小樽がとても好きな鈴木です。
札幌とセットで訪れる人も多い小樽。せっかく小樽で宿泊するのなら小樽らしい場所で小樽の景色を楽しみながら宿泊したいと思いませんか?
では小樽らしい場所と言えばどこか?と言われればやはり小樽運河を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
ということで小樽運河が目の前にある「ホテルノルド小樽」に宿泊してきました。
朝食も美味しく小樽運河や小樽の海を客室から望むことが出来るおすすめ出来るホテルでした。
小樽が好きで何回も小樽にいって小樽の観光情報サイトまで作った僕が、実際に泊まった感想から口コミを含めて詳しく解説します。
ホテルノルド小樽はこんな人におすすめ
ホテルや旅館って好みがありますし、目的によっても選ぶ基準は異なりますよね。
ホテルノルド小樽はこんな人におすすめです。
- 小樽駅から迷わず行けるホテルが良い
- 小樽運河を部屋から見られるホテルが良い
- 大浴場は好きじゃないから部屋のお風呂(バス)が良い人
- 朝食がビュッフェスタイルで北海道らしいメニューもあって美味しいのが良い
- そこそこ評判の良いホテルが良い
- 小樽の海も漫喫したい
初めて小樽に訪れる人の場合、少し裏道に入ったホテルだと迷うこともありますが、小樽駅からまっすぐに行けるホテルノルド小樽は非常にわかりやすく、目の前が小樽運河です。
また旅行で温泉に入りたい人もいれば、大浴場は苦手という人もいます。
ホテルノルド小樽は大浴場・温泉は無い分、小樽運河前にある他のホテルよりも少しホテル代が安くなっているので、大浴場や温泉は無くても良いという人にもおすすめです。
なお、温泉・大浴場を楽しみたいという方は隣の「ホテルソニア小樽」(ホテルノルド小樽と同じホテルチェーン)か少しだけ離れた「小樽 ふる川」に宿泊するのがおすすめです。
ホテルソニア小樽は宿泊したことが無いのでわかりませんが「小樽 ふる川」はとても良かったですよ。
そして小樽と言えば港町であり運河の街です。
ホテルノルド小樽の目の前には小樽運河クルーズの乗船場があり、徒歩2~3分のところには小樽の海を漫喫出来る小樽海上観光船「あおばと」(冬季は運休)の乗船場があります。


小樽の海を楽しみたい人には非常に便利な場所にあるホテルです。
ホテルノルド小樽へのアクセス方法・行き方と場所
ホテルノルド小樽は小樽運河の目の前にあります。上記写真のほぼ中央にある屋上にドーム型の展望台のようなものが乗っている建物がホテルノルド小樽です。
小樽運河の前にあるホテル・旅館は3つでその内の1つがホテルノルド小樽です。
ホテルノルド小樽を正面から見たのが上記の写真です。
小樽駅は出口は1つのみで、上記の写真は小樽駅を正面から撮影したものです(春頃)。
そして小樽駅を出てすぐ前を撮影したのが下記の写真
坂道が続き、奥に海が見えますが、海の右横にホテルノルドの屋上部分のドーム型の建物(これはバーになっています)が見えますよね。
つまり小樽駅を出て建物が見えているのでただ坂道を下っていくだけです。
Google Mapで確認すると上記の通り徒歩9分 or 11分と案内されますが、このルートは共に遠回りなんです。
Google Mapではロータリーであろう場所を大きく迂回するルートにしていますが、実際には上記の図のようにロータリー内には歩道があり100メートルほど距離を短縮出来ます。
実際には650メートルほどなので徒歩7~8分で到着します。
それでも歩きたくないという人は、小樽駅前のバスターミナルから「おたる散策バス」(1時間に2本)に乗車して1つ目のバス停である「運河プラザ」で下車すれば徒歩2分くらいでホテルノルド小樽に到着します。
タクシーを使ったとしてもワンメーターなので3人以上ならバスよりも安くなります。
札幌から小樽まで行く場合、どの方法が良いかは別サイトですが下記記事をご覧下さい。
ホテルノルド小樽の駐車場
レンタカーや道内に住んでいる方が車で向かう場合、ホテルノルド小樽には駐車場があるので、駐車場は満車になっていない限り問題はありません。
ただし1泊の駐車場料金は1200円となっています。
駐車場は46台までで一般的なワンボックス(1.8mくらい)までなら駐車出来ます。
なお先着順なので混雑している時期だと他の有料駐車場を案内されることもあります。
ホテルノルド小樽の外観とロビーの様子
