札幌に住んで2年以上、すすきので飲んだことは片手で足りる鈴木です。
毎年2月前半の札幌と言えば「さっぽろ雪まつり」で非常に盛り上がります。
大通公園の大雪像を中心に人気ですが、すすきの会場で行われる「すすきの アイスワールド」も美しい氷像が飾られ是非見て欲しいイベントです。
さっぽろ雪まつり すすきの会場「すすきの アイスワールド」を見てきたのでどんな様子か、注意点も含めて説明します。
さっぽろ雪まつり すすきの会場「すすきの アイスワールド」について
例年2月の第一火曜日くらいから8日間程度行われるさっぽろ雪まつりの「すすきの会場」として行われる氷像がメインのイベントです。
すすきののメインストリートの中央に氷像が飾られ多くの人が訪れます。
道の中央に氷像が展示されるのですが、平日は夕方から土日祝日は朝から道路が閉鎖され歩行者天国となり見学することが出来ます。
公式サイトでは歩行者天国の時間は下記の通りに説明されています。
- 平日:15:00~23:00
- 土日祝日:10:00~23:00
- 最終日は22時まで
それ以外の時間は歩道から見ることが出来ますがちょっと距離があるのでメインストリートが歩行者天国になった時間に行くのがおすすめです。
昼間も綺麗なのですが、夜の方がネオンが反射して美しく見えます。
上記の2枚の写真はほぼ同じ位置から撮影していますが、夜の方がネオンが反射してより美しく立体的に見えるのがわかると思います。
およそ360メートルの道に所狭しと置かれた氷像、往復するとして、ゆっくり見ながら時に休憩したりして早い人で30分くらい、写真をじっくり撮る人で1時間以上が見学所要時間の目安になると思います。
さっぽろ雪まつり すすきの会場「すすきの アイスワールド」の昼の様子
夜が綺麗と書きましたが昼間ももちろん美しく、陽に照らされた氷像を見るのも良いものですから夜は難しいという人も昼間は是非見てください。
またすすきのは繁華街なので夜の方が混み合うので昼間の方がゆっくりと見ることが出来ますし、夜に比べれば多少は暖かくなっています。
といっても非常に寒いですけどね。
毎年、すすきの交差点側の氷像は上記の女性を象ったものとなっています。
反対側は魚やカニが氷漬けにされたものとなっています。
この氷漬けの魚の氷像の前、夜だと人が絶えることがありませんが、昼間だと人がいなくなることもあって写真を撮るのなら昼間の方が良いかもしれません。
写真だと透けてしまってあまりはっきりとしませんが、実物を見ると全く印象が変わりますよ。
さっぽろ雪まつり すすきの会場「すすきの アイスワールド」の夜の様子
夜になるとネオンが反射するだけでなく、ライトアップやイルミネーションも始まり、より綺麗になります。
また週末になるとお神輿が登場することも。
真冬のお神輿もおつなものです。
そして何よりも氷像が本当に美しくて始めてみた時はずっと立ち止まって見続けてしまいました。
氷漬けの魚の氷像も後ろからライトアップされて昼間とは全く異なる姿を見せてくれます。
繁華街なので氷像を撮ったつもりが、カメラの顔認識機能で看板の女性にピントがあってしまうこともありますが、それはご愛嬌ということで。
ネオンが反射していろいろな色に見える氷像
夜が美しいのは上記の写真のようにイルミネーションも行われるから
昼間に行くとただの針金で出来た馬にしか見えませんが、夜だと上記写真のように美しくかぼちゃの馬車が再現されています。
片道約350メートル、往復で約700メートルなので、それほど時間がかからないのも良いところです。
子ども向けに氷の滑り台もあります。
さっぽろ雪まつり すすきの会場「すすきの アイスワールド」の注意点と心配に思うこと
さっぽろ雪まつり すすきの会場「すすきの アイスワールド」に訪れる際に注意して欲しい点、注意した方が良い点があるのでいくつか紹介します。
靴は滑りにくいものを
人が非常に多く、降った雪が踏み固められてツルツルになっていることがあり、非常に滑りやすくなっています。
防滑靴や滑り止めをつけた靴で無ければ必ず滑ります。
道外から来られる方だと防滑靴を持っていないことも多いと思いますので、事前に靴に取り付ける滑り止めを購入しておきましょう。
札幌でも販売していることはありますが、年によっては1月中に売り切れになってしまうこともあり購入出来ないこともあります。
今は事前にネットで購入出来ますから事前に準備しておくことをおすすめします。
防寒対策は万全に
冬の札幌は非常に寒いです。
今回撮影に行った夜の気温はマイナス9度!!
