部屋に露天風呂がついている温泉旅館が大好きな鈴木です。
でも、露天風呂付き客室って高いじゃないですか。
だから泊まる以上は失敗したく無いんですよ。
でも、たまには贅沢をしようと思ったり、大切な人とゆっくりと過ごそうと思い、露天風呂付き客室を予約したけど、実際に行ってみたらイメージと違った、良くなかったという話をたまに聞きます。
せっかくの露天風呂付き客室だったのにがっかりした・・・なんて事を思った方もいるのでは?
今まで10カ所以上の露天風呂付き客室に泊まってきた経験から、露天風呂付き客室を予約する時に気をつけたい事7つを紹介します。
読まずに悲惨な露天風呂付き客室に泊まるようなことが無いようにしてください。
部屋付き露天風呂は温泉か
部屋の温泉は本当に温泉が注がれてる?!
あなたも一緒に行く人も、温泉に拘らないのであれば別に良いのですが、温泉に入りたい!と思って行ったのに部屋についている露天風呂、沸かし湯だったなんて事があります。
実は、宿の大浴場は温泉でも部屋の露天風呂は沸かし湯だという宿は結構あります。
温泉を楽しみたいのであれば必ず事前に部屋についている露天風呂も温泉かどうか確認する事をお薦めします。
また、温泉であっても質の悪い循環濾過の温泉という場合もあります。
循環濾過でも質の良い温泉と悪い温泉があります。
せっかく入ったのに塩素の匂いが身体について不快だったという事が無いように予約の前に口コミ等を見て塩素臭はきつくなかったか確認されると良いでしょう。
出来ればかけ流しの温泉が良いのですが、源泉掛け流しのみにこだわる必要性もありません。
熱い温泉なら加水している方が鮮度の良い温泉の場合もあります。
また加温は温泉の温度によっては必要です。純粋に源泉をそのまま注いでいる宿というのは案外少ないものです。
なお、温泉が嫌いな人と一緒に行く場合や肌が弱い人と一緒に行く場合は逆に沸かし湯の方が良い場合もあります。
本当に露天風呂か・開放感はあるか
本当に露天風呂か?開放感はあるか?
せっかくの部屋付き露天風呂でも、露天風呂スペースがあまりにも狭いと開放感が無いという事も。
また露天風呂付き客室となっていても実際に行ったら内湯だったなんて事もよくある事です。
内湯なのに露天風呂付き(もしくは半露天風呂付き)と言っているところは実はかなりあります。
それは窓を開けたら露天風呂気分にもなれるからという意味でそう説明していると思いますが、窓を開けて一応外でも、目の前が壁だったら、目も当てられません。
これは宿のホームページを見ても解らないので実際に泊まった人のレポートを読むのが良いでしょう。
でも、実際に泊まった人のレポートなんて読めるの?と思うかもしれませんね。
泊まる宿の名前プラス「ブログ」として検索して見て下さい。もしくは「泊まった」というキーワードでも良いかもしれません。
例えば鈴木旅館という露天風呂付き客室を売りにしている宿であれば
「鈴木旅館 ブログ 泊まった」
というように検索すると実際に泊まった人が自分のブログで泊まった時の写真や様子をレポートしてくれている事が多いです。
あいにく今のGoogle等の検索サイトでは、実際に泊まった人のブログ記事を見つけることが難しくなっているので、「泊まった」とか「ブログ」というキーワードを旅館名に足さないと出てこないのが不便なところです。
別に内湯と解っていて泊まるのなら良いのですが、実際に泊まってがっかりしないためにも一度検索してみる事をお薦めします
露天風呂は広いか?2人で入れるか
露天風呂には2人で入れるか?
