円山公園には月に2回以上は行っている鈴木です。
円山公園の池に4月くらいになるとオシドリがやってきて、6月になると雛を見ることが出来るとネットで知り、見に行ってきました。
おしどり夫婦という言葉があるくらい仲睦まじ良い鳥かと思えば実はそんなことも無いと知ることが出来るオシドリです。
オシドリについて
オシドリは日本のほとんどで見られる鳥なのですが、春から秋にかけては中部以北、冬は関西以南で過ごす鳥ということをWikipediaで知りました。
その中でも北海道は春になると各地でオシドリが見られるのですが、札幌だと円山公園の他に中島公園や真駒内公園、北海道庁旧本庁舎の池等でも見られます。
オスのオシドリは結構派手な色合いで、メスはどちらかと言えば地味な色合いをしています。
円山公園 4月に見たオシドリ
円山公園にオシドリを最初に見に行ったのは4月12日
野生動物・野鳥に餌をあげることは公園のルールとして禁止されていますが、まああげちゃう人っているんですよね。そのためかオシドリも餌付けされているようで人間には全く怯えず足元まで近づいてきます。
本当に綺麗な鳥です。
鴨の仲間でメスは鴨と一瞬区別がつかないこともありました。
鴨と決定的に違うのは頭の後ろの毛です。鴨にはモヒカンのような毛は頭にありませんがオシドリには頭の後ろにモヒカンのような毛(羽?)があるのが特徴です。
この時期は夫婦仲良く一緒に泳いでいることが多いオシドリで、夫婦仲良く泳いでいる姿をみて「おしどり夫婦」という言葉が生まれたのでしょうね。
でも、実はワンシーズンのみの夫婦で、子育てもメスのみのワンオペという、別に仲睦まじく無いじゃん!というのが本当のオシドリです。
6月上旬に雛が生まれる
6月上旬に雛が生まれたという話を聞いて見に行ってきました。
可愛いオシドリの雛が元気に池で泳いでいました。
鳥の雛って親鳥の後ろをついて回ってると思っていたのですが、実際には近くにはいるものの結構勝手にあちこち泳いだり陸地に上がったりしているんですね。
でも、親鳥(メス)が「クァ クァー」って鳴くと一斉に雛たちが親鳥の元に集まります。
「集まれ~!!!」と言っているのかどうかは分かりませんが、一斉に集まる様を見るとそれは可愛い雛たちです。
オシドリの雛のお昼寝タイム
しばらく見ていると泳ぎ着かれたのか陸地に上がってきてお昼寝タイムに
身体を寄せ合って暖かくして眠って・・・いる雛もいれば寝ずに他の雛の上に乗って遊んでいる雛もいます。
いえ~い!という感じで寝ている雛の上に乗ってくる雛
同じオシドリの雛でもよく見ていると個性があるんだな~ってことに気が付きます。
すぐ脇では母鳥がきちんと雛たちを見ています。
でも、オスはどうしているか?というと円山公園には池が2つあって、もう1つの池でのんびりしています。
完全に雌鶏のワンオペです。人間なら離婚確実ですよ。
雛たちが身体を寄せ合って集まっているとめっちゃもふもふしていてすっごく可愛いですよ。
この時雛たちは12羽いました。
9日後の円山公園のオシドリの雛たち
前回見に行った時から約10日にもう1度見に。
すると12羽いたオシドリの雛が7匹になっていました・・・
野生の世界ですから他の動物に捕まってしまったり心無い人が持ち帰ったりしたのでしょうね。
でも若干大きくなって目元も少しキリっとしてきていました。
人間は全く恐れておらず、足元を時折通っていきました。
時折、陸地で遊んでいる雛を母鳥が集めて池の中へ。
親鳥が鳴いて一斉に集まるところを動画で撮りましたので良ければ見てください。40秒くらいの動画です。
撮影に使ったカメラ
なお、すべてコンデジの「SONY Cyber-shot DSC-RX10M3」で撮影しています。
詳しくは下記記事をご覧ください。
実際600mm相当でこの軽さは本当に楽!
一眼に600mmのレンズをつけたものと比較するとこんなに違うので持ち運びも全く違います。
もちろん、真剣に撮影のみを行う場合は今でも600mmのレンズを一眼のカメラにつけていますが、普段の散歩だともうRX10M3ばかりです。
なお池の中で泳いでいる時は600mmは必要ですが、池から上がって歩いている時なら3倍ズームのコンデジでもそこそこ撮影出来ます。
出来れば200mm以上の望遠は欲しいですけどね。
以上、オシドリの雛を見てきたお話でした。
2020年もオシドリの雛を撮影に行っています。
コメント