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【銀山温泉 能登屋旅館】まるで「千と千尋の神隠し」の世界!冬こそ美しい山形県のおすすめ温泉

4.5
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銀山温泉街の夜景 東北

温泉ソムリエの鈴木です。

冬に訪れたい人気の温泉地は数多くありますが、その中でも雪景色と温泉街が非常にマッチして人気となっているのが銀山温泉です。

夜、雪がコンコンと降る中、温泉街の中央を流れる川と古き旅館の景色は非常に絵になって魅了させられます。

中でも特に人気なのが能登屋旅館!

日本秘湯を守る会の宿であり、建物自体が国の登録有形文化財にも指定されています。

この能登屋旅館に泊まりつつ、銀山温泉街を散策してきたので、泊まった感想や銀山温泉の様子を写真を添えてお伝えしていきます。

もう館内が映画「千と千尋の神隠し」の舞台のようで感動する宿でした。

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銀山温泉能登屋旅館の外観

銀山温泉 能登屋旅館

大正10年(1921年)に建てられた木造3階建ての建物は大正ロマン香る外観で出迎えてくれます。

銀山温泉 能登屋旅館

夜になるとライトアップされてより美しさを増します。建てられてから100年近く経過した日本家屋って本当に美しいですよね。

銀山温泉 能登屋旅館

正面には朱い橋がかかっていて、まるで映画「千と千尋の神隠し」のワンシーンのように見えます。

銀山温泉 能登屋旅館

建物の柱に「国の登録有形文化財 第06-0006号」と刻まれたプレートが取り付けられていました。

銀山温泉 能登屋旅館

深く積もった雪が更に旅館を美しく魅せてくれています。

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能登屋旅館で泊まった部屋と館内

能登屋旅館は本館と別館があり、別館は後から作られた比較的新しい建物です。

でもせっかく泊まるのなら国の登録有形文化財に指定されている本館がおすすめ!

