわかります。僕も「クレジットカード」というキーワードで1位とってドヤりたいですもの。
という話はさておき、収益が大きいキーワードや検索ボリュームが多いビッグキーワードにはまだ網羅性は必要です。
収益性が高いキーワードは、検索ボリュームの多いキーワードよりは網羅性は低くなる傾向にありますが(クレジットカードで書いた通り)、検索ボリュームの多い一般的なキーワードほど網羅性はまだまだ必要なことは覚えておいてください。
網羅性は1記事だけでなく、先に書いている通り、カテゴリーで補う方法とサイト全体で補う方法があります。
1記事にこだわる必要性はありません。2万文字の記事1つで狙うよりも検索意図を考え2500文字8記事で書いた方が良い場合もありますよ。
サイテーション効果を自分で作る
サイテーション効果は定期的にサイト名で検索されたり、サイト名を書かれることが有効です。
そのためにはサイト名(ブログ名)は五感の良い、覚えやすい、しかも同じ名前のサイトやキーワードが無いものを選ぶのがおすすめです。
(カッコウをつけてフランス語とか英語でも難しい名前をつけて、読めない・書けないサイト名なんてSEO的には最悪です)
そしてサイト名をハッシュタグにしてTwitterやInstagramで毎日、サイト名に因んだことをつぶやくと早くGoogleに認識されますし、サイト名で上位表示されるようになります。
今回僕が作った札幌の観光・旅行に関するサイトの名前は「サポカン」です。
ただ「サポカン」というのは元々違う意味でそれなりに強い意味がある言葉でした。
サッカーが好きな人ならすぐに分かると思いますが、そもそもサポカンとはサッカー(Jリーグ)の「サポーターカンファレンス」の略であり、今でも「サポカン」で検索すると1位はYahoo!知恵袋の「サッカーで、サポカンって何の略ですか?」というものが出てきます。
抜けるかな?と思って「サポカン」にしましたが、サイトを発表した時点で抜けておらず現在「サポカン」で検索すると僕のサイトは2位になっています。
今回発表したことで多少は言及されたり被リンクがつくのでひょっとしたら(うまくいけば)、1位になれるかもしれないかな?とは考えています(甘い考え)。
ただGRCで追いかけ始めた6月の段階では20位前後となっていました。
それが徐々に順位を上げ2位になりましたが、実はその前にTwitterのハッシュタグ「#サポカン」がしばらく上位にいました。
北海道PRESSとしてTwitterアカウントを作り毎朝、大通公園の天気をつぶやくようにしていたのですが、この順位を見て、やばい上がらない!と思いTweetに「#サポカン #札幌サポカン」というハッシュタグをつけるようにして、1人ですが毎日定期的にTweetすることで、Googleに対して「サポカン」とは札幌の情報のサイトのことだよとサイテーションを狙って行っていた訳です。
だから「札幌をイメージさせる大通公園とさっぽろテレビ塔を写し、今日の札幌と書いて札幌のことを書いていると認識させ、大通公園というキーワードを含めて」つぶやくようにしていた訳です。
なお「札幌サポカン」で検索した時、「#札幌サポカン」というハッシュタグが1位で2位がサイト「サポカン」というようになっていた時期がしばらく続き、たった1人で毎日つぶやいている誰も使っていないハッシュタグの方が上位になるということを確認しました。
つまりそれだけGoogleの検索はTwitterのハッシュタグを重要視して見ています。
もし、自分のサイト名で検索した時に自分のサイトが上位に出てこない時はサイト名でTwitterアカウントを作り、毎日そのサイトに因んだことをつぶやくようにしてハッシュタグでサイト名を入れるようにしてください。
最初はハッシュタグが1位になってきますが、その内、そのハッシュタグはそのサイトのことを意味しているんだなとGoogleが認識しはじめて、サイトが1位になります。
もちろんTwitter・InstagramのプロフィールにはサイトのURLは絶対に入れておいてください。
実は同時期にもう1つサイトを作り同じ実験をしたのですが(それは非公開ですが)、それでも同じ結果になっています(サポカンよりも圧倒的に更新頻度が少ないサイトですが)。
ただしあまりにも難しいキーワード、例えば「クレジットカード情報」とか「格安SIMマニア」とか、もう狙っているキーワードそのものをハッシュタグにしても始めたばかりのサイト・ブログだと意味はありませんので、サイト名は慎重に出来れば語感の良い、短いものにするようにしてください。
格安SIMなら、シムファン とか シムラーとか、クレジットカードなら「クレジットカードの読みもの」とかww
有名な地域系ブログなら「とよすと」とか「はまこれ横浜」とか非常にうまいネーミングだと思います。
Twitterに限らず、Instagram、Facebookは可能なら専用のアカウントを作って(FacebookはFacebookページ)を作って活用してください。
実際にInstagramのアカウントでも「#サポカン #札幌サポカン」というハッシュタグをつけて運用するようになったら全体的に検索順位が向上しはじめました。
Googleの検索結果の精度低下の対策
「駒岡神社」で検索しても全く別の神社が表示される事例を紹介しましたが、こういう時の対応方法は現状ほぼありません。
Googleが検索ボリュームの少ないキーワードは類似(とは言えないものも含みますが)のキーワードで上位表示させる仕様が改善されない限り対策するのは無理です。
黙ってみているしか無いのか?というよりもどうしても見て欲しいのなら、よく見られているコンテンツからリンクを張って送客することを考えましょう。
もしくはTwitterやInstagram等のSNSでハッシュタグをつけて繰り返し発信することで見つけてもらいやすくなりますが、気の長い作業にはなります。
「駒岡神社」の事例であれば、駒岡神社について毎日Twitterで書いて、ハッシュタグを「#駒岡神社」にしてつぶやいていれば、恐らく上位表示してきますが、そんなことしか呟かないTwitterアカウントなんて、フォロワーが増えない虚しい作業になると思います。
ただ、いくら日本向けにローカライズするのが難しいと言っても日本はまだ現状は売上の取れる国であり、Googleの日本法人も黙っているとは思えないので改善されていくことを期待することが大切だと思います。
Googleにフィードバックを送り続けることも必要
Googleの検索結果の精度低下の対策に関連して、きちんとGoogleに対してフィードバックを送り続けることも必要です。
SERPsの下の方に「フィードバックを送信」という項目があるので、あまりにもおかしい検索結果の場合はフィードバックを送りましょう。
恐らく日本国内だけでも1日何千件・何万件とフィードバックは送られていると思いますし、フィードバックを悪用している人もいます。
でも、自分のコンテンツが1位じゃないにしても、そのキーワードに対して絶対に1ページ目で表示されなければおかしい!と胸を張って言えるのならフィードバックは送り続けることも必要です。
わずかで少しずつですが改善はされていくと思います。1~2年待つことは必要かもしれませんが。
表示速度は大切
蛇足ですが、Googleは表示速度が遅すぎるサイトは順位を落とすよ~と言っています。
同じ価値をGoogleと判断したコンテンツが2つあった場合、表示速度が速い方が検索結果の上位にきます。これはもう理屈ではなく(きちんとした理屈はありますが)、人も速さは求めているので、出来る限り表示速度が速くなるようにすることは大切です。
サポカンの欠点は、写真を多くしすぎたこととサイト開設の初期に入れた一部のプラグインの関係で表示速度が遅いことです。なので今後、これをどう対処していくのかが僕の課題になっています。
良いコンテンツとは何か?今回の新サイトで行った施策
今回、サポカンや北海道PRESSというサイトを作る時に行った施策がいくつかあるので、そのことを説明していきます。
その前に「良いコンテンツ」って何だと思いますか?
良いコンテンツとは何か?
そもそも良いコンテンツの定義って無数にあるので、絶対的なものはありません。
ただSEO的に良いコンテンツとは何か?と聞かれたら
SERPsに戻させないコンテンツのこと
と僕は答えます。
そしてこれこそ、SEO的に考えなくても、記事を見てくれる・読んでくれる人に対しても大切なことだと言えます。
(SERPsは検索結果画面のことです)
検索をしたことが無い人はいないと思います。
検索して概ね上位に表示されているリンクからクリック(タップ)して見ていき、自分の思っていたものと違う場合は、ブラウザバック(戻るボタン)でSERPs(検索結果画面)に戻り、そして次のリンクをクリックしてコンテンツを見ていくと思います。
このSERPsに戻るという行為がSEO上、最も良く無い行為だと今時のSEO専門家は皆口を揃えていいます。
GoogleはGoogle Analyticsのデータを見ているとか、そういう都市伝説が流れていますが実際に見ている可能性はもちろん0ではありませんが、世の中にはGoogle Analyticsを入れていないサイトなんてものすごく沢山ありますし、大手サイトであればAdobe Analyticsや独自のアクセス解析ツールを入れておりGoogle Analyticsは使っていません。
それでも上位に来ているサイトがあり、データは均一に見れません。
では均一にデータを取れるところはどこか?と言えばSERPsなんです。SERPs画面では恐らくどのリンクをクリックしてそしてブラウザバックで戻ってきたかどうか、どれぐらい滞在していたか計測していると僕は考えます。
ここで考えてください。
SERPsに戻って来ないってことは、リンク先のコンテンツで解決したのではないか?と
つまり検索意図から満足したコンテンツであったか、コンテンツにあったリンク先等で満足したと考えるべきではないでしょうか?
