Twitterでこんなことをつぶやきました。
いつも思うんだけど、本って読んだ時から半年後、1年後、2年後・・
と読み返した時に新しい発見があるものが良い本だと思う。もちろん、それに気がつけるかって、自分の成長でもあると思うけど。
そういう意味ではa-ki本とか「ブログ飯(魔書)」とか良い本だと思う
— 鈴木利典@サポカン&北海道PRESS (@suzukidesu_com) 2018年10月7日
とある本を読んだ時に、面白いとは思うんだけど、それで終わってしまうことってよくあって、でも何かの拍子に読み返してみると
あれ?何でこんな凄いことを書いているのに気が付かなかったんだろう?
って思うことが度々あります。
でも、よく考えてみると、それに気がつけるようになった自分の成長もあったのかな?って思うんですね。
そんなことをとりとめもなく書いていきます。
本と出会うタイミング
札幌に来てから大きな書店が割と近いことから千葉県に住んでいた時よりも頻繁に書店に行くようになりました。
前に住んでいたところは徒歩圏に書店がなく、電車に乗っていくか車で行くしか無かったということもありますが、大型書店ともなると結構な距離がありました。
そのために本を買う時はAmazonばかりを利用していたというのが実情です。
でも、札幌に来てから「MARUZEN&ジュンク堂書店 札幌店」まで徒歩10分くらいということもあって、週に1~2回くらいは見に行くことになりました。
やっぱり書店って見ているとワクワクするんですよ。
1度行くと1時間くらいは書店の中をうろちょろしてどんな本が出ているのかじっくりと見てしまいます。
そんな時に、たまたま手にとった本をパラパラと見て、面白いと思うと購入してしまうことが多くなりました。
Amazonばかりで本を購入していた時には出会えなかった本に出会えるって、それは幸せなことだと思いますし、やっぱり書店はこれからもずっとあって欲しいと思います。
現在は北海道に住んでいるので北海道の書店の状況とかたまに地元のニュースとかで流れるんですけど、北海道の自治体数179市町村のうち実に58市町村で書店が0ということになっているんですよ。
実に約3分の1の自治体で書店が無い状況というのを知って悲しくなりました。
だからこそ、本を書店で探せる状況って本当に幸せなことだと思いますし、本と出会えるタイミングというのは大切にしたいと思います。
そしてたまたま書店で購入した本って、きっとその時に出会うタイミングだった本だと思うんです。
購入したけど読んでない本って結構あるんですけど、本棚を見て、あれこれ読んでなかったな・・・と思って読んでみると、これ今知りたいことだった!と思う時って結構あります。
自分の成長が分かる本との出会い
今まで何千冊の本を読んできましたが(8割は漫画です)、その中で年に1~2度読み直す本ってあるんですよ。
読み直す本というのはどういう本かというと、下記のような本です。
- 面白いと感じたり、良い内容だなって思ったけど、今ひとつピンと来なかった本
- 役立つけど、分からないことがあった本
- 自分の仕事に役立ったと思う本
そういう本って、大体半年後、1年後、2年後に読み返すと新しい発見が必ずあります。
ちょっと前までは、新しい発見で終わっていたのですが最近は、こう思うようになりました。
自分が成長しているんだなと
(太った訳じゃない)
本って出会うタイミングもあると思うのですが、読むタイミングもあるんですよ。
自分自身が成長していないと何度読み返してもやっぱり最初に読んだ時の感想しか無いんですけど、自分が成長していると必ず読み返す本って新しい発見・気づきがあります。
だから気になったら本って購入した方が良いし、読まなくてもきっと読むタイミングが来ると思っています。
ブログやサイト運営者に読み返して欲しい本
ブログやサイトを運営している人で恐らくは読んでいる人が多いと思う本の中で、もう1度、読み直して欲しい本を紹介します。
まだ購入していなかったら、是非購入して読んでください。
情報サイトでオーソリティーを目指そう!: 10年先も生き残る安定志向のサイト構築論
多分、この記事は検索ではほぼヒットしない記事になると思うのと、僕のブログを定期的に読んでくれている人が読んでくれる記事になりそうなので、この電子書籍は持っている人が多いと思います。
今回、noteを販売するにあたり直前に2回読み返しています。
この本を読んだ時に、サイトのツール化というものはプログラムが出来る人だけのものだと思っていたのですが、そうじゃなくて、気づきさえあれば出来るものなんだなって購入して1年以上経過してから気が付きました。
全くのブログ初心者だと分からないことだらけになるかもしれませんが、まずは買ってみて、さらっと読んでみて(さらっと読むだけなら1時間で読めます)、何となく頭の片隅に入れておいて半年後、1年後に読み返してください。
もし、半年後1年後に読み返しても何も発見がなければ、自分自身の成長が止まっていたと考えても良いのかもしれませんし、目指す方向性が全く違ったのかもしれません。
ブログ飯
1年に1回、読み直すようにしているのですが、読む度に気づきがあります。
ブロガー界では有名な人であり、ブログ界隈でも有名な本なのできっと持っている人は多いと思いますが、読み返していますか?
