札幌に移住して2回目の夏を満喫している鈴木です。
夏の札幌と言えばとても人気の時期で多くの人が訪れますが、ここは是非行って欲しい!というスポットはいくつかあります。
その中でも是非立ち寄って欲しいのが、幌見峠ラベンダー園です。
北海道でラベンダーと言えば富良野が有名ですが、札幌の幌見峠のラベンダー園の方が好きなんです。
どうして幌見峠ラベンダー園を推すのか、写真多めに紹介していきます。
幌見峠ラベンダー園・駐車場の詳細・アクセス方法
まずは幌見峠ラベンダー園のある幌見峠の詳細やアクセス方法について説明していきます。
幌見峠ラベンダー園 詳細
幌見峠駐車場 詳細
- 営業期間:4月1日~11月30日(気象状況により変更になることあり)
- 駐車場:あり(有料 3:00~17:00 500円/ 17:00~翌3:00 800円)
幌見峠は名前の通り峠であり、行くまでにかなり急な坂道を上るので冬季になると通行止めになるため、期間が設定されています。
というより、冬季だと除雪されていても滑るほどの急坂があるので冬季は閉鎖となります。
なお駐車場はゲート式改札機を使った無人の駐車場です。お札は1000円札にしか対応していないので、小銭を持っていくか1000円札を必ず持っていくようにしてください。
持っていないとドツボにハマることになるかもしれません。
上記写真の坂道を上っていきます。
あまり急な坂道に見えないかもしれませんが、実際にはかなり急な坂道です。
夜は正直、怖い坂道です。
幌見峠駐車場へのアクセス方法
公共交通機関だと大変なので車で行くことをおすすめします。
札幌の中心地からだと20~30分くらいで到着します。
車のカーナビへは「幌見峠ラベンダー園」もしくは「夢工房さとう」で検索すると概ねヒットしますが、ヒットしない場合はマップコード対応のカーナビなら
- マップコード:9 396 428*12
で登録してください。マップコードはレンタカーのほとんどのカーナビで対応しています。
車が無い!どうしても公共交通機関で行きたい!という場合は、地下鉄東西線「円山公園駅」まで行き、駅に直結している円山バスターミナルからJR北海道バス「円15 動物園線」に乗り、終点の「円山西町神社」で下車、そこから約1.6kmの坂道を延々と歩いていくことになります。
1.6kmなら20分くらいで到着すると思うかもしれませんが、かなり急な坂道もあるので40~60分は見ておいた方が良いでしょう。
もしくは円山公園駅からタクシーで向かうのがおすすめです。片道2000円もあればお釣りが来るので3人や4人で行くのなら割とお得です。
割とおすすめ シェアサイクルポロクルで行く
幌見峠は凄い坂道ですが、電動アシストサイクルならそれほど大変ではありません。
札幌市が行っているシェアサイクル「ポロクル」は電動アシストサイクルで、円山公園駅近くにもあります。
ポロクルを借りて向かえば、その後の活動範囲も広がるので車が無い・使えない方はポロクルを検討してみるのもおすすめです。
幌見峠ラベンダー園の都会とラベンダー園という不思議な光景
北海道・富良野のラベンダーは牧歌的に広がる富良野の街と十勝岳連峰の組み合わせが非常に素晴らしい景観を生んでいます。
富良野のラベンダー畑の風景が下記の写真です。
確かに絶景で何度も訪れたくなる景色です。
しかし新千歳空港経由で北海道に来て富良野まで行こうとすると車で片道3時間くらいはかかります。札幌市内からでも2時間から2時間30分くらいはかかります。
特にシーズン中は渋滞もするので、それ以上かかることも。
でも札幌の中心部からもほど近い幌見峠ラベンダー園なら渋滞も滅多にすることなく快適に行くことが出来ます。
そんな幌見峠ラベンダー園の景色はどうか?というと下記の写真の通り。
ラベンダーの向こうに人口197万人の札幌の市街地の景色が広がります。
花畑と大都市という妙な組み合わせが目の前に広がっていて、これが凄く美しいんです。