SERPsに戻させないことがSEO上最も大切であり、また読者・ユーザーの満足度を満たした結果になります。
SERPsに戻ったかどうかは計測出来ませんが(僕が知らないだけで、計測方法をご存知の方がいたら教えてください)、SERPsに戻らないコンテンツを作り続けることが「良いコンテンツ」を作った証になりますし、戻らないコンテンツ・記事が多いのなら、結果として検索順位も上がっていきます。
続いて、行った施策とその理由、一部結果を説明していきます。
直帰率を上げ、滞在時間を減らす施策を行う
今回、サイトを作る上で気にしたことの1つが直帰率を如何に上げるかです。そしてサイト滞在時間を如何に少なくさせるかです。
直帰率は下げるではありませんよ、「上げる」です。
サイト滞在時間も少なくさせるです、増やすのではなく。
え?直帰率って下げた方が良いんじゃないの?と思う人も多いと思いますし、サイト滞在時間は長くさせた方が良いんじゃないの?と思う人も多いと思います。
これはきっぱりと違うと書いておきます。
SERPsに戻らせないのが一番大切であり、SERPsからリンクをクリックしてサイト・ブログを見てもらった時に数秒・数十秒で解決する目的・検索意図で、SERPsに戻らない直帰なら問題無い訳です。
直帰というのは、単にサイト・ブログに来て1ページしか見ない状態のことです。
コンテンツを見て、必要な情報があり満足してブラウザを閉じた場合も直帰率は100%です。
コンテンツを見て、アフィリエイトリンクを踏んでアフィリエイトリンク先に移動して契約してくれて、その後にブラウザを閉じても直帰率100%です。
SERPsに戻っても直帰率100%です。
直帰率って、1コンテンツで満足させればさせるほど、高くなります。
そんな直帰率なんて、一般的なブログやサイト(特にアフィリエイトサイト)で気にしても意味ありません。
もちろん、気にしないといけないコンテンツ・記事もありますが、それは後で説明します。
アフィリエイトでも同じ、直帰率は高くてもOK
例えば「格安SIM おすすめ」というようなアフィリエイトリンクのある記事を書いて検索からその記事に来て、アフィリエイトリンクのクリックして契約してくれた場合、直帰率は100%ですが、SERPsに戻っていないので全く問題ない訳です。
おすすめの格安SIMを探していて、それが分かって満足してアフィリエイトリンクをクリックして契約まで完了したのだから、ユーザーは満足・納得しているはずです。
本当かな?と思う方へ、何かを購入しようと検索していた時に「価格.com」のサイトに行き着いたことがある人も多いでしょう。
「価格.com」は日本最大規模のアフィリエイトサイトです。
価格を調べて最安値で購入出来る(実際には違うことも多いですが)のでそのまま、アフィリエイトリンクをクリックして購入にいたり、SERPsには戻らないので別にSEO上影響を受けていないと考えられます。
では具体的にSERPsに戻させないように行った施策を説明していきます。
北海道に来て知ったキーワード
北海道に来て発見したキーワードがあります。
それは「マップコード」
カーナビでも比較的新しいモデルであればマップコード入力で目的地設定出来るものは数多くあります。
マップコードとは、日本全国の緯度経度を数値化した番号です。マップコードは、マップコード対応スマートフォンアプリ「Drive! NIPPON」で調べることができ、カーナビでの目的地設定にご利用いただけます。マップコードの検索や利用はすべて無料です。
マップコードは、日本全国を大まかにメッシュ分割したゾーンから、さらにそれを細かく分割したブロック、ユニットによって構成されます。このゾーン、ブロック、ユニット、それぞれの番号を順に並べた数字がマップコードです。ゾーンは全国を1162個に分割したもので、その四方は約27km。ブロックはゾーンを900個に分割し、ユニットはブロックをさらに900個に分割したもので、ユニットの四方は約30mとなります。ユニットをさらに分割してSコアという約3m四方の単位まで分割が可能で、より精度の高い位置情報を得ることができます。
北海道ってまだ住所が定かでは無い場所って結構あるんですね。
例えば美瑛で「セブンスターの木」という有名な観光スポットがありますが、住所は「北海道上川郡美瑛町北瑛」でここが1km四方くらいの広さがあってカーナビで住所検索も電話番号も出来ません。
Google Mapには掲載されていますが、運転中にスマホを見るのは小さくて見にくいし危険なので出来ればカーナビに案内されて行きたいところですが、そもそもカーナビにセットする情報が無いんですよ。
そういう時ってマップコードが非常に便利なんですね。
だから「セブンスターの木 マップコード」という検索キーワードが存在する訳です。
北海道プレスで結構検索されているキーワードの1つは「天に続く道 マップコード」です。
「施設・スポット名 + マップコード」というキーワードは北海道では少ないながらも存在します。
では、そういうキーワードで検索する人が
「セブンスターの木が絶景すぎる!美瑛観光で絶対におすすめ!」という記事タイトルで内容も凄くよくて写真も綺麗な記事を喜びますか?
特に現地で「セブンスターの木」に行きたい人なら、景色とかどうなっているのとか、どうでも良い情報であって、ただ知りたいのはマップコードだけです。
検索してたどり着いた記事の一番上にマップコードがあってわざわざ記事中を探さなくても良い状態ならより便利な訳です。
だから今作っている北海道PRESSというサイトのコンテンツの一番上には電話して聞く人のためにスマホならそのままタップで電話をかけられるようにリンクをはり、マップコードも表示させています。
もし旅行中で「スポット名 マップコード」でこの記事にたどり着いた人ならカーナビにマップコードを入力する20秒ほどでサイトからは離脱されますが、SERPsには戻らないので別に滞在時間は短くてもSEO上、Googleの評価に悪影響を及ぼさないと考えます。
ただ、これ北海道にいる人で真似されると僕の順位が落ちていくのでやめて欲しいですが、アイデアは使っても法律的には問題ないし、アイデアが欲しいからnoteを購入されたと思うので真似されることは致し方ありませんが、マップコードを使うのであれば出来れば北海道以外でして欲しいな(切望)。
電話番号にもリンクを貼っておこう
今、ほとんどのブログ・サイトはスマホからの閲覧が5割を超え、平均して6割以上、8割以上がスマホというサイト・ブログも多くなっていると思います。
地域情報系や旅行・観光系のサイト・ブログで施設の電話番号を掲載しているのならそのままスマホでタップして電話出来るようにすると、ユーザーにとっては非常に便利ですし、電話をかけることで目的が達成されるので、SERPsに戻ることも滅多にありません。
電話をかけられると巡回してもらえなくなるのでは?滞在時間が減るからSEO上良い結果にならないのでは?と思う人もいるようですが、そんなことはありません。
何より電話をかけたい、電話番号を知りたい人にしてみればそのままスマホで電話を書けられるって非常に便利です。
本当に「直帰率が悪いのは問題」脳は捨ててください。
ただしアフィリエイトサイトの場合は難しいかもしれませんが、営業時間内に電話が出来る人って少ないのでそれほどCVRの低下には結びつきませんし、足りない情報だけを電話で聞いて申し込みはネットで行う人も多いので、一部商品(高齢者向け等)を除けば、そんなに大きな問題ではありません。
どうすれば電話をタップでかけさせられるかは、僕が使っているのは
<a href=”tel:0112151559″>011-215-1559</a>
という記述です。HTMLについて少し知識が無いと難しいかもしれませんが、僕が使っている方法はAddQuicktagというプラグインで下記のように記述して設定しておきます。
次に普通にビジュアルエディタで記事に電話番号を記載します。
電話番号をドラッグして選択して、AddQuicktagから登録しておいたTELを選びます。
テキストエディタに切り替えます。
上記の図で枠で囲っているところに電話番号はハイフン無しで記載します。
これでビジュアルエディタに戻ればスマホで電話がかけられるリンクが出来上がっています(上記の図ではハイフン(横棒)が含まれていますが消してください)。
もちろん、この方法は僕みたいにあまりHTML等の知識が無い人向けの方法であり、詳しい人ならデバイス別に電話番号のリンクを表示させるかせない等の設定も出来ると思うので、工夫してください。
PDFのリンクを貼ることも有効
サポカンではまだほとんど実施していませんが、別のサイトで観光・旅行系のブログで記事を書いた時、紹介しているスポットが公式サイトでPDFファイルをアップロードしているのなら、そのPDFファイルにそのままリンクを貼ることも有効な手段です。
例えば、遊覧船に乗った時、遊覧船の公式サイトで「パンフレットダウンロード」があったのならそのPDF(パンフレット)にリンクを貼るというようなことです。もしくは絵が描ける人なら絵と説明文を書いたPDFをアップしてリンクを貼るのも良いでしょう。
なぜ、PDFのリンクを貼ることが有効なのか?
理由は、その目的地に行くための準備の1つがPDFを見てダウンロードしておいたり印刷することで準備という目的が終わり、SERPsに戻る可能性が少なくなるからです。
事実、僕のサイトでいくつか検証したのですが、PDFを貼っている記事は比較的上位に来ることが多かったです。10記事ほど試しましたが狙っているキーワードですべて検索結果10位以内に入りました。
何より印刷するという行為が発生すると、PCの前から一旦席を離れることも多く30分以上放置してくれればセッションは一時的に切れるのでSERPsに戻ったとしてもSERPsに戻ったことにはカウントされない可能性があります。
応用は他のジャンルでも出来るようです。
以前、Twitterでa-kiさんが言っていたのが(Twitterという公の情報なので掲載しています)、音楽の楽譜のPDFでも効果があったそうです。
a-kiさんは、こんな本(kindle)を書いている方で、サイト作りについては非常に参考になる考え方を持つ人で敬愛しております。
a-kiさんの本にかなり僕は影響を受けています。読んでない方は是非
>>情報サイトでオーソリティーを目指そう!: 10年先も生き残る安定志向のサイト構築論 Kindle版
公式サイトへのリンクを貼ろう
発リンクを多くするとSEO上良い結果にならないから、公式サイトへのリンクは張らないという人も大勢いますが、逆効果な場合もあります。
例えば、サポカンの下記の記事
札幌芸術の村は札幌市にある複合文化施設で美術館もある、人気の観光スポットです。
こういう施設のことを調べていてサイトに訪れた人が「じゃあ、今は美術館で何の展示会をしているんだろう?」と思った時、公式サイトへのリンクがあればクリックして公式サイトをチェックします。
でも公式サイトへのリンクが無ければどうなるか?
ブラウザバックしてGoogleの検索結果画面に戻り、公式サイトを探すのではないでしょうか?
ブラウザバックして次にどんなクエリで検索するのか、Googleはチェックしている!というSEO専門家は数多くいますし、僕もしているだろうなって思います。
このブラウザバックして、別のキーワードで検索するというのは、僕の奥さんが実際にパソコンでしていて、気がついたことです。
僕の奥さんは普通の人なので、ネットとかブログとかアフィリエイトとか全く詳しくありませんが、そういう人が行うブラウザ上での行動って非常に参考になるんですよ。
だからネット関係以外の知人に僕自身、こういう場合はどう検索する?とかよく聞きます。
話が脱線しましたが、美術館等、イベント内容が変化する施設の情報を常にチェックして更新し続けていくのは手間です。ブログでそんなことをいつもしている人なんて極稀で1度書いた情報をそのままにしている人の方が多いですよね。
だから公式サイトにリンクを張ることで、足りない情報を補えるようになりユーザーの満足度も高くなり、SERPsに戻ってしまう確率も減ります。
また、Wikipediaはリンクだらけですが、上位に来ているのはGoogleは発リンク自体も有益なものなら評価すると言われていることもあると言えます。
もちろんサイトを巡回させることも必要
だからといって、直帰率をむやみに上げることが大切ではありません。滞在時間を減らすことも大切ではありません。あくまでもクエリの種類や検索している時の状況で異なるということは意識してください。
記事の目的、検索するキーワードによって直帰率や滞在時間は考えなければいけません。
例えばこのコンテンツ
この記事は「札幌 観光 半日」「札幌 観光 4時間」等のキーワードで本来なら月2000PVくらい読まれるコンテンツですが、地震以降、圧倒的に読まれなくなってしまっていますが(検索順位は落ちていません)、それでも直近で月1500PVほど読まれています。
そして見て欲しいのが直帰率です。直近では50%を切っています。
この記事は元々、カテゴリーコンテンツとして作ったもので、直帰率は50%以内を目指しており、その目標値通りになっています。
個別の記事を分かりやすく並べているだけのコンテンツですが、そこから興味のある記事をクリックして見てもらうため直帰率は非常に低くなっています。
施設・スポット単体記事は直帰率が高くなるように作っていますが(もちろん、検索キーワードによっては長くすべき場合もあります)、こういうカテゴリーページは直帰率が低くなり、サイト滞在時間が長くなるように作っている訳です。
直帰率と滞在時間のまとめ
細かく説明してきたので直帰率と滞在時間についてまとめておきます。
「直帰率が低い、サイト滞在時間が長い」これは確かに相関関係ですが、SEOに有利です。
でも、説明してきた通り「満足する」「目的を達成する」結果として直帰率が低くなったり、サイト滞在時間が長くなっただけであり、短い滞在時間でも「満足する」「目的を達成する」ことが出来れば問題ありません。
よくネットを見ていると直帰率が80%を超えていたら問題ですとか、サイト滞在時間が1分を切っていたら問題ですと書いているところもありますが、これも間違いではありません。
マップコードの事例で説明していますが、結局ユーザーが何を求めているかによって、直帰率やサイト滞在時間は考えるべきで一様に決められるものではありません。
むしろコンテンツ(記事)の目指すものは何なのかを考えてキーワード単位やコンテンツの目的単位で直帰率やサイト滞在時間は考えるべきです。
ただし、キーワード単位やコンテンツの目的単位で直帰率やサイト滞在時間はGoogle Analyticsでは計測出来ないので、それはSearch Consoleやヒートマップツール、Google Analyticsのデータを見て自分で考えるしかありません。
なおアフィリエイトで儲かるジャンルの場合、基本的にお悩み系が多いので、そうなると必然的に文字数は増え、サイトの巡回も増えてきます。
その場合は直帰率は減りやサイト滞在時間は増えるので、お悩み系(転職・就職、婚活、美容系、医療系等)のサイト・ブログを運営しているのであれば、記事の目的にもよりますが直帰率は80%未満にすべきだと思いますし、サイト滞在時間で1分を切っているようなら、問題が多いと言えます。
SRHとコミュニティ、新しいスパム手法
最近、ブロガーやアフィリエイターがコミュニティを作って活動しているのが多くなってきているように感じている人も多いのではないでしょうか?