最初は露天風呂付き客室では無かったけど、後で部屋に露天風呂を付けた宿によくあるのですが、無理やりベランダに露天風呂を設置しているところがあります。
1人で行くのなら良いのですが大切な人と2人で行って一緒に入りたいのなら、2人で入れるだけの大きさがあるかどうか確認する事も必要です。
これも宿の公式サイトや宿泊予約サイトでは分からないので実際に泊まった人のブログを探して読んでから予約することをおすすめします。
ただし最近は部屋の露天風呂は狭くても、貸切露天風呂の数が多くて広いところもあるので、部屋の露天風呂はおまけと考えて泊まるのも良いところもあります。
食事は部屋食か食事処か
食事はどこでするのか確認を!
食事をする場所は部屋なのか、それとも食事処なのか、好みによって確認をした方が良いでしょう。
また部屋の数によっても考えた方が良いかもしれません。
例えば夕食も朝食も部屋食で、部屋が一間だけだった場合、夕食が終わるまで布団は敷けません。
また朝食も布団を片付けてからとなるため、食後に再び布団で横になる事が出来ません。
部屋が2部屋あるのなら、一部屋はそのまま布団を敷いたままに出来るというメリットもあります。
下記にそれぞれのメリット・デメリットをまとめてみました。
食事場所 | 一部屋 | 二部屋 |
---|---|---|
夕食 部屋 |
早く横になりたくても食事が終わるまで 布団は敷けない |
一部屋は布団を敷けるため、 早く横になれる |
夕食 食事処 |
早めに布団を敷いてもらって 横になれる |
食事に行くのが面倒な時がある |
朝食 部屋 |
食事の前に布団を片付けられてしまう ため、食後は横になれない |
一部屋は布団を敷いたままに 出来るので食後もゆっくり出来る |
朝食 食事処 |
布団を片付けないようにお願いして おけば、食後も横になれる |
布団を片付けないようにお願いして おけば食後も横になれる |
自分及び一緒に行く人にとって、どの組み合わせが良いのか考えてみて下さい。
部屋食が嫌いという方も中にはいます。
部屋食が嫌いな理由としては、
- 部屋食で鍋が出ると匂いが部屋に充満しまう
- 部屋食で鍋や焼き物があると服に匂いがついてしまう
- 食事を持って来られるので荷物を片付けておかないといけないから面倒
上記のように思う人もいるので2人以上で行く場合は相手にも確認をしましょう。
でも朝食の後に再び部屋の露天風呂に入った後に布団でまったり出来るのって結構幸せなんですよね。
大型旅館の場合は安いコースがあるかどうか
大型旅館で安いコースがあるところは避けるのが無難
大型の旅館か小さい旅館かも検討した方が良い場合があります。
大型旅館の一部で露天風呂付き客室を後で作ったようなところなら、カラオケがうるさくて寛げなかったなんて事もあります。
大型旅館で露天風呂付き客室を後で作ったようなところだと、家族連れが多くてうるさかったなんて事も。
夕食にバイキングを提供している大型旅館は比較的ファミリー層に人気がありますが、静かに寛ぎたい場合は廊下や大浴場が非常にうるさい場合もあります。
大型旅館で安い宿泊コースが設定されているところは、経験上あまりお薦めではありません。
特に夕食がバイキング形式のところは。
きちんと宿泊予約サイトでそういうコースが無いか確認の上、予約した方が良いでしょう。
チェックアウトの時間は遅くなっているか
チェックアウトの時間も確認!
僕が今まで泊まった露天風呂付き客室の7割くらいがチェックアウトが11時もしくは12時というところが多くなっていました。
露天風呂付き客室は高いですが、高いからこそゆっくりと休んで欲しいとチェックアウトの時間を少し遅めに設定してあるところがあり、チェックアウトが遅い時間に設定してあるところは大体、接客も良いことが多くなっています。
出来れば露天風呂付き客室は、チェックアウト時刻が11時以降に設定されているところを選ぶようにしてください。
外資系の宿泊予約サイトに掲載していないか
外国人と日本人の温泉マナーの違いで衝突も?!