富良野では見られないですし、全国的にもラベンダー畑と都会の市街地の風景なんて無いでしょう。
そもそも人口200万人クラスの都市でここまで山が市の中心地に近いところは少ないので、こんな景色が見られるのは札幌市くらいです。
またラベンダー畑にある木が良いアクセントになっていて更に景観をよくしてくれています。
幌見峠の標高や281メートル、円山公園や円山動物園で有名な円山の標高は225メートルなので円山を眼下に見ることが出来ます。
円山の奥に見えるドームは「つどーむ」です。
市街地を見ると丸くてよくわかる「札幌プリンスホテル」が右側に見えます。
左側に見えるひときわ高いビルが「JRタワー」です。
反対側を見ると手稲山が見えます。
手稲山の山頂は電波塔が立ち並ぶのですぐにわかります。
ラベンダーが楽しめるのは概ね7月、その間あかき氷やソフトクリームを販売する車が設置されます。
ラベンダーで作ったポプリ等の商品も販売されていますよ。
また時期や年によっても金額は変動しますが「ラベンダー刈り取り」も行われているので、ラベンダーを持って帰ることも出来ます。
富良野のラベンダー園よりも規模は小さいのですが、それでも撮影の仕方によっては凄く空間が広がって面白く撮影出来るのも幌見峠の魅力です。
以前から幌見峠ラベンダー園を知っている人に話を聞いたのですが、以前は知る人ぞ知るスポットだったのが、いつのまにか有名になり最近は大型バスで外国人観光客も大勢来るようになって、あまりゆっくりと見ることが出来なくなったとか。
致し方ない流れですが、人気になる理由もよくわかります。
またラベンダーと言えば富良野が有名であることは先に書いていますが、実はラベンダーを香料原料として栽培し始めたのは札幌が先です。
札幌の「曽田香料札幌」という会社から委託栽培を受けて昭和23年から富良野で栽培を始めたことで、その後富良野がラベンダーで有名になっていきます。
札幌はその10年ほど前から試験栽培をはじめて昭和15年から本格的に栽培をはじめています。場所は札幌市南区の「南沢」というところです。
南沢には「ラベンダー発祥の地」という記念碑が建てられています。
幌見峠ラベンダー園で昆虫を撮影する
ラベンダーに昆虫もいろいろと集まってきます。その1つがモンシロチョウ
何匹か飛んでいて、高倍率の望遠ズームのデジカメなら割と大きく撮影出来ます。
使っているカメラは下記のものです。
ハチも飛んでいるので刺されないように注意してくださいね。
高倍率の望遠ズームレンズのカメラを持っていくと昆虫撮影にハマるかもしれません。
幌見峠駐車場は夜景も美しい・デートにもおすすめ
幌見峠ラベンダー園は7月、それ以外の月はどうなの?となりますが、幌見峠ラベンダー園は1ヶ月くらいの期間しか無いのですが、それ以外の時期は車で行ける夜景鑑賞スポットとしても人気です。
元々は「幌見峠駐車場」ですから。
日本新三大夜景にもなっている札幌の街の夜景を楽しめます。
昼間だとわかりにくいさっぽろテレビ塔も夜になると存在感が出てきます。
札幌駅方面の夜景、光の海です。
札幌市内には夜景鑑賞スポットがいくつかありますが、車に乗ったままゆっくりと夜景鑑賞が出来るのはここくらいしかありません。
だから夜に行くとカップルで来て夜景を楽しんでいる人が割といます。
ただ難点はトイレが簡易トイレしか無いこと。
だからここに来る前に、トイレは別のところで済ませてくるのがおすすめです。
男性ならまだ良いのですが、女性だとここのトイレはキツいと思います。
僕の場合は少し遠回りになりますが「西友 旭ヶ丘店」で車の中で飲むものとお菓子等を購入してトイレを借りてから行くようにしています。
西友旭ヶ丘店は年中無休・24時間営業なので深夜でも気軽に立ち寄れるのが良いところです。
以上、幌見峠ラベンダー園についてでした。
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