引越シーズンに太平洋フェリーで仙台から苫小牧(北海道)まで船で移動。船の中の様子を詳しく解説

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2017年10月4日に仙台から苫小牧までフェリーに乗ってきました。フェリーの中の様子やフェリーでどのように過ごしたか詳しく解説してきます。

太平洋フェリー きそ

引越シーズン、大洗からのフェリーは予約出来ないことも

10月上旬に引越しをしました。千葉県から北海道札幌市まで。

北海道と本州の移動手段と言えば飛行機が最も多いと思いますし、次に鉄道及び新幹線だと思います。ただし今回は引越で車も持っていくのでそうなるとフェリーを使うことになります。

関東から北海道にフェリーで移動するとなると一般的には茨城県の大洗から出発する商船三井フェリーを利用される方が最も多いと思いますが、今回10月4日にフェリーに乗ろうと思い予約しようとしたら個室である一等客室が満室。10月4日には本州を出発して10月5日には北海道についていたいので、どうにか個室のフェリーで移動出来る手段は無いか探していたところ、北海道に移動するカーフェリーは

  • 新潟-苫小牧(23時頃出発・翌日17時頃に到着)
  • 新潟-小樽(12時くらい出発・翌日4時30分頃に到着)
  • 青森-函館(1日8便あり)
  • 大間-函館(1日2便あり)
  • 八戸-苫小牧(1日4便あり)
  • (2018年6月より)宮古-室蘭
  • 仙台-苫小牧(19時30分くらい出発・翌日11時ころ到着)

となっています。

この中で関東から比較的渋滞の心配もなく車での移動も比較的少ないのが仙台-苫小牧の太平洋フェリーです。関東から仙台の場合、東京・千葉・神奈川であれば常磐道で5~6時間くらい見ておけば到着します。東北道だとたまに埼玉県内で渋滞にひっかかることもあるのですが、常磐道はほとんど渋滞の心配が無いのが嬉しいところ。

新潟からの場合だと関越道は渋滞にはまる時もあり時間が読みきれないことも。

青森だと関東からだと遠すぎるというのがネックです。

ということで仙台-苫小牧のフェリーの空きを調べると一等客室が空いており、午前中に引越しの荷物出しと不動産の管理会社の退去時の審査を終えれば十分に関東から間に合う時間ということで仙台-苫小牧のフェリーに決めた次第です。

引越しシーズンの3月末から4月上旬、9月下旬から10月上旬は大洗-苫小牧のフェリーの一等客室が満席になっていることもあるので、その場合は仙台-苫小牧のフェリーがおすすめです。

なお今回は12時30分くらいに千葉県の市川市を出発し17時に仙台港に到着していますので約4時間30分で着いた計算になります。休憩は途中15分くらいを1回のみでした。

太平洋フェリーの概要

太平洋フェリーは愛知県名古屋市の名古屋港を出発地とし、途中で仙台に寄港しそこから苫小牧に向かうカーフェリー(車を積むのが主な目的のフェリー)です。

太平洋フェリー 時刻表

*太平洋フェリーより

名古屋を出て約20時間かけて仙台に到着し、仙台から15時間以上かけて苫小牧に到着するので全行程では約40時間の船旅となります。時間は気象条件等により若干変更になります。

フェリーは「いしかり」「きたかみ」そして今回利用した「きそ」の3隻体制で回しています。

仙台から太平洋フェリーへの乗り方、自動車の同乗者は車に乗って乗船出来ない!?

仙台港にて乗船手続きの際にも説明されますが、太平洋フェリーに2人以上で車で乗る場合、運転手以外は車に乗って乗船出来ません。運転手は車に乗って乗船、運転手以外はフェリー乗り場から歩いてフェリーに乗ることになります。

写真のように長い通路を歩いて渡ることになります。ただし病気等、やむを得ない理由がある場合は車の同乗者も車に乗って乗船出来ますが、前もって説明をして許可をもらうことが必要です。

通路は割りと広く取られているようです。以下、通路の写真は奥さん撮影

ここまで来ると船内まであと少しです。

そして船内

自動車の場合は案内に従って船内に入っていきます。

車を停めた状態、ここからエレベーターに乗って乗客室のあるフロアまで上がります。

太平洋フェリー「きそ」の客室

今回利用した客室は1等客室(和洋室)でした。

和洋室と洋室と和室が1等客室にはあるのですが、何が違うのか今ひとつ分かりませんでしたが実際に乗ってみて和洋室の意味が分かりました。

太平洋フェリー「きそ」の1等客室

こちらが1等客室(和洋室)

ベッドが2台ありその奥にフニャフニャの柔らかいソファーが置かれており、ここが和室扱いとなっているようで、そのために和洋室となっています。洋室にはこの空間が無いそうです。

ベッドはシングルサイズでやや狭い感じがします。

座るとフニャフニャのソファは3人で利用する場合のベッドのマットレスとなります。

テレビは小型のものがついていますが、海の上のためか地上波は映らず衛星放送のみとなっていました。

洗面台とトイレ、そしてシャワーブース

トイレにウォシュレットはついていません。ただし船の誰もが使えるトイレにはウォシュレットがついていました。普通、部屋を優先してつけると思うんだけどな・・・。

太平洋フェリー「きそ」のS寝台

1等客室の下がS寝台となります。

S寝台にはテレビ(衛星放送のみ)がついており、天井高もあって過ごしやすい部屋になっていました。周りのいびきとか気にならない人なら良いと思います。

太平洋フェリー「きそ」のB寝台

S寝台の下のランクがB寝台です。

上下2段となっていて、下のフロアと上のフロアでは入り口が異なっています。

2段となっている分、天井高は低くなっています。またテレビはついていません。

太平洋フェリー「きそ」の2等寝台

そして一番安いのが2等寝台、いわゆる雑魚寝部屋です。

1人分のスペースは狭く寝返りが大きな人には混雑時は向いてないように思います。他人が気にならない人には良いかもしれませんし、同じ部屋の人と仲良くなるかもしれないので、こういう部屋で旅行を楽しむのも好きな人には良いでしょう。

