最近は自粛で近くの大通公園までしか行ってない鈴木です。
僕の住んでいるマンションから大通公園(というかさっぽろテレビ塔)までは徒歩5分ほどの距離にあるので、健康のためにほぼ毎朝、大通公園まで散歩に出かけます。
大通公園は4月の後半から上旬にかけて桜が咲き、ゴールデンウィークが終わったあたりから八重桜、そしてライラックが咲きはじめます。
ライラックって僕にとって紫陽花みたいな花で、とても好きなんですよ。
そして、ライラックの中には「ラッキーライラック」と呼ばれるものがあるのはご存知ですか?
四葉のクローバー同様、見つけた人に幸運が訪れるとされています。
ライラックは本州の紫陽花に通じる花
札幌でライラックは例年5月の中旬くらいから咲き始めて5月の後半くらいに満開になります。
その前の4月後半から5月上旬に桜が咲くので関東周辺よりも概ね1ヶ月遅れで桜は咲くのですが、まさにゴールデンウィークは短い春という感じがするんです。
そしてゴールデンウィークが終わり、ライラックが咲いて来るともうすぐ初夏だな~って感じるようになりました。
紫陽花が咲くのは関東であれば6月中旬くらいですが、札幌の夏は短いため、少し早めに初夏を感じ、5月中旬から6月前半に咲くライラックは、本州の紫陽花に通じる花に思えてきます。
関東周辺に住んでいると例年、6月中旬に紫陽花を見に訪れる人で混雑する鎌倉の様子をニュースで見て、初夏だな~と思う人もいるのではないでしょうか?
奥さんの実家が鎌倉なので、関東に住んでいた時は毎年、鎌倉に紫陽花を見に行っていたので、余計に紫陽花に思い入れがあるんですけど、その思い入れがそのままライラックに向かっているんです。
雪解最初の大通公園のイベントが「さっぽろライラックまつり」
残念なことに2020年は中止になりましたが、雪が解けた大通公園で最初に行われるイベントが「さっぽろライラックまつり」
だからこそ、さっぽろライラックまつりが開催されると、春と夏が一斉に来た!と感じるんです。
さっぽろライラックまつりは、大通公園のイベントの中では比較的地味ですけど、かなり好きなイベントで2020年も楽しみにしていました。
ラッキーライラックを探す
先日、Twitterの別アカウントで大通公園のライラックの写真を投稿したところ「ラッキーライラック」っぽいですね、と返信をいただきました。
ラッキーライラックって何ぞや???
ということで調べたら、ライラックは4枚花弁の花ですが、稀に5枚花弁のライラックがあるそうで、5枚花弁のライラックを「ラッキーライラック」と呼ぶとのこと。
ラッキーライラックは4枚花弁のライラックに比べて数が相当少ないので、四葉のクローバーを見つけると幸運が訪れると言われているように、ラッキーライラックも幸運が訪れるとされています。
また、ラッキーライラックの花を飲み込んでしまうと、愛する人は永久に自分に対する愛を変えない、という言い伝えがあると、渡辺淳一の「リラ冷えの街」で書かれています。
その後、大通公園のライラックをゆっくり鑑賞していたら3枚花弁のライラックも見つけました。
更に6枚花弁のライラックも。
上記の写真、中央の4つのライラックの花びらをよく見ると・・・
- 左上が5枚花弁のライラック
- 左下が4枚花弁の普通のライラック
- 右上が6枚花弁のライラック
- 右下が6枚花弁のライラック
どういう理由で花弁数が増えたり減ったりするのかわかりませんが、ラッキーライラックを探してみるのも面白いな~と。
例年だとライラックまつりの屋台やイベントに目が行ってしまう分、今年はライラックを純粋に楽しんでいます。
札幌の多くの公園にはライラックがあるのでライラックの時期にラッキーライラックを探してみてはいかがでしょうか?
八重(多花弁)のライラック
5枚花弁や6枚花弁だけでなく、もっと花弁数が多い八重のライラックも咲いています。
マダム・ルモアン(Madam Lamoine)という名前とのことで、4枚の花弁の中に更に4枚の花弁があり合計で8枚の花弁となっているものが多いようです。
ライラックの花を見に行こう
5月中旬から6月にかけての札幌はライラックの花が本当に綺麗です。
大通公園であればチューリップも同じ頃に見頃になります。
2020年は本州から見に来るのは無理でしたが、2021年以降、是非札幌にライラックの花を見に来て欲しいですし、来年の今頃には落ち着いていて欲しいものです。
濃い紫色から、薄い青、淡いピンクに白と、多彩な色も楽しめるライラックについてでした。
コメント