例えばオンラインサロンを作ったり、大規模なオフ会を開いたり。
もちろん純粋に楽しもうとしているところもあると思いますし、情報を共有しあってお互いを刺激しあって活動を活発にしていこうというところも多くあります。
でも、コミュニティを作り会員数を増やし、お互いにSNSやブログで言及しあうことを目的としているだろうなと思うところも増えてきています。
これはサイテーション効果をより高めるために、1人1人の力では難しいから集団となって行おうという意図があるから行っているところもあると考えています。
SRHというのは、Search Result Hijackの略で僕が勝手に作った言葉です。
サイテーション効果を最大限に有効活用して検索結果そのものを書き換えてしまおう(ハイジャックしてしまおう)という考え方です。
この考え方に至った経緯は、2015年にブロガー界隈では非常に有名な人が格安SIMであるU-mobileのブロガーイベントを開催した事に端を発します。
ブロガー界隈に3年前から詳しい人なら、知っているような有名なブロガーが30人くらいは来ていたと思うのですが、そのイベントでメインのキーワードである「USEN MUSIC SIM」という格安SIMのプランの記事を全員が書きました。
その結果、どうなったのか?USEN MUSIC SIMはアフィリエイターも当時狙っていたキーワードで上位サイトはアフィリエイトサイトばかりでしたが、イベント終了後の1週間後には検索結果がそのイベントに参加したブロガーの記事に総入れ替りという事態に。
有名なブロガーが多いので、Twitter等のフォロワー数も多い人が多く、フォロワーの人がファンであったりするブロガーの更新通知のTweetをリツイートしたりFacebookで拡散したことでいきなりサイテーション効果が高まり、検索意図も変えさせ、そのイベントに参加したことがある意味「共起語」にもなってしまうほどで、検索結果をまさしくハイジャックしてしまいました。
今でもその片鱗は少し残っていて、「USEN MUSIC SIM」で検索するとそのイベントに参加した人のブログ記事が10位までの間に3つ残っていて、その3つとも後にリライトしてより説明を強めているものとなっています。リライトしていない記事は20位以下に落ちていますね。
それと同じ2015年に綿棒にオイルをつけて鼻の角栓を取り除けることがTwitterで爆発的に広がりました。結果、どうなったのかというと「綿棒」の検索結果が「綿棒で鼻の角栓を取る記事」ばかりになってしまいました。
今は綿棒で検索すると、1位2位にAmazonが来て、3位にWikipediaが来てと一般的な意味合いでの「綿棒」の結果が並んでいます。
そういうことをGoogleが考慮したのか、瞬間的な検索順位の書き換えはバズにより今でも検索ボリュームが少なかったりお金にならないキーワードなら少しは出来ますが、長続きしなかったり、定期的に話題になっていないと持続しないようにはなっています。
しかし集団で定期的にサイテーション効果を高めるようにお互いでし合えば、まだ可能ですしこれを悪用してくる人は増えてくるように思います。
これが新しいスパム手法になっていく可能性はあります。というか既にあるんですけどね。
僕自身が1人で行っているハッシュタグによるサイテーション効果を高める方法も、スパムと言えばスパムですから。
もっとも、1人の努力で出来てしまうものまでスパムなのかどうか、それを判断するのは他の人に任せます。
サイトを作るかブログを作るか
僕が作ったサポカンは、サイトとして作っていますが、厳密にはサイトではなく、ブログに近いものです。
サイトとブログの定義は非常に曖昧で、人によって言うことが異なりますし正解も無いでしょう。
ただし、どちらがユーザビリティに優れているかと言えば僕の定義では完全にサイトの方が優れてます。
これから2つ目のブログを始めようかな?と思っている人、特にジャンルを絞ったブログを始めようと考えている人は、本当にブログで良いのか?サイトで作った方が良いのではないか?と自問自答を是非してください。
ここで僕が考えるブログとサイトの違いについて説明していきますので、これから作るものがどちらが向いているか考えてください。
ブログは基本的に時系列
1つが時系列か情報単位かの違いです。
- ブログ=基本的には更新順による記事の羅列
- サイト=情報単位で記事を紹介
言葉だとわかりにくいので下記見てください。
通常ブログの場合、カテゴリーページは作ったカテゴリーに自動的に記事が追加されていきますが、サポカンではカテゴリーページをWordPressの「固定ページ」で作り観光スポットを分類して紹介するようにしています。
そして自動生成されていくカテゴリーページから固定ページで作ったカテゴリーページにリダイレクトをかけています。
ブログだと一般的には下記のような時系列でしか無いですよね。
もちろん、WordPressであればプラグイン等で時系列ではなく、好きな順序で表示させることも可能ですがそれでも設定したカテゴリー単位でしか表示は出来ません。
また記事数が増えていくと2ページ・3ページ・・・10ページとなっていきます。1度に表示される数を100記事とかにしても、無尽蔵に並んだ中から目的の記事を見つけてもらおうと考えるのは少し考え方が甘いと思います。僕なら諦めて探しません。
情報をまとめるサイトであれば、ユーザーのことを考えれば、時系列よりもカテゴリーページを別に作り、情報が見つけやすいようにすることが本当のユーザビリティではないでしょうか?
だから情報をメインとするのであれば、ユーザビリティを考え、少しでも情報を探しやすいサイトにこれから舵を切っていくことをおすすめします。
自動でカテゴリーページに記事は追加されていかないので、手動で記事を書いたらカテゴリーページに分類して並べていくという手間はかかりますが、それでもユーザー視点で見た時に記事を探しやすくなっています。
僕自身、最近検索してブログにたどり着いた時に、関連情報を探そうとすると手間でそのままSERPsに戻ることが多くなっています。
専門的な情報、ニッチな情報になればなるほど、情報を探しやすい設計にすることが大切だと思います。
サイトは情報が主体・ブログは運営者が主体
サイトでもブログでも情報を伝えるということが大切ですが、少し角度が違うと考えています。
- サイト=情報が主体、書いている人は(あまり)関係ない
- ブログ=書いている人が主体
ブログで
「こんにちは、◯◯(Twitterアカウントのリンク)です」
という書き出しをされている方って多いですよね。これはこれで良い戦略だと思います。誰が書いているのか先に書いて親近感を持ってもらう演出にもなっていますし、コンテンツを見て気に入ってくれればRSSリーダーに登録してくれたり、Twitterでフォローしてくれたりしてリピーター(読者)になってくれることもあります。
サイト、特に情報サイトであればこういう書き方をされている方は非常に少ないです。一部のアフィリエイトサイトで架空のキャラクターを作り似た演出をしているところもありますが、やはりメインは情報が主体となっています。
どちらが正しいということは無いですが、先に書いている「観光スポット名+マップコード」で検索している人にとっては誰が書いているかなんてどうでも良い情報ですよね。
ただサポカンに関して言うと情報は先に来るように書いているものの、後半は割と私見を入れています。
ミニサイト職人として名高い和田さんの書籍や作ったサイトを見てもらうと、私見は入れず、私見(体験談)は別のページにして書くことを勧めています。
確かに情報サイトならこの方法が僕も良いと思いますし、そうすべきだと思いますが今回はあえて体験談等の私見を入れるようにしています。
理由は、コンテンツ量を増やすため・・・ではなく、僕自身がやっぱり1記事でまとめておいた方が読みやすいと感じているからです。
ページを分けることでコンテンツ量が減ったりSEO上よく無いのでは?と思うかもしれませんが、そんなのcanonicalタグを設定しておけば問題ないでしょう(たまにcanonical設定していても無視されることもありますが)し、検索意図が異なるのなら情報コンテンツと体験コンテンツを分けても問題ないでしょう。
しかし、メジャーでは無い情報をたまたまサイトを巡回していて内部リンクから移動して見てもらった場合、興味を持ってもらうのはやはり私見・体験談だと思うので、メジャーな観光スポットでは無い場所の情報が多いサポカンでは、体験談・私見も一緒に掲載することにしました。
それでもっといろいろなところに興味を持って札幌に来てもらえるようになれば嬉しいと考えていたからです。
ユーザーと読者の違い
ここまで普通にユーザーという言葉を使ってきましたが、理由があって使ってきています。
RSSリーダーやSNSのフォロワー、ブログサービスであれば読者登録をして繰り返し見に来てくれる人は読者、検索から来てくれる人はユーザー(検索ユーザー)という違いで見ています。
ただブログではなく、サイトとして作った場合に読みたいからではなく、利用したいから来てくれる人もユーザー(利用ユーザー)と考えています。
- ブログを繰り返し見てくれる人=読者
- 検索からくる人=(検索)ユーザー
- サイトを利用する人=(利用)ユーザー
長年ブログを続けているとファンが出来て、定期的に読みに来てくれる読者は検索に頼らないアクセスが期待出来ることで素晴らしいことです。
検索からくる人は、誰もあなたのことをまず知りませんし興味も無い場合が多いので必要な情報があるかどうかに過ぎません。
そしてサポカン及び北海道PRESSは期間限定で利用してもらえることを想定して作っています。
それはどういうことかというと2泊以上、札幌・北海道に観光に来られた方がガイドブックのように使ってくれればと想定して作りました。
スマホのブラウザにブックマークしておいてもらい、車で北海道・札幌を周る際に紹介している観光スポットのマップコード等の情報を元に期間限定で繰り返し使ってもらうこと想定して作っています。
将来的にはPWA化(乱暴な説明ですが、サイトをアプリ化してスマホの画面に設置してもらい使ってもらうこと、と考えてください)を想定していますが、もう少し情報が整理出来たら行いたいと思っています。
サイトをツールとして使ってもらう
a-kiさんのkindle本に書かれていたことですが「ツール型コンテンツ」というものがあります。
読みものではなく、ツールとしてサイトを使ってもらうためのコンテンツという意味ですが、詳しくはa-kiさんのkindle本を読んでください。
>>情報サイトでオーソリティーを目指そう!: 10年先も生き残る安定志向のサイト構築論 Kindle版
ツールとしてのサイトってもう少し具体的な事例は?と言えば先に紹介している「コンテンツサーチ」もツールとして使われるサイトです。
>>コンテンツサーチ
Googleの検索も検索のためのツールでありツールサイトと言えます。
SEOチェキ!(http://seocheki.net/)もツールとして繰り返し使われるサイトです。
僕が好きで書き続けられるものって、やっぱり旅行や観光に関することなんですよ。その時、旅行や観光に関することでツールとして繰り返し使ってもらえるものって何だ?と考えた時にアイデアは全く浮かばなかった2016年8月(a-kiさんの本が出た時)。
それから1年ちょっとして札幌に引っ越して「マップコード」というキーワードを意識するようになって、これは観光や旅行のサイトを作る時にツールとして使える!と思った訳です。
まあ利用者はほぼいませんが(アクセス解析のデータを見ると、そういう使い方をしてくれているのは今のところ3人くらい)、コンテンツが増えれば徐々にですが増えていくのかな?と思っています。
プログラムが出来ないとツールとしてのサイトは作れないと思うかもしれませんが、アイデア次第でツールとしてのサイトは作れると思います。
ただしブログではそういう使われ方がかなり難しいとは思います。情報が時系列で並ぶということで記事が増えれば増えるほど情報を探しにくくなるためです。
だからこそブログは、読まれるための工夫が必要であり巡回させるための工夫が増えてくるので、サイトとは違う手間が生まれてきます。
勘違いしないで欲しいのですが、ブログにはブログの良さがありますし、サイトはサイトならではの良さがあります。
決してブログが悪いと言っている訳ではありません。
コアなファンになってもらえれば、新しいサイトを作ったと告知すれば見に来てくれるし、新しいサイトの読者にもなってくれます。
だから1本自分を表現するためのブログは行った方が良いと思います。
でも、ツールとして使ってもらうためにはブログでは難しいということです。
地域情報系・旅行観光系ブログやサイトを作るのなら
地域情報系のブログやサイトをする上でメリットとデメリットを説明します。
最初に断っておきますが、ブログにも書きましたが、サポカンはまだまだ全くPVも収益もありません。唯一、一般的なブログや地域情報系サイトよりも優れている点はAdSenseのRPM(1000PV辺りの収益)が、約600円(9月実績は588円)となっていることくらいです。つまり15000PVもあれば、毎月Googleさんからお金が振り込まれるくらいにはなっているということです。
これはAdSenseの配置が比較的良い状態だからでしょう。AdSenseの配置やRPMについては後で説明します。
よくブログはRPM100~300円くらいが一般と言われますが、それは単に配置やユニットが悪いだけで、400円以上は比較的簡単に出来ます。
なお後述しますが、比較的簡単に検索上位に上げられてPVも取りやすい記事は現段階ではほとんど書いていないのでPVが少ないのは当たり前で、今後はPVも取れる記事を書いていく予定ですが、面倒なので書かないかもしれません。
PVが取りやすい記事、検索上位に行きやすい記事についても後半で説明していきます。
地域情報系・旅行観光系のブログのデメリット
まずこれはとびっきり新鮮な情報です。というかそういう機会が(幸運にも)無かったので気が付きませんでした。
震災があるとPVは落ちる
震災があるとPVは一気に落ちます!