歴史を感じられる作りになっています。

銀山温泉 能登屋旅館

今回泊まった部屋は当然本館です。古い建物と言っても中はそれなりに新しく改築されているので、トイレもありウォシュレットもついていました。

銀山温泉 能登屋旅館

今回泊まった部屋は温泉街側で、窓から外を除くと温泉街の景色を見ることが出来ました。

アメニティが気になる方もいると思いますが、一般的な旅館のアメニティは用意されていました。

歯ブラシ・タオル・バスタオル・カミソリ・浴衣は当然ついています。

寒いところであり夏場は暑くなることもあるので冷暖房も当然あり、冷蔵庫・ポットも用意されています。

やはりこういう旅館だと館内を散策したくなるので、館内散策へ

銀山温泉 能登屋旅館

上記の写真は館内の4階部分にある談話室、外から見える展望部分がここになるそうです。

銀山温泉 能登屋旅館

上を覗き込むとシャンデリアと展望部分がよく見えました。

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能登屋旅館の温泉・貸切の洞窟風呂が面白い

銀山温泉 能登屋旅館

能登屋旅館は、男女別の内湯と内湯から行ける露天風呂、別館の展望露天風呂、そして開業当時からある貸切専用の洞窟風呂の3つが楽しめます。

ただ泊まった時はまだ別館の展望露天風呂が完成してなくて写真はありません(今は完成しています)。

銀山温泉 能登屋旅館

雰囲気のある温泉です。

泉質は「ナトリウム―塩化物・硫酸塩温泉」でphは6.6前後で中性でやや硫黄臭がします。

銀山温泉 能登屋旅館

冬の雪深いところで入る露天風呂は格別な雰囲気があります。

銀山温泉 能登屋旅館

貸切の洞窟風呂は湯気であまりはっきりと見えませんが2人なら普通に入れる広さがありました。

銀山温泉 能登屋旅館

空いていれば何度でもどうぞ、ということで3回ほど入りました。

洞窟なので開放感は無いのですが、なぜか落ち着く温泉です。

今は本当に予約が取りにくい旅館ですが、初めて泊まった時はそれほど予約しにくい旅館ではありませんでしたが、一躍人気になって冬の予約はかなり難しくなっています。

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能登屋旅館の食事

食事は予約内容にもよりますが、今回は部屋食でいただきました。

能登屋旅館の夕食

銀山温泉 能登屋旅館

部屋食なので、ほとんどの料理が最初に運ばれてくるのは少し味気ないところですが、それでも美味しい内容になっていました。

銀山温泉 能登屋旅館

もちろんお品書きもついています。

銀山温泉 能登屋旅館

食前酒:自家製山ぶどう酒

銀山温泉 能登屋旅館

前菜:菊花白和え・数の子・葉包み・細竹味噌漬け

銀山温泉 能登屋旅館

お造り:川魚 お刺身サラダ風

銀山温泉 能登屋旅館

鍋物:鴨鍋

銀山温泉 能登屋旅館

焼物:姫鱒塩焼き ばっけ味噌

銀山温泉 能登屋旅館

温物:豆乳蒸し

銀山温泉 能登屋旅館

炊き合わせ:高野豆腐と飯蛸の炊き合わせ

山里の珍味:あけび肉詰め・ピーナッツ味噌・行者大蒜紫蘇の実和えは写真を撮り忘れ

銀山温泉 能登屋旅館

酢の物:滝川豆腐

銀山温泉 能登屋旅館

凌ぎ:手打ち蕎麦

銀山温泉 能登屋旅館

強肴:鉄板ステーキ焼

銀山温泉 能登屋旅館

椀物:焼蟹のお吸い物

銀山温泉 能登屋旅館

お食事:ご飯 香の物

他に果物が出ました。

能登屋旅館の朝食

朝食も部屋でいただきました。

銀山温泉 能登屋旅館

焼き魚に卵に海苔と一般的な朝食です。

銀山温泉 能登屋旅館

上記の写真は湯豆腐です。

能登屋旅館の食事内容について

全体的には美味しいのですが、何か特徴が今ひとつ無いというのが率直な感想です。

どれも美味しいのですが、特徴的な料理が無かったというように感じてしまいました。

もちろん個人的な感想ですし、味はどれも美味しかったです。

ただ部屋食というのは落ち着いていただけるのが良いですね。

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銀山温泉街と、はいからさんのカリーパン

銀山温泉 能登屋旅館

泊まった日の夜と翌日は銀山温泉街散策を当然のようにしました。

銀山温泉 能登屋旅館

非常にキレイな街並みで魅入られるのですが、雪で滑りそうになるので十分に注意してください。

銀山温泉 能登屋旅館

すべての宿が古い訳ではなく、近代建築だけど和式っぽく作られた旅館もあります。

そして、銀山温泉街を散策するのなら是非食べてほしいのが「はいからさんのカリーパン」です。

銀山温泉 能登屋旅館

カレーパンでなく、カリーパンとなっているところがポイントです。

銀山温泉 能登屋旅館

ほかほかのカリーパンを食べながら散策・・・と行きたいところですが、手に何か持っていると滑った時に危険なのでお店か立ち止まれるところで食べてください。

銀山温泉 能登屋旅館

このカリーパンが本当に美味しいので、是非食べてください。

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銀山温泉 能登屋旅館に泊まった感想・評判・口コミ

実際に能登屋旅館に泊まった感想は、また泊まりたい!でした。

特に冬にまた泊まりたい温泉です。交通が良い場所にある訳ではなく、駐車場からは歩かないといけない、でも、また泊まりたいと思わせてくれる本当に冬こそ泊まりたい温泉旅館でした。

評判も割とよくて、また泊まりたい!という人もかなりいます。

じゃらんや楽天トラベルに口コミは無い・予約も出来ない

僕が初めて能登屋旅館に泊まった時は電話予約しか出来ない旅館でした。

今でもネット予約は「るるぶ」「日本秘湯を守る会」くらいからしか出来ません。

じゃらんや楽天からは予約は出来ないため、じゃらん・楽天トラベルには口コミも掲載されていません。

それでも「るるぶ」を見てもらうとわかるのですが、ほぼ満室で予約が非常に取れない旅館になっているのは、それだけ泊まりたい人が多い人気の温泉旅館だということがわかります。

でも、なぜ「るるぶ」だけなの?と思うかもしれませんよね。

能登屋旅館は「日本秘湯を守る会」加盟の旅館で、日本秘湯を守る会を運営していた朝日旅行はJTBの子会社で、その関係で同じJTBの子会社である「るるぶ」しか一般的な宿泊予約サイトでは予約出来ないようになりました。

他の宿泊予約サイトで募集しなくても満室になってしまうくらいの旅館なのでわざわざ手を広げなくても良いのでしょうね。

他の宿泊予約サイトで募集しなくても満室になってしまうくらいの旅館なのでわざわざ手を広げなくても良いのでしょうね。

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銀山温泉 能登屋旅館の詳細

銀山温泉 能登屋旅館

  • 住所:〒999-4333 山形県尾花沢市大字銀山新畑446
  • 電話番号:0237-28-2327
  • スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
  • 交通手段:車がおすすめ
  • 価格帯:2名1室 1人あたり 15000~21000円くらい
  • 駐車場:あり(ただし旅館までは徒歩5分くらい)
  • マップコード:720 829 815*65
  • チェックイン:14:00~
  • チェックアウト:~10:30
  • 公式サイト:能登屋旅館

一般的なプランだとチェックインが14時でチェックアウトが10時30分なのでゆっくり出来るのも嬉しいところです。

銀山温泉街は一般車の乗り入れが禁止されているので、温泉街の手前にある駐車場に車を停めることになります。旅館の前までは車ではいけないので注意してください。

電話もしくは「るるぶトラベル」から予約可能です。

なお、予約の前にるるぶでお得になるクーポンは無いかチェックしてくださいね。

銀山温泉は本当に素晴らしい温泉街です。

銀山温泉 能登屋旅館

繰り返しますが、特に美しく威厳もある能登屋旅館はおすすめの温泉旅館です。

以上、能登屋旅館についてでした。

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東北
このブログを書いてる人

通称:鈴木こあら

散歩と旅行・温泉とカメラ、そしてブログ書きが好きで、奥さんが大好きなおっさん。
すべての都道府県で最低1箇所は温泉に入り、合計700箇所ほどの温泉に入った温泉ソムリエです。
出身は愛知県ですが、現在は北海道札幌から神奈川県鎌倉市に移住して生息しています。

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