札幌市内の神社にはそこそこ詳しいと思っている鈴木です。
初詣が落ち着いたこの頃、Twitterで「北海道神宮」で検索した時に、誰も「北海道神宮 第一鳥居」の写真をあげてなくて、第一鳥居から参拝に向かう人って本当に少ないんだな~と思ったのですが、そもそも北海道神宮の第一鳥居の存在を知らない人が多いのではないのか?と思ったんです。
ということで、北海道神宮の第一鳥居がどこにあって、どんな様子か詳しく解説します。
参拝はやっぱり第一鳥居をくぐってからだろ!という方の参考になれば幸いです。
北海道神宮第一鳥居と第二鳥居の位置
恐らく多くの人が上記写真の鳥居を北海道神宮の第一鳥居と思っているように思うのですが、上記写真の鳥居は第2鳥居です。
第一鳥居は下記の写真です。
北海道神宮の入口とも言える第2鳥居から歩くこと約10分、750メートルほど離れていて、円山公園駅から歩いていくルートにはありません。
Google Mapで見ると上記の通り。徒歩10分・750メートルと表示されます。
これだけ離れていると北海道神宮第一鳥居なんて、知らなくて当然と言えば当然です。
北海道神宮 第一鳥居へのアクセス方法・行き方
北海道神宮に向かう時、円山公園駅で表示されている案内は「3番出口」となっています。
僕の場合、階段を上りたくないので2番出口(エスカレーターあり)を利用してしまうのですが。
それはさておき、北海道神宮第一鳥居に向かうのであれば3番出口ではなく、反対側の5番出口から出ることになります。
5番出口を出て東側(さっぽろテレビ塔方面)に歩いていくと交差点があります。
不動産屋が交差点の3ヶ所にあるので、特徴的にはわかりやすい交差点です。
上記写真の「不動産のビッグ 円山店」で左折して歩いていくと東光ストアという北海道の地域スーパーが見えてきます。
この交差点で西側(北海道神宮側)を見ると鳥居が見えます。
これが北海道神宮の第一鳥居です。
円山公園駅5番出口から歩くこと5~6分、距離にして450メートルとなっています。
北海道神宮第一鳥居の様子
近くで見ると非常に大きな鳥居であることがわかります。
北1条通という道の上にある鳥居ですから。
なお、北1条通は童謡「この道」の舞台となった道と言われています。
そんな歌知らん!という人も聴けば、この歌か!と思い出すでしょう。
YouTubeにあったので良ければ聞いてください。
柱もかなり太いことが隣にいる小学生の男の子からもわかると思います。
竣工は昭和43年(1968年)8月となっているので、50年ちょっと前に出来たもので、それほど歴史が古い訳ではありません。
施工となっている「岩田建設」は会社名が変わり今は「岩田地崎建設」という名称になっており、札幌の老舗建設会社です。
最近だと札幌創世スクエアの工事に関わっていたり、円山動物園のホッキョクグマ館の建設のメインとして関わっています。
すぐ隣が小学校ということもあって、人の通りはそこそこあります。
忌み嫌われているかもしれない、北海道第一鳥居
北海道神宮第一鳥居の存在は知っていても、絶対に第一鳥居及び第二鳥居から参拝しないという人も実は札幌にいます。
というのも北海道神宮の本殿から向かって第一鳥居、第二鳥居は北東の方向にあるから。
つまり鬼門の方向にあるため、縁起が悪いという人が稀にいて、鳥居は第3鳥居もしくは公園口鳥居を通って来るという人もいます。
まあ神社というところは縁起を担ぐところなので気持ちはわからないでも無いのですが、やっぱり神社の参拝は第一鳥居から行きたいな~って思いませんか?
以上、北海道神宮の第一鳥居についてでした。
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