今年の1月から記事を入れ始め、徐々にPVが増えてきています。しかし9月前半にいきなりPVが落ちます。
北海道胆振東部大震災があった時です。
当然ですよね、震災で観光や旅行どころでは無いのですから、当然PVは落ちまくります。
地震があった後に、地震のことをすぐに書いてPVを稼ぐという方法もありますが、そういうのって何か火事場泥棒的で僕としては嫌だったので1記事のみ書きましたが、PVはあまり取れるような記事にはしていなったこともあり、トレンド系の記事にも関わらず9月で1000PVくらいしか読まれていません。
震災があると検索意図もズレる
そして今回自分のサイトのキーワードの順位や他の札幌・北海道の観光関連のサイトの順位を見ておいて面白いと思ったのが、微妙にみんな順位が落ちていることです。
例えば普段であれば「時計台 」等のキーワードで検索している人は
- 時計台の場所を知りたい
- 時計台の開館時間を知りたい
- 時計台がどういうところか知りたい
ということが想像出来ますが、震災になった後、微妙に無事なのか?という意図が加わり、少しだけ順位に変動があったことです。
そういうこともあり、震災以降、PVがサポカンでも落ちていますが、後1~2ヶ月もすれば戻ってくると思います。
地域によってはPVの頭打ちがある
例えば今回の「北海道胆振東部地震」で知名度が全国的になった「厚真町」ですが、震災前に知っていた人は何人いるでしょうか?
厚真町の人口は4600人くらいで、こういう小さな町を選んでもPVの限界はあります。ある程度の人口的、商業的なボリュームがある地域で無ければPV増加及び収益化は難しいと言えます。
ただし、目的が収益ではないのであれば是非行って欲しいです。とことん突き詰めればきっと他の収益源が見つかりますから。
もしくは厚真町であれば「胆振総合振興局」エリアなので「胆振総合振興局エリア」でサイト・ブログを作ればそれなりの収益化・PVの増加は期待出来ると思いますが、東京・横浜・仙台・札幌・名古屋・大阪・神戸・福岡・京都 等の地域系ブログ・サイトのようなPVにはなりにくいかもしれません。
大きな収益化は難しい
地域情報系・旅行観光系のブログやサイトはアフィリエイトのジャンルとしてはあまり儲からないジャンルです。
もちろん月100万円以上のアフィリエイト及びADネットワークの広告費(AdSense等)の収益を得ている人は何人もいます。
ただし月に300万500万1000万を夢見て行うジャンルではありません。
反面、初心者でも1年くらいで数万円の収益にさせることも難しく無いジャンルです。
地域情報系・旅行観光系のブログのメリット
地域情報系・旅行観光系のブログやサイトを作るメリットの1番は、その地域1番の情報サイトとなればいろいろなイベントに呼ばれ、ブログ以外の収益源が生まれることです。
これは地域情報系・旅行観光系のブログ・サイト以外でも言えることですが、テーマを決めてそのテーマについて徹底的に書くことで今はテレビの出演(インタビュー)、雑誌等での紹介、出版等で声がかかるようになります。
何かテーマを決める時に、自分に得意な分野が無いという人も多いのですが、そういう人でも手軽に始められるのが地域情報系・旅行観光系のブログやサイトです。
安定した収益化は比較的簡単
地域情報系・旅行観光系のブログやサイトは大きな収益化は見込めない反面、安定した収益が比較的簡単です。
特に地味な世界、神社とかお寺とか(御朱印はちょっとしたブームはありますが)、それほど変化が無いのでアクセスは少ないながらも安定しています(自然災害時は除く)。
またGoogleって儲からないジャンルにはあまりアルゴリズムのアップデートを細かく行わないので、アルゴリズムの変化にも強いということもメリットになっています。
何よりGoogleは、日本の文化も完全には把握していません。2014年から温泉のブログをしてきており、そこで分かったのはGoogleは「温泉」と「銭湯」の違いが以前はほとんどついていないということでした。
最近は少しだけ「温泉」と「銭湯」の違いが分かるようになってきたようですが、それでも純粋に温泉が好きな人から見たGoogleの(アルゴリズムやAIが)考える「温泉」はほど遠いものです。
AdSenseに合格しやすい
AdSenseに合格しないからどうすれば良いですか?という相談をたまに受けていたのですが、相談してくれてる人のブログ等を見ると、まあ大体これがひっかかってそうだな・・・というのは分かります。
そういう人のブログでも意外と地域情報や旅行・観光情報が多いんですね。雑記ブログをしている人って、そういう記事が多くなる傾向にあると思います。書きやすいですからね。
で、いろんな情報を一旦非公開にして地域情報や旅行・観光情報だけにしてみてください、って指示をすると1ヶ月後くらいには「AdSense合格しました!」という連絡が届くことがありました。
特に子供と一緒に行くことを想定して地域情報や旅行・観光情報をメインにしたサイト・ブログは非常にAdSenseに合格しやすいです。
ただし美術館で裸婦像の絵画や銅像はひっかかることがあるのでそういう情報は載せないようにしてください。
情報サイトなら文章力は最初は必要ない
文章力が無いから記事が書けないという人もいますが、地域情報系に限りませんが情報系のサイトであれば文章力なんてほぼ必要なく始められます。
これについては次に詳しく説明します。
地域情報を書くのに最初は文章力は必要ない!フォーマットを作ろう
僕自身、正直なところ文章力は無いと日々実感しています。語彙力も大してありませんし、表現力もありません。
それでも3年前、2年前に自分で書いたものを読み直すと徐々にですが向上はしていると感じています。
ただ地域情報・旅行観光情報のブログ、特にサイトは文章力が最初は無くてもどうにかなるものです。
もちろん文章力や表現力はあった方が良いのは当然ですが、文章力や表現力って、どれだけ文章を推敲したか、どれだけ文章を読んだかで差が出るもので、すぐに身につくものではありません。
でも地域情報や旅行観光情報のブログ・サイトは最初に型を決めてしまうと文章力は無くても書けるようになります。そして100記事200記事と書いて自分で読み直すことで文章力や表現力は徐々に向上してきます。
この記事を見てもらえればわかりますが、恐らくライター経験がある人に赤入れ(添削)してもらったら真っ赤になるほど酷い文章であり、表現力も何も無い酷い記事だと言われることでしょう。
そんな記事でも9月は検索流入のみで900PVほど見られています。そして「上白石神社」でGoogleの検索順位は1位です。
今、神社の記事を書く時は下記の内容で書いています。
100%この通りではありませんし、初期の頃は試行錯誤もしていたので、違うようになっているものもあります。
ここで最後の項目以外は、ネットや書籍等で調べて書ける項目がほとんど、客観的な事実(ご利益は一部主観)を書くだけなのでフォーマットを決めてしまえば、文章力関係なく書くことが出来ます。
この辺りは、ミニサイト職人の和田さんのサイトを見てみると非常に参考になります。
(本当は、この辺りはWordPressなら「カスタムフィールド」等を使うのが一番なんですけど、僕のこの部分に関しては勉強中でして)
和田さんのブログのフッターに運営されているミニサイトが掲載されているので、それらを見てフォーマットは検討するのがおすすめです。
神社のコンテンツの話に戻りますが最後の【h2「◯◯神社の境内の様子」】ですが、これ基本的に神社に入ったところから順に写真を並べて様子を紹介しているだけなんですね。
時折、私見や体験談等を入れていますが無くても問題ないでしょう。
それでも、御朱印がある神社くらいしかまともにコンテンツって作られてないので、御朱印がいただけない神社であれば割と簡単に上位表示出来ます。
御朱印はいただけないけど、9月10月に例祭としてお祭りをする神社は結構あって、そういう神社は9月10月くらいですがPVは発生しますし、月に10~100PVくらいはコンスタントに見られます。
もちろんライバル・競合が次から次へと生まれてくるので、紹介しているような手抜きコンテンツだと抜かれていきますが、3ヶ月後・半年後・1年後に見直せば、その時文章力・表現力は上がっているので、何をどう直せば良いのか、どうリライト・書き直しをすれば良いのか書いた時よりもよく分かるようになっています。
文章力・表現力が無いと嘆いている方は、とにかくフォーマットだけ決めて出来るだけ書いて、いろいろな文章を読んで、そして過去に書いた自分のコンテンツを見直すことで確実に向上していきます。
地域情報系ブログ・サイトを作る時の考え方
地域情報系ブログで有名なところを見てみると基本的にPVを獲得しているのはトレンドアフィリエイトの手法に近いことがわかります。
僕の作っている「サポカン」ではこれらのトレンドアフィリエイトに近い手法はほぼ行っていません。そのためにPVを獲得出来ていません。
どちらが正しいのかではなく考え方の違いです。
- トレンドアフィリエイトの手法=記事を書き続けることが必要
- 情報があまり変化しない定番のスポットを紹介=記事を書き続けなくても(修正は一部必要でも)、それなりに安定したPVが続く
と言った違いがあります。
地域系サイトにおけるトレンドアフィリエイトの手法
トレンドアフィリエイトの手法と書きましたが、具体的に説明していきます。
地域情報系のブログで行われていることが多いのが、最新のイベント情報や新店情報を掲載していくことです。
トレンド(流行)をおって書いてPVを集めていくのでトレンドアフィリエイトと呼ばれています。主にAdSenseでの収益がメインとなります。
イベント情報や新店情報って物凄くPVを集めやすいし比較的上位に表示させやすいんですよ。
サポカンでもテスト的に数記事くらいは書いています。
こんな誰もクリックしなさそうな手抜きタイトルで写真の加工も含めて40分もかけていない記事でも書いて1時間くらいでインデックスされ検索結果の7位前後に。
もちろん検索ボリュームそのものがあまり無いのでPVはあまりありませんが、サイトを作りはじめて6日目、記事数はこの記事で7記事目ですがGoogle Anayticsで見るとこんな感じです。
ブログをはじめて間もない人でいきなり検索流入で30PVくらい行けば、嬉しいのではないでしょうか?