特にブログを1年続けられた人なら読み返すことできっと新しい発見があるはずです。
サイトサーチアナリティクス
この本はほとんどの人が読んでないと思いますし、初心者向きでは無いです。またブログ運営者向きでも無いです。サイト運営者向きの本ですが、読む度に自分の勉強不足が痛感させられる本です。
サイトサーチアナリティクスという言葉を聞いたことがある人の方が少ないと思いますが、情報サイトをしているのなら絶対に行った方が良いことです。
物凄く省いて説明すると、サイト内検索について書かれています。
サイト内検索って、Amazonで何か探す時皆さん行っていますよね?
どんなキーワードで検索しているのか、Amazonってめちゃくちゃ研究しているんですよ。表記揺れもサイトサーチアナリティクスで恐らくかなり改修したと思いますし、10年前と比べたら凄く進化しているのがわかります。
情報サイトって何度も使ってくれる傾向にあるんですが、サイトサーチアナリティクスを行うとそのサイトへの期待もわかります。
きっと求めているであろう情報があると思ってくれているからサイト内検索を行う訳で、サイト内検索でどんな情報を求められているか知ることが出来ます。
もう4年も前の記事ですが、Google Analyticsでサイト内検索のデータを得る方法を説明しているので、そんなに設定方法は変わっていないので参考にしてもらえればと思います。
たくさん読まれるアメブロの書き方
絶対、タイトルで損していると思う書籍タイトルだと思うのですが・・・
中身はめっちゃ良書です。
超初心者向けのSEOの本としては最高の1冊だと思います。
今まで僕はSEOについて学びたい人なら下記の本を勧めていました。
いちばんやさしい新しいSEOの教本 第2版 人気講師が教える検索に強いサイトの作り方[MFI対応] (「いちばん...
でも、今読み返してみると、本当にブログを始めたばかりの人に最適なSEOの本は「たくさん読まれるアメブロの書き方」です。
え~!!!??!!!所詮アメブロでしょ?と思う人もいるかもしれませんが、アメブロってもっとも一般的なブログサービスであり、書いているのはSEO業界では京大と研究をしている木村賢さんという方です。
僕はたまにSEOについて人に教えることがあるのですが、たまに教えた後に「????」とされることがあって、説明が難しかったのかな?と反省することもあるのですが、この本を読んで、そういう教え方をすれば良いのか!と発見させてもらえる本です。
何度か読み返しましたが、参考になっています。
Google AdSense マネタイズの教科書[完全版]
おそらく2018年でブログ関係の本で最も売れた本だと思います。
正直、分からない箇所もいくつかあったのですが、多分まだ僕がそこまで至っていない(至れるかどうかは分からないけど)のだろうなって思います。
ただ購入して2回読みましたが、2回とも新たな発見がありました。
本を読み返そう!
良い本は読み返せば読み返すほど発見もあるし、自分を成長させてくれます。
1年前に札幌に引っ越してきた時に幼稚園の時にいただいた絵本が出てきたんですけど、とても好きな絵本で昔は何度も読み返したのですが、実に40年ぶりに読み返してみたら、新しい気づきがありました。
この絵本なんですけどね。40年ぶりに読んでみると、何であんなに夢中になっていたのか冷静に判断することが出来ました。
また子供の感情について思い出すことが出来て、人の感情の動き方について考えさせられました。
もし本棚に数年前に読んで良かったと思う本があれば是非、読み返してください。
きっと新しい発見とともに、自分の成長も実感出来るはずです。
なお書籍を紹介している時のリンクは「WP アソシエイトポスト R2」というWordPressのプラグインです。
無料で非常に便利なのでおすすめです。WordPressのプラグイン検索で出ますが、公式サイトもあるので気になったら見てくださいね。
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