最近、外資系の宿泊予約サイトが増えてきていますよね。テレビCMでも割と流れています。
でも、外資系の宿泊予約サイトに掲載している温泉旅館で露天風呂付き客室のところはあまりおすすめしません。
理由はうるさいということと、共同の大浴場が汚いからです。
外国人というのは温泉文化に慣れていませんし、温めのお湯が好きです。
この温めのお湯は日本人にとって温めのお湯と感覚が異なります。
外国人は35~37度くらいの温めのお湯が好きなようで、日本人は38~40度くらいが温めで良いと感じることが多いように思います。
だから外国人が多く宿泊していると水を大量に入れて物凄く温めの温度にしてしまう人がいたり、体を浴室で拭くという文化が無いので濡れたまま脱衣所に出てきて脱衣所が水浸になってしまっていることもあります。
余裕があれば、外資系の宿泊予約サイトでも予約を受け付けていないか確認して下さい。
露天風呂付き客室の予約で気をつけたい7つのことのまとめ
- 部屋付き露天風呂は温泉か
- 本当に露天風呂か・開放感はあるか
- 露天風呂は広いか?2人で入れるか
- 食事は部屋食か食事処か
- 大型旅館の場合は安いコースがあるかどうか
- チェックアウトの時間は遅くなっているか
- 外資系の宿泊予約サイトに掲載していないか
この7つの事を確認すれば後悔する事も少なくなると思います。
もちろん、人によってこだわるところは違いますので絶対ではありません。
他にも出来て間もないところだと接客がよく無かったいうところもあります。自分や一緒に行く人が何にこだわるのか考えて予約して下さいね。
関東周辺のおすすめの露天風呂付き客室の宿
今まで泊まった関東周辺の露天風呂付き客室の宿を紹介します。
箱根 塔ノ沢温泉 一の湯本館【神奈川県】
東京からもほど近い箱根温泉の「一の湯本館」はリーズナブルに露天風呂付き客室に泊まることが出来ます。
実際には半露天風呂でお風呂も2人だと少しきつい広さですが、箱根で安く泊まれるのは嬉しいところです。
食事は食事処となります。安いのでチェックアウトは10時ですが、箱根で平日1人15000円以内で露天風呂付き客室に泊まれるのは非常に少ないです。
伊香保温泉 お宿 玉樹【群馬県】
東京から2時間ほどで到着する伊香保温泉にある「お宿 玉樹」は部屋の露天風呂からも景色が非常によく、落ち着いて泊まれる宿です。
チェックアウトはプランによって異なりますが11時チェックアウトのプランもあります。
食事は専用の個室でいただくことが多くなっています。
出来れば最上階の部屋からの眺めが良いので最上階の部屋をおすすめします。
上林温泉 湯宿 せきや【長野県】
東京からだと3時間半から4時間と少し遠いですが、非常におすすめの温泉宿です。
部屋の露天風呂は露天風呂ではなくほぼ内湯ですが、広い貸切露天風呂が3つもあり空いていればいつでも自由に入ることが出来ます。
でも3つだと埋まっていることが多いのでは?と思うかもしれませんが全8室の宿なので、かなりの確率で貸切露天風呂は空いています。
食事も美味しくここは本当におすすめです!
露天風呂付き客室に泊まろう!
露天風呂付き客室は本当にのんびりと出来て、温泉をゆっくりと楽しむことが出来ます。
参考までに僕が露天風呂付き客室にはまる理由になった宿は秋田県にある「夏瀬温泉 都わすれ」という宿です。
本当に山奥にある秘湯と言える温泉宿ですが、非常に豪華な露天風呂付き客室でめちゃくちゃおすすめです。
秋田県なので関東より西に住んでいる方だと中々行くことが出来ないところですが、もし秋田県に行くことがあれば是非泊まって欲しい温泉宿です。
ここで、温泉に入って美味しいものを食べるだけ。後は何もしないという、何もしない贅沢というものを知って露天風呂付き客室にはまりました。
是非、良い露天風呂付き客室に泊まって良い想い出を作ってくださいね。
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