もう1つ、こちらの記事
>>【Nagayama Rest(ナガヤマレスト)】和洋折衷喫茶というコンセプトの雰囲気の良いカフェ
このナガヤマレストというカフェは札幌のローカルテレビ局のほぼ全社が取材をしており話題になっていたこともあり検索ボリュームはそれなりにあります。
新規オープンしたのが6月23日で、23日はマスコミ向けで実際には24日に一般オープンしたので25日に撮影に行き28日に記事にしました。
これも書いて1時間くらいでインデックスされて、下記の結果に。
7月6日には再びテレビで紹介されPVはが伸びていますが、書いて1ヶ月足らずで1000PV以上というのは中々良いのではないでしょうか?
新規オープンの情報を書くことのメリットは競合がまだ少ないこと。そして競合サイトも先に書いている記事を真似て書くので早くオリジナル要素が強い先に書かれた記事がそのまま上位表示しやすくなることです。
新規オープンの内容を後日一般的な内容にリライトして新規オープンで無くなった後も検索で上位に居続けることは可能です。
実際に「Nagayama Rest」(正式名)で現在Googleの検索結果の順位は2位前後、「ナガヤマレスト」(カタカナ表記)で4位前後です。
ぐるなびやRettyより検索上位にいるのが何気に嬉しい今日このごろです。
新店は早く記事化することで、ぐるなびやRetty等のグルメサイトにも勝てることが多くなります(食べログには負けることが多いですが)。
そしてトレンドアフィリエイトの良い点は、早くインデックスされることです。TVニュース等で放送されると検索ボリュームが増えるのでGoogle側も新しいキーワードでの検索が増えたことに気がついて、その情報を集めようとします。
その時に新しい情報・キーワードであればあるほど、SNSでの拡散状態を見るのでSNSでハッシュタグをつけて記事を紹介していくと、そこから見つけて早くインデックスしてくれる傾向にあります。
地域情報系のブログ・サイトのトレンド記事でSearch Consoleで「Fetch as Google」なんてしなくてもSNSでハッシュタグをつけて紹介すれば1時間~2時間後にはインデックスされて上位に表示されてます。
ただトレンドアフィリエイトの手法は書き続けなければいけない、というのが僕にはプレッシャーになって向いていないので実験的に試したいという欲が出ないと書けないのが難点です。
だから地味に札幌の神社を全て訪れて自分が書きたい時に書いていくというPVを集められないことを行いました。
なお、先に説明している共起語にも関連しますが、トレンド記事って自分が最初に書くことが多いので、自分が書いた記事が共起語の代表記事になっていきます。
そのために割と上位表示を維持出来る記事になっていくので、地域情報系では出来る限りトレンド記事を書いていくことでPVを稼げ、順位も維持しやすくなっていきます。
もちろん競合はどんどん増えてくるので定期的な見直し、リライトは必要です。
地域情報系は単体キーワードで上位なれるキーワードが豊富
サポカンでは札幌にある神社をほぼ網羅しています(僕が知らない神社がまだ存在するかもしれないのでほぼとしています)。
神社名単体で記事を書くと割と上位に表示される傾向があります。
もちろん、競合が少ないからというのが大きな理由ですが、単体名で1位~5位が取れることで自信にも繋がります。
複合キーワードを含めれば1位2位なんて比較的取りやすいのが更に良い点です。
まとめ記事が作りやすいのが地域情報サイト・ブログの特徴
どこかに行こうと考えた時、例えば札幌に旅行に行く時に博物館とか資料館とか行こうかな?と思った人が「札幌 博物館 資料館 おすすめ」とか「札幌 博物館 資料館 一覧」等の検索キーワードで検索することがあります。
札幌にある博物館や資料館の単体記事を書いていたのなら、まとめ記事は非常に書きやすくなりアクセスも集められます。
地域情報や旅行・観光のスポット単体の記事が集まってきたらまとめ記事を書いてみましょう。
ただ、ここで気をつけて欲しいのがカテゴリーページとダブらないように作ることです。カテゴリーページではカバー出来ない部分をまとめページで作るようにしましょう。
例えば「神社」の一覧なら「札幌の神社 一覧」としてのカテゴリーページは作りますが、これはまとめ記事ではありません。
「札幌のおすすめ恋愛パワースポット20選」というような体験や私見を豊富にいれたまとめ記事になります。
カテゴリーページで補えない情報、ダブってしまう情報や内容をまとめ記事として書き、PVを積み上げていけます。
また詳細記事からまとめ記事に内部リンクで誘導をさせることで内部リンクの被リンク効果で上位表示もさせやすいのが大きなメリットです。
これはGoogleのクローラーが内部リンクから巡回して、ページ単体だけでなくサイト全体の内容の評価も行うため、前述の「カテゴリで上げていく(情報を網羅かつ整理していることをGoogleに伝える)」ことにも適うからです。
そのため僕は最初の1年間は土台となる細かい地味な施設を中心にPVを稼げない記事ばかり書いてきたのですから、これからが攻める時です。
時間がかかる方法ですが、それだけ効果は高い方法です。
でも、根底にあるのは正確な情報とユーザビリティ
ただいろいろいと書いていますが、サポカンはほとんど趣味で作っています。
もちろん僕はアフィリエイターなので収益化が大きくなれば嬉しいですし、そうしたいとも思っていますがせっかく札幌に来たのだから、札幌のことに詳しくなりたいし、札幌に来る人に正確な情報を伝えたいし、サイトに来てくれた人が情報を探しやすくしたいから、ブログ形式のように時系列の記事の垂れ流しではなく、カテゴリーページを作って紹介するようにしています。
根底にあるのは、ユーザビリティ・検索から来てくれた人が情報を探しやすいか、ツールとして使ってくれる人が使いやすいかです。
また僕自身は行ったことも無い観光スポット等の情報は書かないようにしています。
行ったことも無いスポットを紹介するのは悪だとは思いません。アフィリエイトサイトでは使ったことも無いクレジットカードも散々紹介してきましたから。
それに「観光スポット名+マップコード」で検索する人が、その場所に行った人かどうかなんて見ていません。
ただ行ったことが無い観光スポットだとマップコードは間違うことがあり、信用を損ねることにもなります。
駐車場を探したいのに駐車場が観光スポットから探しにくくなっているのなら観光スポットずばりの場所のマップコードよりも駐車場のマップコードを掲載した方が親切ですから、そういう情報は行ったことが無いと分からないことも多々あります。
正確な情報を伝えるためにも行ったことがあるスポットだけを紹介する方が良いでしょう。
AdSenseの配置とRPMについて
サイト・ブログのデザインにも関係してくるので、絶対的な答えはありません。
でも新しく作ったサポカンのAdSenseのRPM(1000PV辺りの収益と考えてください)は9月実績で588円でした。震災が無ければ600円超えていたかもしれません。
震災で広告出稿も鈍りましたから。
でもPVが少ないからAdSenseも良いんじゃないの?と思うかもしれませんが、PVが上がるにつれ、RPMは向上しています。8月は500円ほどでしたから。
8月後半に配置を見直したこともあり、9月はRPMが向上したとも言えます。
本来、旅行観光系のコンテンツに連動するキーワード単価って低いんですよ。
それでも600円近くを得ているのは、配置とユニットが大きな理由です。
サポカンのAdSenseの配置
サポカンでのAdSenseの配置を説明しますが、これはAdSenseの配置を説明しているブログはいっぱいあり概ね同じだと思います。
これがPC版でのAdSenseの配置です。
スマホ版はPC版の記事本文とほぼ同じです。異なるのはシェアボタンの上のレクタングルが1つになっていることくらいでしょう。
地域系サイト・ブログはリンクユニットと親和性が高い
AdSenseの広告ユニット(広告の種類)はいくつかありますが、地域系のキーワードはリンクユニットととても親和性が高く、クリック率が非常に高くなります。
サポカンの実績のクリック率で言うと記事内広告の約3.5倍になっています。一番の稼ぎ頭です。
何回か場所を移動させて試しましたが、タイトル下に設置するのが一番効果が高かったです。
なお記事中にリンクユニットを配置したこともありますが、あまりクリックはされませんでした。
AdSenseのRPMについて
基本的に金融系や転職系、医療系はクリック単価が高いのでAdSenseのRPMも高くなる傾向にありますが、それでも最近見たnoteとかブログの記事で金融系や転職系だからRPM500円!!と書かれていて少しびっくりしました。
それならRPM800円くらい超えてないと意味無いでしょと僕は思います。
金融系や転職系でRPM800円を超えてないのならアフィリエイトに集約した方が収益は伸びるんじゃないのかな?と思います。
実際に僕が行っているクレジットカードのブログはAdSenseはしていませんが、アフィリエイト収益をRPM換算すると1500円超えています。5万PVあれば75000円の収益です。これでも実際には低い方ですが、AdSenseに比べれば良い方でしょう。
また僕は金融系は3つサイトをしていて(ほぼ放置ですが)、1つは金融系でも稼ぎにくいキーワードで集客しているのでアフィリエイトメインではなく、AdSenseメインにしておりRPM1200円を下回ったことありません。
配置は今回書いたものとほとんど変わりません。
ただ金融系のアフィリエイトって真剣に行うと本当に面倒だし消耗するので、おすすめはしないです。修正連絡本当に面倒・・・
以前はAdSenseのRPMは100~300円くらいが主流でしたが、リンクユニットや関連コンテンツユニット、記事内広告の登場、表示数の上限撤廃で基本的には上昇しており多分、真剣に配置を考えたりユニットを考えている人は300~500円くらいにはなっているんじゃないですかね?