上記の写真は小樽運河の中央付近にある中央橋からホテルノルド小樽を撮影したものです。
小樽運河が目の前だということがわかります。
ホテルノルド小樽の入口は上記写真の正面入口(交差点に面している)と駐車場側の入口の2箇所です。
小樽駅方面から来ると上記の正面入口から入ります。
小樽市の都市景観賞も受賞したことがある小樽の街並みに馴染む外観です。
ロビーは割と広めで丸形のおソファーが2つ置かれていました。
入口上はステンドグラスでガラスの街小樽らしさを演出しています。
カウンターは上記の通りで、大きくはありませんが客室数が98部屋なので、それほど並ぶことにもなりません。
ロビー部分は吹き抜けになっていて2階から見渡すことも出来ます。
ホテルノルド小樽は建物の中央が中庭になっており、夏季は噴水もあるそうですが、宿泊したのが冬だったため噴水は閉鎖されていました。
上を見上げた様子
エレベーターは2基です。
ロビーの片隅には喫煙所がありました。
基本的に客室は禁煙となっているため、タバコが吸えるのはここだけとなります。
なお売店は無く館内にあるのは飲料の自動販売機のみとなるため、何か食べたいのであれば徒歩3~4分の距離にあるコンビニ(ローソンとファミマ)に行くことになります。
ホテルノルド小樽の部屋
ホテルノルド小樽は9種類の客室があります。
- エグゼグティブツインリバービュー(57㎡・運河側)
- ジュニアスイートルーム(39㎡・街側)
- スーペリアツイン(30㎡・運河側)
- スタンダードツイン(25㎡・運河側と街側)
- スタンダードダブル(25㎡・街側に近い運河側)
- スタンダードセミダブル(15㎡・街側)
- グランデ(ファミリー)(57㎡・運河側)
- グランデ(和洋室)(57㎡・運河側)
- アクセシブルツイン(30㎡・運河側)
今回は運河側の部屋確約のプランで一番部屋数の多いスタンダードツインに宿泊しました。
ホテルノルド小樽は、運河側と街側の部屋があり、どうせ泊まるのであればやはり運河が見られる部屋を選ぶのがおすすめです。
ホテルノルド小樽 スタンダードツインの部屋の様子
スタンダードツインは部屋によって若干間取りが異なるそうなのですが、今回泊まった部屋は6階の運河側の角部屋です。
天井に照明があるので部屋も明るくなっています。
ベッドは110cm幅のアンネルベッドは硬くもなく柔らかすぎもせず、快適なベッドでした。
部屋の隅にエキストラベッドが置かれており、ソファ代わりに使えるのが何気に便利でした。最大3名まで宿泊出来る部屋です。
廊下との部屋の間にバスルームとクローゼットが置かれています。
部屋の家電の設備・備品
テレビは32型のパナソニック製のものでした。
テレビの置いてある机の上の奥には電源とUSBタイプの電源と有線LAN端子が備え付けられていました。
机の一番下には金庫もあります。
部屋にある電気ポットは湯沸かし専用のものとなっていました。
もちろんグラスとカップは用意されています。
冷蔵庫は小さくワンドアタイプです。
冷蔵のみなのでアイスクリームを買ってきて入れておくことが出来ないのが残念なところ
なおお土産で購入したものが冷凍品の場合、フロントで預かってもらえます。
部屋にはPanasonic製の加湿空気清浄機が置かれているのが良かったです。
洗面所にパナソニック製のドライヤーが置かれていました。
ベッドの間にあるサイドテーブルには上記写真のように電源がついているので、スマホを充電しながら使うことが出来るようになっていました。
なおスマホの充電器は若干ですが用意されていますが、数が足りない時もあるので持っていくのがおすすめです。
ハンガーはクローゼットの中に8個(写真は6個ですが)あり2人だと十分な数でした。
部屋のバスルーム・トイレとアメニティ
洗面所は独立してあり、この横がトイレ付きのユニットバスとなっています。
スーペリアツイン以上の部屋になるとトイレとバスタブは別々になるそうです。
洗面所の蛇口はお湯と水が別々の蛇口になっており、水とお湯を両方出して温度調整するようになっていました。
部屋にあるアメニティは、歯ブラシ・ヘアブラシ・カミソリ・綿棒となっています。
洗面所にはハンドソープも置いてありました。
ユニットバスにはシャンプーとコンディショナー、ボディソープがありました。
