旅行にいって遊覧船・観光船があると乗らずにはいられない鈴木です。
小樽には遊覧船・観光船がいくつかありますが、その中で一番安く乗られるのが、小樽海上観光船「あおばと」です。
いくつかのルートがあるのですが、一番短いルートで20分ほどですが価格は800円(2019年8月現在)となっており、小樽での遊覧船・観光船の中では最も安くなっています。
小樽駅からおたる水族館や小樽市鰊御殿へのアクセスに使うと小樽旅行の想い出もきっとより鮮明に残りますよ。
実際に乗った感想を含めて、写真を多めに紹介していきます。
小樽海上観光船「あおばと」とアクセス方法について
小樽海上観光船「あおばと」は小樽港第3号埠頭からおたる水族館のある祝津港、その先のオタモイ海岸の遊覧を行う観光船です。
- 住所:〒047-0007 北海道小樽市港町4−2
- 電話番号:0134-29-3131
- 営業時間:10:00~16:00くらい
- 定休日:冬季休業(例年4月末から10月中旬くらいまで)
- 入場料:乗船料は別途
- 駐車場:なし(近くに有料駐車場あり)
- マップコード:493 690 712*37
- 公式サイト:小樽海上観光船
小樽海上観光船「あおばと」の料金
乗船料は800円からでどこから乗って、どのルートを回るかで異なります。
出発は、小樽港で祝津港を経由して、オタモイ周遊航路へとなります。料金は下記の通りです(2019年8月現在)。
- 小樽港-祝津港:800円
- 小樽港-小樽港(祝津港経由・オタモイ海岸周遊):3000円
- 小樽港-祝津港経由-オタモイ海岸周遊-祝津港:2400円
- 祝津港-オタモイ海岸周遊-祝津港:1600円
- 祝津港-オタモイ海岸周遊-祝津港経由-小樽港:2400円
簡単にわければ、
- 小樽-祝津港 間:800円
- 祝津港からオタモイ海岸周遊:1600円
全部に乗ると3200円のところ割引となって3000円という料金です。
なおクレジットカードでの支払いは出来ません。現金のみです。
じゃらんから予約するとポイント分お得になるので、じゃらんから予約されるとお得です。
下記から「小樽海上観光船」を選んでくださいね。
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なお、じゃらんでアクティビティを予約する前にじゃらんの割引クーポンが出ていないかチェックすることをおすすめします!
「あおばと」乗船時間
小樽海上観光船「あおばと」の乗船時間ですが、時期によって変わります。
ただ基本的に小樽港出発は
- 午前:10:00からと11:00
- 午後:13:00・14:00(15:00)・16:00(17:00)
の1日5便です。
「あおばと」乗船場所 小樽第3号埠頭へのアクセス方法・行き方
あおばとの乗船場である小樽第3号埠頭までへのアクセス方法3通りをお伝えします。
- 公共交通機関で向かう
- タクシーで向かう
- 車・レンタカーで向かう
おすすめは「公共交通機関」ですが、それぞれを説明します。
公共交通機関の場合
小樽海上観光船「あおばと」の乗船場所である小樽第3号埠頭へは小樽駅から徒歩10~15分くらいとなっています。
小樽駅を出て正面を見てください。
小樽駅を出ると正面に海へと続く坂道(下り)があります。この道をただひたすらまっすぐ進むだけです。
途中小樽運河を通ります。
小樽運河のすぐ横に「小樽運河クルーズ」の乗船場がありますが、ここでは無いので間違えないでください。
この前を通り過ぎて進むと古いビルが見えてきます。
上記の写真の建物が乗船場です。中に入るとチケット売場があります。
小樽駅から歩いていくメリットは途中にある「小樽歴史歴建造物」や小樽運河を見ながら行くことが出来ることです。ゆったりとした坂道なので、比較的楽にたどり着けます。
3人以上ならタクシーの利用もお得
小樽駅から10分も歩きたくないという方は小樽駅から小樽第3号埠頭近くまでのバスが出ていますが、バスの待ち時間を考えると歩いた方が早い場合もあります。
もし3人以上なら渋滞していない限りタクシーの初乗り料金で行ける距離なので、タクシーを利用するとバスを使った時と同じくらいの料金になります。
小樽駅からタクシーを使うことも考えてくださいね。
車・レンタカーで向かう場合
車・レンタカーで向かう場合、乗船場には一般用の駐車場が無いので近くの有料駐車場に停めることになります。
乗船場まで100メートル弱のところに「有料観光駐車場」があり普通車なら1日600円で駐車することが出来るので、この駐車場を利用することをおすすめします。
小樽海上観光船 あおばと の一番の注意点
小樽海上観光船 「あおばと」、船なので船ならでは問題はいろいろとあります。
乗り物に弱い人なら船酔いとか天気が悪ければ欠航とか。
小樽海上観光船 「あおばと」の問題は欠航時に公式サイトで情報が掲載されないことが多いことです。
今日は晴れているから大丈夫だろ・・・と思っていくと海上は波が高いこともあって、欠航している場合もあります。
以前、晴れているし風もそんなに強くないし、大丈夫だろう・・・と思っていった時は欠航していました(´;ω;`)
出来れば事前に電話で運航しているか確認されることをおすすめします。
公式サイトに掲載されている場合もありますが当日の早い時間だと掲載されていないことも多々あります。
「あおばと」から見られる景色はシャコタンブルーの絶景
じゃらんで予約しておいたのでカウンターでその旨伝えてチケットをいただき乗船です。
時間の少し前になると船が入港してきます。
建物から少しだけ歩いて、船へ。
なお車椅子の方がいる場合は優先して車椅子の方が乗船します。きちんと乗船を手伝ってくれるので、車椅子や足腰が悪い方でも大丈夫ですよ。
上記写真の後ろの野外部分にいる場合は、子ども(概ね小学生以下)は念のためにライフジャケット着用となります。
大人の場合でも腰に巻くライフジャケットをつけることになります。腰用のライフジャケットはウエストポーチをつけるような感じです。
座席の場合は特にライフジャケットは必要ありません。
天気の良い日は外がおすすめですが、天気が悪かったりゆっくりしたい場合、鳥が苦手な場合は、室内の客席がおすすめです。
乗船が終わると出発です。
では出発、建物から離れていきます。
同時に海鳥たちが船の後を追ってきます。
小樽港と外海は2つの灯台に挟まれたところを抜けていきます。
Google Mapの航空写真で見ると海の中に線が入っているのがわかります。
防波堤がずっと囲んでいるから小樽港内はあまり波が高くならないようになっています。
灯台を抜けていよいよ外海へ。
最初に白い灯台、続いて赤い灯台が近くに見えます。
そして外海、小樽のある積丹半島の海は本当に青くて美しく、その海の色を「積丹ブルー」と呼ぶようになっています。
積丹ブルーの海と海岸線の景色、絶景です!
