路面電車に用も無いのに乗るのが割と好きな鈴木です。
札幌の路面電車の料金は1律200円なので1周乗っていても200円、それで約50分間の電車の小旅行が出来るって素晴らしいと思いませんか?
と、それはさておき
札幌に旅行に来て、路面電車を撮影したい!という方に一番おすすめのスポットはどこか?と質問されたら迷わず「資生館小学校前の風致地区」と答えます。
環状線である札幌の路面電車を徒歩で2回、自転車で1回、回った僕がやはり路面電車を撮影するのなら、資生館小学校前の風致地区をおすすめする理由をお伝えします。
資生館小学校前の風致地区について
資生館小学校前の風致地区と言われても、どこなんだ?という人の方が圧倒的に多いと思います。
札幌の路面電車の駅に「資生館小学校前駅」があるのですが、この資生館小学校前にある風致地区のことです。
資生館小学校前駅は外回りで「すすきの駅」の次にある駅です。
すすきの交差点から直線距離で360メートルほどしか離れていないので、すすきの交差点から徒歩5分くらいで到着出来ます。
この資生館小学校前駅で路面電車を降りて交差点側を見ると下記の写真のような風景になっています。
道の真ん中に樹木が植えられているのですが、この場所が風致地区です。
風致地区(ふうちちく)とは、1919年(大正8年)に制定された都市計画法において、都市内外の自然美を維持保存するために創設された制度である。指定された地区においては、建設物の建築や樹木の伐採などに一定の制限が加えられる。「風致」とは、「おもむき、あじわい、風趣」の意
風致地区にもいろいろあるのですが、一般的には上記写真のように道の中央等に木々が植えられ自然な景観を作っている場所と思ってもらえれば良いでしょう。
資生館小学校前 風致地区は交差点で横断歩道の真ん中にあります。
で、この資生館小学校前の風致地区から路面電車の資生館小学校前駅を見ると上記の写真のように路面電車を正面に見ることが出来ます。
風致地区の中央に電柱がありガードレールとの間のスペースにいれば、通行の邪魔にもならないので、路面電車を撮影するのに適しています。
資生館小学校前の風致地区から撮影する路面電車
資生館小学校前の風致地区の前はちょうど路面電車の線路がカーブしているため、路面電車を正面に撮影することが出来るだけではなく、側面も撮影出来るようになっているのがポイントです。
まずは正面と側面を撮影
続いて側面の全景を撮影
そして後方と側面を撮影
逆方向から来ても同じように撮影出来ます。
上記は札幌の路面電車の路線図ですが、同じようにカーブになっているところは全部で6箇所ありますが、路面電車の正面も側面もすべて落ち着いて撮影出来る場所は資生館小学校前の風致地区だけです。
西15丁目駅も似た感じなのですが、撮影出来る場所や信号のタイミング、交通量を考慮すると資生館小学校前駅と比べて、撮影しにくくなっています。
だから路面電車を撮影したい!ということであれば資生館小学校前の風致地区からが一番撮影しやすく、いろいろな角度で路面電車を撮影出来るので、おすすめです。
また望遠ズームを使って圧縮効果で撮影すると何となくエモい写真も撮影出来ます。
ここから望遠で撮影した景色が好きで度々訪れています。
雪ミク電車も撮影出来る
ちょうどこの記事を書いているのが3月9日、
3月9日は初音ミク(雪ミク)の日ということで、雪ミク電車も紹介します。
毎年11月の後半から3月後半まで雪ミクがラッピングされた路面電車が札幌の街を走ります。
この電車を見るために本州からやってくるファンもいるそうです。
最初に見た時は痛車ならぬ痛電?と思ってしまいましたが。
毎年、新しいバージョンになります。
雪ミク電車を綺麗に撮影したい!ということであれば、やはり資生館小学校前の風致地区がおすすめです。
以上、札幌の路面電車のおすすめ撮影スポットは資生館小学校前というお話でした。
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