もしRPMが500円を超えていないのなら、まだ改善の可能性はありますので、一度配置やユニットを変更してテストしてください。
SEOの考え方とよく質問されたこと
上記以外でSEOに関することやこの1年でよく質問されたことを書いていきます。
直接、SEOには関係ないこともありますがこれからのコンテンツ作成のヒントにはなると思います。
切るペルソナも必要
新しいサイトは地域情報系、観光・旅行系のサイトですので、すべてのサイトで当てはまる訳ではありませんが参考にはなると思うことを書いていきます。
今回作った「サポカン」及び「北海道プレス」のペルソナは下記の通りです。
- 年齢35~65歳(どちらかというと40歳以降)
- 基本的には夫婦2人で旅行に行く
- 年収は600万円以上で比較的余裕のある状況
まず10代後半から20代前半は切り捨てています。理由は車に乗る人が少ないということと、そのペルソナが僕にはもう予想出来ないからです。
そして一番大きな理由は、北海道で何日も滞在するほど金銭的に余裕が無いから。つまりお金をあまり落とさないから。
落とす若い世代もいますけど、そういう人のペルソナが先にも書いた通り僕には予想出来ないので切り捨てています。
ペルソナは設定しなくても良いという人もいますし、コンテンツによっては万人向けになることもあるので、それほど気にすることは以前よりは無いと思いますが(目的は老若男女関係ないこともあるので)、よく分からないペルソナも含めることで記事がブレていくこともあり、時には切るペルソナも必要です。
ペルソナは足していくのではなく、引いていくと考えた方が良いでしょう。
その方が記事のブレが少なくなります。
ただし、これは情報を主体としたサイト・ブログのことであり、悩みの深いジャンル(健康・結婚・転職等)はきちんと深掘りしたペルソナで記事を書くことで共感を得られるので、間違えないでください。
もちろんこれもペルソナを引いていくということに間違いは無いのですが、絞り込むと考えた方が良いです。
悩みの深いジャンルで例を上げると「健康」の中でもダイエットが人気ですが、
- 女性向けか男性向けか
- ダイエットに初めて挑戦するのか、何度も失敗しているのか
- 運動は好きか嫌いか(嫌いな人が多いからダイエットをする必要性が多いのですが)
- 時間がある人のか、ない人のか
最低でもこれくらいは真剣に考えてペルソナを決めないとブレブレで刺さらない記事になります。
悩みが深ければ深いほどペルソナを絞り込むことで、刺さる文章になります。
悩み系の記事の書き方
悩み系の記事を書く場合の鉄板ってあるんですよ。
クロネコさんがつぶやいていたこのTweet
収益をあげるための記事の作り方(6ステップ)
1:問題提起をする
2:問題を放置した際に起こる不利益を語る
3:乗り越えるべき課題を明確にしてあげる
4:課題を克服する方法を紹介する
5:自身の体験談を語る
6:商材を紹介— クロネコ屋@若ハゲ社長ブロガー (@NINJAkusokuso) 2018年9月28日
これが鉄板の書き方です。
ここでペルソナを絞り、悩んでいる人に寄り添うことでより効果的になります。
消費者も馬鹿では無いので、寄り添い方が甘いと見抜かれてしまうので、徹底したペルソナの絞り込みと悩みの抽出がポイントになります。
検索順位が大幅に落ちたら
医療系でも無いのになぜか急激に順位が落ちてしまったという人もいますよね。
そういう人から相談を受けることもあったのですが、半分以上は理由がわかりました。その中で多かった事例を紹介します。
クエリには3タイプあると説明しました。
- トランザクショナルクエリ(取引型)
- インフォメーショナルクエリ(情報収集型)
- ナビゲーショナルクエリ(案内型)
順位が急激に落ちてしまった人はこの内、コンテンツで狙っているキーワードが「トランザクショナリクエリ」が圧倒的に多く次に「ナビゲーショナルクエリ」が多くて「インフォメーショナルクエリ」はほとんど無いという状況でした。
アフィリエイトリンクが多いから順位が落ちたという人もいますが、アフィリエイトリンクばかりの記事を僕も書いているサイトがありますが、別に順位は落ちていません。
そこから考えるとクエリの種類を見て「「トランザクショナリクエリ」での流入が圧倒的に多いサイトには順位を落とす傾向があるように思いました。
事実、相談を受けた人のサイトの5分の1くらいはそういうサイトばかりで、「インフォメーショナルクエリ」の記事を半数以上にするようにしてみてと、指示をしたら全体的に順位が回復していく傾向が見られています。
儲かるからと「トランザクショナリクエリ」「ナビゲーショナルクエリ」を狙った記事・コンテンツばかり書いていると順位が落ちる傾向にあるので、「インフォメーショナルクエリ」は半数以上は占めるように記事構成・コンテンツ構成は考えてください。
SEO対策の一番はなぜ、Googleがそういう仕様にしているか考えること
Googleも営利企業であり、その傾向はどんどん進んでいます。また営利企業であれば本音と建前は必ずあります。そして会社なので社員同士仲の良い悪いもありますし、それが可視化もされてきています。
ただの営利企業だったんだ・・・と有名になったのはこの記事が分かりやすいです。
(広告が非常にうざくてすぐに離脱することで有名なForbesの記事です)
元Google社員である人と現Google社員である人、めっちゃ仲が悪いことは一部の人の間で有名な話です。
検索エンジン側も、きちんと伝えたいことを正しく伝えたいのであれば、無益なポジショントークしかできない人を前に置くのは辞めた方が良い。
— Masayuki Natori 名取将之 (@bitzer_web) 2018年3月17日
この名取さんという方はGoogleの検索チームにいた人です。「無益なポジショントークしかできない人」はGoogle金谷氏のことを指しています。
Googleの日本法人に対して、Googleの元社員が文句をいう姿は面白いな~と思いつつ見ています(すいません、僕は根本的にネットウォッチャー体質です)。
そんな会社ですから、実際には普通の会社とそんなに変わらないのかもしれません。
でも、それでもGoogleの創業からの理念「don’t be evil (邪悪になるな)」(行動規範から外されたみたいですが)を信じることも大切であり、Googleが正式に発表しているSEOに関する情報を知ることも大切です。
下記の2つのGoogleのコンテンツを見たことが無いという人はいないと思いますが、万が一読んでなければ絶対に読んでください。
これを必ず読んだ上で、
なぜGoogleはこんな結果にしているのだろう?
なぜGoogleはこんなことを言っているのだろう?
と考えることで、Googleが今何を目指していて、どういう失敗をしていて、今後どういう方向性に向かうか知ることが出来ます。
SEO対策を考えるのならGoogleの検索結果をきちんと考えることが一番です。
ただし、これだと記事の書き方が都度、変化していくのも事実です。
結局はユーザビリティを考え、検索意図を満たすコンテンツを作っていくのが一番ですし、Googleを信じるのであれば一番大切なことです。
最近は裏切られてばかりですが、きっと今はアルゴリズムの過渡期であり致し方ないことだ・・・と思うようにしています。
ブログ初心者の人ほどブログの世界しか見ていない
ブログ初心者の人って本当に視野が狭いです。
たまに
- 有名なブロガー10人を紹介!
- 参考になるブロガーはこれだ!
なんて記事を見ることもあるのですが、そういう人の紹介しているブロガーを見ると本当にめちゃくちゃ偏ってるんですよ。
基本的に最近話題になっている人が多いのですが、もっとすごい人いっぱいいるじゃん・・・と思うことも多いんです。
そして、そう書いている人のブログの他の記事を見ると、その人が得意なジャンルや得意と言ってるジャンルのブログを全くチェックしてないことがわかります。
ガジェット系が得意と書いてあって参考になるブロガーで「gori.me」が無いとかびっくりですよ。
本当に実力があって続けている人、実績を出し続けている人を知らないって怖いことです。
視野の狭さは検索意図を読み取る力を鈍らせます。
ブログを多くの人に読んでもらいたいのであれば、見るのは話題になっているブロガー()のブログではなく、メインジャンル、自分で好きなジャンル、得意なジャンルのブログです。
旅行が好き、ガジェットが好き、と書いている人がそのジャンルで有名な人のブログを見ていないのが不思議に思います。
旅行が好き=旅して好きなことで生きているブロガー(ブログには旅の情報少ない、情報商材系ばかり)
じゃなくて
旅行が好き=いろいろなスポットについてとことん書き続けているブロガー
を見るべきです。
特に思うことが、ブログが好き!と言っている人はブログって凄く需要があるように感じてしまうことがありますが、まだまだ世間的にはブログをしている人なんて極わずかです。
極わずかの世界だけを見ていると、その世界が中心に思えてくることがあります。
実を言うと僕もそうでした。
普通の人はもっと違うものを見ていることがあります。
視野はもっと広くしてください。
これからのアフィリエイト・ブログの収益化について
染谷昌利さんのこのnoteを読んだ人もいるかもしれませんね。
染谷さんがこれを書くよって事を知った時、内容の半分くらいは僕が考えていることとダブってそう・・・と思ったのですが予想通りダブっていました。
この中で僕の名前が突然出てくるのですが、多分この手のことを書くだろうな・・・と予想して先回りして情報を渡しておきました。
上記noteは面白いので購入されたい方はどうぞ。
ものすごく乱暴にまとめると染谷さんのこのnoteではアフィリエイトで稼げる人と稼げない人が2極化するよってことです。乱暴を通り越えてリンチ並みにまとめています。
この辺りまでなら前書きでも書いていることなので問題ないでしょう。
アフィリエイトで稼げる人と稼げない人の2極化になることは僕も同じ考えで、アフィリエイトで稼げる人と稼げない人の2極化はどんどん進んでいくと予想しています。
僕が染谷さんに伝えた内容は、リクルートが運営している旅行サイト「じゃらん」のアフィリエイト(バリューコマースでじゃらんのアフィリエイトは出来ます)のプログラムがありますが、「宿泊予約」や「飛行機や新幹線と宿のセット」のアフィリエイト料率は1%(1万円の宿を予約して実際に宿泊したら100円のアフィリエイト報酬が入る)だけど「じゃらん 遊び・予約体験」のアフィリエイト料率は3%(1万円の予約をして実際に支払いがあって体験をしたら300円)と3倍にもなっているということです。
これが意味するところを考えてみてください。
体験は今後大きな産業となる
僕が思うに、体験を売るというのは今後大きな産業になると考えています。そしてコンテンツとしても重要なものとなっていきます。
お金の無い人はVRの世界で体験を得るようになり、お金のある人は実際に体験することを行うというこちらも2極化が起こると考えています。
漫画「コブラ(作者 寺沢武一)」の1巻でわざと記憶喪失になったコブラが催眠による自分が望んだ世界を体験するということが描かれていますが、催眠ではなくまずはVRの世界で行われ始めています。
旅行業においては、どこも画一的なサービスになってきており、どこかで差別化をするためにも体験をしてもらうことを売りにしていくと思います。
そのため、エリート集団と言われるリクルートは、まずは料率をよくしてでもじゃらんの「体験・アクティビティ」の会員を増やし実際に体験してもらうためにアフィリエイト料率をよくしていると考えられます。
個人でのアフィリエイトは難しくなっている
サイテーション効果を高めるためにコミュニティを作る人が増えてきていることは書きました。つまりそれだけ個人でアフィリエイトで大きな収益を出していくことは難しくなってきています。
E-A-Tによる大手サイト優遇や、健康アップデート等で稼げるジャンルは減ってきています。
また今までアフィリエイトの表に出て来なかった企業もアフィリエイトをここ数年で積極的に行うようになっています。
例えば大手出版社がアフィリエイトサイトを作り出したことは2016年に話題になりましたね。
世論もアフィリエイトには厳しくなってきているように思います。
JAO(日本アフィリエイト協議会)の笠井さんが尽力されていますが、先日あった医師でも無いのに医師と偽りサイトを作るような輩が増えればアフィリエイトにおいて逆風になってきますし、儲けられれば良いというスタンスのアフィリエイターが増えていることで自らアフィリエイトの規制を強めて稼げなくしている現状はどうにかしないと本当にこの先、アフィリエイター・ブロガーにとって逆風にしかなりません。
アフィリエイトが末永く個人でも稼げるようにするためには、不正アフィリエイターの排除が課題です。
不正アフィリエイターが増えれば増えるほど社会の目は厳しくなり、アフィリエイト市場も細くなっていきます。ただでさえコンプライアンスという言葉が叫ばれている昨今、不正をする・法律を守らないアフィリエイターが増えれば、先細りするのは目に見えています。
そして不正が横行することで初心者のアフィリエイター・ブロガーは本当に稼ぎにくくなっていきます。でも不正(明確な法律違反のこと、ブラックSEOは法律違反ではありません)を行うアフィリエイターは減りませんし、むしろ増えているように感じます。
3年語・5年後・10年後、今のまま不正アフィリエイターが増加したらアフィリエイトはごく一部の企業だけが行えるものだけになっているかもしれません。
個人でのアフィリエイトがこれ以上難しくならないように、不正には手を出さないようにしてください。
稼げる人はどういう人か?
