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スーパーの値引き品・見切り品のルールを知ってお買い得に買い物をしよう!

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スーパーマーケット 野菜売り場 生活

たまにスーパーマーケットの値引き品・見切り品は身体に悪いとか、根拠不明なことを書く人がいます。

値引き品や見切り品について、小売業(スーパー)に勤めていた事のある人間から少しスーパーの値引き品・見切り品について説明していきます。

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見切り品とは

見切り品とは、簡単に言えば売れ残り商品のことです。もしくは在庫を処分したい、もう売らない。仕入れないと決めた商品で値引きして販売するです。

だから値引きと見切り品は微妙に意味が異なります。

食品の夕方からの値引きはある意味、売れ残っているものを売りたいから値引きをするということは理解していますよね。

食品以外にも衣料品・アパレルならシーズンが終わる前には見切り品として10~90%OFFとして売り出します。

これも見切り品です。

またメーカーが製造中止にした商品はもう入荷しないので、棚には新しい商品を入れるようになりますが、売れ残っている場合は、棚から外してワゴン等に入れて値引きシールをつけて在庫処分を行います。

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 値引き・見切りのルールは異なる

 値引きシールが貼ってある食品って、ついつい買ってしまう時はありますよね。

「値引きシール」「見切りシール」等、呼び方はいろいろありますが、値引きシールを貼る基準というのは、そのスーパーで決めた基準があったり、担当者が決めた基準があったり、状況で値下げしたりと一定ではありません。

