船が大好きな鈴木です。旅先で遊覧船があればかなりの確率で乗ってしまいます。
8月27日、黄金岬のすぐ近くの宿「汐さいの宿 海浜館」に宿泊した後、黄金岬と海の中を見られるという「ニューしゃこたん号」に乗ってきました。これがね、積丹ブルーの海を思いっきり堪能し、更に海の中も見れて、そして海鳥ともたわむれることが出来る船で、一言でいうと、ここまで行ったら乗らないという選択肢は無い!と思うほど素晴らかったです!
写真を多めにその魅力を紹介します。
水中展望船のグラスボート「ニューしゃこたん号」乗り場へのアクセス
ニューしゃこたん号の乗り場は黄金岬のすぐ近くにあります。
車で行くのがベストですが、公共交通機関で行くことも可能です。
その場合は、小樽か余市まで電車で出た後、バスで神威岬方面に向かい、途中の「美国」で下車した後、徒歩で8~10分くらいの距離となっています。
車の場合、チケット売り場の前に駐車場がありますが、土日の最盛期(7月8月)だと満車で駐車できない場合もありますので早めに到着されることをおすすめします。
それほど大きくは無いチケット売り場。この中でチケットを購入します。
このチケット売り場の目の前が乗船場になっています。
チケット売り場から見た乗船場
水中展望船のグラスボート「ニューしゃこたん号」の営業期間と注意点、料金
どこでも同じですが遊覧船は海が荒れていると出港出来ないので中止になります。ニューしゃこたん号も海の状況により出港出来ないことがありますので、天気を見て不安であれば確認した方が良いでしょう。
いくら晴れていても波が高い時があるので注意してくださいね。
ニューしゃこたん号の乗船料金
- 大人(中学生以上)1400円
- 子供(5歳以上小学生まで)700円
- 4歳以下無料
となっています。その他障害者割引や団体割引があります。
ただいろいろなところで割引チケットが配られており、割引チケットがあれば10%OFFで乗船することが出来るので1260円となります。割引チケットは積丹半島にある旅館や民宿、食堂、観光名所等に置かれているので乗る前に確認出来たら、是非行ってください。
乗船時間は約40分で50分~60分間隔で運行しています。
8:30~16:30の間の営業時間となっています。
4月下旬から10月下旬までが営業期間で冬場には乗ることが出来ません。概ねゴールデンウィークくらいから始まると考えていれば良いそうです。
運行ルート
運行ルートは黄金岬の前を通り、宝島周辺から、ビヤノ岬の前を通り引き返すようになっています。
陸地から見た宝島。船が手間にあるのが分かる通り、割りと陸地から近くを通っていきます。
この風景は、前日に泊まった「汐さいの宿、海浜館」の部屋から撮影しています。
>>参考:積丹 黄金岬が窓から見れる「汐さいの宿 海浜館」に泊まってきたよ
水中展望船のグラスボート「ニューしゃこたん号」の外観と中
遊覧から戻ってきたニューしゃこたん号
次の出発まで10~20分の間隔があります。
乗船定員は確か80人(旅客78人)となっていますが、これだけ乗せるとグラスボート部も含めた人数になるので多分、これだけ乗せることはなさそうです。
操縦席の後ろは室内で普通に座ることも出来ますが、窓ガラスを経て見るよりはやはり生で見た方が迫力があるので座る人はまばらでした。
こちらが操縦室
船の地下?というかデッキから階段で降りるとグラスボートらしい水面下を見られるようにガラス張りされた空間があります。
人が乗るとこんな感じです。ただここでまわりに気を遣えないおばちゃん集団と一緒になると背中合わせで話し出して「すいません」と話しかけても無視して話し続けるのが厄介なところ(笑)
水深が深いところに行くとただ青いだけで何も見えないので乗務員の方が上にいた方が良いか下に居た方が良いか説明してくれます。というかあまり下にいる時間はありません。
グラスボート「ニューしゃこたん号」から見た海の中
気になるのが海の中ですよね。
写真で撮影したものが下記のものです。
ウニやヒトデを見ることが出来ます。ウニってこんなに海の中にいるものなんだな~と思いました。
写真だとあまりよく分からないと思いますので動画でも撮影しました。20秒ほどの動画です。
動画には写っていませんが時折、魚が泳いでいるのも見れましたが、魚が見えるかどうかは運でしょう。
ニューしゃこたん号で積丹ブルーの海と海鳥を堪能する
出発した後の積丹ブルーの海へ
最初は黄金岬港の堤防よりも外の海へ。
黄金岬が見えてきます。
前方に見えるのが宝島です。
地図には乗っていませんが、小島と呼ばれる非常に小さな島
積丹ブルーの海と絶壁とも言える陸地、そして青い空と白い雲が綺麗なコントラストを描き、まさに絶景!と言える景色が見られます。
そしてしばらくすると海鳥が近づいてきます。餌を配ることが出来るので(小さいお子さん、若い方優先)、その餌をもらいに近づいてきます。
海からしか行くことが出来ない砂浜ということでキャンプ場にもなっているそうです。
撮影しているカメラは一眼レフのカメラですが、スマホでもこれくらいの近さで海鳥を撮影することが出来ます。
上の写真の通り、本当に目の前まで餌を取りに来ますから。
本当に青い、まさに積丹ブルーと呼ばれる所以がわかる海
40分と決して長くは無い時間ですが、やっぱり乗船して良かった!と思わせてくれる遊覧船でした。
動画もあるのでよければ見てください。30秒ほどの短い動画です。
ニューしゃこたん号 基本情報
- 住所(チケット売り場):〒046-0201 北海道積丹郡積丹町美国町厚苫山380-6
- 電話番号:0135-44-2455
- チケット料金:大人1400円 子供(小学生以下)700円
- 営業時間:8:30~16:30
- 営業期間:4月下旬から10月まで
- 参考サイト:ニューしゃこたん号(積丹観光協会)
この付近で他に遊覧船を楽しめるのは小樽になります。小樽では、青の洞窟海上クルージングと呼ばれるクルージングがおすすめです!
実際に青い洞窟海上クルージングに参加したレポートも書いているので良ければみてください。
>>小樽での「青の洞窟 海上クルージング」が素晴らしかった!
小樽から黄金岬までは約42キロ、車で1時間ほどの距離ですから小樽観光から少し足を伸ばせばこんな海上遊覧船を楽しむことが出来ますよ。
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