なおクレンジングオイル・化粧水・乳液・洗顔料・シェービングクリーム・ボディタオルはフロントに置かれているので必要に応じて自分で持っていくようになっています。
トイレはウォシュレット付きなのですが、ウォシュレットのボタンが反対側の壁にあり、少し前に乗り出さないと届かないのが少し残念なところでした。
身長が低い人だとウォシュレットのボタンを押すのが大変かもしれません。
ホテルノルド小樽のパジャマ・部屋着とスリッパ
パジャマは上記写真のものが置いてありました。
肥満気味の僕が着ても余裕があったので、よほど太った人(身長170cm未満で100kg超えているような)で無ければ着られると思います。
子供用のパジャマも用意してあるそうで、サイズは100cm・120cm・130cmとなっているそうです。
スリッパは使い捨てのものではなかったのですが、これ嫌いな人は履かないですよね。
出来れば使い捨てのスリッパを用意しておいてくれると嬉しいな~と思いました。
使ったら洗っているとは思うのですが、出来れば使い捨ての方が安心ですからね。
なお子供用のスリッパの用意もあるそうです。
クローゼットの中には消臭スプレーもありました。
なお廊下の音はベッドの上ではほとんど聞こえませんが、ドアの前だとかなり聴こえました。
部屋からの眺め
今回は運河川の部屋に泊まりましたが、部屋からの眺めは下記の写真の通りです。
今回6階の部屋ということもあり小樽の海まで見渡せて、すぐ下には小樽運河も見えました。
橋は中央橋で橋の下に舟がありますが、この舟が小樽運河クルーズの舟です。
古いレンガ倉庫と小樽運河、小樽らしい景色が見られるのは素晴らしいです。
このホテルを選んで良かったと思いました。
ホテルノルド小樽のWi-Fi速度
ホテルと言えば最近はWi-Fiが当然になっており、当然ホテルノルド小樽も無料のWi-Fiがあります。
実際にWi-Fiの速度を計測した結果が下記です。
チェックインして間もない時(16時頃)はダウンロードで15~37Mbps、アップロードで50Mbps前後と割と高速で快適でした。
ただし深夜0時頃になると使っている人が増えたからか、ダウンロードで5Mbpsを切るほど速度が低下してしまいました。
旅先で使うアプリのアップデートが走ってしまい、ダウンロードしたのですが約200MBのデータのダウンロードに30分ほどかかる事態に。
ひょっとしたら大きなファイルのダウンロードは速度制限がかかっているかもしれません。
ただスマホでLINEやTwitterをするくらいなら快適に使える速度にはなっています。
ホテルノルド小樽の食事(朝食)
ホテルノルド小樽は夕食付きのプランもあるのですが、夕食付きのプランはホテルノルド小樽ではなく、隣の同じグループホテルである「ホテルソニア小樽」の寿司バルでいただくことになります。
朝食はホテルノルド小樽2階のレストラン「Sizzle(シズル)」でいただきます。
今回は朝食付きのプランで宿泊しました。
朝食はビュッフェスタイルです。
広々とした明るいレストランで落ち着いて食事が出来ます。
嬉しいのは運河側のテーブルなら小樽運河を見ながら食事が出来るところ
小樽運河と朝日を見ながら食事が出来ます。
サラダや果物の種類も豊富です。
ご飯やお粥もありましたが、パンもいくつか種類がありました。
フルーツグラノーラやコーンフレークもありました。そしてドリンクとして牛乳もあるのですが、普通は低脂肪乳等の安い加工乳のところが多い中、美瑛牛乳でこれにはびっくり。
牛乳の中でも少しお高めの牛乳です。
海鮮丼が自分で作れるように魚介類も多いのが更に嬉しいところです。
そして海鮮丼用に酢飯も用意されていました。
甘海老にイタヤ貝の貝柱
サーモンのお刺身にイカのお刺身、他にもタラコや鮭フレーク、塩辛がありました。
鮭やホタテは自分で再び炙って食べられるようになっていました。
朝食バイキングの定番、ソーセージやスクランブルエッグもあります。
北海道らしくザンギもありました。卵焼きも当然あります。
上記以外にもスープカレーや珍味類もあって、非常に種類も多く楽しめる朝食です。
朝食付きプランにするかどうか悩んでいるのであれば朝食付きプランで選ぶのがおすすめですよ。
ただし食べ過ぎると昼食が食べられなくなるので昼食も食べる予定でしたら、やや控えめが良いかもしれません。
なお夕食は他で食べるということであればホテルノルド小樽から徒歩2~3分の距離にあるお寿司屋さん「すし耕」がおすすめです!
