温泉から出た後に、身体を洗い流さない?泉質・体質によっては洗い流す事も必要

スポンサーリンク

温泉大好き、温泉ソムリエの鈴木です。

先日、こんな記事を書きました。

この記事に

このレベルになると出るときには流した方がいいのだろうか…?

というコメントをいただきました。

温泉を出た後に身体にお湯をかけて温泉を洗い流すか洗い流さないか?

本にはよく温泉の成分が肌に良いから洗い流さないようにしましょうと書かれていますが、これは本当に良いことなのでしょうか?

今回はこの温泉を出た後に洗い流すか洗い流さないかについて説明していきます。

長野県 上林温泉 湯宿 せきや

スポンサーリンク

本には温泉は洗い流さないで!と書いてありますが

温泉の本にはよく温泉成分が身体をコーティングして身体に良いので温泉から出た後は洗い流さないで下さい、なんて書いてあります。

でも、これは本当でしょうか?

結論から言うと本当でもあり嘘でもあります。

実際に僕が温泉に行くと1/3くらいは洗い流して出てきます。

温泉を洗い流す場合で一番多い理由は

洗い流す場合で1番多い理由は、臭いから。

硫黄の臭いだったり、アブラ臭だったりと温泉にはいろんな臭いがあります。

僕の場合、その泉質特有の臭いであれば別に気にしないので洗い流す事は滅多にありません

でも、臭いから洗い流すというのは、「塩素臭い」から洗い流すというものです。

温泉によっては循環濾過で更に塩素系の消毒剤をドバドバと入れているところがあるので、身体が塩素臭くなる場合があります。

僕は塩素消毒剤の臭いが嫌いなので、塩素臭い場合は洗い流します。

元々、塩素系の消毒剤が身体に良いか?と言えば良い訳ではありません。

その臭いが身体から臭ってくるという事はかなり身体に塩素がついている事になるので、健康のためにも洗い流しています。

プールに入った後、綺麗に身体を洗いましょう!と言われていた理由の1つが塩素系の消毒剤が身体に良い訳では無いからです。

明確な理由で温泉を洗い流した方が良い理由もある

例え源泉かけ流しでも洗い流した方が良い場合もあります。

例えば秋田県の玉川温泉は、初めて玉川温泉に入る人の場合、出た後に洗い流す事を推奨しています。

玉川温泉 注意書き

実際に玉川温泉 の入り口にはられている貼り紙です。

初めてのお客様へ 浴槽から上がる際は必ずかけ湯をし、源泉成分をよく洗い流して下さい。温泉の成分が強い為、後でかゆみ等を伴う場合がございます。

と書かれています。

玉川温泉と言えば、ph1.2という強酸泉です。

普通のph1.2の酸性に人間が浸かると皮膚が爛れますが、玉川温泉で皮膚が酷く爛れないのは他の温泉成分(この場合はアルミニウムイオン)のおかげです。

つまり濃すぎる・強すぎる温泉の場合は皮膚に異常を来す場合があるので、皮膚が弱い人は洗い流した方が良いから洗い流すことを推奨している訳です。

他にも有名な温泉なら草津温泉や蔵王温泉、岳温泉等がありますが、肌が弱い方であれば、洗い流す方が良いでしょう。

また肌が強いと思っていてもその時の体質や身体に合わない泉質があるので、違和感を感じたら洗い流す方が良いと言えます。

逆に強アルカリ泉で言えば、白馬八方温泉が有名ですが(ph11.5)、こちらもアルカリ性が強すぎるので肌が弱い人は洗い流した方が良い場合もあります。

白馬八方温泉

ちなみに僕の場合は、肌が温泉に対しては慣れているせいか強いので、共に洗い流していませんが問題ありませんでした(笑)

前回紹介している5つの温泉の内、玉川温泉以外は肌に問題が無い人なら特に洗い流さなくても良いかな?と思いますが、肌に違和感を感じたら、洗い流すようにして下さい。

よく行く温泉なら肌が徐々に慣れていくので、洗い流さないで済むようになってくる場合も多いです。

あくまで個人の体質によって差が出るので、自分に合う・合わない温泉を探すのも必要だと思います。

洗い流したくないけど洗い流す場合

女性と2人で仲良く温泉へ!

そして夜になって・・・・

でもお互いにあまりにも硫黄臭い!とことん硫黄臭い!

なんてなってしまうと雰囲気もあったものではありませんよね。

そういう時は素直に洗い流しても良いと思います(笑)

また、福島県に住んでいた時、高湯温泉 玉子湯に行って翌日そのまま仕事に行った時は、会社の同僚から臭い!!!と言われた事があるので、その時から臭いのきつい温泉に入った翌日が仕事であれば、洗い流すようにもしています。

洗い流す良い方法

温泉ソムリエの家元は流して出てくる事があるそうです。

というのも、温泉は誰が入ったか解りませんし、お湯が必ずしも綺麗だとは限りません。

なので、温泉に入るとすぐに持参した桶に源泉が出ている湯口で桶にタオルを入れて、お湯を桶に入れるそうです。そして最後、出る時に桶に入れておいたお湯を身体にかけて洗い流してタオルでポンポンを叩くように身体を拭いて出てくるそうです。

源泉口ならお湯も綺麗ですが、源泉だけに熱い場合も。だから桶に入れて冷まして身体にかけやすい温度にしておくためだとか。

また綺麗なタオルでゴシゴシと身体を拭いてしまうと温泉成分もとれてしまうため、温泉成分を含んだタオルでポンポンと身体を拭く事で温泉成分も取れないようになるからという事で、そうしているそうです。

これを聞いて、なるほどね~って思いました。

マニュアルを信じないで自分の身体に聞いてみる

温泉のマニュアル本はいろいろ出ていますが、一番良いのは自分の身体に素直に耳を傾ける事だと思います。

何度か入っていると何となく、この温泉好きだな~っていうのが解ってくるようになると思います。

薬でも、バファリンは効くけど、EVEは効かない(その逆もあり)という人もいたりしますよね。

温泉も効く・効かないが個人の体質によってあるので、自分にあった温泉を探すのが良いのではないでしょうか?

ちなみに僕が一番好きな泉質は泉質名だけで言えば、単純硫黄泉です。

硫黄泉というと何となく酸性のイメージが強いのですが、単純硫黄泉は中性かアルカリ性が一般的で中でもアルカリ性の単純硫黄泉が個人的には一番好きです。

戸倉上山田温泉なんかが単純硫黄泉でph8.4くらいでとても好きな泉質です。

お気に入りの温泉を見つけて温泉を楽しんでくださいね。

温泉についてもっといろいろと知りたい場合は下記の本がおすすめです。

温泉の科学 温泉を10倍楽しむための基礎知識!! (サイエンス・アイ新書)

温泉の科学 温泉を10倍楽しむための基礎知識!! (サイエンス・アイ新書)

佐々木 信行
1,296円(11/15 15:11時点)
発売日: 2013/12/17
Amazonの情報を掲載しています
スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です