ずばりこれから先、アフィリエイトで稼げる側に周るにはどうしたら良いのか?
答えはいくつかあると思いますが僕の考えでは
- 突き抜けられる人
- 変化出来る人
このどちらかだけだと思います。
突き抜けられる人
突き抜けられる人と言われても抽象的過ぎて、意味わかんないですよね。
もう少し分かりやすく言えば、1つのテーマで記事を書き続けられる人は、そのテーマにおいて突き抜けられます。
「クレジットカードの読みもの」のcardmicsさんなんて、本当にクレジットカード関係のことしか書いていませんが、クレジットカードについては完全に突き抜けていますよね。
1つのテーマを徹底的に扱うということは突き抜けられることに繋がります。
ブログやサイトのテーマではなく、個性で突き抜ける人も稼げていけると思います。
有名な雑記ブロガーと言えば、「今日はヒトデ祭りだぞ!」のヒトデ氏なんて、キャラクターで突き抜けた良い例だと思います。
ただキャラクター勝負になると僕みたいな凡人には難しいので、僕は1つのテーマで突き抜ける予定です。
変化出来る人
Googleの検索アルゴリズムは常に変化し続けています。だから旧来の方法に固執しているといつのまにか順位は落ちていきます。
だから変化を恐れず、変化し続けることが大切です。
1つのテーマで突き抜けることが大切と書いたばかりで、少し相反することのように思いますが違います。
1つのテーマで書いていても、例えば1~2年前は完全に長文有利でしたが今は長文過ぎて網羅性を意識して書いていると上位表示が難しくなってきているので、テーマは同じでも書いている内容を変化させていく、記事の構成をその時代に合わせて変化させていくということで、変化することを恐れない人は稼げる側になれるでしょう。
おすすめのアフィリエイトジャンル
「稼げるアフィリエイトジャンル」で検索すればいくつも記事がヒットします。そしてそれに書かれているジャンルは確かに稼げるジャンルです。
だから手っ取り早く稼ぎたいのなら、そちらを参考にしてください。
しかし新規参入のハードルは上がってきています。
もちろん、今から始めて飛び出る人もいますが、2~3年前に比べて減ってくるでしょう。それだけ競合が強くなってきているので。
ただ「稼げるアフィリエイトジャンル」の検索結果の記事をいくつか見た中で思ったことは
- 月100万円稼げないジャンルは無い=どんなジャンルでも100万円なら達成出来る
- 結局、紹介しているジャンルは同じで変化球は無い
- 書いている人の年齢が若い
ということです。
まず月100万円稼ぎやすいジャンルはありますが、100万円稼げないジャンルなんて僕は知りません。
昔は僕もあのジャンルで100万円は無理だなって思っていたジャンルはありますが、その後実際にそのジャンルで100万円オーバーの人に何人か会ったり教えてもらったりして、結局突き抜ければどんなジャンルでも月100万円までなら到達出来ます。
次に、紹介しているジャンルがどこもかしこも同じで面白みがありません。みんな共起語意識しすぎで書いているんじゃないの?と思うくらいです。
まあ、それが事実だから致し方ないのですが。
でも検索上位に来ている記事を書いているだろう人のプロフィール等を調べるとみんな20代みたいなんですよね。
だからまだ市場の読みが甘いように感じてしまいます(これを老害と言うのかもしれませんが)。
考えてほしいのは、
- 結局お金を使う人はどんな人か?
- どんな時にお金を使わないといけないか?
ということです。
お金を使う人はどんな人?
お金を使う人は3通りです。
- コンプレックスが強い人=美容とか婚活とかまさにこれ
- 一瞬の快楽を求める人
- お金に余裕がある人
コンプレックスが強い=悩みが深いこと
になり、こういう人は泥沼のようにお金を使いますし、まさに「稼げるアフィリエイトジャンル」で紹介されている案件です。だからこれについては説明は除きます。ありふれた情報なので。
次に「一瞬の快楽を求める人」は、よくあるアフィリエイトジャンルで言えば出会い系、FX・株等の金融系、そしてアフィリエイトです。
アフィリエイトは楽に儲けられると信じている人はまだまだ多くて、アフィリエイト自体が稼げるジャンルです。アフィリエイトで楽して儲けたい層って基本的には快楽を求めている層と同じですから。
また出会い系で言えばまさに快楽を求めている男性をターゲットにすれば稼げます。
ただ、快楽を求める人へのアフィリエイトジャンルもよく言われているジャンルです。
最後にお金に余裕がある人は本当に狙い目です。
お金に余裕がある人は、自分が好きなことにはお金を出し惜しみしません。旅行が好きな中高年であれば、世界1周クルーズのアフィリエイトとか結構稼げるジャンルですし、ここでしか体験出来ないことというのも、お金に余裕がある人こそ、刺さるコンテンツになりお金を落としてくれます。
だから本来、旅行系のアフィリエイトは旅行のジャンルにもよりますが体験や豪華クルーズは稼げるジャンルになります。
でも、競合が多いので難しいと言えば難しいので、次に紹介する「お金をどうしても使わないといけないことのジャンル」がおすすめです。
どんな時にお金を使わないといけないか?
人はどんな時にお金を使いたくなくても使わないといけないのか?
それは日本古来から言われている冠婚葬祭です。
ところで冠婚葬祭の意味は理解していますか?
- 冠=成人式のこと、ただしアフィリエイトのジャンルとしては七五三、高校・大学の卒業も含めていいと思います。
- 婚=結婚式のことです。ただし、婚活は含まれません。
- 葬=葬式のことです。
- 祭=基本的には先祖の霊を祀ること全般をさします。
これらに関係するものはお金を使いたく無くても使わないといけないため、必然的にお金を使わせることが可能ですし、需要はずっと一定数あります。
この中で狙うのは、葬祭です。
理由はこれから需要が更に伸びてくるジャンルだからです。だって少子高齢化の日本でこれから伸びる産業って、葬祭と介護くらいじゃないですか。
と身も蓋もないことを書いていますが、事実なのが哀しいことです。
特に葬儀関係はこれからますます伸びてくると思いますし、葬儀だけでなく葬儀後のお墓の問題もあって、今後アフィリエイトジャンルに参加してくると僕は睨んでいます(5年後くらいに上がって来なかったらごめんなさい)。
葬儀は時間的余裕が無いので、地元の葬儀屋に依頼することが多いのですが、お墓だけは少し時間的余裕があるので、葬儀後に考える人がいます。
サポカンを作っている時に神社とかお寺とか結構まわって、お寺なんてかなり墓地については営業をかけているのが分かったので、今後アフィリエイトのジャンルに来てもおかしくないと思います。
だから今のうちに葬祭を含めたサイトを作っておくと爆発する可能性があると僕は思っています。
で、葬祭を含めた良いジャンルとして地域情報ブログって役立ちます。
良いことを書けませんが、地域情報ブログやサイトでファンになってくれた人にその市区町村の葬儀社の情報を伝えておくのって結構ありです。誰もが死ぬのでブログ・サイトを見てくれるファンの人が、両親が高齢化してきたら真剣に考え始めるので葬儀やお墓のアフィリエイトは地域情報系サイトに向いていると思います。
蛇足 じゃらんの「遊び・体験」は注意が必要
リクルートの非常にやらしいところで、じゃらんの「遊び・体験」は施設単位でのアフィリエイトリンクが作れません。
例えば札幌で絞って一番最初に出てきた「ニューオータニイン札幌」のビッフェを自分で行って体験してきたから、これを記事にして個別(バリューコマースで言うところのマイリンク)を作ろうとして個別記事に行くと・・・・
「遊び・体験予約」のタブから「観光ガイド」に移るため、アフィリエイトリンクとしては無効になります。
Amazonや楽天ってどのリンクを踏んでも結局何か購入に至れば成果は発生しますが、じゃらんはタブ上(例えば「宿・ホテル予約」「じゃらんパック」)のカテゴリーでのアフィリエイトプログラムでリンクを作って、タブ内のコンテンツにリンクを張っておかないとアフィリエイトリンクとしては無効になります。
さすがリクルート、やることが非常に汚いです。
「宿・ホテル予約」や「じゃらんパック」はまだ施設や目的地別のアフィリエイトリンクは作れましたが、「遊び・体験予約」は施設単位でのアフィリエイトリンクが作れないというアフィリエイター泣かせの方法をとっています。
まとめとサポートについて
ここまでで5万文字をオーバーしていてびっくりです。ここまでお付き合いしていただき、ありがとうございます。
ここで1つだけ大きな蛇足ですが、言わせてください。
最近、すごい人が出てきていますよね。
数十記事で10万PVを超えた!とか、アフィリエイトを始めて半年で100万の収入になったとか、
確かにすごいですし、僕には無理なことが多いです。
でも、PVが多いことは実は大した問題では無いと思います。
というのも、僕の実績で言うと
- 30万PVは半年で達成
- 10万PVなら最短で2週間30記事弱で達成
となっています。PVを稼ぐだけなら、いくらでも方法はあります。
でも、PVを稼ぐジャンル・手法と自分がしたいこと、書きたいことのジャンルが同じなら良いのですが、もし異なるのなら哀しい結果だけが残ると思います。
今回、僕は札幌・北海道の観光・旅行情報のサイトを作ったのは自分が儲けたいというよりは、Googleのアルゴリズムの変化で地域系キーワードが酷い状況になっているのを見て札幌・北海道だけでも少しでも改善出来ればという思いの方が強かったからです。
儲けたいだけなら一般的に儲かるジャンルをやりますよ。それだけの知識と経験はありますから。
でも、やっぱり自分で書きたいことを書く、人に伝えたいことを書くというのが一番良いと思いますし、そしてそのことで突き抜けられれば収益はついてきます。
そして自分が書きたくないことを続けることは苦痛にしかなりません。
だからいま一度、自分が本当に書きたいことは何か考えてください。
それと、ブログの世界では読まれないコンテンツ(記事)は価値が無いと言われることが多いのですが、読まれないコンテンツ=価値が無い ではなく、そのコンテンツが存在すること自体に価値がある場合もあります。
例えば札幌の神社を制覇してやる!と思う人ってめちゃくちゃ少ないですけど、年間で何人かいるんですよ。全国の市区町村の数で言えば数百人はいると思います。
神社ではなくてもお寺だったり、石碑だったり。
そういう何かを制覇しようと考えている人にとっては、検索需要がほとんど無い神社の情報でも、もし見つけてもらえれば非常に価値あるコンテンツとなります。
たった1人に向けて記事を書くって、1人のペルソナを定めることでも実現は出来ますが、何かをチャレンジしている人にしかたどり着けないコンテンツもそうなるのではないでしょうか?