長い年月によって侵食された崖が海側から綺麗に見えるのは船だからこその特権
陸地からだとこの景色はほとんど見られません。
乗船時間は小樽港から祝津港までは20分ですが、それでも美しい海を堪能出来ます。
徐々に祝津港が見えてきます。
少しずつスピードを落とし、港へと進んでいきます。
テトラポットの防波堤を過ぎたら祝津港です。
祝津港は基本的に漁港なので、漁港らしい風景が見えてきます。
そして到着、上記写真の中央に見える建物は鰊御殿です。その上は日和山灯台です。
鰊御殿は見学可能ですが、日和山灯台は通常見学出来ません。
そして下船。
20分間の楽しい船旅でした。
ここから先のオタモイ海岸周航路は別の船からの写真ですが、概ね下記の通りです。
先程見えた鰊御殿の横を通っていきます。
トド岩と呼ばれる冬になると野生のトドが訪れる岩の小さな島
オタモイ龍宮閣と呼ばれた昔の行楽施設の跡地も見れます。
あおばとから海鳥を撮る・餌をやる
小樽海上観光船「あおばと」の楽しみ方は景色を楽しむことだけではありません。
船の後を追ってくる海鳥を見るのも楽しみの1つです。
船内で海鳥用の餌を100円で販売しており、その餌を空中に投げると海鳥が上手くキャッチしていきます。たまに失敗して海の落ちますが落ちた餌を狙って着水する海鳥もいます。
本当に目の前を海鳥が通っていくので迫力が凄いです。
スマホで撮影していたら、餌と間違えたようで指を突かれました。
スマホでも近くを通るので大きく撮影出来ます。
子どもたちだけでなく大人も歓声をあげて海鳥を楽しんでいました。
目は少し怖い海鳥ですが飛ぶ姿はとても美しく鳥になりたいな・・・なんて思うかもしれません。
動画もあるので良ければ見てください。
上記は景色中心、下記は海鳥中心です。
祝津港についたら、おたる水族館や鰊御殿を見学するのも良いですよ。
おたる水族館については下記記事をご覧ください。
小樽海上観光船「あおばと」は乗るべき?口コミや評判について
ネット上で小樽海上観光船「あおばと」の口コミや評判を見ると概ね良好です。
実際に乗った僕も「小樽-祝津港」間の船に気軽に乗れて800円というのは非常にお得であり楽しめるのでおすすめ出来るものです。
ただし、まだ寒い5月上旬や寒くなる9月下旬だと、予想以上に海の上が寒くて楽しめなかったという声もいくつかありました。
いくら陸地は暖かくても、北海道の海の上は非常に寒いこともあるので、上着は1枚着ていった方が良いでしょう。また5月や9月中旬以降は、少し厚着の方が良いかもしれません。
小樽の遊覧船・観光船と言えば小樽海上観光船以外に
がありますが、小樽運河クルーズはあくまでも小樽運河を楽しむためのもので積丹ブルーの海を楽しむことは出来ません。
海を楽しむか運河を楽しむかということで比べるべきものでは無いと思います。
一方の「青の洞窟クルーズ」はほぼ小樽海上観光船「あおばと」の3000円の最長航路と同じです。
ただし感動は圧倒的に「青の洞窟クルーズ」です。3000円出して小樽海上観光船「あおばと」に乗るのなら後2000~2500円出して(つまり5000~5500円)で「小樽 青の洞窟クルーズ」に乗る方が想い出には良いですよ。
本当に「青の洞窟クルーズ」は素晴らしいですから。
じゃあ、小樽海上観光船「あおばと」は意味が無いのか?というとそうではなく、小樽-祝津間を800円という低料金で楽しめるというメリットがあります。
- 船に長時間乗るのはキツいけど、せっかくだから小樽の景色は楽しみたい
- 小樽からおたる水族館に行くのに船で行ってみたい
- とりあえず記念に船に乗っておきたい
- 低価格で小樽の海を楽しみたい
という方には小樽海上観光船「あおばと」はおすすめです。
ただし本州から一生の内に1~3回しか北海道・小樽に来ないだろう・・・という方は青の洞窟クルーズをおすすめします。
以上、小樽海上観光船「あおばと」についてでした。
予約の前にお得なクーポンが無いかチェックしてくださいね。
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