愛知県と言えばエビフライが名物になっている訳ですが、エビフライや海の幸と温泉を楽しむのなら南知多の豊浜にある「まるは食堂旅館」がおすすめです!
6月27日から1泊で「まるは食堂旅館」に宿泊してきたのでまるは食堂旅館のレポートをお送りします。
活魚料理 まるは食堂旅館について
まるは食堂旅館の前身となる魚屋「まるは」は創業昭和25年、愛知県の南知多で魚屋からスタートします。その後、旅館業にまで拡大し、現在は愛知県に6店舗の飲食店及び旅館を営む会社となっています。特に中部国際空港セントレアの中にある「まるは」は人気のお店となっています。
愛知県民で西三河から名古屋くらいにかけて住んでいる方で「まるは食堂」を知らない人はいないくらい有名な食堂となっています。
僕も小学生から高校生くらいまでは定期的に南知多の「まるは食堂」に行ってエビフライを食べていました。ここはエビフライがもっとも有名ですから。
また「まるは食堂」となっている通り食堂であり、旅館となっていますので食事のみでも普通に利用することが出来ます。
まるは食堂旅館へのアクセス・行き方
まるは食堂への行き方は車で知多半島道路(有料道路)で豊浜料金所まで。そこから一般道を約5キロの距離にあります。
名古屋市内からは90分も見ておけば到着する距離です。セントレアからレンタカーを借りて60分も見ておけば到着します。
自動車ではなく公共交通機関で向かう場合は名鉄河和線の終点「河和駅」まで来てそこからバスとなります。なお河和駅から「まるは食堂旅館」までは事前に予約しておけば送迎バスもあります。ただし時間は決まっているので詳しくは公式サイトをご覧ください。
- 住所:〒470-3412 愛知県知多郡南知多町豊浜峠8
- 電話番号:0569-65-1315
- 営業時間:11:00〜21:00(ラストオーダー20:00)
まるは食堂旅館の外観とフロント、食堂
まるは食堂旅館の外観です。
割りと大きめのビルのような建物です。
建物の左方向を見ると日帰り温泉施設である「まるは 天然温泉 うめの湯」があります。宿泊者は無料で入浴することが出来ます。
旅館の裏側にも道があり海を見渡すことも可能。
海側から見たのが上記の写真です。
温泉には温泉用の駐車場もあります。
入り口を入って建物の中へ。
受付とお土産コーナーと旅館部のフロントがあります。入り口を入って右へ行くと食堂になっています。
食堂はとても広く100人くらいは入れそうな広さ。海側の席は海を眺めながらのんびりと食事をすることが出来ます。
食堂の一角に生簀用の部屋があり見学することも出来ます。
カワハギ
石鯛
ヒラメとか
タコとか
コチとか
いろいろな魚介類を見ることが出来るのでお子さんも楽しめると思います。
まるは食堂旅館の部屋
今回泊まった部屋を紹介します。
8畳の和室に広縁
そしてベランダがあって広縁やベランダからは海が見渡せます。
たまに鳶が凄い近くを飛んでいくことも。
バス・トイレ付きの部屋でトイレにはシャワートイレがついていて快適に使えます。
なお宿泊の基本は1泊朝食付きとなっています。1泊大人1人6480円(税込)+入湯税150円となっています。予約は宿泊予約サイトからは出来なくて、旅館に直接電話をして行うことになっています。
1泊朝食付きのみのプランですが、食事は食堂で好きなものを注文出来ますが、席の関係からチェックインした時に部屋で何を注文するか聞かれてますので部屋で頼んでおくのがスタンダードな様子。そして食事の時間を告げて時間になって食堂に行くとスムーズに食事が出来るという仕組みになっています。
まるは食堂旅館の食事
メニューはこんな感じです。
コース料理と単品があります。
本日のおすすめメニューも。
今回は活造りコースを頼み単品でエビフライや穴子の天ぷらを追加しました。
コチの活造り、身がコリコリしていて凄く美味しかった!でもさすがにこの量を1匹の魚というのは飽きますね。
活造りとは別のお刺身
焼物はサザエでした。
煮魚はカレイ。
シャコ
穴子の天ぷら
どれも非常に美味しくおすすめ出来る味です。
そして名物とも言えるエビフライ
あれ?前に来た時よりも細いような・・・でもいただきます。あれ?前より味が落ちているような。
2011年に行った時の写真がこちら。
お皿のサイズは同じです。だから確実に細くなっているのが分かりますよね。そして以前はあったホクホク感が薄れている。残念ながらエビフライの味は以前よりも落ちています。
しかしメニューを見ると「引き続き大型エビは不漁ですが」という文字。今年はエビが不漁のようでエビ自体の味が落ちているということだと思います。来年以降に行った時は以前のようなホクホクの美味しいエビフライを出してくれることを信じています。
でも揚げ方や衣の付け方が以前より悪くなっているとは思いますので昔のような衣の付け方や揚げ方にして欲しいところ。
最後にデザートのメロンをいただきました。
朝食はこんな感じ
干物とかあって良かったんですけど、出来れば卵が欲しかった・・・
まるは食堂 うめの湯
日帰り入浴施設でもあり宿泊者は無料で入れる「うめの湯」へ。
なぜ「うめの湯」というのかと言えば、創業者の方が「うめ」という名前だったからということ。
通常、日帰り入浴は600円となります。
宿泊者は上記写真の左側に少し見える階段から来るようになっており、日帰り入浴の人は上記写真のカウンターで受付をして入ることになります。
男湯へ。
脱衣所は割りと広く片付けられています。
そして脱衣所にあった張り紙
男女別の温泉ですが「入浴着を着用しての入浴にご理解をお願いします」と書いてあり、大きな怪我や手術の跡のある方でも入りやすい考慮がされていました。こういうのが広まると良いですよね。
混浴はタオル巻きなんて言語道断なんていう馬鹿もいますが、こういう理由でも積極的に入浴着を推進しても良いと思います。
そして温泉へ
内湯のみですが大きな窓から海を見渡せて開放感のあるお風呂になっています。
そしてお湯を見ると・・・・
あれ?ほぼ透明。2011年に来た時のお湯がこちら
褐色の濃い色をしていたのですが今はほぼ無色。
後で脱衣所に行った時に説明文が張られていました。
設備を新しくしたことで透明になったとのこと。確かにお湯の色が変化するのは温泉成分の酸化ということが大きな理由になっていることが多いので酸化する前に浴槽に入れれば濁らなくなりますから、納得。
壁には波の大きなタイル画
のんびりと温泉に浸かりながら疲れを癒やしました。
そして温泉の成分表。塩分の濃度が高い塩化物泉です。
以上、まるは食堂旅館のレポートでした。参考になれば幸いです。
>>まるは食堂旅館
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