石蔵作りの建物のお寿司屋さんで小樽やその近郊の美味しい海の幸を明朗会計でいただくことが出来ます。
ホテルノルド小樽に宿泊した感想と口コミ・評判
ホテルノルド小樽に実際に宿泊した感想は、中々良くておすすめ出来るホテルだったということです。
- 接客は5段階評価で4くらい
- 朝食は5段階評価で4.5くらい
- 部屋は5段階評価で3.5くらい
総合評価で5段階で4を超えるくらいです。
部屋が低いのは眺めは良いのですが、一部掃除が行き届いてなかった部分があったから。
口コミ投稿サイトでそのことは書いて返信があったので、改善はされていくと思います。
宿泊予約サイトの口コミも割と良くて
- じゃらん:総合評価4.2
- 楽天トラベル:総合評価4.4
- Yahoo!トラベル:総合評価4.15
となっています。
口コミで気になったのは駅から遠いというもの。
でも、小樽に観光に行くのなら小樽運河は欠かせないスポットなので、ホテルに荷物を置いて小樽運河散策に出かけるのなら良い場所です。
全体的に高評価の宿です。
そして嬉しいのがチェックアウトが11時ということ。1時間ゆっくり出来るのは楽です。
10時のチェックアウトが多い中で11時は気持ちに余裕が持てます。
何よりも小樽運河の目の前にあるので、夜は美しい小樽運河の夜景を簡単に見に行くことが出来るのもホテルノルド小樽の魅力です。
上記の写真はホテルノルド小樽の前の交差点を渡ってすぐの中央橋から撮影したものです。
訪れたのが2月の中旬ということもあり、ちょうど「小樽雪あかりの路」というイベントを開催中の時だったのでより綺麗に撮影することが出来ました。
ホテルノルド小樽の基本情報
- 住所:〒047-0031 北海道小樽市色内1丁目4−16
- 電話番号:0134-24-0500
- スマホなら上記電話番号タップで電話出来ます
- 交通手段:小樽駅から徒歩7~8分
- 価格帯:3000~20000円(時期により大きな変動あり)
- 駐車場:あり(有料・1泊1200円)
- マップコード:493 690 587*60
- チェックイン:15時(基本プラン)
- チェックアウト:11時(基本プラン)
- 公式サイト1:ホテルノルド小樽
- 公式サイト2:
ホテルノルド小樽
- 宿泊日:2020年2月12日(夫婦2人で宿泊)
今回は楽天ポイントが貯まっていたので楽天トラベルで予約しました。
各ホテル宿泊サイトで予約が可能です。
なお、ホテルノルド小樽はマイステイズグループのホテルです。マイステイズの会員の方はマイステイズのサイトから申込むとお得な場合があります。
マイステイズグループは「ベストレート保証」を行っているので最安値は公式サイトで申込むことになります。
しかし宿泊予約サイトのポイント還元まで考慮すると宿泊予約サイトの方がお得になることはあります。両方確認してお得な方を選ぶのが良いでしょう。
なお北海道外から小樽に旅行に来るのであれば飛行機とセットで申込むプランがおすすめです。
なお宿泊予約サイトで予約する場合はお得なクーポンが出ていないかチェックしてくださいね。

以上、ホテルノルド小樽についてでした。



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