手袋なしではとても見ていられません。スマホで撮影する人も多いと思いますので、スマホ対応の手袋は必須です。
服装も出来るだけ温かい、風を通さないタイプの防寒着がおすすめです。
特に足から冷えてくるので温かい靴に温かいパンツ(ズボン)で。
おすすめは撥水性のダウンコートもしくはダウンジャケットで、出来ればフード付きのものです。
ベンチコートでも良いでしょう。
撥水性が良いのは子どもが滑り台で遊ぶとどうしても濡れてしまうこともありますし、上記のように氷で出来た椅子に座って記念写真を撮る時に濡れてしまうからです。
撥水性・防水性のものなら安心です。
傘は出来るだけささない
服装でフード付きのダウンコート・ダウンジャケットとしたのは雪が降ってきた時のためです。
北海道の人は雪でも傘をささない人がほとんどです。
傘をさしている=道外から来た人
という認識を持っている人も少なくありません。
そして会場は東北・北海道エリアで最大の繁華街である「すすきの」
道外から来ていると思われると変な客引きに合う可能性もあります。
そしてもう1つは周りの人への安全の配慮のためです。
旅行に行くと気分がハイになっていても自分では気づかないことがよくあります。
傘をさしたまま、美しい氷像を撮るのに必死になって周りを見ないで後ろに下がって後ろの人の目に傘の先が当たってしまったら、どうなるか想像してみてください。
そんな馬鹿なことはしない!と思うかもしれませんが、実際に僕はメガネに傘の先をあてられたことがあります。
メガネをしてなければ・・・
もし誰かに怪我をさせてしまっては、もう旅行は楽しめないものになってしまいます。
傘は出来る限りささないためにもフード付きのダウン等を着ていくようにしてください。
トイレはどうにかなる
トイレはあるのかな?と不安に思う人も多いでしょう。
すすきの会場にはトイレはありません。
しかしスタート地点となるすすきの駅には駅ビルがあってトイレがありますし、途中にゲームセンターもあってトイレに困ることは特にありません。
ただし女性用トイレは混雑しているので待つことは必要になりそうです。
さっぽろ雪まつり すすきの会場へのアクセス方法と詳細
さっぽろ雪まつり すすきの会場はすすきの駅から地上に出ればすぐにわかります。
すすきの交差点のNIKKAの看板の写真を見たことがある人は多いと思いますが、その前からがスタート地点です。
札幌駅から向かう場合は地下鉄南北線にさっぽろ駅から乗車して「すすきの駅」で降りてもらえればすぐです。
JR札幌駅から地下鉄「さっぽろ駅」は少し複雑ですので、不安な方は下記の動画を見てください。
JR札幌駅 西口改札を出たところから地下鉄南北線「さっぽろ駅」の改札までのタイムラプスムービーです。
なお大通公園からだと地下鉄で一駅ですが、歩いていっても10分くらいです。また大通駅から地下を通って歩いてすすきのまでは向かうことが出来ます。
さっぽろ雪まつり すすきの会場へ行こう!
さっぽろ雪まつりに来られるのなら大雪像のある大通公園会場だけでなく、すすきの会場も是非見てください。
氷像が数多く展示されきっと記憶に残るものとなります。
また歩き疲れたら居酒屋も多くあるので休憩するのも楽です。
最終日は夜23時くらいから氷像の撤去作業もあり、こちらを見に来る人も多くなっています。
以上、さっぽろ雪まつり すすきの会場「すすきの アイスワールド」についてでした。
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