太平洋フェリー「きそ」のロッカー、貴重品はここへ保管

S寝台やB寝台、2等寝台の場合、寝ている間に荷物の中から貴重品を盗まれるという心配がありますよね。その対策としてロッカーが用意されています。

1回200円と有料になっていますが、貴重品や大切な荷物がある場合は利用することをおすすめします。

太平洋フェリー「きそ」の船内

客室以外の船内の様子です。

中央に階段があり豪華な雰囲気を醸し出しています。

ピアノが置かれている場所もあり、朝にジャズの生演奏が行われていました。

ゲームコーナーもあります。

誰でも利用出来る窓際の席でゆっくりするのも良かったです。

キッズスペースも当然あります。

船内のメインストリート?

左側の光っているところが売店です。

名古屋・仙台・苫小牧を移動するフェリーなので、それぞれの土地のお土産も販売されていました。

船内にはOAコーナーと呼ばれる場所がありました。

客室にはWi-Fiは届いていませんがロビー等には通っています。そしてOAコーナーには電源も用意されており、ここでパソコンの作業を行うことも可能です。

太平洋フェリー「きそ」の甲板の様子

直接、外の甲板を歩くことも出来ます。

乗船したのが10月上旬ですが東北及び北海道の海の上はものすごく寒いので甲板を歩く際は厚着されることをおすすめします。

早朝であれば日の出を見ることも出来ます。あいにくこの日は雲で見ることは出来ませんでした。

夜も当然歩けて、真っ暗な海を見ながら黄昏れるのも乙かもしれません、知らんけど。、

太平洋フェリー「きそ」の大浴場

このフェリーには大浴場もついています。

割りと綺麗な洗面台がありました。

船は揺れるもので、お湯は少し低めに設定されています。女湯は話によるともう少し狭いそうです。

朝であれば天気さえ良ければ朝日を見ながら入浴することも出来ます。

太平洋フェリー「きそ」の船内での楽しみ方

売店や大浴場、ゲームセンターとそれなりに楽しめるようにはなっていますが、それでも時間を持て余すかもしれません。そんな時はラウンジ「サザンクロス」で行われるイベントを楽しむのがおすすめです。

今回乗船した時はジャズの生演奏を聞くことが出来ました。

リクエストに応じて演奏もしてくれて非常の楽しめました。

なお演奏の後は映画も上映されています。

太平洋フェリー「きそ」の食事

船に乗る前に何かを買ってきて食べても良いですが船内にはビッフェ形式のレストランもあります。

ビッフェレストラン 「TAHITI」(タヒチ)

ビッフェレストランはタヒチという名前になっています。

割と広いスペースですが、団体が来るといきなり席が埋まりますので、仙台からの乗船なら乗船後すぐに食べた方が良いでしょう。

下記は夕食の内容です。

こちらはハンバーグ

アイスクリームも食べ放題!

なお料金は夕食が大人2000円、朝食と昼食が大人1000円となっています。

下記が朝食です。

船の上ということを考えれば割りと適切な料金だと思います。

ビッフェで沢山食べることも無いという場合はビッフェレストランの手前に軽食を食べられるコーナーもあります。

コーヒースタンド マーメイドクラブ

軽食はコーヒースタンド マーメイドクラブという名前です。ビッフェレストランよりも遅くまで営業しているのも良いところ。

カレーライスや蕎麦、うどん程度で良いという方には良いのではないでしょうか?

モーニングセットもあります。

海を見ながらのんびりと朝食も良いでしょう。

太平洋フェリー「きそ」の携帯電話の通信状況

太平洋フェリーは基本的に太平洋側を北上していきます。陸地から10~50kmくらい離れていると思うのですが、陸地に近いところでは、ドコモ・auともに電波が入りました。ただし客室だと入りにくくなっています。

概ね全体の3分の2から2分の1くらいは圏内になっていました。ただし電波が弱い傾向にあるので通信速度は出ませんし、当然WiMAXは通信出来ませんでした。

ソフトバンクユーザーはソフトバンクのWi-Fiを利用出来るようです。

苫小牧港到着

約15時間の乗船時間を経て苫小牧港に到着です。

なお下船時も車で降りられるのは運転手のみで同乗者は歩いて降りることになります。

待ち合わせ場所の案内チラシが船内にあるので同乗者がいる場合はもらっておくのが良いかとは思いますが、実際には降りてから連絡を取り合った方が無難です。初めての場合、どこが迎えやすいか分かりませんから。

太平洋フェリー「きそ」の乗った感想

長距離フェリーは今回で2回目でしたが一晩過ごしたのは初めての経験でした。感想はずばり面白い!ジャズの生演奏も良かったし、朝の景色も良かったし。

ただしこの日の波の高さは2メートル以内で比較的穏やかでしたが、それでも船には常に揺れており、揺れていると落ち着かない、船酔いしてしまうという方にはきついかもしれません。

僕自身は気にならなかったのですが、奥さんは落ち着かなかったと言っていました。こればかりは個人差があるのでしょうがないですね。

北海道に引っ越す場合で車で乗っていく場合以外にも時間のある旅行ならおすすめです。

>>太平洋フェリー公式サイト

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