元々はアフィリエイターではなく、ASPに広告を出向する側(つまり広告主)の立場だった鈴木です。
会社員時代にアクセス解析を担当していたことで、アフィリエイト広告の効果測定とかもしていました。
そして今はアフィリエイターの立場にいる訳ですが、両方の立場から見て感じたことは、アフィリエイトときちんと向き合えない企業はアフィリエイト広告に手を出さない方が良いということです。
アフィリエイターと企業の関係は3通り
こんなことをつぶやきました。
アフィリエイターを食い物にする企業
アフィリエイターに食い物にされる企業
アフィリエイターと良好な関係を築いていく企業企業がきちんとアフィリエイトと向き合えないのなら、アフィリエイト広告はしない方が良いと思う。
— 鈴木利典@サポカン&北海道PRESS (@suzukidesu_com) 2018年11月7日
Tweetに書いてある通りで、企業とアフィリエイターの関係は3通りに分類出来ます。
- アフィリエイターを食い物にする企業
- アフィリエイターに食い物にされる企業
- アフィリエイターと良好な関係を築いていく企業
3つの内、最初の2つに該当する企業ならアフィリエイト広告はやめた方が良いと思っています。
アフィリエイターを食い物にする企業
アフィリエイターを食い物にする企業があります。
アフィリエイト広告を出して、どういうキーワードで集客し、どういうキーワードでコンバージョンさせているか調べた後にアフィリエイト広告から撤退して、自社でアフィリエイターから得たキーワードでコンテンツを作ってしまうような企業です。
もしくは、実際の承認率は9割以上なのに、実際の承認率は5割以下にしてしまうというように不正に承認率を下げる企業も存在しており、これもアフィリエイターを食い物にしている企業と言えます。
- キーワードを集めるためにアフィリエイターを利用する
- 承認率を不正にコントロールしてアフィリエイターを利用する
ただこういうことをしている企業はアフィリエイター同士の情報網で「あの広告主は汚いからやめた方が良い」というレッテルが貼られ、次第に人気の無い企業へとなっていくと思いますし、そうでなければ報われません。
企業として悪評がたつ前に、アフィリエイターを食い物にすることはやめた方が良いでしょう。
中にはASPがアフィリエイターを食い物にしている事例もあって、それもどうかと思いますが、そういうASPは利用されなくなっていくと思います。
アフィリエイターに食い物にされる企業
企業内にアフィリエイトに詳しい人がいないと
- リスティングキーワードの制限をしていない
- 商標キーワードでドメインを作られ公式サイトのように振る舞われる
- 自己アフィリエイト等をして転売するのがお得とか書かれてしまう
他にもありますが、本来は払わなくても良い広告費だったのもを払わなくてはいけないようになります。
僕がいた会社(関連会社)も散々、汚いアフィリエイターに食い物にされてきましたが、担当者は
「アフィリエイトでの販売が伸びています ( ・ิω・ิ)キリッ 」
と会議で言っていたのは良い思い出です。
相当余分な広告費、払っていますからね。
アフィリエイターと良好な関係を築いていく企業
最近はアフィリエイターと良好な関係を作っていき、Win-Winな関係に取り組む企業も徐々に増えてきています。
以前、一緒に本を書かせていただいたアトリエココロさんなんて、本当にアフィリエイターと良好な関係を作っている会社だと思います。
まあ、アトリエココロさんの後ろでコンサルしていたのが伝説のアフィリエイターですから、アフィリエイターの気持ちも理解していたのでしょう。
大手企業も最近ではアフィリエイターとの良好な関係を築こうとしているところも増えてきています。
もちろん、企業がアフィリエイターと向き合い良好な関係を築いていく時には余分なコストがかかります。
代表的なコストは人件費です。
でも、きちんと関係を築くことが出来れば今後より発展していくと思いますし、お互いが良い関係になり売上も伸びていくと思います。
そういうことで企業としての質も分かってきますよね。
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