何より価値というのは人によって全く異なります。
このnoteを購入して金額以上の価値があったと思ってくれる人もいるでしょうし、金額未満の価値しか無かった・損したと思う人もいるでしょう。
マップコードの事例を出していますが、マップコードなんてマップコードを必要としていない人には無価値です。でも求めている人には重要な価値となります。
マップコードというキーワードを知った時、その情報だけに僕は10000円出しても安いと思いましたが、そんなことを思わない人も当然います。
でも、必要な人に必要な時、必要な情報だけを適切に届けられるコンテンツを目指すのが一番良いのではないでしょうか?
Google検索が目指しているのは本来、そういうことだと思います。
サポートについて
ただ、この後も地味に更新していきます。
特にサポカンのサイト公開後、被リンクがついてどれだけ伸びたか気になる人もいると思うので数カ月後には、サポカンのサイト公開後の伸びをここで紹介する予定です。
また質問も受け付けます。
これにコメントを書いていただいても構いませんし、TwitterでDMを送ってくれても大丈夫です(DMは全ての人より受け取れます、ブロックを僕がしていない限り)。
なおいただいた質問で有益なものはここに追加していくことはご了承ください。誰からの質問かは書きませんので、その点は安心してください。
またこれを読んだ感想等はブログ等で書いていただいて構いませんが、肝心なことはぼやかして書いてください。一応noteで販売しているものですから、そういう情報を勝手に外部に持ち出すのはやめてくださいね。
でも感想で参考になったと書いてくれれば僕が非常に喜びます。
以上、お買い上げ&ご精読、ありがとうございました。
以下は追加補足事項です。
サイト公開して3週間経過したサポカンの実績
お約束のサイト公開をしてどれぐらいPVが伸びたりキーワードの順位がどのように変化したのかお知らせします。
上記が直近30日のサポカンのPV数です。
noteが割と売れたので、サポカンを見てくれる人が多くなったので、正確な伸びを示すために検索流入のみにセグメントしています。
上記だと分かりづらいと思うので下記を見てください。
10月6日にnoteを販売し、自分のブログでもサイト公開を行いました。
自分のブログ2つから被リンクを送ったことになります。
noteや自分のブログからサポカンを見てくれる人が増えた結果、数日はPVが伸びますが、その後一旦PVがは落ちます。
これは新しく被リンクがついたり、言及が多くなるとGoogleは再度サイト評価を行うので一時的にPVは落ちる減少が度々起こるので、PVが落ちたことに驚くことはありませんでした。
落ち着けばまたPVは復活してくるので。
結果10日くらい経過したくらいからPVは伸び始めることを確認しています。
そしてワンランク上のPVにアップしました。
上記がGRCのサイトスコアの推移です。
GRCのサイトスコアはサイト全体の強さを見る目安にはなります。
10月6日前後はサイトスコア10で見ると25弱であったものが直近では30前後で推移しています。
そして「サポカン」で検索した時にずっと2位だったのが、ここ数日は1位になることが出来ました。
- 被リンクがついたこと
- サポカンを見てくれる人が増えたこと
- サイテーションの効果が高くなったこと
上記の要素が絡み合い、1位になれたと思います。
参考までに6日頃からInstagramでも、サポカンのアカウントを作りハッシュタグ「#サポカン」をつけて投稿することも行ってきたので、Instagramでのサイテーション効果もあったものと思われます。
サイト公開をして被リンクを増やす、サイテーション効果を高めるということはPVを伸ばすことが出来ることに因果関係まで証明するのは無理ですが相関関係はあると言えるのではないでしょうか?
追加補足事項
2018年10月7日追加
サイト運営者ならSSAを行おう
これは完全に中級者以上の話になりますが、初心者の方は参考程度に見ておいてください。
SSAとは、Search Site Analyticsの略で、僕がつけた名前ではなく以前からあったものです。
簡単に言うとサイト内検索の分析のことです。
ブログの普通の記事にも書きましたが、こちらでも情報として共有しておきます。
サイト内検索って、Amazonで何か探す時皆さん行っていますよね?
どんなキーワードで検索しているのか、Amazonってめちゃくちゃ研究しているんですよ。表記揺れもサイトサーチアナリティクスで恐らくかなり改修したと思いますし、10年前と比べたら凄く進化しているのがわかります。
情報サイトって何度も使ってくれる傾向にあるんですが、サイトサーチアナリティクスを行うとそのサイトへの期待もわかります。
きっと求めているであろう情報があると思ってくれているからサイト内検索を行う訳で、サイト内検索でどんな情報を求められているか知ることが出来ます。
僕は元々大手小売A社(って丸わかり)のサイトのアクセス解析を担当していました。
その中で学んだのが、サイト内検索されるキーワードって物凄く重要だということです。
表記ゆれが分かったり、サイトに何を求めているのか本当によく分かるんです。
ブログよりも情報サイトの方がサイト内検索される傾向にあります。
雑記ブログだと月30万PVくらいを超えて来ないと(専門性のあるブログなら10万PVくらい)を超えて来ないとデータが揃って来ないのであまり使えないのですが、情報サイトなら(テーマにもよりますが)、5万PVくらいを超えてきた辺りで割とデータが揃ってくると思います。
少ないところで月に20件くらい、多いところで恐らく50件くらいはサイト内検索がされていると思います。
サイト内検索されたキーワードはGoogle Analyticsで簡単に設定出来て見ることが出来ます。
4年前に書いた記事ですが(見せるのが非常に恥ずかしいですが)、設定の仕方は大きく変わってないので、設定の仕方が分からない方は見てください。
Google Analyticsの見る場所は下記の通りです。
「行動」の中の「サイト内検索キーワード」を見てもらうと、どんなキーワードで見られているか分かります。
ただし、設定してから見るのは1ヶ月後です。あまり件数は溜まっていないので見てもあまりデータは揃っていません。
ここで注目して欲しいのは「検索後の時間」です。
サイト内検索をしてくれたユーザーはかなりの時間をサイトに滞在してくれます。
サイト内検索をした時に満足する結果が出れば、サイトを繰り返し使ってくれるようになる確率は高いですし、ブログなら読者になってくれる可能性も高いです。
サイト内検索のキーワードはコンテンツの追加の目安、修正の目安になります。
つまり改善ポイントが非常に分かる項目です。
もしまだGoogle Analyticsでサイト内検索のキーワードを収集する設定をしていないのであれば是非行ってください。
データというのは設定しておかないと取れないものです。最初は無意味に思えても1年後2年後に気づいた時にデータが取れているというのは非常にありがたいことなので設定だけでも行っておくことをおすすめします。
2018年10月12日追加
E-A-Tの過剰評価
面白いTweetがあったので紹介しておきます。
8月のアップデート以降、E-A-Tが過剰に評価されて爆上げしてる大企業ドメインの実例も見てきてるし、E-A-Tの見られ方は過去と今ではかなり違うことに注意が必要。 pic.twitter.com/BpY95uYeSl
— Masayuki Natori 名取将之 (@bitzer_web) 2018年10月11日
元Google サーチクオリティ シニアアナリスト(つまりGoogleの検索チームにいた方)のTweetです。
noteに書いた通り、Googleの中にいた人ですら、E-A-Tによる過剰評価について警鐘を鳴らしています。
でも、この過剰評価をGoogleがこのまま推し進めるのであれば、Googleの検索結果は面白みの無い、つまらないものになってユーザー離れが進むと僕は考えます。
稼げない人は、LPとEPのチェックを
今回のnoteで僕のことを知ってくれた方もいると思いますが、以前よりブログにはアフィリエイトのこととかいろいろ書いています。
その中で、今アフィリエイトで稼げていないという人に是非読んで欲しい記事が下記のものです。
>>ブログで稼げない人は「広告主のランディングページとエントリーフォームをチェック」してないんじゃない?
アフィリエイト初心者の人って、広告主サイトのランディングページやエントリーフォームを全く見ないで記事を書いていることがあります。
必ずランディングページ(LP)とエントリーフォーム(EF)は見るようにしてください。
SimilarWebのズレは最大で10倍くらいにはなる
以前、SimilarWebのデータを見て、このメディア(サイト)は嘘をついて儲けている!と書いている人がいて、その人がそもそもSimilarWebの見方を間違えていて、おいおい、いくらそのサイトが嫌いでも、自分が間違ったことを書いたのなら素直に謝罪しろよと思ったものです。
それはさておき、最近この記事がよく読まれています。
>>SimilarWebの見方を間違えている人が立て続けに出ていてるのでSimilarWebの見方と数値のズレについて説明する
この記事で最大で9倍もの違いズレを出した方法を知りたいと思う人もいると思うので解説しておきます。
というか物凄く簡単な方法なんですけどね。
SNSで話題にすれば良いだけです。
単にSNSのフォロワーが多い人にリツートされればSNSで話題になりますよね。
そうなるとSimilarWebはソーシャルパワー(今でいうサイテーション効果)を計測しているようで、実際にはそれほどPVが無いのにSNS上である程度拡散されると10倍近いズレを発生させます。
僕が使った方法はフォロワー数万人のややインフルエンサーな人が見たらシェアしたくなる記事を狙って書いて、その人がTwitter上にいることを確認して投稿して、見事シェアしてくれたので、その月の結果を確認したら約9倍もの差を生じさせました。
他にも3サイトでテストしましたが、SNSでシェアされる回数が増えれば増えるほどSimilarWebの誤差は大きくなります。
ただサイテーション効果をGoogleがアルゴリズムでの比重を拡大したことで、SimilarWebとGoogle Analyticsの誤差が結果として少なくなってきているとは感じています。
地域情報系サイトなら、トップページに少しだけ英語を掲載しよう
サポカンのトップページに少しだけ英語で案内を掲載しました。
To foreigners who are considering traveling to Sapporo
この英語が正しいのかどうかも分かりません。
ただGoogle翻訳で翻訳しただけなので。
でも、これを掲載した翌日から1日30円くらいしかなかった海外からのAdSense発生が1日300円くらいになりました。
WordPressならプラグインで簡単にGoogle翻訳で翻訳させることが出来るので、それを知らせているだけです。
使ったプラグインは「Google Language Translator」というものです。
たとえ1日30円が300円になっただけでも1ヶ月で9000円近い増加となります。
試してみるのも良いかもしれません。
サイト公開について
サイト公開をすると被リンクも出来て、サイテーション効果が高くなると書きましたが、サイト公開は諸刃の剣です。
サポカンは元々稼げていないと書いていますし、記事単位で真似をしようとする人も少ないので問題は無いと思いますが、これが一般的なアフィリエイトジャンルになると話は別です。
僕は書籍の販売やブログで以前一番真剣に行っていた格安SIMのアフィリエイトサイトを公開しました。
またnoteでその手法を説明しました。
結果、どうなったかというと格安SIMのサイトの記事はもう散々真似され、稼げなくなっていくことになりました。
特化で真似しにくいものならサイト公開しても良いと思いますが、稼げる!と書いてサイト公開を行うと絶対に真似されるので、公開した方がメリットが大きいか、公開しない方がメリットが大きいかこれはきちんと考えて行った方が良いでしょ。
某有名な可愛い動物アイコンの人は、基本的にサイト公開していないですよね。
それは真似されたくないからだと思います。
サイト公開については本当に慎重に行うようにしてください。
だから僕も本当に教えたくないサイトは公開していません。
2018年11月14日追記
おすすめの本が出ます!
このnoteで書いてあることの考え方に至ったことで非常に役立ったセミナーがありました。
のんくらさんという方のセミナーとワークショップです。
そのセミナーとワークショップでのことをまとめらしい本が発売されます。
僕は予約しました。
ブログをこのまま続けて良いのかな?という方には非常に参考になると思います。
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