競合対策としての値引きシール

僕が日配と呼ばれる部門を担当していた時、豆腐と牛乳というのは絶対に毎日かなりの数が売れる商品でした。

この2つの商品に関しては、競合店対策として徹底的に鮮度にこだわった事があります。

当時の豆腐の入荷は1日2回。開店前に届く豆腐は前日の日付のもの。午後に届く豆腐は当日のもの。

午後に届く豆腐が入荷して店頭に並べる時点で朝入荷した100円弱の豆腐には10円か20円引きのシールを貼っていました。

その日の朝に入荷されたものを午後2時~3時には値引きしていたのです。

牛乳に関して言えば、1日1回の入荷でしたので前日に売れ残った分は当日の朝に10円~50円(残った本数によって決める)の値引きシールを貼っていました。

競合のスーパーが牛乳の賞味期限2日前に値引きしていたのに対し、これで鮮度は圧倒的な差をつけておかげ様で鮮度の良い商品しか置いていないと好評を得ました。

ただし、そう思われるまで半年以上の期間を要しましたが。

値引きを多少しても鮮度が良いからそのスーパーに行くという人が増えればトータルで見れば利益は増える、そう考えた結果からの実施でしたし、実際にそうなりました。

ちなみに一般的な紙パックの牛乳の賞味期限は10日間前後のものが多いです(牛乳は賞味期限で表示されたものが多い)。

発注失敗時に置ける値引きシール

食品は特に天候やいろんなイベントによって売れ行きがまったく違ってきます。

例えば近くでお祭りや運動会が行われる場合、パンやおにぎりが物凄く売れます。

そのため、そういうイベントがある時は大量に発注をします。

しかし急な天候の変化によってイベントが中止になると・・・普通の時の分しか売れないため、処分を急がないといけません。

そういう時はタイムセールを行ったり、値引きシールで対応をします。

ここでの値引き額は担当者の勘と経験で行う事が多いと言えます。

普通の値引き

画一に値引きをしているとこが実は一般的かもしれません。

この商品は、何日前になったら値引きを始めて、何日前までには売り切るようにと。

生鮮食品なんかスーパーによっては値引きの時間が決まっているところもありますよね。

今は画一的な値引きでも、データを取って何個以上残っていた時は◯割引き等、ルール化しているところもあります。

でも、割りと地方のスーパーだと担当者の勘で行われていたりもします。

画一的な値引きで、生鮮食品は夕方6時以降とか、2日以上の賞味期限・消費期限があるものは当日の夕方に学生バイトが来たら貼らせるとか。

これが一番多い値引きかな?と思います。

あるスーパーの値札を見ると値引きを開始する期間がそのスーパーの人しか解らないように書かれているものもありますよ。

惣菜・生魚は当日売り切りが基本

スーパーの惣菜(一部除く)や生魚は基本的に当日売り切りが基本です。

なので夕方以降に安くする事が多い食品と言えますよね。

定番入れ替えのための値引き

食料品に限らず、

  • アパレルならシーズンの終了
  • メーカーの製造終了に伴う商品の終了

こんな時も値引きシールをつけて在庫を処分します。

アパレルなんて地域によって値引きの時期が異なります。

北海道・東北であれば夏物の処分は早めに行いますが九州・沖縄なら少し遅くなります。

ただし東京や大阪等の大都市だと季節感の先取りのために早く行うこともあります。

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食品の値引き品は味が落ちる?

ほとんどの食品は時間が経てば酸化や腐敗が進みます。

当然、味は落ちてきます。でも、時間が経てば逆に美味しいものもありますよね。

果物なんて腐る直前が一番美味しいと言われています。

牛肉なんて肉という状態に加工してから3日~10日くらいは寝かしてから出荷しているのが一般的です。ブロックの牛肉の値引き品なんて色が変色していない限りは僕は喜んで買っています。

確かに高めの豆腐であれば作られた日と翌日では風味が異なる事はありますが、スーパーで売られている1丁100円未満の豆腐ならそんなに味の違いは正直、無いんですよね。

もちろん、お惣菜なんかはやはり出来たての方が美味しい事はよくあります。

味が落ちるかどうかって、買うものによっても全然違いますよね。

お惣菜の揚げ物なんて、良い油を使っているところなら、翌日でも美味しい場合もありますが、何度も使っている品質の良くない油だと出来たてでも不味い場合もあります。

そのスーパーのこだわりによって全然お惣菜の味って違いますよね。

古い油を使っているところのものは値引きしていなくても身体に悪いと言えます。

それが更に時間が経てば身体に余計に悪くなります。

でもいい油なら出来たてなら違いますが、2~3時間の差ならほとんど味にも健康にも差は無いと言えます。

僕には解りません(^^;

そういうお惣菜はこだわって作ってくれているスーパーなら良いんですけど、中々近所に無い!という人の方が多いと思いますが。

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よく行くスーパーを知ろう!

よく行くスーパーがあるのなら、そのスーパーの値下げシールを貼る基準を知る事でお得に買物が出来ると言えます。

また、スーパーがお惣菜にどこまでこだわりを持って作っているかも何回か買って購入すれば解ってきますよね。

あまりこだわっていないのなら、ひょっとしたら身体にも悪いかもしれませんので利用しないで少し高いけどコンビニ弁当の方が身体に良い場合もあります。

昔と違ってコンビニ弁当もかなり品質的にはよくなってきていますからね。

でも、値段的に値引きされたスーパーのお弁当を選ぶ人も多いと思います。

そういう時は休日くらいはしっかりと手作りの身体に良いものを食べて健康管理をされるのが良いのかな?と思います。

賞味期限と消費期限

パッケージ化された食品には基本的に賞味期限か消費期限、どちらかが書かれています(一部 冷凍食品・お酒・調味料には表示義務が無いものもあります)。

ところで、この賞味期限と消費期限の違いを正確に言える人はどれぐらい居るでしょうか?

農林水産省のサイトで解りやすく書かれていますので、よければ見て下さい。

また、消費期限がどのようなガイドラインによって成り立っているかは同じく農林水産省のPDFがあるので、URLを貼っておきます。

http://www.maff.go.jp/j/jas/hyoji/pdf/guideline_a.pdf

正しい知識を持って、後は自分の舌を信じて食べれば良いのかな?と思います。

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以上、スーパーマーケットでの値引き品・見切り品についてでした。

生活お買物
このブログを書いてる人

通称:鈴木こあら

散歩と旅行・温泉とカメラ、そしてブログ書きが好きで、奥さんが大好きなおっさん。
すべての都道府県で最低1箇所は温泉に入り、合計700箇所ほどの温泉に入った温泉ソムリエです。
出身は愛知県ですが、現在は北海道札幌から神奈川県鎌倉市に移住して生息しています。

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