雪とロウソクのコラボレーションが大好きな鈴木です。
雪が積もる地方だと1月後半から2月にかけて、雪と炎のイベントが行われますが、札幌の奥座敷と言われる定山渓温泉でも「定山渓温泉 雪灯路」と呼ばれる雪とロウソクを使ったイベントが行われるということで見てきました。
これが小さなしょぼいイベントかな?と思っていたのですが予想以上に幻想的で美しい景色だったんですよ。
定山渓温泉 雪灯路とは?
札幌市南区にある定山渓神社を舞台にして毎年「さっぽろ雪まつり」の前に行われるイベントです。
雪や氷で作られた灯籠の中にロウソクが灯され、無数のキャンドルライトで参道から境内を照らし出します。
- 2017年は2/1(水)~2/5(日)さっぽろ雪まつりは2/6から
- 2018年は1/31(水)~2/4(日)さっぽろ雪まつりは2/5から
- 2019年は1/30(水)~2/3(日)さっぽろ雪まつりは2/4から
となっており、さっぽろ雪まつり(大通公園会場)が行われる前の週の水曜日から日曜日の5日間開催されていました。
2021年はさっぽろ雪まつりが中止(オンライン開催)になった関係で日程が変更になっています。
2021年2月5日(金)~2021年2月11日(木祝)までの1週間となりました。
開催時間は18時から21時までの3時間です。
雪灯路が行われる定山渓神社
定山渓温泉 雪灯路が行われる定山渓神社は諸説ありますが1905年(明治38年)から1918年(大正7年)の間に創建された神社とされています。
御祭神は上記の6柱で、御利益はいろいろとありそうな神社です。
ただ神職の方は常駐しておらず、御朱印はいただけない神社となっています。
定山渓神社 詳細
なお駐車場は神社前の駐車場ではなく、定山渓公共駐車場を使うように呼びかけているので、公共駐車場の利用をしてくださいね。
定山渓温泉 雪灯路の様子
実際の定山渓温泉 雪灯路の様子を写真を添えて見ていきましょう。
定山渓神社は国道230号線という道に面しており、入口には「雪灯路」と書かれた提灯が左右にかけられています。
中央に2人の男性がいますが、階段で転ばないように様子を見たり手助けしてくれるためにずっと待機していてくれる定山渓温泉の組合員の方です。お疲れ様です。
雪灯路の提灯が温泉街らしいですよね。
最初の数段の階段を上ると右側に雪灯路が並び、白い鳥居が浮かび上がるように見えてきます。
鳥居をくぐり境内へ。
右側を見ると出店が出ています。
雪見茶屋と書かれていて温かい飲み物や食べ物を販売しています。
この時期の定山渓は本当に寒くて温かいものが欲しくなってしまい、ついつい購入してしまいます。
玉ねぎスープをいただきました。
大きなソーセージも販売していたのですが、焚き火で焼いて食べている人が多く、それが非常に美味しそうで、結局食べなかったのですがやっぱり食べれば良かったと後悔中
そして参道を上っていきます。ゆるい坂道です。
狛犬様も鎮座しています。
そして境内と本殿の前へ。
先にお詣りをして、その後に雪灯路を見学しました。
定山渓温泉PR隊長 かっぽん と一緒に写真を撮ることも出来ます。
ただこの時期の着ぐるみって、寒いのか暑いのかどっちなんでしょうね?
フォトコンテストも行われています。またかっぽんグッズも販売されていました。
雪で作られた灯籠が幻想的な景色を作り出していて多くの観光客が写真を一生懸命撮っています。
まあ僕もその1人なんですけどね。
人気なのが雪灯篭でハート側に作られたスペース。記念写真を撮る人が多くいます。
混雑してくると案内係の方が写真を撮ってくれます。
本殿と対角線上にある少し高い場所から全体を撮影
ロウソクの火なのでゆらゆらと揺れる炎が電気とは違う美しさを表現してくれています。
ロウソクの火なので風が上から吹き付けると消えてしまうので係の方が定期的に消えたロウソクに火をつけるという作業が地味に大変そうでした。
特に綺麗だったのは、雪ではなく氷で作られた灯籠です。
氷なので透けて炎が見えるのがまた綺麗でした。
あまり人がいないように見えますが混雑する時は一気に混雑して空く時は一気に空くという感じでした。
理由は定山渓温泉街からシャトルバスが出ていて、バスで来る人が多いのでバスが来るといっきに人が増えて、バスの時間の少し前に人がいなくなるという状態に。
温泉街の中心部と定山渓神社を結ぶシャトルバスは20分に1回出ています。
定山渓神社の本殿の裏側にも小祠や碑が山の斜面にありますが、ここもライトアップされていたり灯籠が置かれて普段とは全く違う景色になります。
上記の写真のようになって全く違う雰囲気に。
また山の斜面にも灯籠が置かれて少し上がれるようになっています。
そして少し上がったところから会場全体の景色を撮影。
人が全く写っていませんが、それなりに人はいましたよ。長時間露光(約60秒)で撮影すると人が消えるので、マニュアル撮影出来るカメラの良いところです。
非常に寒かったけど、綺麗な景色が見れて行って良かったイベントでした。
定山渓温泉 雪灯路の注意点
札幌に住んでいる方なら不要な注意ですが、北海道外から来られる方にいくつかの注意点を。
レンタカーよりバスで
この時期の定山渓に向かう道はかなり凍結していることが多く、雪道に慣れていない人には非常に危険です。レンタカーよりはバスで来る方がおすすめです。
札幌駅からバスが出ています。
服装・靴に注意を
この時期の定山渓はめちゃくちゃ寒いです。氷点下5度以下になることも普通にあります。
そんな気温で1時間以上も見学すると芯から体が冷えてきます。かなり温かい服装で来てください。また使い捨てカイロとかもあった方が良いでしょう。
靴は防滑靴という雪でも滑りにくい靴で来てください。
撮影をするのなら手袋は必須です。手袋ないと手が悴んでシャッター押せなくなります。
定山渓神社には御朱印無し
神社に行くのなら御朱印もいただきたい!と思う人もいますよね。
残念ながら定山渓神社は御朱印をいただくことが出来ません。
僕もイベントの時ならもらえるかも・・・と淡い期待を持っていきましたが、神社の本殿の中にいらした方に確認したら無いとのことでした。
なお御札やおみくじはありますよ。
以上、定山渓温泉 雪灯路についてでした。
北海道の雪も良いですけど、東北の雪も良いですよ。これからがシーズンです。
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